アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

アリゾナ縦断旅行6

2007年04月29日 | Trip


朝9時過ぎに家を出発しドライブすること2時間、ツーソンにあるサワロナショナルパークに着きました。いわゆるサボテン公園です。サボテンの花の開花時期にバッチリ当たり、どのサボテンも花をつけていました。



アリゾナ全体がサボテンで覆われているのに、別にわざわざサボテン公園に行かなくても。。。と少し思ったのですが、やはり銘打つだけあってサワロサボテンの数も半端なく、砂漠に住む生物の説明なども豊富で楽しめます。ただ非常に暑く、日傘をさして水を飲みながらの散策でした。



サワロの手が生えるには75年かかるそうです。またサボテンは死ぬと緑の部分が朽ち、最後には大きな竹箒のようになります。



砂漠の白いハトと呼ばれるSaint Xavier del Bacに訪れました。雲ひとつない真っ青な空と、砂漠に浮き上がるように立っている白い建物は遠くからでも目を引きます。ただ、建物の半分が復旧工事中だったので残念・・・。



今でこそアメリカですが、ここ一帯は150年前までメキシコの一部でした。15~17世紀、スペインの植民地だった頃立てられたスペイン式の教会で、造りは正にヨーロッパです。重厚な石造りの教会の中はひんやりしていてとても気持ちい感じです。



こういった細部にも手を抜かない部分、ヨーロッパの建造物という感じですよね。こんなヨーロッパの建造物がアメリカでお目にかかれるのも、メキシコのお陰です。



教会の外ではインディアンの人達が屋台を出し、揚げパンを売っていました。ピザのように薄い生地を油でさっと揚げた直系約25センチほどのフライドブレッドに、甘系は蜂蜜やパウダーシュガー、辛系はチリやチーズを乗せていただきます。私たちはシナモンシュガーをかけてもらいました。高温でカラッと揚がっているので全くしつこくなく、3人でぺろっと1枚完食です。



ツーソンでの新居から車で10分位のところのSabino Canyonにも行ってみました。サワロが林のように生えている山をトロッコ電車のようなバスで45分ほどかけてぐるっと回ってくれます。サボテンが生えている山なのに川が流れていて、どこかホッとする景色です。途中で降りて自分で散策することもでき、すがすがしい景色の中を歩いてみたかったのですが、あまりの陽射しと暑さに私たちはバスに乗りっぱなしでした。涼しくなる秋頃また来てみたいと思います。



おそらくここのオリジナルであろう標識ですが、あまりにもかわいかったのでパチリ。

夜はベトナム料理を食べに行きました。新居からも近い、大学の側のお店です。お客さんはアジア人ばかりで、食べる前から期待がむくむく膨らんでしまいました。出てきたお料理も期待通り美味しい!ほんと、アジアな料理はなんだか食べてホッとしますね。特にベトナミーズはコストパフォーマンスも非常によく、はずれもほとんどありません。引越し後は度々ここに来そうです。


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