アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

カンパーニュ

2008年02月28日 | Bread


2日に1回はパンを焼いていますが、最近毎回カンパーニュです。台所にいることが多いので、片手間にちゃちゃっと捏ねて、その後も少し手を加えるだけで夕方には焼きあがる・・・そんな焼き方なので楽チンです。分割する手間もなく、籠に入れて最終発酵させればそれなりな見た目に焼きあがってくれるのもついカンパーニュを選んでしまう理由のひとつ。



今日はちょうど夕食時に焼きあがりそうだったので、ポークチョップのステーキにしました。両面を焼きつけて白ワインで蒸し焼きにし、フライパンに残った肉汁に粒マスタードを入れてソースにする・・・。簡単なのですが、パンを食べるために作ったようなメインで、2人でカンパーニュ1つ食べきってしまいました。食パン一均分のお粉の量なので、間違いなく炭水化物の食べすぎですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

DIY、タイル張ったりペンキを塗ったりももちろん大変ですが、実は業者のアレンジも同じくらい大変だったりします。前にも少し話しましたが、私たちがお願いしている業者さんは全てお隣の大工さんのお友達で、本業の手が空いたときに暇を見つけて我が家に来てくれるという感じです。彼らもポケットマネーが出来るし、こちらも通常では考えられないような破格なお値段で仕事をしてもらえるので有難いのですが、なんせ正式な「仕事」ではないので、ラティーノの元来の気質も手伝ってか約束の時間はあってなきもの。その日に来ない事もザラ。お金が必要になったら来ると言った方が正しいかもしれません。

来てくれると言うので出かけることも出来ず、一日家で待っていて挙句の果てには来ない・・・。キーーッ!となります。今何度もすっぽかされているのが電気工事の職人さん。わざわざ「明日の朝8時に行くね。」と夜電話くれているのにこない・・・。家の中が埃だらけになる大掛かりな工事なので、家具にシーツをかぶせて、台所は食器を全てリビングに移動して・・・準備万端で彼を待つ事3週間。来ない・・・。いつ来るかわからないので元に戻す事もできずにいたのですが、5回くらいすっぽかされていい加減そんな物置のようなところで食事をするのが嫌になりシーツをはがした翌日、電話がかかって来ました。

「今から30分で着くからねー。」

と。約束もしていないのにありえないと思いながらも、この機会を逃したらまたいつになるかわからないので、せっかくはがしたシーツをまた大急ぎで全部掛け直し、物をどかしてと大変!今回はさすがに本当にきてくれたのですが、今日一日では仕事が終わらず、また明日来るとのこと。本当に来てくれるのかホントに不安です。



ブログランキングに登録しています。→ 

オートミールレーズンクッキー

2008年02月27日 | Cooking


今日は明日帰国してしまう日本人夫婦のお宅に、3家族(主婦3人、子供4人、殿方1名の総勢8人)でお邪魔してきました。前日のこの忙しい時になぜ?!という感じですが、処分してしまう生活用品などで必要な物があればどうぞ・・・とのことだったのです。

主婦の私たち、山の様にあった「これ、ずっと欲しかったの~!」というものから「捨てちゃうんならもったいないから頂こうかな。」というものまでじゃんけん争奪戦のような勢いでほとんどを分け合ってしまいました。面白いものも数点頂いたので、それはまた後日。布袋持参で行ったのですがそんなのでは全く足りないほど頂いてしまいました。車のトランクいっぱいって感じくらい?大物も頂いてしまい、しまうところあるのかしら・・・とちょっと不安です。



オートミールのクッキーを焼いていきました。子供もいるので体に良さそうなおやつを・・・と思って作ったのですが、バターもお砂糖もしっかり入るレシピで全然だめだめです。でも子供たちには見向きもされずというか、まだ食べられない年齢だったので、結局大人たちのお腹に収まったので良かったのかな。

それでも以前作った時よりもレーズンを多めにし、お砂糖を減らし且つ全てブラウンシュガーに替えてみたので優しい甘さになったような気がします。もうちょっと改良してバターの量も減らして作ってみようかな。


せっかく仲良くなったお友達だったので、お別れするのはとっても悲しいのですが、出会いがあれば別れが・・・という感じでしょうか。特にアメリカにいると、帰国でなくても仕事の関係で別の州に移ってしまう事は普通にあるわけなので、これからもこういう別れ沢山あるのかなぁ・・・となんだか今から淋しくなってきてしまいました。それでもインターネットのこの時代、電話はタダみたいなものだし、メールもあるし、離れていても距離を感じさせないお付き合いができるのでとても有難いです。

Rちゃんのお陰で素敵な人たちとも巡り会えました。ありがとう!


ブログランキングに登録しています。→ 

切り干し大根のピリ辛炒め

2008年02月26日 | Cooking


以前買った韓国の切り干し大根、まだまだ大量に残っています。バターに生クリームに・・・という食生活を改善するべく、こういったもの頑張って食べるようにしています。というか、今、乳製品食べられないんですよね・・・。

お友達から教えてもらった切り干し大根の炒め物です。ざざっといためて調味料を最後に加え合わせ炒めるだけの超簡単一品ですが、切り干し大根の歯ごたえ良く、にんにくがしっかり効いていてかなり好みです。しなちくの様に太い韓国の切り干し大根もこの食べ方だと全く違和感ありません。

レシピ

切り干し大根・・・100g
豚バラ・・・200g
塩コショウ・・・少々
片栗粉・・・適量
白ゴマ・・・大さじ1

にんにく・・・大1カケ
しょうゆ・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
コチュジャン・・・大さじ1

ごま油

1.切り干し大根を15分くらい水につけて戻し、ぎゅっと絞り5センチくらいの長さに切りそろえる。
2.豚肉を切り干し大根にそろえて切り、塩コショウをして片栗粉をまぶす。
3.にんにくをすりおろし、しょうゆ、みりん、コチュジャンと混ぜておく。
4.鍋を熱し、ごま油を敷いて豚肉を炒める。
5.切り干し大根を加えて炒め、調味料を加えてざっと炒める。
6.ゴマを散らす。

・・・・・・・・・・・・・・・

先週末ようやく増築した方に引越しをする事ができました。と言っても完全ではなく、あっちこっちに物が散乱している状態です。今までもどこに物があるのかかろうじて把握している程度だったのですが、引っ越してしまったら全く物が探せない・・・。電話が見つからなくなってしまった時には本当に焦りました。パソコンから家の電話に電話してみたら、しっかりパソコンの横で鳴っていたりと、頭に掛けたメガネすらももはや探せなくなってきているみたいです。

ちょうど2年前の今頃、コンドを購入してDIYを始めました。それが終わるや否や、ツーソンに引っ越してきてまた新たなDIYが始まってしまったので、もう丸2年ノンストップDIYという感じ。もうそろそーろさすがにこの生活にも飽きてきて、彼のDIYへの情熱も陰りが見え始めました。彼の見込みではあと半年はこの生活が続くとのこと。という事は、あと1年くらいかなぁ。。。

彼の予測にはいつも「期待」が込められ過ぎていているんですよねぇ。お金の概算もそう。彼がはじき出した金額の倍が実際の金額だったりと。まぁ、常に何でも倍にすればいいのである意味わかりやすいって言えばそうなんですけれどね。


ブログランキングに登録しています。ポチっと応援お願いします。→ 

初!?かぼちゃの煮物

2008年02月25日 | Cooking


ずーっと私、煮物も干物もあまり好きではないと思っていました。彼もその手のもの苦手だし、かえってちょうどいいわ~、とそんな感じに。好きじゃないもの作らないし、作れないの、何が悪い?くらいの開き直りで。

が・・・妊娠中に和食が恋しくなり、出産で帰国していた3ヵ月半ですっかり和食のトリコになってしまいました。母に「何が食べたい?」と聞かれれば「干物」と答え、食卓に上がる煮物は人の分まで食べる毎日。

アリゾナに戻ってすぐ、初めての料理基本中の基本のような、包丁の握り方から載っていそうな本を片手にかぼちゃの煮物を作ってみました。この年でとってもお恥ずかしいのですが、自分でこんな煮物が作れるなんて感動 もう既に4回も作ってしまいました。こっちのかぼちゃは水っぽくて・・・などと思っていましたが、ぜーんぜん問題ナシ!病み付きになりそうです。

実家もそうなのですが、私は朝食はパンとコーヒーです。どんなおかずであろうとパン。ご飯はありえないですね。ということで、かぼちゃの煮物と一緒にカンパーニュの端っこ写ってます。



もう1つ驚いたのが、彼、かぼちゃの煮物好きだった様なのです。無理かな~と思ってとりあえず1切れ出してみたのですが、お替りしてました。しかも先週切り干し大根(これも料理の基本を見ながら・・・)を作ったときもキンピラゴボウを出した時も完食。実は煮物大丈夫だったみたいです。食わず嫌いというか食わせず嫌い?だったのでしょうか。

現在彼、食物繊維にハマっています。野菜を沢山食べれば朝、自然にスッと・・・ということがわかり、苦手系の日本の野菜も食べるようになりました。ちょっとこれ苦手かな・・・と思うものは食卓に上げるときにどれだけファイバーが含まれているかを強調すれば何でも食べます。キンピラはミスターファイバー、切干大根はミセスファイバーと紹介しました。でも本当ですよね。

私の夢は、目分量でちゃっちゃと煮物が作れる事。母親がやるように菜ばしの先をちょっとなめて、お醤油を足したり、お砂糖を足したり・・・。う~ん、憧れです。前にそうやって作ってみたら不味かったんですよねー。悲しいくらいに(涙) 2008年は和食の年として自分の腕と舌、鍛えようかと思っています。


ブログランキングに登録しています。ポチっと応援お願いします。→ 

常備菜 形あるものは・・・

2008年02月18日 | Cooking


こちらに戻ってきてから、夕食の支度は朝からすることにしています。といっても豪勢なものを作っているわけではなく、手が空いたときにちょこちょこ、洗濯の合間にちょこちょこ、夕方には8割方仕上がっている・・・そんな感じです。

今回の帰国で学んだ事は「常備菜」。
これがあるのとないのでは食卓のにぎやか度が違います。沢山作ってその日に食べて、後はお弁当に持って行ったり、朝やお昼に食べてみたり。忙しい日などは特に常備菜が冷蔵庫に入っているとそれだけで安心・・・みたいな。

今までは夕方からゼロからのスタートで夕飯と翌日のお弁当の準備をしていたので、食べ終わる頃には息も絶え絶えだったのですが、朝からの準備で心にゆとりが出来るような・・・。って、もしかして普通のこと?



今回作ったのは洋風豆の煮込みです。これは彼も大好きなので、倍量で作ってみました。豚肉が足りなくなって、ベーコンを増やしてハムやら鶏肉やら入れてみたり。スプーンでわしわし食べて、「う~ん身体にいいっ」という感じ。

沢山作れて保存がきいて、ガイジンにもウケる副菜、常備菜のレパートリー増やさなくてはです。トマト味以外の味で煮物全般アウト。海の幸系もダメ。お肉もコマとかスライスとかはないのでそれ以外で・・・。結構制限があるんですよね。
日本から船便で送ったお料理の本たち、早く届かないかなぁ。



そう・・・やってしまいました。

形あるものはいつかは壊れるとは頭ではわかっているのですが、やっぱりショック!大切に大切に使っていたカップだったので、一瞬「え・・・?」と状況が読めない状態でした。しかも数日前にも6枚セットのディナープレートを1枚割ってしまい、かなりショックを受けてたところにダブルパンチです。ディナープレートは洗っている最中に手が滑ってしまったのでしょうがないのですが、このカップは「こんなところに置いておいたら危ないかも・・・」って思いたのにそのままにしておいたせいで割ってしまったから尚更悔し~いっ!

ただ救いなのは割ったのが彼ではなく私だった事。これが彼だったら発狂してそうです、私。

直感的に「危ない」と感じたことはしない、直す、の姿勢で子育てしなくてはいけない・・・との暗示だったのかなぁとも、落ち着いたら思えてきました。今回はカップが割れただけで済んだけれど、ね・・・。そう思ったら今この瞬間から止めなくてはならないこと結構でてきました。(笑)


ブログランキングに登録しています。ポチっと応援お願いします。→ 

プチパン

2008年02月11日 | Bread


先週の・・・いえ、先々週の土曜、息子かかえてツーソンに戻って着ました。息子と初対面で感無量の彼と息子と三人での生活、まだまだ足並み揃わずというかバラバラでもう何が何だかわからないくらい忙しいのに、何も片付いていないのは何故ゆえに?という感じです。あ・・・っという間の一週間でした。

実家と違って、息子の面倒見てパン作ってるだけではご飯は出てきません。パンよりも日々の食事優先でパン作りはしばらくお休みと思っていたのですが、あっという間にシリアルにも飽きて、パンが食べたくてイライライラ・・・コンビニの食パンでもいいから食べたい・・・でも売ってない・・・という事で作り始めました。日本から持ってきたあこ酵母を使用です。パン作りはお休み・・・なんて思いながらも、ちゃっかり酵母は起こしていたんですよね。




見た目もまずまず、クラストもいい具合のハード系プチパンが焼きあがったのですが、

え?美味しくない・・・。

いえ、美味しいのですが日本で作ってたのあの美味しさがないのです。一番大きな違いはもっちり感がないこと。恐らく粉のせいだと思うのですが、がーん・・・まずい、やってしまいました。日本で美味しい粉を食べ過ぎて、オールパーパスでは満足できない体になってしまったかも・・。手を出してはいけない麻薬に手を出してしまった気分です。ま、言っていても始まらないので、少しお高めのバン専用粉、もっとお高めのオーガニックの粉を試してみてす。う~ん、いや、オールパーパスに慣れる方が早いかな。(笑)

それでも彼からは「ホンモノデスネ!」と良くわかるようなわからないような褒め言葉をもらったので、まあ良しとしようという感じでしょうか。



ここツーソン、先週前半は霜が降りるくらい寒く、ヒョウが降る日もあったのですが、今は朝晩は肌寒いけれど日中はTシャツで、車もクーラーが必要です。でもカラッとしていて、日本の秋のように清々しく、そよ風が気持ちいい~という感じです。

人によって体感温度が大きく違って厚めのコート着ている人もいれば、真夏の格好の人もいるので(本当に!)外を歩いている人の服装を見るだけではどんな気温なのかいまいちつかめないのが日本と違うな・・・と。

そう、私の車(87年アコード)本当にそろそろお払い箱です。先日ボンネットから煙ふいてレッカーされるし、その数日後エアコン壊れるし、エアコン直しにいく途中にまた煙ふいて、命からがら修理工にたどり着いたという感じです。しかも息子後ろに乗せてのことなのでもうヒヤヒヤ。早く新しい車を手に入れなくてはです。それでもこの車を愛している彼、

「売らないよ。(売れる気だし?!)いい車だもん。」

と。どこがよ!ホンダとトヨタは一生乗れると信じきっているようです。


ブログランキングに登録しています。ポチっと応援お願いします。→