アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

カスタードクリーム入りメロンパン

2007年02月28日 | Bread


今日は朝からふわふわパンの頂点(と私が信じている)メロンパンを作りました。しかも初のクリーム入り。とは言っても、上にかぶせるクッキー生地やカスタードクリームは前日から準備して置きましたけれどね。結構手間が掛かるので気合が入らないと出来ないけれど、出来上がったときはいつでもあ~やっぱり作って良かった という感じです。

焼きあがってくる時の「メロンパ~ンな匂い」、ホントに幸せな気分にしてくれます。クッキーの甘い香りとパンの焼ける香ばしい匂い、なんとも言えないですよ~。焼きたては、まわりのクッキー生地がさっくさく&中からとろっとクリームで、ん~んっんっん!おいっしいっ なんだか毎日毎日「サイコ~!」と騒いでいる気がしますが、焼きたてメロンパン、ホントに最高です。アメリカでは買えないと思うと更に美味しさ感アップ

優雅な?気持ちで作ったせいか、12個ともキレイに焼き上がりました。主張し過ぎない程度にうっすらと入った格子模様もとっても上品。今まで作ったメロンパンで一番の出来です。



軽くてサクサクのクッキー生地、下手に包丁を立てると崩れてしまうので(というか、崩れた・・・)、すっと引くように切ります。今回クリームを入れるのははじめての試みだったので少し控えめに入れてみました。甘さも控えめのクリーム、クッキー生地、パン生地の3つがしっかり合わさりながら、お互いを引き立て・・・仲の良い??メロンパンになりました。



レシピ(12個分)

<クッキー生地>
バター・・・60g
砂糖・・・80g
卵黄・・・2個
薄力粉・・・180g
ベーキングパウダー・・・小さじ3/4
牛乳・・・40g

1.サイコロ状に切り、冷やしておいたバター、砂糖、粉、BPをフードプロセッサーにかける。
2.米粒の半分くらいの大きさになったら卵黄、牛乳を加えひとかたまりになるまでまわす。
3.ラップにくるみ、冷蔵庫で半日寝かせる。
4.12等分し、ひとつひとつボール状に手早く丸める。
5.ラップを台に敷き、その上にボール状の生地を乗せ、更に上にラップを置いてスケッパーで7.5~8センチくらいに丸く伸ばす。
6.そのまま使用するまで冷蔵庫に入れておく。


<カスタードクリーム>
卵黄・・・1個
砂糖・・・30g
小麦粉・・・8g
牛乳・・・100cc
バター・・・6g

1.卵黄と砂糖をボールに入れ、ハンドミキサーで白くもったりするまですり混ぜる。
2.小麦粉を加え、更にmぜる。
3.沸騰寸前の牛乳を少しずつ加え、全部合わさったら鍋に戻し強めの中火で木ベラで常に混ぜながら一気に炊く。
4.沸騰後、2分程度混ぜて腰がコシがゆるんできたら、火を止めてバターを入れてよく混ぜる。
5.お皿にあけ、しっかりと冷ます。


<パン生地>
強力粉・・・210g
イースト・・・7g
砂糖・・・48g
卵・・・1.5個
塩・・・小さじ1/2
無塩バター25g
水・・・65g

1.粉の半量とイースト、砂糖、卵をボールに入れぬるま湯を加え、とろっとするまで木ベラでしっかり混ぜる。
2.残りの粉、塩、バターを加え、さっと混ぜ合わせ台に取り出してしっかりこねる。
3.こね上がったらボールに戻し、約倍の大きさになるまでゆっくり発酵させる。
4.発酵終了後、スケッパーで12等分割しベンチタイムを15分取る。
5.閉じ目を上に手のひらにのせ、空気を均等に出すように広げクリームを小さじ1杯分くらいのせて丸める。
6.最初に作ったクッキー生地の上のラップをはがし、丸めた生地のお尻を持ってクッキー時の上にのせる。
7.生地を持った手は離さず、クッキー生地ごと持ち上げて下のラップをはがす。
8.クッキー生地の表面にグラニュー糖が付くように、ひっくり返してグラニュー糖の入っているボールに入れる。
9.台に取り出し、スケッパーでクッキー生地の端をパン生地の下にすすっと押し込める様に形を整える。
10.スケッパーで格子の模様を入れ、2次発酵。
11.2次発酵終了後、170度に予熱を入れたオーブンで12分、15度に落として15分焼く。(焦げないように注意してください)



彼もメロンパン大好きです。日本での楽しかった(美味しかった?)思い出の一つのようです。今回のクリーム入りバージョンもいたく気に入って、一気に2つ食べていました。職場にも持って行ったら、大絶賛。嬉しいコメントたくさん頂き、ワタクシいつにも増してハイテンションです。

メロンパンが作りたくて始めたパン作り。当時は「本当に出来るようになるのかしら・・・遠いわ・・・」なんて思っていた事を思い出します。パン作りを始めたお陰で料理、お菓子にも目覚め、私の生活に色が付きました。熱しやすく冷めやすい私の性格ですが、当分この情熱?冷めそうにもありません。


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我が家の写真・・・ランドリールーム

2007年02月27日 | My Home


我が家の写真第4弾はランドリールームです。ルーム・・・なんて広々とした名前をつけてしまいましたが、実際にはランドリークローゼットの方が正しかったりします

このコンドミニアム、買った時には洗濯機の置き場がありませんでした。アメリカの集合住宅では良くある、コインランドリーが敷地内にあって各自そこに来て洗濯をするコミュニティーランドリー形式です。常に小銭を集めなくておかなければならないし、他の人が使ってたら終わるの待たなくてはならないし、洗濯終わるまでそこにいなくてはならないし、クーラー壊れてることもあるし・・・そんなのありえない!ということでスペース作っちゃいました。

どうせなら、ファミリーサイズのきちんとしたものを・・・と妥協せず大容量の洗濯機と乾燥機を購入。やっぱり快適。。。 毛布だってがんがん洗えるし、乾燥機のお陰で急ぎの物もすぐに洗えるし、とっても便利に使っています。



実は共益費の中に水道とガス代が含まれています。ということで、一般的な電気式の乾燥機ではなく、少し割高ですがガス式を導入しました。うふふ お分かりですか?いくら洗濯しても、かかるのは洗剤代と洗濯機を稼動している電気代のみです。年々電気代が上がっているアリゾナ、もう既に元取ったかな♪私たちの洗濯ペースでコミュニティランドリーを使っていたら、多分月に50ドルくらいかかっているんじゃないかなと思うと、更に満足感で満ち溢れます

普段、洗濯カゴを洗濯機の前に置いています。使いやすく、ドアを閉めたら外から見えないので 



寝室とバスルームの間にあったクローゼットを取っ払って、奥に広げて洗濯機が置けるスペースを作りました。ドアの隙間は、乾燥機をかける際に空気の通り道が必要だとか。。。最初はと思ったけれど、今ではかなりしっくりきています。



購入時の状態。見た目も普通のクローゼットです。今気づきましたが、ドアの長い方と短い方、上下を取り替えてつけてるんですね。端々に小技が効いています。



中はこんな感じ。洗面所の物も置けるし、あればあったでとても便利に使えそうな空間です。この棚を取っ払って・・・と説明があった時は、「え~?なんで~?」と思いましたが、彼の判断大正解。右下に見えるのがDIY前のバスルームです。

初期の設計図(というより彼の想像図)だと、あの小さなバスルームに小型の洗濯機&乾燥機を置いて、バスタブも小さなものを取り入れ、洗面台は変な方に向き・・・という、どう考えてもおかしいことになっていました。ああでもない、こうでもないと考え抜いて出した結果は想像以上で、2人とも大満足です。



DIY中。棚の全てを取り壊し、奥の壁を押しやりこんな空間を作りました。押しやった反対側はベッドルームのクローゼットです。中途半端な大きさだったクローゼットの半分を使ってランドリースペースを作り、残りの半分とベッドルームの一部を使ってウォークインクローゼットを作りました。最終的に全てがいい感じに収まったのかな。

この小部屋の右手に少し見えるのがガスの配管です。さすがに配管は業者に任せましたが、それ以外は彼がDIYエキスパートの友人のアドバイスを受けながら自分で仕上げました。が、あまりにも同時にいろいろなことをやっていたので、どうやってこの部分が出来上がったのか私の記憶にはありません。気づいたらこうなってた。。。みたいな感じです。

集合住宅なのでどの棟も同じ作りです。住人にここを見せるとみんな一様に「おぉ~っ!!!」とのけぞって感動してくれるので、彼かなり自慢気です



ランドリークローゼットからバスルームにかけてのタイルの切り返し部分です。4箇所ある切り返しの2つ目。こんなセンスが彼にあったなんて、ほんとにつくづくびっくりです。こちらに遊びに来て頂ける際には、こういう小技部分誉めてあげてくださいね。彼、にんまりしちゃいます。

他の箇所を見る → ベッドルームバスルームリビングルームキッチン1


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ジャム入りマフィンとジャパニーズフェスティバル

2007年02月26日 | Arizona


以前は良く焼いていたマフィン、最近は少し凝ったお菓子やケーキばかりに目が行っていたのでかなり久々に焼いてみました。混ぜるだけの簡単マフィンですが、焼き立てはまわりがかりっとしていて、中はふんわり。バターもたっぷり入っているのでリッチなマフィン、パクパクいくつでも食べてしまいそうです。危険

今回は母から送ってもらったブルーベリージャムとピーチジャムを中に入れてみました。レモンの香りのある少し甘目のこのマフィンには、酸味のあるピーチジャムの方が美味しいかな。



レシピ

バター・・・140g
砂糖・・・125g
卵・・・1個
卵黄・・・1個
レモンの皮すりおろし・・・1個
粉・・・220g
ベーキングパウダー・・小さじ2
牛乳・・・70cc
サワークリーム・・・30g(もしくはヨーグルト)
ジャム・・・適量

1.指で強く押すと跡が残るくらいの固さのバターをハンドミキサーにかけ、砂糖を加えて更に混ぜる。こうすることによって、バターの粒が残ってさくっと仕上がります。

2.溶いた卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。

3.レモンの皮、牛乳、サワークリームを合わせたものを加え、よく混ぜる。

4.振るった粉類を加え、ゴムベラで練らないようにさっくりと混ぜる。

5.マフィン型に一すくい生地を入れ、中央を窪ませたところにジャムをのせ、更に上から生地を入れる。

6.180度に予熱を入れたオーブンで約20分焼く。



以前スーパーでとってもいい香りを放っていたモモを買ったらすっぱーい こちらの桃類やイチゴ、ものすごくいい香りなのですが、味がなかったりすっぱかったり・・・ということが多いのです。何度も騙されて?いるのに、それでもつい匂いにつられて買ってしまうんですよね。すっぱいものは全てジャムにしてしまいます。この桃もお砂糖控えめで酸味のあるジャムになりました。今回のマフィンとは好相性 



年に1回この時期にジャパニーズフェスティバルが開催されます。去年は仕事で行かれなかったので、楽しみに行ってきました。太鼓、着物、剣道、お寿司、盆栽、和風小物、お酒、こいのぼり 等など、外国人の目から見た「ニッポン!満載」という感じのフェスティバルです。浅草の仲見世通りの外国人率をもっと多くし、アジアのスパイスを加えた感じかな。日本のいわゆる「お祭り」とは全く違うけれど、日本ってこういうイメージなんだなぁと、なんとなく面白かったです。



ちょうちんもどこが日本と違うのかイマイチすぐにピンと来ないのですが、何か違いますよね。形?柄?あれ?こんな感じでしたっけ?私も段々分からなくなってきました。。。

彼が持っていたチラシをチラッと見たら、祭の漢字がいくつも練習してありました。以前は常用漢字500個知っていたのに、今ではほとんど忘れてしまったことが少しショックな様子。ふとした時に練習したりしている姿が、なんとなくかわいいような。。。でも、ついついクスッと笑ってしまうんですよね。意地悪かしら、私。


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濃厚鶏がらスープで鶏飯

2007年02月24日 | Cooking


昨夜軽快に飲んでしまったせいか、ちょっと胃がもたれ気味です。鶏骨のスープを取ったばかりだったので、鶏飯を作りました。普段は少し薄めてスープにするのですが、濃厚なままのスープを味見してみるとものすごくコクがあって美味し~いではないですか!秋に日本に帰った時、友達に連れて行ってもらった焼き鳥屋さんで出てきた鶏飯に極似な味だったので、むふふ 真似してみました。あの濃厚スープはやはり、しっかり鶏がらから取った味だったのですね。

いつも飲んだ後に食べる鶏飯。美味しかったことは覚えているのですが、形状は実はあまり記憶にありません。。。 



鶏肉の旨みがぎっしり詰まったスープを飲むように食べる感じにしたかったのですが、ちょっとご飯が多かったかな。一口大に切ったモモ肉と卵も入れて、栄養価も少し高めてみました。ご飯をさっと洗ってからスープに入れたので、さらさらな感じも有り、濃厚スープとねぎの香りとが上手く調和し、どんどん入る入る。二日酔い感もあっという間にどこかに行ってしまいました。



私はラーメンでもおじやでも卵は半熟派です。卵割らずに3口くらい食べ、おもむろに卵を割って、その部分をわーっと一気に食べるのが好きです。全体的に黄身を散らしてしまうのはダメ。濃厚な黄身の味を楽しみたいんですよね~ ちなみに彼はこういうの全然ダメです。この写真を見て、ちょっと「うぅぅっ」ってなっていました。

レシピ

鶏がらスープ・・・200cc
ご飯・・・半膳分
鶏モモ肉・・・100g
卵・・・1個
ねぎ・・・みじん切り適量

1.鶏がらからゆっくりと時間をかけてスープを取る。この時、灰汁を取りながら弱火でことことと取ってください。
2.分量を取り分けたスープに鶏肉を入れ、さっと火を通す。
3.さっと水で洗ったご飯を入れ、ご飯粒がつぶれない程度に煮る。
4.卵を落としいれ、好みの固さになったら器に盛る。
5.ねぎのみじん切りを散らす。

皮付き骨無し鶏モモ処理の際に出るこのスープ、我が家では常備品です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本では普通にあるものがアメリカにはないことが多いですが、その都度めげてはいられません。ないものは代用するか、どうしても食べたければ自分で作る!結構その作る工程で思わぬ副産物にめぐり合えたり、見た事のないアジアな野菜も食卓にあがって新たな発見もあります。逆に日本では高い食材でも、こちらでは捨て値のような感じで売っていたりすることも多いので、プラスマイナスしたらプラスかな。こう思えるようになるまで時間はかかりました。

海外生活はこの10年間で3回目です。海外なんて余裕だわ~なんて思って来たのがいけなかったのか、今回最初の1年は今までの経験が逆に邪魔をして「なんでなのよー!キーっ!」と思うこと毎日。日本での生活を引きずらない・・・言うのは簡単ですが実際にやっていみると思うようには行かないのですよね。うじうじしていて、とってもブログなんてかけるような生活ではありませんでした。けれども何かがすーっと吹っ切れたみたいで、今では何かあっても「お、そうくるかっ。じゃぁこうしてやるっ!」という感じで結構楽しくやっています。パーフェクトな環境はありえないし、それなら今置かれている環境で最大限楽しんでみようかな・・・みたいな。ちょっとカッコいい? いい意味で環境に流されるのが上手く行くコツかなと思っています。


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ルシアンクッキー

2007年02月23日 | Pastries


クルミがたっぷり入り粉砂糖でかわいくお化粧されたこのクッキー、母のオリジナルレシピです。私達の結婚式の際に使ったこともあり、ちょっと特別な意味のあるお菓子かな。地道な作業が多く1人だと気合入れて作り始める感じですが、2人で作ると喋りながらあっという間に完成です。よく母と2人で流れ作業で作りました。私1人でも作るようになったのはここ1年くらいかな。もう何回も作っているのに、今回75個中10個失敗。。。 かなり自身あっただけにちょっとショックです 



ほろっと崩れる食感がとっても美味しいクッキーです。クルミを細か~くなるまで包丁で刻んでいるで、言われないとクルミと分からないけれど、この濃厚さは何?といった感じです。アーモンドパウダー?惜しいっ。ほろっと崩れて、口の中でサクサクなくなっていく感じ、ほんっとに美味 私のほぼ全ての友達はこのクッキー口にしたことあるのでは。。。というくらい色々なところに持っていっています。どこに持って行っても好評なので、ついついまた作りたくなってしまうんですよね。手間ひま掛かるだけの価値のあるお菓子です。

が・・・
アメリカ人にはさほどウケがよくありません。ウケが悪いわけではないのですが、「うん、美味しいね。でもココナッツマカロンの方がいいね。」なんて言われてしまいます。確かにマカロンも美味しいけれど、このルシアンクッキー、30倍くらい手間が掛かってるんですけれど・・・ 繊細なものは繊細な味が分かる人だけに作ることにします 



スノーボールとも言われるこのクッキー、お皿に落ちた粉砂糖が本当に雪の結晶のようでなんかとってもステキです。

レシピ

バター・・・225g
砂糖・・・70g
粉・・・300g
クルミ・・・100g
粉砂糖・・・適量

1.クルミは細かく細かく刻む。フードプロセッサーは油が出てしまうのでダメです。(経験有
2.バターをクリーム上にして砂糖を入れよく混ぜ合わせる。
3.ふるった粉を入れ、さっくりと混ぜクルミを入れ混ぜ合わせる。
4.しばらく冷やしてから、直径2センチ(9g)くらいにしっかり丸める。
5.鉄板に並べ、150度で18分くらい焼く。(焼き過ぎないように)
6.焼きあがったら1個ずつ粉砂糖をまぶし、しっかり冷めてからもう一度粉砂糖をまぶす。

クルミを刻む作業、根気が要ることは分かっていたので覚悟して作業に取り掛かったのですが、はっと気づいたら既に40分経過してるのにまだ刻み終わってない・・・。えっ?こんなに大変だったっけと思ってレシピを確認したらなんと、300g(3倍)のクルミを刻んでいました 皆さまもお気を付けくださいませ(私だけかしら。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は私の数少ない(というか唯一の?)日本人のお友達と飲みに行きました。彼女とは出身地も近く、国際結婚、年も同じで、かわいくて・・・(ええ、聞き流してください)等など、なんとなく境遇が似ていて偶然出会えたのも神の思し召し?5時前から会って、別れた9時半まで喋りっぱなし。喉も渇いてビールも進む進む。あ~楽しかった 日本語で大笑い、やはりたまには必要ですね。


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パン・デピス~スパイスケーキ~

2007年02月22日 | Pastries


蜂蜜とスパイスの風味高い、どっしりしたフランスの焼き菓子です。作り始めた当初は気に入ってしょっちゅう焼いていたのですが、さすがに飽きました。いつもこうなんですよね。。。気に入るとそればっかり作ってしまって飽きるパターン でも立て続けに作ると、毎回上達するのが目に見えて楽しくて。。。半年のブランクをあけて作ったら、やっぱり美味しいっ。スパイスケーキ復活の兆しです。



はちみつがたっぷり入った生地なので、ねっちりした食感です。焼けてくるとキッチンいっぱいにスパイス効いた甘い香りが漂います。ん~いい匂い 焼けてから数時間は、まわりにうっすらカリっとした膜が張っていて、私はこの部分が一番好きです。ふわふわのスポンジも好きですが、こういったずっしり系も捨てがたいです。



アメリカでお菓子を作るようになってからスパイスの魅力を発見し、よく使うようになりました。アラブ系の料理で揃えたスパイス、そのままお菓子に使えます。シナモンの香りがするお菓子が好きであれば、スパイスが入ったケーキも口に合うと思います。我が家やスパイス大好きで量多目なので、お好みで加減してください。

レシピ(パウンド型1本分)

はちみつ・・・120g
ブラウンシュガー・・・20g
牛乳・・・200cc
粉・・・220g
スパイス・・・小さじ2
(シナモン、ナツメグ、コリアンダー、ジンジャー、クローブ、カルダモンなど)
グラニュー糖・・・80g
ベーキングソーダ・・・小さじ1
ベーキングパウダー・・・小さじ1

1.鍋にはちみつ、ブラウンシュガー、牛乳を入れ温めて溶かし、冷ましておく。
2.振るっておいた粉類(スパイスも含む)に1を加えてよく混ぜる。
3.ザルで漉して冷蔵庫で一晩寝かせる。
4.オーブンシートを敷いた型に流し入れ、170~180度に予熱を入れたオーブンで45~50分ほど焼く。



アメリカ人は好きではないかな・・・と思いきや、アメリカ生まれのアメリカ育ち、アメリカンな食べ物しか食べないような方にも喜んでいただけます。彼曰く、アメリカにも似たようなお菓子があって、それを美味しくしたような感じだから・・・のらしいです。

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自家製天然酵母ベーグルサンド

2007年02月21日 | Bread


自家製天然酵母でベーグルを作りました。ベーグルは今まで数え切れないほど焼いているのですが、天然酵母では初めてなので初心に戻ってプレーンにしてみました。とはいいながらも全粒粉で酵母を起こしているので、ほんのすこーしだけぷつぷつしています。それがまたかわいいんだなぁ。。。

しかもつるんとした顔で、ついなでなでしてしまうんですよね。。。 このつるんと具合、ベーグルとしてはかなりです。繋ぎ目も、外れたりもり上がったりもしていないけれど、繋ぎ目があることをさり気なく主張しているところがいいですねぇ。中心から外側にかけてすーっと入った1本、はぁ美しい。。。



マフィン型を使って作った目玉焼きと、ベーコンにレタスのベーグルサンドにしました。私はさっと焼いただけでジューシーなベーコンが好きですが、彼はカリンカリンになるまで焼いたものが好きです。端っこを持つと、お箸のようにピンとするくらいチリチリのベーコンです。普段はカリカリなもの、焼きすぎ(私の「いい色に焼けてるわ~ 美味しそ~」レベル)なものはあまり好きでないくせに、ベーコンだけは違うようです。ふ~ん。

焼きたてのもっちりベーグルと、少しだけ半熟の卵とジューシーなベーコンに粒マスタードがじゅわっと口の中に広がって、美味しいっ いやぁ、やっぱりこういうのいいですよね~。朝彼を送り出してから、1人でゆっくりとこんなサンドイッチで朝食。。。リッチな?気分を味わいました。



天然酵母の扱いにも段々慣れてきたせいか、とってもいい感じの仕上がりに。天然酵母の入っている生地は発酵に時間こそかかるけれど、力のある生地なのでとっても扱いやすいのです。今回の成形も思う通りに出来上がりました。

私はベーグルの穴は小さい派です。大きすぎるくらいなら、穴がきゅーっと無くなってしまう方がまだいいですね。大きな穴だとなんだかでろ~んとした印象になってしまうと思うのは私だけでしょうか。。。



天然酵母のベーグルは、ごく薄のパリッとした皮の下にむちっとした本皮?が重なって、ぎゅっと目が詰まったしっとりクラムを包んでいる感じ。簡単に言うと、むっちりぱつん?かな。皮とクラムが自然に一体になっているのも天然酵母ならではでないでしょうか。思ったより扱いやすい天然酵母、次回は酵母エキスを別の果物から起こしてみようかなと考え中です。天然酵母熱、かなり盛り上がってきました


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スパイラルパスタの春色サラダ

2007年02月20日 | Cooking


ここアリゾナはすっかり春です。青空に最低気温10度、最高気温20度というとってもすがすがしい気候。でも、ここってなんて過ごしやすいのかしらぁ なんて思えるのも今のうちだけですが。。。3月下旬にはクーラーが稼動し(うちは2人とも暑がりなのでスタートが特に早いのです)、10月いっぱいクーラー生活で、特に6月から9月は灼熱地獄です。「またまた~大げさなんだからぁ~と」思うかも知れませんが本当です。真夏は普通に気温50度超えますから。なので、エンジョイできる時に思いっきりエンジョイしておかないと。。。という感じですかね

ということで?春らしいサラダが食べたくなり、以前どこかのパーティーで食べて美味しかったサラダを思い出しながら(相当うる覚え。。。)作ってみました。彼も見た瞬間「あ、サマーサラダだね。」って。国籍は違ってもこういう感覚はなんとなく同じみたいです。



2種類のオリーブとオリーブオイルをふんだんに使って、どことなく南仏を思い描きたくなるのは私だけ?にんにくと黒こしょうもたっぷり入っていて、きりりとしまったサラダになりました。パスタのねじりの部分に味が入り込み、この形を使ったのは大正解。

レシピ

スパイラルパスタ・・・150g
ズッキーニ・・・1/2本
インゲン・・・10本
オリーブ(あれば2~3種類)・・・20粒
にんにく・・・1カケ
オリーブオイル・・・大さじ3
しょう油・・・小さじ1
塩コショウ・・・少々
黒コショウ・・・お好み

1.にんにくはみじん切り、オリーブは縦に四つ割、ズッキーニ、インゲンは好みの形に切って、さっと茹でて(さっとです!)軽く塩コショウしておく。
2.パスタを柔らかめに茹で、茹ったら氷水にとりキュッとしめ、すぐに水を切る。
3.全てをボールにあわせ、調味料も加えてざっと味をみながら混ぜ合わせる。

今回は野菜のみですが、ハムやツナを入れてマヨネーズを少し加えて、ボリューム出してもいいと思います。



さっと茹でた野菜の歯ざわりも良く、濃厚なオリーブの風味も加わってとっても美味。パンと一緒に食べたいですね、やっぱり。本当はパルメザンチーズもかけたいところですが、彼が苦手なので私だけ。チーズをおろす時にちょこっと端っこをつまんだりして、なんだかワインも欲しくなってきちゃいました。。。


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全粒粉イングリッシュマフィン

2007年02月19日 | Bread


朝になってからパンがないことに気づきました。ホットケーキ類はあまり食べたくなく、ホームベーカリーでも時間かかる。。。それならいっその事作ってしまおう!と計量始めたら、今度は粉が全然足りない。。。 それなら、ということで足りない分全て全粒粉に置き換えて作ったら、逆にいつもより美味しいイングリッシュマフィンに!全粒粉のお陰で素朴な感じが出て、私好みに仕上がりました。



少しイースト多目の配合なので、室温も高い今、あっという間に出来上がりました。2時間かからなかったかな。

レシピ

強力粉・・・100g
全粒粉・・・50g
コーンミール・・・大さじ1
ドライイースト・・・小さじ3/4
砂糖・・・大さじ1/2
水・・・110g
塩・・・小さじ1/3
ショートニング・・・20g

1.粉の半量とドライイースト、砂糖、コーンミール、水をあわせ木ベラでよく混ぜる。
2.とろっとしたら、残りの粉と塩、ショートニングを加え、ざっと混ぜたら台にあける。
3.手のひらの付根で台に押し付けるように生地をなじませる。
4.ザクザク感を出したいので、2分程度こねるだけでこね完了。
5.丸めて閉じ目を下にしてボールに入れ、1次発酵約30分。
6.1次発酵が終了した生地にパンチをいれ、台に出して6分割し、ベンチタイム5分とる。
7.丸めなおして、ショートニングを塗り下に分量外のコーンミールを敷いた型の中央に置き、オーブンシートともう一枚の鉄板を上に置き2時発酵。
8.上にコーンミールをかけ、190度に熱したオーブンで15分焼く。



このリングは直径8センチx高さ2.2センチのもので、マフィンにも使えるしタルトリングとしても使えるしとっても重宝しています。フライパンにリングを置いて卵を焼けば、マフィンぴったりの大きさの目玉焼きも出来てサンドイッチも楽ちんです。



柔らかいけれど、素朴なイングリッシュマフィンです。ハード系のパンとは違って、なんとなくホッとする、どこか懐かしい感じのする味です。一つはおかずと一緒に、もう一つはバターとジャムたっぷり塗って食べました。お・い・し・い 危うく3つ目まで手が出そうでしたが、なんとかストップ。



アメリカのコーンミールは日本のものと違って、粗い粉という感じです。私的にはプチプチ感のある日本のコーンミールの方が好きなのですが、そういったのは見つかりません。存在しないのかしら。


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チャヨーテとBBQポーク

2007年02月18日 | My Home


アジアマーケットでよく見かけるなんかちょっと不思議な形のこの野菜、ずーっと気になっていました。アジア系の女の子が手にとっていたので、どうやって調理するのか尋ねたところ「美味しいわよ。他の普通の野菜と一緒で、スープにしても良いし、炒めても良いし。」との答えでした。大根と同じ感じか聞いたところ、大根は食べたことないから分からないとのこと。私の「普通」と彼女の「普通」多分相当違うと思うんですよね。だって彼女、大根食べたことないし、彼女のカゴも私が買ったことない野菜ばっかりでしたし。

高いわけでもないので、試しで2つ買ってみました。



しっかりした種があるのかと思っていたら、ツルンとした中味。切った瞬間、ズッキーニのように水分がふわぁっと上がってきて、とてもみずみずしい野菜です。調べてみると、瓜科のチャヨーテという野菜でメキシコで主に食べられているようです。



チャヨーテの味を知りたかったので、にんにくのみじん切りと塩コショウだけでさっと炒めてみました。すぐにしんなりはせず、なんとなく歯ごたえはカブで、味は辛味はないけれど、ほんの少し渋みがあります。中華系の野菜炒めとか、ブリトーなんかに入れても美味しいかなと思います。

彼は「ん?アボカド炒め?」って。確かにそう見えなくもないですね。



こちらはとっても簡単BBQポークです。豚バラブロックを圧力鍋で15分。それにBBQソースをかけただけのお手軽一品ですが、美味し~い。アメリカではお肉の脂は敬遠されがちですが、我が家ではスーパーウエルカム。やっぱり適度に脂肪ついていないとですよね。

BBQソースは保存が利くので一気に作って、冷蔵庫に常備してあります。骨付き鶏肉のグリルにさっとかけても良いし、肉野菜炒めに少したらしても良いし、万能ソースです。私、市販のBBQソースは好きではないのですが、こちらは大好き。アメリカ人にもウケる味なのでパーティに何か。。。という時は圧力鍋でプシューっとして、これをかけるだけ。どーんとお皿に盛ったら「うわぁ~」っと歓声が上がります。うふっ簡単



レシピ

<BBQソース>

しょう油・・・1カップ
砂糖・・・1カップ
コーンシロップ・・・1カップ
モラセス・・・1カップ
トマトペースト・・・1カップ
チリパウダー・・・大さじ4
にんにくすりおろし・・・大さじ2
生姜すりおろし・・・大さじ2
リキッドスモーク・・・1/2カップ

全てを混ぜ合わせ、一日経って味がなじんでから使ってください。冷蔵庫に保管で3ヶ月くらいは持ちます。コーンシロップやモラセスが手に入らない場合は、ハチミツや水あめで代用できます。あまり甘くなりすぎないよう、味をみながら加えてください。リキッドスモークは代用不可です。独特のスモーキーな風味を出してくれるリキッドスモーク、このソースの要です。

<ポーク>

豚バラブロック・・・500g
ねぎの青い部分・・・1本
生姜・・・スライス2枚
にんにく・・・2カケ

1.豚バラは適当な大きさに切って茹でる。
2.あくが上がってきたらザルにあけ、再度水、ねぎ、生姜、にんにくを加え圧力鍋に中火で15分かける。
3.自然に圧を抜く。
4.すぐに食べない場合は、そのままの状態で冷ますとパサパサにならない。
5.BBQソースをかけて出来上がりです。



我が家の窓にもやっとブラインドが付きました。え・・・じゃぁ今まではどうしてたの?カーテン?とお思いでしょうが、違います。5月に引っ越してきてから今日までなんとシーツが窓にかかっていました。。。 とってもお恥ずかしい限りですが本当です。

カーテン作りは私が担当なのですが、どうも縫い物に力が入らず、ちょっと始めては中断、中断すると更にやりたくなくなるし、今度はミシンの針が折れて替え針ないし。。。とずるずるここまできてしまいました。私的には開き直って、ここまでカーテンで過ごしたんだから、カーテン作りは次引越しした時にしようかな、などという考えも。。。

が、昨日、粗大ごみ置き場にブラインドが捨てられていたのです 裏のレモンのおばあちゃまがわざわざ教えに来てくれて、彼と2人でダッシュで取りに行きました。別のコンドでDIYを始めた人達が不要になったとのこと。ラッキー どの棟も同じつくりなので、大きさを調節することもなくぴったり~。シーツが取り外されて、ブラインドにしたらぱぁっと部屋がすっきり明るくなりました。ここ、今までは外からシーツが見えてたんですよね。。。ブラインド越しに反射する正面の棟も心なしかステキに見えます。



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