アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

細切りリンゴのパイ

2007年09月29日 | Pastries


アップルパイを作ろうとパイ生地を作っていたのですが、生地を一晩寝かせている間にアップルパイ熱が冷めてしまい少しだけ目先を変えたリンゴを細切りにしてのせたパイを作ってみました。パイ生地をかぶせていないのでパイらしい膨らみもなく、タルトリングを使って作ったので、パイというよりタルトに近いような感じにも見えます。

リンゴのパイというといつもシナモン風味というイメージがなんとなく強いので、今回はアーモンドの風味を前面に押し出すようにしてみました。アーモンドペーストたっぷりのケーキのようなパイに仕上がりました。



アーモンドの香ばしい風味とキャラメルソース、とろっとした生クリームが口の中でとろける様な美味しさです。生のリンゴをそのままのせているのでリンゴの歯ごたえも残っています。シナモンは今回は使わずに!と思っていたのですが、最後の最後で生クリームに飾り付けしてしまいました・・・。細切りリンゴ、かなりの量をわさっと乗せて焼いたはずなのですが、もっと乗せてもいいかなと思うくらいの落ち着きようです。



レシピ(21センチ丸型)

<パイ生地>
バター・・・80g
クリームチーズ・・・70g
粉・・・115g
塩・・・一つまみ
水・・・大さじ1

1.バターとクリームチーズは1.5センチ各に切り冷蔵庫で冷やしておく。
2.バター、クリームチーズ、粉、塩をフードプロセッサーにかけ、米粒の半分くらいの大きさになったら水を加え一つにまとめる。
3.ラップでしっかり包み、冷蔵庫で一晩寝かす。
4.寝かした生地を打ち粉をした台に取り出し、25センチくらいに伸ばしては2つに切り、重ねてまた伸ばすことを2回繰り返す。
5.型より少し大きく伸ばし型に敷き込む。

<アーモンドペースト>
砂糖・・・65g
アーモンドパウダー・・・65g
無縁バター・・・65g
卵・・・2個

6.室温に戻したバターに砂糖を加え白っぽくなるまですり混ぜる。
7.溶いた卵を少しずつ加え、その都度しっかり混ぜる。
8.振るったアーモンドパウダーをゴムベラで切り混ぜる。

<リンゴ>
リンゴ・・・2個
砂糖・・・大さじ1
レモン汁・・・大さじ1

9.リンゴを4つ切りにして芯をとり、薄切りにしさらに5ミリ幅くらいの千切りにする。
10.砂糖とレモン汁を加えざっと混ぜ合わせておく。
11.パイ生地を敷いた台にアーモンドペーストを敷き詰め、その上に細切りリンゴを乗せて220度で10分、190度に落として40分焼く。

<キャラメルソース>
バター・・・25g
ブラウンシュガー・・・15g
砂糖・・・15g
生クリーム・・・60cc

12.焼きあがってからキャラメルソースの材料、砂糖、ブラウンシュガー、バターを小鍋に入れてふつふつと2分程度煮詰め、生クリームを加えて更に2分程度煮詰める。
13.粗熱の取れたケーキに掛け、お好みで生クリームを泡立てたものといただく。



今回はキャラメルソース&生クリームにしましたが、バニラアイスでもとっても美味しそう!温かいパイに溶けかかったアイス・・・いいですねぇ。



夕方キッチンから外を見ると、素晴らしい夕焼けが広がっていました。すぐに庭に出てパチリ。ツーソンは空気もきれいなせいか、夕焼けも最高です。


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フィナンシェ

2007年09月27日 | Pastries


最近、カスタードを作ったりアイスクリームを作ったりでまたまた冷蔵庫に卵白が大量にたまってしまい、一気に卵白を使いたかったのでフィナンシェを作ることにしました。かなり大量のバターを使うので(だから美味しいのですが・・・)少し罪悪感が残るお菓子です。(笑)

焼き立てはサクサク感を、翌日はしっとりと落ち着いた状態を、どちらも楽しめるお菓子です。焦がしバターの風味がとてもよく、翌日分も残しておかなくてはと思いつつもついつい手が伸びてしまいます。



フィナンシェ型ではなく、ミニパウンド型で焼いてみました。なんとなくこの方がかわいい感じがするような気がします。というか、フィナンシェ型持ってないだけなのですけれどね。型の半分まで生地を入れています。

レシピ(5x10x5のパウンド型5台分)

バター・・・135g
卵白・・・L玉3個分(約110~120g)
砂糖・・・110g
塩・・・少々
はちみつ・・・25g

薄力粉・・・65g
アーモンドパウダー・・・85g
ベーキングパウダー・・・小さじ1/4

1.小鍋にバターを入れ中火にかけて焦がしバターを作る。薄いきつね色になったらペーパータオルなどで漉す。
2.粉類はあわせてふるっておく。
3.卵白、砂糖、塩をボールに入れ、泡立てないように混ぜ合わせ、温めたはちみつを加え更にとろりとするまで混ぜる。
4.ふるった粉類を加え混ぜ、ゴムベラに持ち替えて溶かしバターを数回に分けて切り混ぜる。
5.型に入れ200度で15分、170度に落として25分ほど焼く。



普通のフィナンシェよりも厚みがあるせいか、しっとり感が深く濃厚さが舌に伝わりとっても美味 あまり作ることがないのですが、シンプルな焼き菓子もたまにはいいかなぁという気にさせられます。彼もとても気に入ったようなので次回はもう少し個数を増やして焼いてみます。



今日は日本人妻お料理会でした。月に2回なのでなんだかあっという間に次のお料理会がやってきて、私とすればうれしい限り。今日のメニューはこちらです。

鶏粥の雑炊
豚肉と刻み昆布の土佐煮
春雨の中華風酢の物
大根と牛こま肉の煮込み
豆腐プラマンジェ

昆布にきのこに鰹節と、どれもこれも我が家では絶対に食卓に上がらないようなものばかり&美味し~い。こういった和風な献立たまに食べられると幸せです。そしてやはり誰かが作ってくれた料理ってそれだけで嬉しいですね。終わったばかりですが、今から既に次回が楽しみです。

今回お邪魔したお宅は細部に渡ってハロウィンの飾り付けが施されていてとてもステキなお家でした。テーブルセッティングももちろんハロウィン。ホリデー系にはあまり(というかほとんど)力を入れない私たち、家が完成したら少しずつ始めてみても良いかな・・という気になりました。


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バゲットと天然酵母エキスのカンパーニュ

2007年09月25日 | Bread


もうバゲットはいいよ・・・と思われているかもしれませんが、あまりにも嬉しい一本が焼きあがったのでやはり載せずにはいられません。細かいところをみたらまだまだなのですが、なんとなくの雰囲気は合格かな・・・と。クープの大きさも揃い、多少ねじれてしまいましたがいい感じ♪実は焼きあがるまでの30分、ずーっとオーブンのドアに額をくっつけて観察していました。今までのべろんと広がってそのまま固まってしまうクープとは何か違うものがあります。焼き上がりを見て、キッチンで小躍りです、ホントに。



それでも本の写真などと比べてみるとやはり違いますね・・・。(当たり前?)もっとこう、クープがめくれる感じに焼き上がってくれると素晴らしいのですが、難しいです。シンプルなパンだけに奥が深すぎです。



気泡は相変わらず出来ません。次回はもう少し水分量を上げて作ってみます。



黒ぶどうのジュースを作りました。残りカスで今回は酵母エキスを作ってみることに。煮沸した瓶にぶどうカスと砂糖小さじ1、それに水を加えて4、5日です。毎日瓶を振って蓋を開けるとプシュ~っとガスが抜けて、いい香りが・・・。5日も経つと完全にアルコールの匂いになります。ワインっぽい香りなのですが、どことなくビールみたいな香りも混じっていい匂い!



何故か我流の適当配合で作ってしまい、クープも気泡もイマイチでしたが瑞々しいリュスティックのような食感のパンになりました。黒ぶどうのエキスなのでうっすらと紫色に染まり、焼き上がりはほんわりワインの様な香りが漂いました。少しだけ酸味のあるカンパーニュ、トーストして食べても美味しいです。

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先週修理に出した車、別のことで軽い気持ちでショップに持っていったら更なる問題が発見されてしまいました。すぐに修理する必要もなかったのですが、いつ危険な状態になるかも知れないので泣く泣く修理に・・・。先週と今週で中古車一台買えそうなくらいの出費です。痛~いっ。例え2日でも車のない生活って大変なのですよね。これだけ尽くした?ので、最低でもあと3年はもってもらわないと・・・という感じです。


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コーヒーキャラメルロールケーキ

2007年09月23日 | Pastries


ツーソンに越してきてから初めてのロールケーキです。以前はかなり頻繁に作っていたのですが、引越し後存在をすっかり忘れていました。別のお菓子用にコーヒーキャラメルソースを作ったのですが、いざ作ってみたらなんだかイマイチ?なお菓子だったのでそのソースにそのまま生クリームを加えてロールケーキ用のクリームにしてみました。これがもう大ヒット!ほろ苦いコーヒーキャラメルクリームとココアの入った生地とが絶妙なマッチでとっても美味しい大人なロールケーキに仕上がりました。



トッピング用に少しクリームをよけたせいか、巻き上がってみると少しクリーム足りない?という見た目になってしまいましたが、実際食べてみると丁度良い感じです。切れ目を入れなくても、少々乱暴に扱っても巻いている途中に亀裂の入らない、ふわふわスポンジの配合です。完熟の洋梨があったので、さっと煮て巻き込みました。とろとろな感じがこれまたクリームとぴったりの息で美味しい



レシピ

<コーヒーキャラメルクリーム>
砂糖・・・60g
インスタントコーヒー・・・大さじ1.5
湯・・・50cc
カルーアなどのコーヒーリキュール・・・大さじ1.5
生クリーム・・・150cc

1.鍋に砂糖を入れて中火にかける。茶色くなり泡がふわっと立ったら分量のお湯で溶かしたコーヒーを加えてキャラメルにする。
2.荒熱が取れたらリキュールを入れ混ぜ、ボールに移し生クリームを加え、底に氷水に当てながらハンドミキサーで7部立てにする。

<スポンジ生地>
卵・・・3個
砂糖・・・80g
粉・・・70g
ココア・・・15g
バター・・・15g
牛乳・・・20cc

<シロップ>
砂糖・・・25g
水・・・50cc

洋梨・・・1個(缶詰もしくは、生をさっと砂糖とレモンで煮る)

3.ボールに卵を割り入れて崩し、砂糖を加えて湯せんでもったり字が書けるようになるまで泡立てる。
4.合わせて振るった粉とココアを3、4回に分けて振りいれ、ゴムベラで切るようにさっくり混ぜ合わせる。
5.溶かしバターに生地を一すくい入れ、ゴムベラをつたわせて生地に加え、切り混ぜる。
6.オーブンシートを敷いた天板に生地を流しいれ、表面を平らにして180度に熱したオーブンで7分ほど焼く。
7.焼きあがったら乾燥防止のためサ、ランラップを上からかぶせて冷ます。
8.小鍋に水と砂糖を入れ溶かし、シロップを作る。
9.生地が冷めたら、サランラップをかぶせたままひっくり返し、オーブンシートをはがす。
10.そのオーブンシートを再度元の位置に戻し、ひっくり返しサランラップをはずす。
11.シロップを全体にうち、クリームを満遍なく塗り、洋梨を手前3センチくらいのところに並べる。
12.手前からオーブンシートを持ち上げながらくるくると巻き上げる。
13.冷蔵庫で半日以上寝かせる。



中に巻いたクリームの上に削ったチョコレートをパラパラとし、ココアを振りました。イメージしていた雰囲気とちょっと違ってしまい、なんだか微妙な見た目になってしまいました・・・。



このケーキがいたく気に入った彼、今日だけで15センチも食べてしまいました。25センチのロールケーキなのでもう残りは10センチ弱です。最近太った太ったと騒いでいるのですが、間違いなくスイーツ食べすぎですね。

ロールケーキ作りなんだかとっても楽しかったので、違ったバージョンでまた作ってみようと思っています。

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土曜日、彼の仕事の関係で急にフィネックスに行くことになり、食料品買出しも兼ねて私も便乗していってきました。引っ越してきてから一度もいっていないので、4ヶ月ぶりです。巨大アジアマーケットと日本食材店があるのが何といってもいいですね。見る物見る物全部欲しくなってしまいます。

2週間前に遊びに来てくれた彼の親友宅にも立ち寄り、またまた話に花が咲きあっという間に数時間。楽しかった~。3ヶ月に1度くらい来れたらいいのですが、何が忙しいのか3ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまい、今のところ全く余裕ナシという感じです。またこうやって仕事の関係で来れたらなぁ・・・とひそかに期待しています。


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バゲットとDIY

2007年09月20日 | Bread


会心の一本です。幾度となくバゲットを焼いてきましたが、クープはただ単に開くだけでエッジも立たねば割れもしない・・・というものばかりだったので、やっと報われた気分です。ナイフの入れ具合が均一でないためクープの大きさがまちまちの上、生地の締め方がこれまた均一でないため捻じ曲がって焼きあがってしまいましたが、そんな些細なこと(重要なのですけどね)はどうでもいいくらい嬉しいです。でも本当にねじくれてしまって、端と端180度くらいずれてしまいました・・・。

7つ入れたクープのうち、最高が3つ、まあまあが3つ、開かなかったがの1つ。私にしたら上出来です。焼きあがった後のピシピシはじける音を鼻歌交じりに聞きながら、写真の枚数もいつもよりかなり多く撮ってしまいました。



く~っ、いい感じ いつの日か全てのクープがこんな風に割れて焼きあがってくれることを期待して焼き続けます。

上手く焼けないのはオールパーパスフラワーのせいにしていましたが、粉のせいではなかったみたいです。技術の問題でした。



スッとシャープにクープが入らなく、つれてしまったので波打ってます。次回(多分明日)作るときの課題のひとつです。今回出来上がったのは46センチのバゲット。こんなに長くするつもりはなかったのですが、生地を巻いているうちにハッと気づいたら、天板にも乗らないくらい長くなってしまいました。急きょ天板を裏返して、両端が少し中に浮くというか垂れ下がってしまう感じでの焼成です。オーブンが大きいので救われましたが、危ない危ない・・・。



気泡は全然ダメ・・・。蜂の巣のようなバゲットはどうしたら焼けるのかまだまだ先は長そうです。とりあえずクープのことだけ考えて、気泡は後回しになりそうです。見た目重視で。



家の増築分、全く進んでいません。市の中間チェック(電気、枠組み、水道管、空調システムの4項目)がなかなかパスできず次の工程に進めなかったですが、彼が仕事から帰ってきてから夜な夜な仕上げなんとかパスしました。次の工程は室内の壁なのでやっと家らしくなるかな・・・と楽しみです。

もちろんお隣さんが紹介してくれた業者に頼んで全て行っているのですが、皆副業としてやってくれているため、本業が忙しいときはなかなか来てもらえないこともあります。そんなとき彼が自分でちょこちょこ作業したりするのですが、驚くのが工具の数!素人なのにどうしてそんなものまで持ってるの?というような大掛かりな工具を持っています。そしてもっと驚くのが、それらの工具のほとんどは昨年亡くなった彼の母から譲り受けたものなのです。義母もDIY好きだったようで、家系なんですかね。

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コロネ

2007年09月18日 | Bread


前回作ったフルーツタルトのカスタードがまだ残っているので、何作ろうかな~とパン・ケーキの型が入ったダンボール(そう、ダンボールなんです・・・)をあさってていると、コロネ型が目に入りました。パン作りを始めた頃に勇んで買った割には登場回数が極めて低い型で、今まで2回使ったことがあるかな・・・とそんな感じです。

久々のコロネ、なんだかワクワクしながらの作成です。コロネ自体、大人になってから食べたことあるかなぁ?というパンではないですか?子供のときに沢山食べた記憶もあまりないのですが、何故か懐かしい!と感じてしまうパンです。



どうせ作るなら沢山作ろう!と12個分の生地をこね始めたのですが、よく考えたら型6個しかないし・・・。時間差で作るのも面倒だったので、半分はロールパンにしました。しっかりとした生地なので、渦巻きもきれいに出ていい感じの仕上がりです。お尻までギュッとクリームがつまったコロネ、なんだかとてもほっとする味です。

彼はコロネには思い入れはないと思うのですが、何故かこの見た目にトリコの様です。想像以上に喜んでくれたので、よかったかな。日本で食べていたパンの味がする!と言っていました。



カスタードとチョコ3つずつ出来上がりました。チョコカスタードはカスタードの仕上げにバターを入れるところを、大さじ2のココアを同量の牛乳で練ったものを加えるだけなのでとっても簡単です。15分くらいでぱぱっと作れる上、やはり市販のより美味しいので手作りしてしまいます。



クリームのとろっと具合伝わりますか。私は柔らかいカスタードが好みなので、粉の量をぎりぎりまで抑えて作っています。とろっとしたクリームと軽すぎず弾力のあるパンのコンビネーション、幸せです

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私の車、87年のアコードなのですがスタートは遅いけれどクーラーもガンガン効くし(これ重要)、4ドアだし、盗まれる心配ないし(笑)、トラブルなしと便利に乗っていました。それが昨日、赤信号待ちの際に突如としてエンジンが切れ、かなりびっくり!そのときは再度エンジンをかけ直すことで問題ありませんでしたが、もうすぐ家も間近の大き目の交差点での左折待ち(日本の右折ですね)の時にまたもやエンジンが切れてしまいました。かけ直すもののすぐにまた切れてしまう・・・の繰り返しで、どんどん不安に。エンジンはかかるものの、いかにも弱々しい感じで進もうとするとまた切れてしまうのです。たとえ動いても交差点の真ん中でエンジンが切れてしまったらどうしよう・・・との思いで軽いパニックでした。後ろにどんどん車が並び、クラクション鳴らされながらも結局青信号4本渡れずじまい。最悪この交差点に車を置いてレッカー車を呼ぶしかない?と思いながら再度エンジンをかけるとなんとかかかり、エンジンが切れないようにちょこちょこアクセル踏みながら次の青信号を待ち、アヤシイ足取りながらも渡り切ることに成功。

家も近かったので、道路わきに車を止めて歩いて帰ろうかとも思いましたが、そのまま走らせなんとか家までたどり着きました。が、がーん、ボンネットから煙が・・・。しかも変な音してるし・・・。私がボンネットを開けても埒が明かないのでそのまま彼の帰りを待ち、今朝修理に持って行きました。数々の修理必要箇所が発見され、修理に2日もかかる上、思いがけないかなりの出費で痛い~ しかも車がないとホントにどこにも行けないのです。車ナシで行けるのはガソリンスタンドくらい?買い物にもジムにもいけないしそれが辛いデス・・・。でも修理屋さん曰く、ハンドルが急に重くなってコントロールの効かない現象(?)が近いうちに起こる兆候があったようで、今回のことがあったお陰で早期発見できたのである意味良かったのかなと思っています。


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ビール漬けたくあん

2007年09月16日 | Cooking


数日前に漬けたたくあん、いい感じになってきました。うふふ、美味しい アメリカでもたくあん買えますが(しかもあまり高くなく)やはり自分で漬けたものの方が美味しいですし、好きなだけ食べられるのでたまに漬けています。ビール漬けですがビール臭さは全くなく、さっぱりとして薄味なのでサラダ感覚でパリパリ食べてしまうという感じかな。彼は食べないのでもっぱら私用です。

実家では冬になると白菜漬けと並んでこのビール漬けたくあんが食卓に上がっていました。お漬物、地味なのですが存在感ありますね。いつでも食べられるわけではないので尚更そんな風に感じます。



アメリカの大根は大体どれもひょろんと細長いものばかりで、日本の冬大根みたいなのはお目にかかったことがありません。ひょろりん且つ、少ししなっとしていたり、スカっとしていたりもするのですが、大根が手に入るだけ有難いと思おう!という気持ちでいつも買っています。妥協ではなく和解?今回はひょろりん3本だったのでレシピの半量で作りました。

レシピ

大根・・・3本(日本の冬大根)
ざらめ・・・560g
塩・・・80g
酢・・・140cc
ビール・・・350cc

1.大根は良く洗って縦半分にしてから半分に切る。
2.ビニール袋に調味料を全部入れ、大根も加えて軽く混ぜそのまま4~5日置く。



フィネックスではざらめが手に入ったのですが、ここではかなり探してみたのですが見つかりません。氷砂糖ではあまりにもすっきりしてしまいそうだし、ブラウンシュガーもなんとなく・・・ということでパームシュガー(椰子砂糖)を買ってみました。やさしい甘さでしっとりとしたお砂糖、ペロペロ舐めてしまう美味しさです。

出来上がったたくあんも心なしかざらめより美味しい気がするので(多分相当気のせいだと思いますが・・・)、これからはパームシュガーで作っていこうと思います。



数週間前に血液検査をしました。何の問題もなければ結果さえ告げられることないのですが、先生からわざわざ電話が・・・。鉄分が危険な程不足してると言われてしまいました。以前も鉄分不足を指摘され、プルーンやらほうれん草やら頑張っていたのですが全く歯が立たなかったようです。

ひじきは以前自分の想像で煮たらイマイチ・・・のお味でついつい遠のいていたのですが、そんなことも言ってられず「初めての料理」系の本を片手に作ってみました。すると、もう実家もびっくりの美味しいひじきの煮物が出来上がりました。レシピって素晴らしいですね。(笑)どうせ作るのだからと大豆も戻し、干ししいたけも入れたのが良かったのでしょうか。50gのひじきってびっくりするほど増えるのですね。大量に出来たので毎日食べようと思っています。

今日はなんだか地味~な画像ばかりですが、日本食って素晴らしい!と一人で盛り上がっています。


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フルーツタルトと日本人妻お料理会

2007年09月14日 | Pastries


一昨日作ったタルト生地がまだ残っていたので何か別のタルトを・・・と、前々からなんとなーくイメージを膨らませていたミニフルーツタルトを作ってみました。大体いつでも7種類くらいのフルーツは冷蔵庫に入っているので、その中からイチゴ、キウイ、黒ぶどう、洋ナシをチョイス。ナパージュを最後にハケで塗る・・・は考えただけで面倒そうだったので、小さく切ったフルーツをアプリコットジャムを水で溶いた液にどぼんと直接漬けたものをトッピングしました。

私だったら一口で食べれる、直径4センチほどの小さなタルト、なんとなくデコレーションがおぼつかない感じもしますが可愛らしく仕上がってくれました。



底に敷いたカスタードとアプリコットジャムでコーティングされたフルーツ、サクサクのタルト生地がピッタリ合って、想像以上においしい!今までフルーツが乗っているタルト、実はあまり好きではなかったのですが考え変わりそうです。

レシピ

<タルト生地>
薄力粉・・・200g
バター・・・150g
冷水・・・大さじ3~4
塩・・・小さじ1/2(有塩バター使用の場合は不要)

1.バターを1センチ各位に切って、冷凍庫で冷やし固める。
2.水以外をフードプロセッサーにかけ、バターが米粒の半分くらいの大きさになったら水を少しずつ加える。
3.1つにまとまったら台に取り出し、フラゼ(手のひらの付け根で生地を少しずつ伸ばす)を行う。
4.1つにまとめて麺棒で伸ばし、三つ折→伸ばすを3回繰り返し、まとめてラップで包み3時間から一晩冷蔵庫で寝かす。
5.3ミリの厚さに伸ばし、マフィン型に敷いた時に端が1センチ位あがるくらいの大きさの円にカットする。(お小皿のような形に焼き上げる感覚で。)
6.マフィン型に敷き、フォーク等で数箇所穴を開けて冷凍庫で一晩寝かせる。
7.220度のオーブンで10分、200度に落として10分焼く。

<カスタードクリーム>
卵黄・・・1個
砂糖・・・30g
小麦粉・・・8g
牛乳・・・100cc
バター・・・6g

8.卵黄と砂糖をボールに入れ、ハンドミキサーで白くもったりするまですり混ぜる。
9.小麦粉を加え、更にmぜる。
10.沸騰寸前の牛乳を少しずつ加え、全部合わさったら鍋に戻し強めの中火で木ベラで常に混ぜながら一気に炊く。
11.沸騰後、2分程度混ぜて腰がコシがゆるんできたら、火を止めてバターを入れてよく混ぜる。
12.お皿にあけ、ラップの上からアイスノンなどを乗せてしっかりと冷ます。

<仕上げ>
フルーツ・・・適量
アプリコットジャム・・・大さじ1
水もしくはラム酒・・・大さじ1

13.ラム酒なら小鍋で熱し、アルコール分をとばしたものでアプリコットジャムをのばす。水ならそのままのばす。
14.フルーツを小さくカットし、アプリコットジャム液に入れる。
15.焼きあがったタルト生地にカスタードを乗せ、その上にフルーツを乗せる。

文章にすると長くなってしまい、難しそうな感じがしますが実はとっても簡単です。寝かせる時間があるので、それさえ頭に入れておけばあっという間ですよ。



こういったミニサイズのスイーツは、やはりパーティなどで力を発揮しますよね。今回は6個しか作りませんでしたが、50個くらい一気に作ってみたいものです。パーティないかなぁ。



ツーソンには実は結構日本人も多く、日本人会というものもあります。企画の中でお料理会というのがあり、昨日早速参加してみました。毎回違うお宅にお邪魔して、その家の方がメニューを考え、材料を揃え(皆で割り勘)、みんなでおしゃべりしながら作って食べるという形式です。今日の献立はこちら:

玄米とろろご飯
豚キムチ豆腐
スペアリブの梅酒煮
海老生春巻き
ラムケーキ

とろろなんてもう何ヶ月も口にしてないし、海老も最後に食べたのはいつか覚えていないくらい・・・の私、大興奮で余裕で二人分は食べてしまいお腹いっぱい!いい人達ばかりでいろいろな情報も教えてもらい、そして何よりやはり日本語での会話は楽しいですね。久々に日本語で大笑いできました。ツーソンに身寄りのない私たち、とても心強い存在です。


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シェル型りんごのタルト

2007年09月12日 | Pastries


サクサクしたアップルパイではなく、タルト生地に包まれたほっくりしたアップルパイがなんとなく食べたくなり作ってみました。お弁当にも持って行きやすく、手で持ってパクパク食べられる形にしました。

かなりしっかり口を閉じたつもりでいたのですが、それでも焼いている途中に漏れてきてしまいました。もったいない!でもそのお陰でキッチンがアップルパイの香りで充満です。



サクホクっとしたタルト生地に包まれたシナモンの効いた熱々のりんご、煮詰めずさっと煮ただけなのでりんごの歯ざわりもしっかり残っていてとっても美味。手のひらサイズをお試しで7個作ったのですが、私が1個試食、彼が一気に4個(!?)試食、残り2つをお弁当で一日もたたないうちになくなってしまいました。



形もなんとなくかわいくて気に入っているのですが、やはり大きくどーんと作るよりかなり手間隙もかかり、自宅用として作るには時間的に不経済?という気がしました。オーガニックのりんごを大量に(しかも激安で)仕入れたので、近いうちに今度は普通のりんごのタルトを作ってみたいなぁと思っています。

そう、りんごといえば、こちらのりんごだけでなく果物(野菜も)全般ほとんどがワックスが塗られテカテカしています。日本では収穫後の農薬散布は禁じられているようですが、こちらでは合法らしく見栄えがいいようにワックスが塗られています。ワックスなど塗ってないほうがよっぽど美味しそうなのですが、文化の違いですかね。持つと手にワックスが移って手がテカテカしてしまうくらい塗ってあるのもあります。ちょっとゲンナリ・・・してしまうのですが、他に選択肢もなく皮を厚めにむくようにしています。
オーガニックの果物・野菜は低農薬でワックスも塗られていないのですが、その分お値段も2倍、3倍は普通です。それでもなるべくオーガニックを・・・といつもセールに目を光らせています。今回入手したオーガニックのりんご、久々に皮ごと食べたら美味しい

今、日本は桃・梨の季節ですよね。こちらでも手に入りますが、香りは同じでも味が・・・。ゴリゴリした桃にゼロっとした梨、日本のものとは似ても似つかない感じです。たまーに美味しい梨に出会うと涙でそうです。


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夏野菜のケチャップ煮とレモン山の写真

2007年09月10日 | Cooking


野菜が美味しい夏、結構頻繁に作っているケチャップ煮です。日が経ってもまた味がしっかりしみ込んで美味しく、冷たくてもサラダ感覚でどんどん食べられるので、いつも沢山作って冷蔵庫にストックしています。目指せ1日30品目の私としては(なかなか超えられない日も多いですが・・・)ありがたい一品です。野菜好きの彼のお弁当にも使えます。

レシピ

たまねぎ・・・2個
ピーマン・・・1個(日本のサイズで4個)
赤、黄色ピーマン・・・各1個
にんにく・・・6カケ
ズッキーニ・・・1本
なす・・・1個(日本のサイズで3~4個)
トマト・・・3個
インゲン・・・15本くらい
ベーコン・・・2枚
オリーブオイル・・・大さじ6
ブイヨン・・・1個
ホールトマト・・・つぶしたもの大さじ3~4
ケチャップ・・・大さじ3

1.にんにくは半分に切って芽を取りつぶしておく。
2.他の野菜は大きめの一口大に切り、ナスはアク抜きしておく。
3.厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、つぶしたにんにくを焦がさないように炒める。
4.香りが立ったらベーコンとたまねぎを加えて炒め、しんなりしたら緑ピーマンとインゲン以外の野菜を加え炒める。
5.調味料全てを加え20分ほど中強火で煮、出来上がる寸前に緑ピーマンとインゲンを加え、塩コショウで味を調える。

本当はバジルがあれば最後にどさっと入れて混ぜると更に美味しいのですが、最近バジル料理を頻繁にしていたため我が家のバジル、丸坊主状態なので今回は入れていません。



週末、近くのレモン山に行ってきました。ツーソンは一応大きくくくって100万人都市なのですが、そうとは思えない田舎情緒あふれた町です。私たちが住んでいるのは町の中心から車で10分のミッドタウンなのですが、そこから更に10分走るともう大自然の中という感じです。

越してきた当初から行ってみたいと思っていた国立公園のレモン山、やっと行ってきました。フィネックスより降水量が多いせいか、山もなんとなく潤って見えます。レモン山のふもとには車で10分、その後は延々山道となります。



家を出てから30分ほどで「熊に注意」の表札が・・・。



標高3000メートルのレモン山の麓はサボテンが林立するメキシコの気候、頂上は松の木が生い茂るカナダの気候で、その間にも2段階あります。車で上っていくとあれよあれよと木々の種類が変わって圧巻!という感じです。頂上はトレーナーなしでは鳥肌が立つくらいの涼しさで、久々に味わったつめたい空気堪能しました。サボテンに囲まれた環境から1時間もしないうちに森の中に身をおけるなんて、なんだか不思議な気分です。マイナスイオンもたっぷり吸収しました。



頂上から少し下ったところにサマーヘブン(訳せば真夏の楽園?)という小さな町にぶつかりました。町といってもおそらく別荘地のような感じなのだと思います。



小さなお店があったので入ってみると、人だかりが・・・。作りたてのファッジを販売していました。22x33の型で作られたファッジがショーケースに並び、皆さん大量買いです。実は私、ファッジを食べたことがなかったのでお試しで買ってみました。



購入したのはピーカンナッツチョコレートファッジを120g程度。それでも握りこぶし大くらいの大きさです。そしてやはり期待を裏切らない甘さでした。一口目はちょっと咳き込む感じ?でも二口目からは美味しい・・・。危険な甘さです。私たちは二人で1つ。小さな紙袋入りでしたが、周りの皆様は新幹線で売っているサンドイッチの箱くらいの大きさのものを個々に持っていました。すごーい。



大地に広がる夕焼けもすばらしく、あっという間に日が暮れて今度は目の前にツーソンの夜景が広がりました。家を出てから4時間で帰宅です。こんな近場で国立公園が満喫できて、2人でいい気分で帰ってきました。もっと寒くなってからまた行ってみたいかな。ツーソンには他にも色々見所があるようなので、機会を見つけて行ってみたいと思います。


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