アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

カルーアなミニシュークリーム

2007年03月30日 | Arizona


パーティ用のミニシュークリームを作りたいとずっと思っていましたが、パーティのお声が掛からない・・・。でもどうしても作りたくて作ってしまいました。しかも30個。まだ感覚が今ひとつ掴めず少し大きさが不揃いですが、ゴルフボールを2回りくらい大きくした感じです。思ったとおりの雰囲気で、ともてもかわいいっ。まず見た目から大満足です。

焼き立てのシューはサクサクとしていますが、クリームを入れてしばらく置くと馴染んでしっとりしてきます。1日経ってもシューは固くならず、しっとり柔らかいまま。クリームと一体化していて、シューからクリームに自然に移っていく感じ、口の中でとろけます。今思えば、前回作ったものはシュークリームと言うより、シューとクリームを別々に食べていたような気さえしてきます。

前回は生クリームとカスタードクリームを別々に絞りましたが、ただ面倒なだけで大して意味がなかった気がしたので、今回は思い切って2つを混ぜてしまいました。お酒も入れなくては?と思い、ラム酒を切らしていたので急遽カルーアに変更したのですが、これが大正解。ほのかなコーヒーの風味と濃厚さでクリームが引き締まってとっても美味しい このクリーム相当ヒットです。



レシピ

<シュー>
水・・・90cc
牛乳・・・90cc
バター・・・75g
砂糖・・・小さじ1
粉・・・100g
卵・・・4個

1.鍋に水から砂糖までを入れ火にかける。
2.木ベラで混ぜながら沸騰したら火を止め、ふるった粉を1度に加える。
3.木ベラで手早く混ぜ、粉気がなくなったら再度火にかけ、鍋はだから離れるようになってつるんとしたらボールに移す。
4.溶きほぐした卵の1/3量を加え木ベラでよく混ぜる。混ざったら残りの1/2を加えよく混ぜ、最後は様子を見ながら加える。
5.木ベラで生地をすくい落としたとき、ぽたっぽたっと落ちるくらいの固さになり、残った生地が三角形になっていればOK。
6.オーブンシートを敷いた鉄板に、直径3.5センチくらいになるように丸く絞り出す。
7.200度に予熱を入れたオーブンで約20分焼く。


<カスタードクリーム>
卵黄・・・4個
砂糖・・・75g
牛乳・・・370cc
粉、コーンスターチ・・・各15g
バター・・・30g

1.卵黄に砂糖を混ぜ白っぽくなるまですり混ぜる。
2.振るった粉とコーンスターチを加え粉気がなくなるまで混ぜる。
3.沸騰寸前まで温めた牛乳を少しずつ加え、よく混ぜる。
4.再び鍋に戻し、強めの中火で気ベラを使って一気に炊き上げる。
5.滑らかになったらバターを加え溶かし、お皿に広げて表面にぴったりラップをし、アイスパックなどで冷やす。


<生クリーム>
生クリーム・・・220g
砂糖・・・15g
カルーア・・・大さじ2

1.生クリームと砂糖をボールに入れ、氷水でボールを冷やしながらもったりとするまでハンドミキサーで混ぜる。
2.滑らかにしたカスタードクリームを加え、よく混ぜる。
3.カルーアを加え、更によく混ぜる。


<仕上げ>
シューの上部1/3を切り、絞り袋を使って中にクリームを詰める。その時、ふたの裏側にもクリームを絞ると幸せな気分に。。。



カルーア風味のまったりとろりとしていながらも、軽いクリームが新鮮!ぺろっと味見をして、1人で「おいしー!!」と騒いでしまいました。このクリーム、ホントに美味しいです。仕事先に持って行ったら大好評。アメリカ人は食べたことない味に「何これ、何これ、おいしい!」と騒ぎ、アジア人は「お~大好物!おいし~い。日本語でなんていうんだっけ?そうそう、シュークリーム。おいしー。」と大ウケだったので私もうふふ、大満足です。

前回作った時の課題点であったシューの固さとクリーム(っていうか、シュークリームはシューとクリームだけしかないですね・・・)、克服できた気がします。

ちなみに英語ではクリームパフと言うらしいです。パフはふわっと膨れたものと言う意味です。なんとなく不味そうに聞こえてしまうのは私だけでしょうか。



シューを焼いた後のオーブンシートが水玉のようで、なんかちょっとかわいいかも。。。



これなんの標識だと思いますか?消防署が近くにありますというサインです。最初はなんだか分からなかったのですが、よく見るとおもちゃみたいな消防車にレゴの人みたいなのが操縦席に乗っていてなんだかとってもかわいい感じです。消防車なんだけれど、なんとなく幼稚園バスを連想してしまいます。



夕方6時くらいです。少し西日は差していますが、まだまだ空は青い状態ですが、写真中央、丸く白いボールのようなものは月です。場所によっては昼間2時頃から月が出ていたりして、どきっとします。太陽と月が同時に天高く上がっている状態です。日本では違いますよね。暗くなってきてから月、ですよね。日本にいた時は空を見上げたりする事あまりなかったなぁ。。。となんとなく思ってしまいました。


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爽やかヨーグルトケーキ

2007年03月28日 | Pastries


何か作りたいけれど、なんとなくピンと来ない・・ということでレシピを見ていると、ヨーグルトケーキが目に止まりました。子供の頃からよく母が作ってくれた、私にとっては思い出の深いケーキです。グラハムクラッカーの作り置きもあるし、他材料も全て揃っていたのでちゃっちゃと作ること30分、型に流して後は冷蔵庫で3時間ほど冷やすだけです。



ヨーグルトとホイップした生クリームがメインなので、ほわっとした口当たりです。グラハム台の違った食感が程よいアクセントになって、懐かし~い、美味し~い で1人興奮気味でした。レモンもたっぷり入っているので、ほのかに甘い中にもキュッとしまった酸味があってとっても爽やか。お腹がいっぱいでも、なんとなくするするっと喉越しよく食べられそうです。(まあ、お腹がいっぱいならもう食べなくても・・・という話もありますが



レシピ(23センチの丸型)

プレーンヨーグルト・・・300cc
牛乳・・・300cc
生クリーム・・・225cc
砂糖・・・120g(自家製ヨーグルトの場合は200g)
レモン汁・・・大さじ2

ゼラチン・・・大さじ2強
水・・・大さじ4.5

グラハムクラッカー・・・100g
バター・・・40g

1.型に合わせてオーブンペーパーを敷く。
2.砕いたグラハムクラッカーに溶かしバターを合わせ、型に敷きつめ冷蔵庫で冷やしておく。(フードプロセッサーを使うと簡単です。)
3.ゼラチンは大さじ3の水でふやかしておく。
4.鍋に牛乳と砂糖を入れ火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めて先のゼラチンを入れ溶かす。
5.冷たい水に浮かべ、アラ熱を取っておく。
6.生クリームは七分立てにしておく。
7.別のボールにヨーグルトをいれ、レモン汁を加え冷ました牛乳をいれよく混ぜ合わせる。
8.この中に生クリームをいれ、下の方からすくうようにしてよく混ぜ合わせる。
9.型に静に流しいれ、冷蔵庫で冷やし固める。



牛乳以外の冷たい乳製品があまり好きでない彼、多分これもダメだろうな・・・と思い、撮影に使ったこの1切れだけ残して、後は仕事先に持って行きました。どんどん処分?していかないと次が作れないし、仕事先でも喜んでもらえるので一石二鳥?です。(あれ?なんか使い方変かしら。。。)ところが、ぺろっと食べ終えた彼から「おいし~。もっと!」との言葉。スミマセンねぇ、もうないんです。

このミントは以前自分で植えたものです。何度植えても枯れる事繰り返して3回目、今回はばっちり根付いているようでぐんぐん成長しています。なんとなくちょっと嬉しいです。


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ピーナッツバターチョコチップクッキー

2007年03月27日 | Pastries


アメリカ人なら誰しも慣れ親しんだ味、ピーナッツバターとチョコチップのコンビネーションのこのクッキー、かなり手堅い一品です。まずこのクッキーと、ココナッツマカロンを食べさせたらこちらのペースです。後は小出しにロミアスキャラメルロールケーキなんかを出したら、もうすっかり私の虜。彼らの心、がっしり鷲掴みです。(っていうか何が望みなのかしら、私・・・?)

これは彼の大好物でもあり、うちではP(ピーナッツ)B(バター)C(チョコ)C(チップ)クッキー、略してPBCCクッキーと呼んでいます。計量から焼き上げまで45分くらいで出来てしまうので、おやつがない・・・なんていうときにさっと焼けてとっても便利です。



以前作ったピーナッツバタークッキーとほぼ材料、作り方は一緒ですが、チョコチップが入るだけでかなりレベルアップします。

レシピ

バター・・・35g
ショートニング・・・50g
砂糖・・・45g
ブラウンシュガー・・・50g
塩・・・ひとつまみ
卵黄・・・1個
ピーナッツバター(クランチー)・・・130g
薄力粉・・・110g
ベーキングソーダ・・・小さじ1/2
牛乳・・・大さじ2
チョコチップ・・・80g

1.ボールに室温に戻したバターとショートニングを入れ、さっと混ぜ合わせ、砂糖、ブラウンシュガー、塩も入れてハンドミキサーで白くもったりするまでよく混ぜる。

2.これに溶いた卵を少しずつ加えよく混ぜ、牛乳、ピーナッツバターも入れて混ぜる。

3.合わせて振るっておいた薄力粉とベーキングソーダを振るい入れ、ゴムベラに持ち替えてさっくりと切り混ぜる。

4.チョコチップを加え、さっくりと混ぜる。

5.クッキースクープですくって、オーブンシートを敷いた鉄板に並べる。

5.水にぬらしたフォークで上から押さえるように筋をつけ、160度に予熱を入れたオーブンで20分ほど焼く。



ショートニングを使っているので軽いさっくさくのクッキーですが、バターがたっぷり入っているのでしっとり感もあり、怖いくらいに美味しいんですよね。。。ついもう1枚・・・と手が伸びます。かなりハイカロリーなので強い自制心を持ち合わせていない場合は、自宅用には作らない方がいいかもしれません。



最近シリコンで出来たオーブンシートを購入しました。ビニールっぽい素材でどう考えてもオーブンには使えないでしょう・・・という見た目です。しかも結構高いし、買うなら2枚買わないと意味ないし、買ってイマイチだったら悲しいし・・・といつも手にとっては棚に戻すことを繰り返していました。が、ある日いきなり半額セールになっていて、しかも残り2枚!迷わず購入です。

使ってみて大後悔。

なんでもっと早く買わなかったんだろう・・・。(笑)オーブンペーパーよりもクッキーがきれいに焼けるような気がします。ベタベタしそうとの懸念も一気に解消で、さっと洗えてすぐに乾きます。今までかなりの量の紙(オーブンペーパー)を消費していたので、ちょっとだけエコ好きな私、地球にも優しくなれて大満足です。


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チキンとじゃがいもの東南アジアなカレー

2007年03月26日 | Cooking


先日、私のひいきにしている?トレーダージョーズでこんなじゃがいもを見つけました。ゴルフボールくらいの大きさの3色ジャガイモがネットに入っていて、それだけでかわいいっ。即購入です。

家に帰って、早速切ってみると中はこんな感じに紫の濃淡を織り成し、とってもステキ。ごそっとした見た目からは想像の出来ないような繊細さにびっくりです。濃い色の皮が極細の線で円をかたどっていて、なんて芸術的な断面なの・・・と1人で感動していました。



見た目はなんとなく黒い石のような感じです。黄色と赤のは普段でも見かけるタイプですが、濃い紫色をしたじゃがは初めてです。お店の人に聞いてみると、「う~ん、ポテトかな?」って。それは分かってるんですけどね。。。



こんな感じでネットに入って陳列されていました。もう買わずにはいられない感じ?でも彼が仕事から帰ってきて、このジャガイモを見るなり「アナタ、カワイイからカイマシタネ。」って、もうバレバレです。



このジャガイモを使って、じゃがとチキンが主役のカレーを作りました。スパイス大好きな私達、今回もふんだんに使ったので家中スパイスの香りが充満。一晩マリネしておいた鶏肉をさっと煮込んだだけなので、鶏肉の旨みも中にとじこもってジューシーな感じに仕上がりました。ぶつ切りの骨からも美味しいダシががカレーに溶け出しています。



普段は何にでも日本のお米を使ってしまうのですが、今日は雰囲気を出そうとジャスミンライスを炊きました。炊き上がってくると、いかにも東南アジアな香りが漂います。さらさらのスパイスカレーとパラリとしたご飯のコンビネーション、どこかにトリップしそうな感じです。(どこ?)やはりこういったカレーにはロングライスの方が合いますね。

ジャスミンライスっていわゆるタイ米なのでしょうか。その辺はイマイチ良く分かりません。

レシピ

鶏モモぶつ切り・・・1.5kg
たまねぎ(粗みじん)・・・1個
たまねぎ(乱切り)・・・1個
ジャガイモ・・・小12個
ナス・・・1本
にんじん・・・1本
ズッキーニ・・・1本
にんにく・・・4カケ

カレーパウダー・・・大さじ3
こアンダーパウダー・・・小さじ2
クミンシード・・・小さじ1
クローブ・・・5本
ナツメグ・・・小さじ1/2
黒こしょう・・・小さじ2
塩・・・少々
ライム・・・1個
しょう油・・・・小さじ2
オリーブオイル・・・大さじ2
ブイヨン・・・1個

<マリネ>
たまねぎ(粗みじん)・・・1個
コリアンダーパウダー・・・小さじ1.5
黒こしょう・・・小さじ1

1.鶏肉は余分な脂等を取り除き、一晩マリネしておく。
2.野菜は乱切りにする。
3.カレーパウダーから黒こしょうまでを合わせておく。
4.オリーブオイルを鍋に入れ、つぶしたにんにくをじっくり焼いて香りをオイルに移す。
5.にんにくを取り出し、強火で鶏肉のまわりに焦げ目を付ける様に焼く。
6.鶏肉を取り出し、たまねぎをじっくり炒めて端に寄せて、あいたところにスパースを入れ炒るようにし、たまねぎと合わせる。
7.鶏肉とにんにくを鍋に戻し、全体の1/3の高さまで水を入れ、ブイヨンを加えて弱火で20分ほど煮る。
8.別の鍋でジャガイモを水から茹で、茹で上がる寸前であげておく。
9.カレーの鍋にジャガイモ、にんじんを加えて数分煮て、塩コショウ、しょう油で味を整える。
10.オリーブオイルを敷いたフライパンで焦げ目を付けたズッキーニとナスを鍋にいれ、さっと混ぜたら出来上がり。
11.お皿に持ってからライムを搾っていただきます。

辛いのがお好きな方はチリパウダーを加えても美味しいと思います。



こんなにスパイスが入っているのにしつこくなく、とっても美味。ただですね、肝心の紫ジャガイモ、結構水っぽいのでカレーには合わないかも。。。美味しい食べ方ご存知の方、教えてください。


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しっとりサクサクコーンマフィン

2007年03月25日 | Pastries


朝食のパンがない事に朝気づいた時は、時間があればベーグルかイングリッシュマフィン、なければコーンマフィンを作ることが多いです。材料も大抵いつも冷蔵庫に入っているものなので、混ぜて焼くだけのお手軽マフィン、緊急時にとっても便利で重宝しています。

2つに割ると香ばしく焼けたコーンミールの香りがふわっと上がり、食欲をそそります。まわりはサクサク、生地に混ぜ込んだサワークリームおかげで中はしっとりとリッチに仕上がり、焼きたてのこの状態1日経ってもほとんど変わりません。コーンミールのぷつぷつ感も楽しく、あっという間に胃におさまってしまいます。



いつもはそのまま食べるのですが、今日は更に上にもサワークリームを乗せ、軽く炒ったコーンミールをトッピングしました。冷たい乳製品は牛乳以外ほとんどダメな彼、何もつけずにそのまです。まぁ、かなりハイカロリーなマフィンにこれ以上カロリーはいらないとは思うのですが、たまにはね、いいですよね。

レシピ

中力粉・・・150g
コーンミール・・・85g
ベーキングパウダー・・・小さじ1
ベーキングソーダ・・・小さじ1/2

卵・・・1個
砂糖・・・75g
サワークリーム・・・70g
牛乳・・・65g
バター・・・50g(無縁の場合は塩をひとつまみ加える)

1.粉類をあわせて振るっておく。
2.卵をほぐし砂糖をホイッパーですり混ぜる。
3.これにサワークリームを加えよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。
4.レンジでバターを溶かし加える。
5.粉類を振るい入れ、さっくりと切るように混ぜる。
6.マフィン型にスプーンで生地をすくって入れていく。こんもり盛った方がキレイに焼きあがります。



焼きあがった瞬間から、キッチンでひとつまみふたつまみしているうちに、実際に食べる時にはほんのひとかけらしか残っていませんでした。。。 もう1つに手が伸びそうだったのをぐっとこらえた自分に拍手です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週から彼の仕事が変わり、それに伴い生活時間も変わりました。今までは朝4時半起きのスーパーモーニングスケジュールだったのですが、今回は夜8時から仕事の、いわゆる夜勤スケジュールです。

とっても色白の彼にアリゾナの日差しはきつく、以前から夜勤を希望していました。夜勤で、週4日で、家から自転車の距離で、保険付きで、クーラーががんがん聞いているオフィス。そんな希望通りの仕事ないですから!と思っていたのですがありました。かなりびっくりです。彼は「ユメノシゴト!ビックリネ!」と大喜び。「夢のような仕事」と教えても、なんだかもう聞こえないようです。私も出来る限り彼の時間帯に合わせてみようとは思っているのですが、週末はいいとしても平日はなんだか大変なことになりそう。。。どこにも行っていないのに軽い時差ぼけ状態です。

食事の時間がイマイチまだ把握できず、気づくと1日2食になっていたり、食事の間隔が異常にあいていたりあいてなかったりということもしばしば。まだ摸索状態ですが、まぁ、なんとかなるでしょうという感じです。


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自家製天然酵母エピ

2007年03月24日 | Bread


はい、またエピです。ですが今回のは正にこれぞエピではないかと気がしてなりません。細身でキュッとくびれた1つ1つの穂が美しい!稲穂をイメージしているエピ、今までのは稲穂というよりバナナの葉でしたね。毎回、何か違う・・・と疑問に思っていたのですがようやく分かりました。今までのは太すぎました。。。 これでやっと稲穂に一歩近づけたような気がします。



特に気に入っているのは左の方のこの部分です。シュっとしていてスタイリッシュな感じ、いつものことですが自分で作っていながら惚れ惚れします。が、右の方はまだちょっとバナナの葉が見え隠れしていますが、あともう一息でエピ完成しそうです。



自家製天然酵母で作ったエピ、いつものパリパリの皮に程よくしっとり感が加わります。むしる時はバリッと音を立ててくれるのですが、口に入れるとソフトな感じです。焼き上がりのピチピチ音も心なしか澄んで聞こえて・・・(これは多分幻聴)。噛みしめるとじんわりと美味しさが口の中で広がります。

まだ天然酵母初心者なので間違っているかもしれませんが、天然酵母のパンは焦げにくいような気がします。いつもと同じ温度、同じ時間焼いても「あ・・焦げるかな?」ということなく焼きあがります。パンになるまでにかなりの時間熟成を繰り返している為、色々なところでその強さが出るのでしょうか。



そしてこのお尻の部分。今まであまりにもひどい出来だったので話題にも出しませんでしたが、今回のは他の穂とのバランスもよく、並んだ穂が自然にすっと終わっている感じ、理想系です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼の親友の弟夫妻がロスから遊びに来ているということで、私たちもお邪魔しました。この夫妻、2人とも俳優になるべくハリウッドで頑張っています。夕食後、Riskというボードゲームをやることに。いい大人が6人も集まってボードゲーム~?とバカにしながら始めたのですが、これが面白いのです!回が進むにつれどんどんのめり込み、心臓がバクバクしながら、はい終了!という感じです。全員が全員真剣になり、白熱した3時間でした。ボードゲームなんて人生ゲーム以来な気がしますが、大人になってからでも結構楽しめるものなんですね。特にこのゲームは他の国を占領していくコンバット系ながらもギャンブル色が強く、ちょっとギャンブル好きの私、のめり込みそうです。


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自家製ラムレーズンのミニパウンドケーキ

2007年03月23日 | Pastries


実家の母が良く作っているミニパウンドケーキ、同じ型で作ってみようと前回日本に帰ったときに型を買ってきました。アメリカでは大きな型はいくらでもあるけれど、小さな型の選択肢はほんのわずかです。しかも角が丸みを帯びているものがほとんどで、しっかり角の付いた型はなかなか見つかりません。焼き上がった時のシャープな感じ、やっぱり嬉しくなります。

どーんと大きな型で1本で焼くのもいいけれど、こうやってミニ型を使うとまた違った感じで、とっても可愛らしい焼きあがりです。



今回使用したラムレーズンは漬けてから1年のもの。こちらではラムレーズン、なかなか手に入りません。もしかしたら市販されていない?というか存在しない?といった雰囲気すら受けます。

母から譲ってもらったものをずっとちびりちびり使っていましたが、昨年やっと自分でも漬け始めました。敷居が高そう・・・と敬遠していたのですが、作ってみると以外に簡単でもっと早く始めていればよかった。。。という感じです。



レーズンの他に数種のフルーツをラム酒、赤ワインにブランデで漬け込んだこのフルーツ、ケーキを深みのある味にしてくれます。作った当日より、2~3日寝かせた方がしっとりと馴染んでぐっと美味しくなります。分かってはいるんですが、やっぱり出来立てをつまんでしまうんですよね。。。

生地にもラム酒が入っているのでかなりお酒っぽいかな・・・と思うのですが、そんなことは全くなく(自分がお酒好きだから。。。?)、上品で薫り高いケーキです。美しくパッケージされたら、このまま銀座ののお菓子屋さんに並んでいてもおかしくないくらいかな。ええ、誉め過ぎです。


レシピ(5x10x5のパウンド型6台分)

粉・・・180g
ベーキングパウダー・・・小さじ1
卵・・・4個
砂糖・・・180g(140gと40g)
バター・・・180g
ラム酒・・・大さじ2
ラムレーズン・・・200g

1.型に紙を敷いておく。
2.ボールに室温で戻したバターを入れてクリーム状に練る。
3.この中に砂糖140gを3回に分けていれ、全体に白っぽくなるまで空気を入れるように混ぜる。
4.卵黄を1個ずつ入れそのたびに良く混ぜ、全体にふわっとした状態になるようにする。
5.ラム酒お入れて香りをつけ、ムラなく混ぜる。
6.別のボールで卵白をほぐしてから、砂糖40gを入れしっかり泡立てる。
7.この卵白の1/3量を5.のボールに入れ混ぜる。
8.この中にベーキングパウダーとふるっておいた粉の半量を、ふるいながら木ベラで切り込むように大きくかき混ぜる。
9.ムラ無く粉が混ざったら、残りの粉を同様に混ぜる。
10.この中に残りの卵白をつぶさないように混ぜ込む。
11.ラムレーズンに粉大さじ1を振り、指先でムラなく混ぜる。
12.これを10.の生地の中にさっくり混ぜ込む。
13.型に入れ、160~180度で30~40分焼く。



レシピ(洋酒漬けフルーツ)

レーズン・・・1kg
プルーン・・・150g
リンゴ・・・3~4個
レモン・・・3個
シナモン・・・大さじ1
ラム酒・・・350g
赤ワイン・・・100cc
ブランデー・・・大さじ1

1.形のあるものは全てレーズンの大きさに揃えて切る。
2.密閉できる容器に全てを入れてさっくり混ぜ合わせる。
3.最初の2ヶ月くらいは1週間に1度程度、木ベラでさっくり上下を返す。
4.その後は気が向いたときに混ぜてあげればOK。

3ヶ月ほどで使えるようになりますが、寝かせれば寝かせるほど美味しくなります。10年も経つと果物の形状がなくなり琥珀色の液体になるようで、これで作ったケーキは格別とのことです。想像しただけで美味しそう!でもあと9年も待てるかしら。。。とうかその前になくなってしまいそう。。。10年後用に、もう1樽?瓶?ケース?(単位がイマイチ分かりませんが)漬けようかなと思っています。



今回の旅行中、替わりに仕事に入ってくれた同僚に、かわいくラッピングしてプレゼントしようと思っています。


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サワードーブレッドでサラミサンドイッチ

2007年03月21日 | Cooking


午前中の飛行機で両親達は日本に、そして私はアリゾナに戻りました。結構ハードなスケジュールでしたが、大きなハプニングもなくとっても楽しい9日間でした。思う存分美味しい魚介を食べることも出来たので、当分の間は「あぁーっ!牡蠣が食べたいー!!」と思うことなくやっていけそうです。



昨夜は(毎日のことですが・・・)食べ過ぎてしまったせいで、朝食はコーヒーのみで済ませました。空港で軽く食べたものの、かなりの空腹で帰宅です。彼にお土産のサラミを見せると大喜び!こういったヨーロッパなものアリゾナではあまり見かけません。ペペロニ?なんて言われてしまうとがっかりですね。。。

本物サラミと美味しいチーズでピザを・・・と思ったのですがあまりにも時間がかかりそうなので、こちらもサンフランシスコから買ってきたサワードーブレッドでサンドイッチを作ることにしました。



ちょっとアメリカ的で大雑把な見た目ですが、ほのかにすっぱく、もっちりしたクラムがとっても美味。Swan Oyster Depotで食べたパンがとても美味しかったので、母と私1つずつ買って帰ることにしました。直径25センチ、高さ5センチ程で1つ4ドルです。アメリカで美味しいパンが普通に買えるなんて、やっぱり大都市。はぁ羨ましい。。。



薄くバターを塗ってレタス、トマト、オニオンスライスとサラミだけのサンドイッチです。サラミの程よい塩分と「やっぱりヨーロッパは美味しいよね~」な風味とサワードーブレッドが絶妙なコンビネーション。普段はサンドイッチと言えば粒マスタード派なのですが、今回ばかりは何もつけなくても・・・というよりむしろつけない方が美味しいと思います。



サンドイッチにする前から、彼はオープンサンド状でどんどん食べていました。久々のサラミ、とっても嬉しかったようです。この分でいくとあっという間に1本食べてしまうのでは・・・。



Molinari Delicatessenで購入したのはこのサラミです。約900グラムで10ドル!激安ですが激ウマです。このお店で一番美味しいサラミだとお店の人は言っていました。



私がサンフランシスコに行っている間に家はすっきり片付いていて・・・と思ったらなんだか雑然としたままです。それでも「11時間も掃除したのにまだ片付かない!」と彼。洗濯機が回るのをずっと見ていて時間が経ってしまったのかと聞くと、さすがにちょっと憤慨気味。よくよく話を聞いてみると、クローゼットをまた大々的にDIYしていたようです。

スーツケースは明日片付けます。。。


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サンフランシスコとアリゾナの大地9

2007年03月20日 | Trip


今朝は朝から雨。でも午前中はアルカトラスツアーを予定していたので、午後には晴れることを祈りつつホテルを後にしました。結構人気があるツアーなので当日行ってもチケットは売り切れです。1ヶ月も前から用意周到、ネットで予約しておきました。

が・・・

某ガイドブックにはピア41からフェリーが出ると書かれていますが、実は船が出るのはピア33です。私たちは出航15分前までピア41の前でうろうろしていましたが、誰もいないことに不安を感じて(もっと早く気づくかしら、普通・・・)聞いてみるとピア33とのこと。タクシーも逆側でつかまらず、猛ダッシュでピア33に向かいました。予約便に乗り遅れた場合の振り替えは効かないので、かなり必死です。私はまだいいのですが、両親たちが・・・。でも普段からトレッキングなどで鍛えているお陰で最後まで?走りきることができ、ゼーハーしながらも出航3分前に揃って無事船に乗り込みました。こうならない為にも早々とフィシャーマンズワーフには着ていたんですけれどね。。。どうも私、ツメが甘くてダメです。皆様もお気をつけください。



刑務所内はオーディオツアーとなっていて、自分の言語のヘッドフォンを借りて自分で回る仕組みです。もちろん日本語も用意されていて、1度スタートすると後は自分の世界。説明に聞き入り、へー、ほー、と感心しながら所内を歩き回ります。アルカトラスが舞台となっている映画を見てからここに来ると、また違った目で回れて楽しいかもしれません。



フィッシャーマンズワーフには多くのレストランが有り、選ぶのがなかなか大変です。が、ぱっと入ったNonna Rose、なかなかいい感じで、迷うことなく茹で蟹を頼みました。4人で2オーダーとクラムチャウダー1杯ずつでお腹いっぱいです。

昨日のオイスターバーでのカニのむき身も捨てがたいですが、やはり茹で立てのカニ、美味し~い 



はっと気づくとカニ味噌が来ていないではないですか。聞いてみると「あ?欲しかった?すぐに持ってきます。」との事。やはり頼まれないと捨ててしまうんですね。。。味噌も温かくて、パンにつけて食べたら絶品。



サンフランシスコではトローリーカーが走っているので頭上に線が渡っていますが、ここの交差点はもうなんだか大変なことになっていました。



アルカトラスを出たときには雨がざーざー降っていたのに、なんとランチ後にどんどん雲が切れ、こんな晴天になってしまいました。ゴールデンゲートブリッヂにはいけないと思っていましたが、急遽予定変更です。

スコーンと晴れ渡った青空に真っ赤な橋のコントラストがとってもステキ。後ろの山々はまるで絵画のように見えます。あまりの景色に皆テンションが一気に上がり、橋に駆け寄っていきました。



橋を渡り始めると、ものすごい風にふっ飛ばされそうになります。向こう岸まで渡って、反対側の歩道を歩いて帰ってこようかと思っていましたが、結局1/4の地点で折り返してしまいました。



橋から見渡すサンフランシスコ市内とアルカトラスも絶景です。



最後の晩餐は迎賓館です。エビのにんにくソースを是非父にも・・・と思っていたのに、なんと今日はエビちゃんが水槽にいないではないですか。潮の関係で取れなかったようです。ショック 

替わりにロブスターを注文したら、生きている彼(ロブスター)をお盆にのせてうやうやしく見せに来てくれました。なんか少し嬉しい感じ?です。XO醤炒めにしたのですが、ぷりっぷりのロブスターとソースが好相性で最高!またまた白ご飯を急遽オーダーし、お腹がいっぱいながらもついつい箸が出る出る。。。



カニと魚の内臓のスープというちょっと不思議なスープを頼みました。白くぷくっとしているのが内臓なのですが、臭みは全くなく、たっぷり入ったかに身も贅沢。これは期待以上のスープでした。他にもオイスターのねぎと生姜炒めというちょっと定食っぽいネーミングの一品をオーダー。さっと炒めた大きな牡蠣がとっても濃厚で、生牡蠣とはまた違った美味しさに感動です。大きな牡蠣が8つ入っていて10ドル程度のこの一皿。今日のイチオシと言っても過言ではありません。

最後にケーブルカーも乗り、サンフランシスコの夜景を眺めながらホテルに戻りました。あっという間に日にちが経ち、明日が最終日です。もっと色々見せたいところはありましたが、それはまた次回に。。。サンフランシスコとアリゾナの大地の両方、堪能してもらえてたら嬉しいです。


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この旅行の第1日目から読む場合はこちら、翌日を読む場合はこちらをクリックしてください。

サンフランシスコとアリゾナの大地8

2007年03月19日 | Trip


今朝早くアリゾナを発ち、サンフランシスコに戻ってきました。シーフードに目がない父を連れてSwan Oyster Depotへ。クラムチャウダー、カニの剥き身に生牡蠣・・・と食べたい物をどんどん注文していきます。目の前に美味しそうなスモークサーモンが横たわっていたので即注文。まったり脂の乗ったサーモンが、レモンの酸味と相性良く口の中でとろけるよう・・・ 丁度お腹の部分だったのでラッキーでした。頼むときには自分の好きな部位か確認した方がいいかもしれません。



店内はこんな感じでカウンターのみです。それなのに大きなバギーで赤ちゃんを連れた女性もいたりして、結構何でもアリみたいです。



かなり急な坂でも縦列駐車ですが、さすがにここまでの坂になると坂と垂直になるように駐車しています。あまりの坂道で、車も山側から持ち上げたら転がってしまうような感じさえします。歩いて登るのもキツイですが、降りるのも結構大変だったりもします。



垂直に駐車するようこの様な標札が立っています。



こちらもサンフランシスコと言えば・・・の有名なロンバートストリートです。あまりの急勾配に直線距離にしたら大した距離でない坂に8つもカーブがあるくねくね坂です。慣れない坂を必要以上にトロトロ走っていると、後ろから来たタクシーにクラクションならされたりして更に焦って・・・みたいな車がいました。

もう少し暖かくなると、花がいっせいに咲き出すようです。



ヨーロッパを思わせるお店、Molinari Delicatessenを発見しました。ディスプレイからなんかちょっと違う・・・といった感じなのですが、店内に入ったら更にヨーロッパな雰囲気いっぱいです。こういった雰囲気、アリゾナでは味わえないので大興奮です。



ヨーロッパにしか売っていないと思っていたサラミなども十数種類あり、どれもお手頃価格です。チーズもブロックで売っているし、その場で好きなサラミとチーズと野菜でサンドイッチも作ってもらえます。手作りのラビオリ等も売られていて、なんかこう、大都市を目の当たりにしたような気がしました。試食もどんどんさせてくれ、サラミの大好きな彼に2本お土産に。



コイトタワーにも登りました。少し天気が悪かったのですが丁度塔に登る頃青空が広がり、(私の?)普段の行いの良さでしょうか。

景色に見とれながら歩いていたので疲れはほとんど感じませんでしたが、距離にしたら相当歩いたと思います。お腹を空かせてまた美味しいものを食べるには丁度いいですね。


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