アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

ケフタタジン

2008年04月30日 | Cooking


普段は結構お高いラム肉のミンチが、今日は大セールになっていたので即買い物カゴへ。いつもは手軽に牛ミンチで作るこの料理、今日はラムとビーフの半々で作ってみました。

たっぷりの香草の香りとラムの鼻に抜ける風味が「キターッ!」という感じで、ラム好きの私にはかなりのヒット作。これからの季節、ビールと一緒に食したい料理です。(授乳中なので飲めませんが・・。)

ケフタタジンとはモロッコの肉団子料理で、友人がモロッコに住んでいたことがある、という友人から大分前に教えてもらい、それを我が家風にアレンジしたものなので、本場の色はかなり薄れている可能性大です。



レシピ

牛、ラムミンチ・・・各500g(牛だけで1キロでもOK)
卵黄・・・2個
香草・・・1カップ
たまねぎ・・・2個
トマト缶・・・1.5缶
にんにく・・・2カケ

クミンパウダー・・・小さじ2
コリアンダーパウダー・・・小さじ1
ジンジャーパウダー・・・小さじ1

パプリカ・・・小さじ2
塩、コショウ
ブイヨン・・・1個

1.にんにくをたたいて潰し、オリーブオイルを敷いた厚手の鍋に入れて熱し、香りが立ったらたまねぎのみじん切りを加えしんなりするまで炒める。
2.これに潰したトマト缶、パプリカ、ブイヨンを加えてさっと煮詰める。
3.ひき肉、香草のみじん切りの半分、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ジンジャーパウダー、塩コショウ、卵黄を混ぜ合わせ、2センチくらいのボールにする。
4.片栗粉をまぶし、さっと高温の油で揚げる。(中は生でOKです。)
5.トマトソースの鍋に肉団子、残りの香草を入れて15分ほど煮込んで火を通し、塩コショウで味を調える。

ちょうど家にあったクスクスと合わせて、モロッコ~な雰囲気にしました。クスクスの戻し方?は箱に書いてあると思いますが、クスクスとその同量の水、オリーブオイル大さじ1、塩、コショウを耐熱ボールに入れて、レンジで4分チンすれば出来上がりです。お水の一部をお料理のソースに置き換えると、お料理とクスクスに一体感が出て更に美味しい気がします。

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ツーソンに越してきてから早1年。ということはこの家を購入してから1年ということになります。もちろん当時の家とは見違えるほど変わりましたが、まだまだDIYは進行形です。

ここ数日のプロジェクトは家の前の塀作りです。今回もお隣の大工さんに紹介してもらい、丸々お願いしています。今日も朝6時半から家の前はセメントを作る?車やらなんやらでにぎわっている中、急に不安になる事が出てきました。

「塀を作るのには市の申請は要らない」という彼の言葉をそのまま鵜呑みにしてここまで来ましたが、気になったので聞いてみると

彼「みんな要らないっていうから大丈夫。」
私「みんなって誰よ?」
彼「●○とか×△(業者さんの名前)」
私「え?市には確認したの?」
彼「してない。でも大丈夫だよー。シンパイシナイデ(ここだけ日本語。それが更に心配にさせられる・・・。)」

と仕事に行ってしまいました。どうしても腑に落ちない私、市役所に電話して問い合わせてみると、申請が必要との事。やっぱり~!キーッ!今から申請出せば済むことなのですが、もし申請が通らなかったり訂正が入った場合、もう既に半分できている塀は取り壊す必要が出てきます。

今からでも申請を出しに行きたいところなのですが、朝9時に来るはずだった電気工事業者が普通にお昼過ぎに来て、1時間で終わると言っていた作業が3時間経った今も終わらず、もうすぐ市役所は閉まりそう・・・。市役所に行けるのは明日になりそうです。はぁぁぁぁ。

余談ですが、ワタクシ、一応英語は話すのですが、電話で問い合わせとかは苦手で今までずっと避けてきていました。スーパーに欲しいものがあるかどうかの問い合わせまで彼にさせる始末。が、今日の私は違いましたね。結構流暢なヒビキでバシッと留守電まで残したりして、自分の英語にちょっと惚れ惚れしてしまう自分がいました。(笑)人間、切羽詰ると驚く力が湧いてくるものですね。まぁ、日本語を話さないアメリカ人と結婚し、渡米して3年、英語を話し始めてからだと10年以上にもなるので、当然といえば当然なのですが。


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自家製天然酵母ベーグル

2008年04月22日 | Bread


久しぶりの更新です。マメに作って(パンのみですが・・・)写真には収めてはいるのですが、ただ今「私が一番忙しい症候群」に陥っているので(笑)、全然更新追いつきません。ふぅ。

といいながらも、酵母起こしたりしています。レーズンから起こした酵母液に、粉を足して作る自家製天然酵母でベーグルを仕込みました。艶々ぱっつんむっちりの三拍子。やはり天然酵母は素晴らしいかも。



イーストで作るベーグルはきれいなツヤが出るのですが、あこ酵母で作ったベーグルは日本の粉を使ってもツヤが出ません。ベーグルに限らずあこ酵母とアメリカの粉の相性悪いです。きっと日本の酵母とこちらの材料が合わないのかな・・・。だったらこちらの素材から酵母を起こしたらいいのでは・・・??との予想的中。色ツヤ良く、天然酵母ならではのじんわりとした美味しさが感じられるベーグルに焼きあがりました。焼きたてのパリッとした皮がたまりません。

ベーグルらしいむっちり感も強く、気泡もなくぎゅっと詰まった焼き上がりにもいい感じです。



実はこのレーズン酵母の前にヨーグルト酵母を仕込んでいます。けれど仕込んだものの全く発酵する気配がなく、そのまま2週間、3週間と時だけが過ぎ、はたと気づいたら雑巾臭が・・・。泣く泣く処分しました。私のバイブル3冊のうちの1冊、「自家製酵母」のパン教室には(レーズン酵母に)慣れたら他の酵母を作ってみましょうと書かれているので、失敗した私はまだ他に手を出すのは早かったということですね、きっと。しばらくはこのレーズン酵母を楽しむつもりです。

パン作り、特に発酵に時間のかかるパン作りは、全て一度に仕上げる必要がないので実はとっても楽チンです。発酵途中で用事が入ったらそのまま冷蔵庫でゆ~っくり冷蔵発酵すればよく、そうすることによって更にパンが熟成して美味しくなったりと、今の私の生活スタイルにはぴったり。天然酵母のパンだと特にそれが実感できます。忙しければ忙しいほどパンに嵌っていく気がします。

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今週からジム通い復活しました。出産を挟んで半年ジムに行っていなかった体に喝!彼は早寝早起きなので、そのスケジュールに合わせて朝5時に家を出て7時に帰り、8時に出勤する彼からバトンタッチで息子を受け取る・・・とそんな風にしてみることにしました。今までの経験上、上手くいけば私がいない間の2時間、息子は目を覚まさない可能性も高く、皆平和な朝を過ごせる・・・とそんな算段です。

ちなみに彼が寝るのは9時前で起きるのは4時。早いのです、異常に。そして朝5時にジムに行く私もすごいと思うのですが、もっとすごいのが5時過ぎにジムに着いたら、既にかなりの人。しかも朝の5時45分からのボティパンプ系の激しいクラスもあったりして、仕事行く前にちゃっと運動して、パシッと着替えてみなさん出社してました。息子の雰囲気でスケジュールは変わると思いますが、しばらくはこんな感じでやってみようと思っています。


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残り物ランチ

2008年04月11日 | Cooking


先日作った黒ゴマバゲットに夕飯の残りを詰めてみました。別に無理して詰めなくても、普通におかずとして食べても良かったのですが、なんとなく。思ったより入らなく、意地になってガシガシ詰め込んでいたら、絵本のてぶくろみたいになってしまいました。

自分で作った夕飯の残り物ってあまり興味がないのですが、こうやって食べたらまた違った感じがして美味しくいただけました。ただのバゲットではなく、黒ゴマの・・・というところがまた良かったのかもしれません。

詰めたのは母がよく作ってくれた「茹でキャベツと豚肉のカレー風味」。母は牛肉で作っていましたが、大量に買った豚バラで作りました。どっちも美味しいかな。沢山キャベツが食べられるのが嬉しいです。

レシピ

キャベツ・・・1/2個  
薄切り豚肉・・・300g    

<A>                  
カレー粉・・・大さじ2
ニンニクみじん切り・・・1カケ
しょう油・・・大さじ1       
塩・コショウ・・・少々
オリーブ油・・・大さじ3

<B>
酢・・・大さじ2
醤油・・・大さじ3
塩・・・少々

1.キャベツは芯を除いて4~5センチ角に切り、冷水につけてパリッとさせる。
2.牛肉はキャベツにあわせて切り、Aを合わせたタレに30分程漬けて下味をつける。
3.たっぷりの湯を沸かし、1のキャベツをサッと茹でザルで水気を切ってギュッとしぼる。
4.フライパンで下味をつけたお肉を炒め、いったん取り出す。
5.このフライパンにBの調味料を入れて火にかけ、焼き汁をこそげるようにしながら煮立たせる。
6.これにお肉を加え混ぜ、キャベツも入れ良く合わせる。



こちらも残り物なのですが、冷蔵庫でキンキンに冷えて味もしっかり染みて、作った日より美味しかったかも・・・。こちらのおナスの皮は固く、口に残る感じだったので縞にむいた方がよかったかな。

レシピ(ナスのさっぱりマリネ)

米ナス・・・1本(日本のナス4~5本)
醤油・・・大さじ2
酢・・・大さじ2
砂糖・・・小さじ1

1.調味料を合わせておく。
2.ナスはなるべく細めのものを選び、横に2つに切ってから縦6~8当分(日本のナスなら縦4~6等分)に切り、水にさらしてから水気をふき取り油で揚げる。
3.タレに一時間ほど漬け込んでから冷蔵庫で冷やす。
(好みでタレの中にゴマ・たかの爪を加えても良い)


今週もあ・・・っという間に終わってしまいました。週末も瞬く間に過ぎていくことと思われます。はい。でも、忙しさに潰されないように過ごしていきたいな・・・と思っています。誰しも持っている時間は1日24時間。わかってはいるのですが、ムズカシイですね。


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黒ゴマバケット

2008年04月08日 | Bread


いつものバゲットに黒ゴマを入れて焼いてみました。パンの焼ける匂いに香ばしいゴマの匂いが合わさって、キッチンはいつもよりいい匂い ただでさえ旺盛な食欲が倍増です。

ここ最近、何故か急にクープらしいクープが現れるようになって、内心かなり嬉しいのですが、今度は元気すぎて帯は切れるし破裂気味だし、荒れ狂ったクープという感じです。のっぺりクープからはようやく脱出できたみたいですが、なかなか上手くいかないものですね。まぁ、気長に焼いていこうと思っています。



気泡も控えめながら、少しずつ入るようになってきました。私がいつも気泡気泡とうるさいので、彼も「あ、穴が開いてるね。」と嬉しそう。
250gの粉に対して、大さじ3の黒ゴマを入れたのですが、もっとゴマゴマした感じにしたいので次は大さじ5くらい入れてみようかな・・・と。日々プレーンなパンばかり焼いているので、たまにはこういったのも楽しい&美味しいかったです。明日は何を焼こうかな。

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今朝は2時半に起きて(これを朝というのでしょうか・・・)彼と2人でリビングルームのペンキ塗りをしました。訳あって、一日でも早く仕上げる必要があり、彼が仕事に行く前に頑張りました。さすがに2日連ちゃんではきついので、木曜日の朝また早く起きて仕上げコートを塗る予定です。息子はそんな2人の気迫を感じてか(笑)、ぐ・・・っすり眠っていてくれたので、助かりました。なんて親孝行。


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牛肉のトロトロ煮込み

2008年04月06日 | Cooking


ポットロースト用の牛ブロックがセールになっていたので、つい買ってしまいました。でも、ポットローストはかなり飽き気味で、ビーフシチューも気分でなく、カレーも微妙に飽き気味。かといって筋もあって固いお肉なので煮込み系のお料理にしか向きません。

どうしようかな・・・と考えていたら、きれいな脂身もついているし、和食がブームの私、角煮風に煮てみたら美味しい?と見よう見まねで煮てみました。大根もちょうどあったので、それも投入。筋の部分も脂身もトロトロに煮込まれて、赤身の部分はほろっとお箸で割けるけれどジューシーで、うひょ~ と嬉しくなってしまいました。甘辛味のしみた大根って美味しいですね~。日本を思わせる味です。

彼にも好評だったので、また安い牛ブロックに出会ったら迷わずまた作ります。

レシピ

牛肉ブロック・・・1.2キロ
大根・・・1/2本
しょうが・・・2かけ
にんにく・・・3つ
ねぎ・・・1本

水・・・1カップ
酒・・・1/2カップ
砂糖・・・大さじ4
しょうゆ・・・大さじ4
みりん・・・大さじ2

1.牛肉は大きめに切って塩コショウをし、油をしいた鍋で表面に焦げ目をつける。
2.その鍋にお酒を加えてじゅっとさせ、残りの調味料、たたいたにんにく、しょうが、ざく切りのねぎを加えて落し蓋をしてお肉が柔らかくなるまでコトコト3時間ほど煮る。
3.下茹でした大根を加えて、味がしみるまで更に煮る。

ここ最近ずっと和食もどきを作ることが多いので、お醤油の減りが激しいです。今までは、このお醤油って・・・いつの?というくらいお醤油は減らなかったので、あまりの差にびっくりしています。逆に減らなくなったのは・・・トマト缶かな。

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今週末もまた激しくDIYの土日でした。業者は出入りするし、庭では彼がチェーンソーをかき鳴らして何か作業しているし、私と息子はイマイチ居場所なし・・・。私の夢は
私「今週末どうする?」
彼「そういえば何も予定ないね。じゃぁ○×でも行ってみる?」
こんな会話が出来る日が早く訪れてくれること。一体いつになるのやら・・・。


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チョコベーグル

2008年04月05日 | Bread


イーストでベーグルをもう一度・・・と思い、前からちょっと興味のあったチョコベーグルを焼いてみました。あこ酵母でのむぅぅぅっちりなベーグルとは違いますが、これももきゅもきゅとした感じで美味しいかも。

私、思い込みが激しいので、イーストベーグルは美味しくないと切り捨てていましたが、よくよく味わってみたらこれはこれでいい感じでした。(笑)一次発酵無しでちゃっちゃと成形まで進んでしまえるので、朝から仕込めばお昼には焼きたてベーグルが食べれます。



基本は少しのイーストでゆっくり発酵パンからで、粉の一部をココアに替えてはちみつを増量、チョコチップ加えてみました。

粉・・・240g
ココア・・・10g
はちみつ・・・25g
塩・・・4g
イースト・・・小さじ1/4
水・・・125g
チョコチップ・・・50粒

アメリカのチョコチップは結構1粒が大きいので、ベーグル1つに対して10粒くらい?と入れてみたのですが、少なすぎました・・・。断面にチョコチップ見えてないし・・・。でもみっちり詰まった断面でホッ。

なんだか色々なベーグル作りたくなってきました。ただ、彼はあまりベーグル好きではないようなので、なかなか消費が追いつかない・・・。

私は朝昼パンなので、大体毎日パンは焼いています。一晩寝かすパン、一気に焼けるパン、一日何回も手をかけてあげなければならないパン、スケジュールと気分に合わせています。


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バゲットポーリッシュ

2008年04月04日 | Bread


初めてポーリッシュ法で作ってみました。本当はス・・・ッとほっそりとしたバゲットをイメージしていたのですが、焼き上がりはずんぐりむっくり気味に。ただ、クープはいい感じに開いてくれました。今回も元気が良過ぎて3本入れたクープがくっついて2本になってしまいましたが、一重丸です。



ボコボコ気泡にはまだまだ遠いですが、ポコポコッと少し穴も開いてくれました。何がどうなってクープが開いたり開かなかったり、気泡が入ったり入らなかったりするのかイマイチよくわかりません。まぁ、理屈より実践なのですねきっと。

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先週からずっと、やれ車がどうした、家の申請がこうしたとバタバタしているところにエアコンが壊れたり、その他こまごましたことも上手く行かず、イライライラ・・・。人生、そんな時もありますね。

それでもある意味スーパーポジティブな彼は、上手く行かなかったが故に導かれた結果からもほんのわずかないいところ?を見つけて、
「結果、良かったじゃないの。カミサマ(←ここだけ何故か日本語)がこうしろって言っているんだよ。」
というのが口癖。まぁ、確かにイライラしても、すんなり受け入れても現実は変わらないので、すっと受け入れて前向きに進むとしますか。

来週はいい週でありますように・・・。


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