夢にまで見たリンゴ狩り、ようやく夢が叶い週末に行ってまいりました。
と言っても何が何でもリンゴ狩りがしたかったのかというわけではなく、ぶどうでも梨でも何でもよかったわけで、そして更に言うならば農園ではなくキャンプでもよかったのですが。ツーソンに越してきてからの2年半、休みはDIY1本だったのでこういった週末に飢えていたわけです。何でもいいから、どこでもいいから何かしたかった・・・みたいな感じ?毎年この時期、指をくわえて見ていた
Apple Annie's Orchard、ツーソンから東南に1時間半くらいのWillcoxという村にあります。
彼もこの日をえらく楽しみにしていたようで、息子を担いでぐんぐん足取り早く。バケツとリンゴを採る網つきの棒を借りて初リンゴ狩りです。簡単そうなのですが意外と難しく、ボロボロっと頭の上に落ちるもなかなか網には入らず・・・。
延々と続くリンゴの木。リンゴってこんな生り方するんですね。なんだかちょっと想像と違って軽くびっくりです。どの木も鈴なり・・・というのが相応しい状態でした。
今回はFuji、Granny Smith、Red Deliciousの3種だったので1/3ずつ収穫しました。Fujiはどれもち・・っちゃくて、大きいものでもテニスボールくらい。小さいものだとライムくらい?それでもぎゅっと味が締まってとっても美味。「この木美味しいかな~。」なんて言いながらもいでは食べ、食べてはまたもいでを繰り返し、合計10個くらい味見したかも。(笑)こっちのスーパーで売っているリンゴは、このご時勢にどれもワックスでテカテカで、とても皮ごと食べる勇気はないので、久々に皮ごと食べられるリンゴ感動でもありました。
広い園内はトラクターで移動。おじさんがグルグル回っていてくれるので、適当に乗り合わせる・・・とそんなのんびりとしたスタイルです。トラクターの後ろに広がる「田舎」な風景。
Red DeliciousとGranny Smith。レッドデリシャスっていつも思うのですが随分と大胆な名前ですよね。「赤くて美味しいリンゴ」ってそんな感じの名前ですよ。柔らかめでゼロっとした舌触りなので、リンゴは絶対クランチー派な私としてはあまり好きではない品種ですが、アップルソースにするには種類が沢山あったほうが美味しいので収穫。
息子はリンゴよりも葉っぱのほうが気になるようで、手にするのは葉っぱばかり。
バケツいっぱいに収穫しました。量ってみたら22パウンド(10キロ)。1パウンド99セントなので、21ドルちょっとのお支払いでした。スーパーと変わらない値段です。これだけ楽しめて、しかもワックスかかってなくてこのお値段はかなりのお値打ちではないかと思われます。
地面に大量に落ちているリンゴ。く~っもったいない!もちろんリンゴとしてももったいないのですが、我が家的には良い堆肥になるのに~という感じです。家で堆肥を作っているのですが、なかなか家庭だけの野菜屑だけでは量ができないので、こんなジューシーな堆肥材料は喉から手が出るほど欲しいのです。「あー堆肥にしたい~。持って帰りたい~。」と彼は延々つぶやいておりました。
我が家は9時ちょっと過ぎに着いたので(オープン9時)ガラガラでしたが、終わって11時半ごろリンゴ園から出てきたら人、人、人の山。貸し出し用の網はないわ、バケツも奪い合いでレストランも長蛇の列。しかも朝は涼しかったのにお昼頃は太陽ジリジリ&激しい砂埃・・・。やはりこういうところは早く行くに限りますね。
リンゴ関係いろいろ売られていました。自分で採るのが面倒な人用のリンゴもあり。(笑)アップルサイダーはハーフガロン(1.8リットル)6ドル。値段的にはこんなもんですよね。試飲したら美味しく、これなら彼も飲めるので購入。Apple-Smoked Burgersの看板を掲げたレストランには軽く30人くらい並んでいました。お昼持参は必須です。
午後は近くの野菜畑の方に行ったのですが、それについてはまた後日・・・。
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