アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

黒ぶどうのジュースとジャム

2007年04月21日 | Pastries


珍しく黒ぶどうが手に入ったので、黒ぶどうのジュースとジャムを作りました。アメリカでは1年中ぶどうは手に入るのですが、ほとんどがマスカットか赤っぽいぶどうで、黒ぶどうは中々出回りません。

このジュースを使った黒ぶどうのムースは本当に美味しく、誰に出しても喜んでいただけるデザートです。彼の大好物でもあり「ブドウムース、オネガイシマス!」とよくせがまれるのですが、貴重な黒ぶどうのジュースを沢山使うのでそうそう作れません。

安くて良い黒ぶどうが手に入ったとき、沢山作って冷凍して置きます。今回は1.5キロのぶどうでジュースが約1リットル、ジャムが約500gできました。ジュース1リットルと言っても、自然に抽出される純度の高いものは500リットルのみで、後の500リットルは搾り出したジュースなので少し濁りがあります。

濁りのある方は、ペリエなどの炭酸水等と割るとまたステキな飲み物になります。この自家製ぶどうジュースのソーダ割りも彼の大好物で、すぐに飲んでしまうので飲まれたくない分は隠しておかなくてはです。



ジュースを取った後に作るこのジャムはあくまでも副産物なのですが、自分で甘みを調節できるのでしつこくなく、ほんわりした甘さのジャムに仕上ています。沢山食べられるジャムという感じです。



ぶどうはいくつかの房が袋に入って売られています。通常この様に持ち上げるとバラバラとぶどうが落ちてしまうのですが、今回はしっかりと実が房についている状態の良いものだったので、それだけでなんとなく嬉しくなってしまいました。

レシピ

黒ぶどう・・・1kg
水・・・200cc
砂糖・・・絞り汁200ccにつき60g
レモン・・・1個

<ジュース1>

1.房からはずして水洗いし、ホウロウ鍋にぶどうと水を入れ、鍋底に炎がつく位の火力で火を入れる。
2.プクプク煮立ち、皮が充分はじけてきてら火を止め網でこす。(自然に落ちる分のみ)
3.漉した液200ccにつき砂糖60gを入れ、レモン1個分の絞り汁を加えて火にかけ、沸騰したら3~4分煮て火を止める。

<ジュース2>

4.残ったぶどうはフードプロセッサーに5秒ほどかけ網でこす。最後は木ベラなどで押して、しっかりジュースを取る。
5.上記と同じように砂糖とレモンを加え、ジュースにする。

<ジャム>

6.残ったぶどうを鍋に入れ、レモンと砂糖を加え強めの中火で煮詰める。1.5キロのぶどうの量で、お砂糖は最終的に180g入れました。少しずつ加えて、お好みの甘さにしてください。

アメリカのぶどうは種無し&皮ごと食べるものがが主流なので、残りをジャムにすることが出来ますが、日本のこの手のぶどうだと種あり&皮むきになると思うので、ジャムはできないかもしれません・・・。その際には、種の渋みが入ってしまうのでフードプロセッサーにはかけず、木ベラで上から押さえるだにして下さい。



毎朝ココットに半分くらいの量のヨーグルトを食べています。このジャムも朝食の仲間に加わりました。


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