アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

レモネード

2008年03月31日 | Pastries


毎年レモンの時期になると、前々から目をつけていたレモンの木のあるお宅を回って分けていただいていました。知らないお宅のドアをノックして・・・とかなり大胆な手法です。

ツーソンの冬は初めての上(どの家にレモンの木があるかわからない・・笑)、ちょうどその時期に帰国していたため、レモン確保のタイミングを逃してしまいました。それでも外に出るたびにレモンの木をちらちらと探していたのですが、生っているのはオレンジばかり・・・。

アメリカで売っているレモンは目の玉が映るくらいピカピカにワックスがかかっていて、とてもじゃないけれど皮ごとは使えません。来年まで待つしかないか・・・と思っていた時に、お友達が1個分けてくれました。へ?1個・・・?という感じなのですが、実は今年は裏年で実が3個しか生らなかったとの事。それなのにその貴重な3個のうちの1個を分けてくれたのです。しかも生っているのを目の前でもぎ取ってくれてとってもフレッシュ。
本当は30個くらい欲しいと思っていたけれど(←欲張り)、そんな思いも吹き飛ぶくらい嬉しい1個のレモンです。



無農薬レモンの堪能の仕方はやはりこれ。レモンのはちみつ漬けですね。大量に頂いてざくざく切ってバンバン漬けている時とは違い、後で使うレモンの形なんかも考えながら丁寧に少し厚めの薄切りにしたりして。

煮沸した瓶にスライスしたレモンを入れて、上から全部が隠れるくらいはちみつを注ぎ1日待つだけで出来上がりです。

ツーソン、朝晩はヒンヤリですが、日中はもうすっかり夏日のような感じで暑い日が続いています。作り立てを炭酸水で割って飲んだら美味しかった~ 彼も大好きなので、あっという間に飲んでしまいそう。残ったレモンはお菓子に使おうかな。Yさんありがとうございました~。今年の冬、期待して良いですか。(笑)大豆と引き換えに・・・(←まだ植えてない)。



前回はおしゃべりだけで終わってしまったパン会議。今回はちゃんと作ってみました。お題はハムマヨロールとクリームパン。スタンドミキサーで捏ねた生地とHBを使って捏ね発酵をした生地で成形です。私は手ごねしかやったことがなかったので、スタンドミキサーでの捏ねは勉強になりました。早くスタンドミキサー買わなくては!かわいいハート型の成形も覚えて、レンジで作るカスタードなんかも教えてもらったりでいい感じです。出来立てのパンはやっぱり美味しい 食べてしゃべって、またもやあっという間に夕方でした。Aさん、Yさんありがとうございましたー。

お惣菜パン、うちは彼が肉々しいパンが苦手らしいので作ったことがありません。パンにお肉を挟んで食べるのは好きだけれど、初めから巻き込まれて焼かれているのは嫌らしいです。らしい・・・というのは一度も作ったことがないから、真相は良くわかりません。いつもの食べず嫌い&食わせず嫌いの可能性もあるので、作ってみようかな。


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プレーンベーグル

2008年03月25日 | Bread


母が送ってくれた粉で何を焼こうかとずっと考えていたのですが、まずはシンプルにベーグルにしてみました。もちろんあこ酵母です。あこ酵母と日本のオイシイ粉のコンビネーションは最強で、イーストベーグルとは味もむっちり度も全然違います。その味をシメてしまった今、ベーグルだけはもうイーストには戻れないかも・・・。

先日、たまにはイーストでもと思い焼いてみたのですが、もそっとした食感がどうもう~ん・・・という感じ。以前は美味しいと思って食べていたのに不思議です。あこ酵母は沢山あるので、オールパーパスでも美味しく焼ける方法を見つけなくては。



焼きあがったベーグル、クラストがしっかりしていて引きちぎるとバリバリ亀裂が入ります。美しいクープも永遠の憧れですが、亀裂も同じくらい好きです。パリパリした皮と、むっちりな中身がいい感じ。焼きたてももちろん美味しいのですが、翌日もまた別の味わいがあるのです。更に引きが強くなって、手で「割る」事は不可能。あくまでも両手でぐっと「引きちぎる」感じで、好みがあるかも知れませんが、私のツボにはまったベーグルです。

6個焼きあがり、1日2個ずつで3日で完食。え?もちろん1人で全部食べちゃいましたよ。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日、息子の4ヶ月検診で予防接種を開始しました。アメリカでは生後2ヶ月から予防接種を開始するようですが、なんとなく怖かったので4ヶ月まで待ってみました。昨日打った注射は下記の3本。1つは経口シロップでした。

・ジフテリア、百日咳、破傷風の三種混合+ポリオ+ヘモフィラス・インフルエンザ菌タイプB
・B型肝炎
・肺炎球菌、
・ロタウイルス(シロップ)

日本では接種しないものもあり、且つ一度に何本も打つのでなんとなく「だ、大丈夫なの・・・?」と気になる部分もありますが、色々考えた末、アメリカの方式通りに予防接種をしていくことにしました。

さて、打たれる当人。
まずシロップをスポイトで口に流し込まれてる時から、だんだん怒りに満ちた顔に変わっていき、太ももに1本目が打たれた時には今まで聞いたこともないほどの号泣振り。それがあと2本も続き、喉がちぎれんばかりの泣き叫び様でした。あまり泣かない息子、家に帰ってからも泣き叫び、翌日の今日になっても不安定な感じ。相当ショックだったのが伺えます。

見てるのもつらいですが、1本打とうが、3本打とうが、泣きの質?は変わらないような気がするので、1本ずつ日にちを分けて打っていくよりもどーんとまとめて打ってもらったほうが(お互い?)辛い思いをする回数も少ないのでは・・・とも思えてきました。

とは言え、これから2カ月おきにあと3回くらいは同量を接種される予定なので、少し気が重いです。


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卯の花

2008年03月21日 | Cooking


少し前ですが、実家で食べた味をもう一度・・・と思い、卯の花を作ってみました。もちろん卯の花なんて作るの初めてだったのですが、案外難しくなく出来るものなのですね。ただ、おからなんぞこちらでは手に入らないので、卯の花が食べたければまず前の晩に大豆を水につけて・・・から始めなくてはなりません。豆乳とおから作り、手間はかかりますが簡単です。

久々に出来立ての豆乳も飲めたし、食べたかった卯の花も食べれたし、満足満足・・・なのは私一人で、彼は一口食べて「ス、スミマセン・・・(←日本語)」と台所で吐き出してました。味的には大丈夫のようですが、おそらく食感がダメなのでしょう。これだけ手間隙かけたのに残念ですが、まぁ、始めからこれは私のために作ったようなものなので、独り占めできる・・・という気持ちのほうが実は強かったりします。

レシピ

おから・・・150g
人参・・・中半分
ごぼう・・・1/2本
長ネギ・・・1本
鶏モモ肉・・・200g
油揚げ・・・1/2枚

醤油・・・大さじ1
だし汁・・・2/3カップ
砂糖・・・大さじ1
酒・・・大さじ1

1. それぞれの野菜を2センチ長さぐらいの千切りにする。
2. 鍋に油を熱し、人参・ごぼう・長ネギ、油揚げを炒め、鶏肉を加えて色が変わったらおからを加え混ぜながら炒りつける。
3. 砂糖・醤油・酒・だし汁の順に加えながらしっとりした感じになるまで炒る。




最近はまっているのがこちら。重曹です。ネットで調べものをしていたら、どんどん脱線して最終的には何を調べていたのかさえも忘れ、重曹生活について読みふけっていました。影響されやすい私、始めは1キロ入りの重曹を買ってみたのですが、Costcoで12lb(5.4キロ)入りが5ドルちょっとだったのを見つけ、思わず買ってしまいました。

クエン酸と混ぜて・・・とか色々あるみたいですが、面倒だと続かなそうなので、まずはクレンザー代わりに台所で使ってみると・・・あまりの汚れ落ち具合にもうびっくりです。ガス台も簡単にきれいになるし、お鍋もフライパンもスッキリ。もうアメージングー!という感じです。

他の使い方としては、お湯に溶かした重曹を洗濯洗剤に混ぜて洗濯しています。今までも息子と私のものは自然派洗剤を使っていたのですが、重曹と洗剤半々で洗っています。彼は合成洗剤の化学的な匂いが好きなので、別洗いしていましたが徐々に変えていこうと企んでいます。

もう少し重曹に慣れたら色々試してみたいなぁ。調べていると、お風呂に入れてもいいみたいだし、顔も洗えるとの事。漂白剤にもなるし、柔軟剤にもなるみたいです。アクリルたわしにも興味があるし、ゆっくり1年くらいかけて家にある合成洗剤系全て自然なものに代えていけたらいいなと思っています。

日本でいうところの「粉石鹸」ってアメリカだと何にあたるのでしょう。そのまま直訳のパウダーソープでは??みたいです。逆に粉洗剤が出てきてしまいます。
石鹸の正式名称は脂肪酸ナトリウムとか脂肪酸カリウムとか言うらしいのですが、そんな日本語でも使わない単語を英語に直して・・・とやっているうちにいつも力尽きてしまうのです。彼も日本の粉石鹸の存在は知っているのですが、それがアメリカで何なのかはわからないみたいです。どなたかご存知の方いらしたら教えてください。


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穀物入りカンパーニュ

2008年03月17日 | Bread


毎日毎日代わり映えしないカンパーニュばかり焼いていたので、何か別のものを・・・と思い本を見ていると穀物入りのレシピが目に留まりました。材料もあったので、すぐに取り掛かることに。

ひまわりの種、けしの実、オートミール、コーンミール、ゴマが入り、半分以上が全粒粉のかなりどっしりしたパンです。レシピでは茹で大豆が入っていたのですが、さすがにこのためだけに大豆を戻して・・・という気にはなれず、代わりに白ゴマを入れてみました。しかも本ではプチパンの成形で、1つずつけしの実やらゴマやらいろいろトッピングしてるのですが、それもすっとばして結局形はカンパーニュで粉を振るって焼きました。



参考にした本はこちら。最近は高橋雅子さんの本ばかりですが、その前はずっとこの本で焼いていました。また復活しそうです。

クラム(皮)がかなりしっかりとした焼き上がり。コンコンというよりゴンゴンたたいてもビクともしません。穀物の香りも食感も楽しく、ハードな感じもかなり気に入ったのですが、彼はイマイチだった様子。彼が好きなのは水分量が多く、途中何度もパンチを入れるようなパンです。手間かかるんですよね~、非常に。その割には一瞬で食べちゃうし。そんなものでしょうかね。


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洋梨のキャラメルロールケーキと夕焼けの写真

2008年03月14日 | Arizona


ご縁があってパンを焼く日本人の方と出会い、いろいろ情報を交換しましょうと、昨日パン会議&ランチに招待して頂きました。マヨコーンパンや、ベーコンオニオンロールなど、ちょうど焼きあがるように準備してあり、焼きたてのほわほわをほおばって、おいしーい やはり人が作ってくれたものはもう、無条件に美味しいですね。こういったお惣菜系のパン、ほとんど焼いた事がないので、焼き立てを食べたこともなくとても新鮮でした。あぁ、日本のパン屋さんが恋しい・・・。

パン会議と銘打っていたのですが、「美味しいね~♪そうそう、あれなんだけど・・・」と女3人どんどん話は別の方向に進んで、あっという間に夕方に。全然パンの話にならなかったのでまた近いうちに仕切り直し予定です。

洋梨のキャラメルロールケーキを作っていきました。久々に作った割にはまぁまぁの出来だったかな・・・と。実は彼、このロールケーキ大好きなのですが彼のために1本作ることはほとんどなく、食べられるのはいつも端っこのみ。今回も端っこを出したら暴れだしそうだったので、週末にでももう一回作らなくてはです。



我が家の洗濯機、ものすごく高機能でお高いものなのですが(フロアモデルで半額以下になっていた時に購入)お水の中で洗濯物が泳ぐタイプではなく、節水系?で水はそんなに使いません。すすぎもお水たっぷりとはちょっと違う感じです。今まであまり気にしたこともなかったのですが、昨日息子のオムツを洗い終わった後、何気にオムツをギュッと握ってみると洗剤がたっぷり残っているではありませんか。え?!と思い、更にすすぎを20分してみても同じで、洗剤の泡が残っています。そんな洗濯機はありえないということで、半年使ったけれど

返品?

本当にそんなことできるの?と半信半疑だったのですが、本当にできたのです。もちろん交渉は彼がしたのですが、さすがの私もびっくり。半年使った洗濯機、全額返金です。それでまた新しい洗濯機を(今度は普通の!)購入したのですが、それもまたあぁでもないこうでもないと選ぶのに時間がかかり、家に着いたのは夜8時過ぎ。充実した?一日でした。

今日の夕日はまた一段とキレイで、刻一刻と変わる空を見つめ、しばしぼーっとしてしましました。

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豚バラのあんず煮

2008年03月11日 | Cooking


骨付き豚バラブロックがセールで1キロ2ドル!2キロ入りを3パックも買ってしまいました。といっても、我が家、かなりの肉食なのであっという間になくなってしまうと思われます。骨付きと書いてあっても、パックによってはほとんど骨がついてなかったり、しっかりついていたりとマチマチです。

前々から作ってみたいと思っていたマーマレード煮。でも彼がマーマレード好きではないので(柑橘系ジャム全般ダメみたいです。)あんずジャムで煮てみました。おしょう油を入れた段階で、煮汁濃すぎた・・・?と少し不安になったのですが、そのまま続行しコトコト煮ること2時間。濃すぎるなんてとんでもなく、こってりと甘辛い、とてもい~い感じの角煮になりました。

初めはジャガイモ入れていなかったのですが、この煮汁にはジャガイモがなくては・・・と思いたち、即効で皮を剥いて放り込むこと30分、いい色に染まりホクホクなのに崩れていなくて美しい BBQ味ではなく、こういう味はやはりいいですね~。ホッとします。



レシピ

豚バラ・・・1.5キロ
あんずジャム・・・160g
しょう油・・・80g
にんにく・・・2カケ
しょうが・・・大きめ1カケ

1.フライパンをしっかり熱し、お肉全体に焦げ目をつける。
2.沸騰したお湯に入れ、20分ほど茹でる。
3.ザルにあけ、鍋を洗ってから包丁でたたいてつぶしたにんにく、しょうが、調味料を加え、その中にお肉を戻し入れてトロ火で2時間ほど煮込む。
4.ジャガイモを加え、更に30分ほど煮込む。
5.一晩涼しいところに置くと、上に油が白く浮くのでカロリーダウンしたければこれを取り除く。

しっかり脂抜きされているから、このぷるんぷるんしてるところは脂身というよりコラーゲンよね・・・と信じ切り、罪悪感無しにしっかり頂きました。ここ1年くらいハマっている玄米、最近は更に拍車がかかり、この1ヶ月くらい白米食べていないかもです。こういうこってりしたおかずと特に合うような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、日本から荷物が一気に3つ届きました。といってもそのうちの2つは自分で送った船便ですが。自分で荷造りしているので何が入っているかはわかっているのですが、何故かワクワクしてしまうのですよね。しっかり覚えているくせに「何入れたんだっけ、あたし~♪」みたいに。(笑)こっちで読もうと新しいお料理の本も数冊入れていたので、もうだーっと読み漁りました。美味しいものに飢えてるんですね、きっと私。

もう1つは母からで、美味しい嬉しいもの沢山入っていました。1つ1つにんまりしながら確認して、その中にひゃ~!というものが・・・。春よ恋(北海道産の小麦粉)1キロが入っていました。私にとってはすでにもう麻薬のような存在。せっかくこっちの粉に慣れてかけていたのに~!なんて思いながらもとっても嬉しく、何を作ろうかしらとかなり楽しみです。つい、もったいないから取っておいて・・・としがちなのですが、そのうちに鮮度落ちてしまうので新鮮なうちに使わなくてはです。


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カンパオチキン~鶏肉とかぼちゃの辛味炒め

2008年03月08日 | Cooking


レシピを整理していたら昔良く作っていたかぼちゃの料理が出てきたのよと、母からレシピが届きました。日本の野菜が今ブームの私、ちょうどかぼちゃが半分冷蔵庫にあったので早速作ってみました。

油でさっと揚げているせいか、ただ炒めただけとはちょっと違ったワンランク上の仕上がりに。レシピ見ただけではピンとこなかったのですが、食べてみて「そうそう、これこれ!」母が以前作ってくれたのをと思い出しました。かぼちゃらしからぬというか、少し大げさに言えば、かぼちゃ料理の概念を覆すような・・・そんな一品です。



レシピ

鶏もも肉・・・2枚
醤油・・・小さじ2
塩・・・一つまみ    
コショウ・・・少々
片栗粉・・・小さじ4

<調味料>
豆板醤・・・小さじ1
醤油・・・小さじ4
紹興酒・・・大さじ2
鶏がらスープ・・・1/2カップ

かぼちゃ・・・300g
アスパラガス・・・10本
長ネギ・・・1本
生姜・・・小さじ1
ニンニク・・・小さじ2

1.鶏肉は余分な脂やスジを取り2cm角に切り、下味をつけておく。
2.かぼちゃは種を取り、まだらに皮をむいて2センチ角に切る。アスパラガスも同じくらいの大きさに切る。
3.かぼちゃはレンジで八分どおり火を入れ、高温の油でカリッと揚げる。
4.下味のついた鶏肉もカリッと揚げる。
5.フライパンに油を熱しニンニク・生姜・ねぎのみじん切りを炒め香りが出たら豆板醤を加え炒めてアスパラを入れいためる。
6.鶏肉とかぼちゃを加えて、紹興酒・醤油・ガラスープ・コショウで味付ける。整ったら水とき片栗粉を入れまとめる。

出来上がったときに少し味が濃くなってしまったので、急きょ茹でてあったカリフラワーを他のお野菜と揃えて切ってざっと混ぜたら、どんぴしゃり。こりこりした歯ごたえも残り、さっぱりし、量も増えて(これ重要)いい具合にまとまりました。


彼は一目見るなり、「カンパオチキンだ~!」と大喜び。私的には「何ですか、それ?」なのですが、こっちのアメリカンなチャイニーズレストランのメニューの1つにカンパオチキンとやらがあるらしく、それに見た目がそっくりとの事。味はカンパオをもっともっとずっと美味しくした感じだね・・・となんだかすごいほめ方だけれど、かなり気に入った様子でした。

アメリカ人に料理を出すと大抵聞かれるのがその料理の日本語名。すき焼きとか餃子みたいに名前があるものいいのですが、こういった「・・・とxxxの●●炒め」の様に名前があるようでないようなお料理のときが困ります。しかも日本で食べられているお料理ってこういう名前のものがかなりあり、その上自分で勝手に名づけました・・・的なメニューも多く、「えーっと・・・」と頑張って直訳すると料理名というよりももはやお料理自体の説明?みたいになってしまい、最終的には「ふ~ん」となんともわかったようなわからなかったような雰囲気に包まれてしまうのです。

彼曰く、アメリカでは全ての料理に誰しもわかる名前がついているから、料理に名前がついていないって意味がわからないかも・・・との事。そうするとアメリカンな創作料理はないってこと??それもなんだか違うような気がするのですが・・。

どちらにせよ、彼にこの名前を覚えてもらうのは現実的でなく、「ほら、かぼちゃを小さく切って、チキンと一緒に炒めた・・・あれ」と説明するのも大変ななので、我が家ではこの料理、カンパオチキンと呼んでいます。



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全粒粉バゲット

2008年03月05日 | Bread


カンパーニュばかりの日々だったので、バゲットを焼いてみました。かなりいびつで、きっとバゲットを焼こうとしたんだろうなぁという焼き上がりですが・・・。

大きめ1本、25センチ程ですが巻きが均等でなかったためか弓状になってしまいました。しかもクープは4本入れたはずなのにどこかで合体してしまったようです。あえてほめるとすれば元気のよさ?不恰好なのに妙に元気があって、何故かかわいく見えてしまう、実はお気に入りの1本です。



帯もバッサリ途切れてしまいましたが、クープの開き具合は私の中では中の上くらい?



こうやって破裂した感じのバゲットは、見た目はイマイチでも気泡はたっぷり入っているのが今までの常。ワクワクしながら切ってみたのですが、気泡入っていませんでした・・・。なんでー?!奥が深すぎるバゲット・・・。



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宝石卵

2008年03月03日 | Cooking


この記事を見て思い出しました。
今回帰国した際に1年前に仕込んだお味噌を分けてもらい、アリゾナまで持って帰ってきました。入れ物に移した時に元の容器にほんのちょっと残ったお味噌と染み出した水分、もったいなくてそこにお醤油を少し足し卵の黄身をつけておいたのです。3週間くらい前だったので、大丈夫かな・・・と見てみると黄身が半分くらいの大きさになっていました。

色も濃くなり、つやつやしてなんだか美味しそう。もちろんすぐに食べてみる事に。



とろっととろけるのかなと思っていたら、ねっとりとしていてお箸でちぎるという感じ。お味噌とお醤油が染みこんでいて、香ばしくまったりとした舌触りに「ひゃー美味しいかも!」と1人で大興奮です。もはや卵の黄身をはるかに超えた珍味です。半透明な見た目もきれいで、偶然の産物に嬉しくなってしまいました。漬けたタレもご飯にちょろっと垂らしたら何杯でも食べてしまいそうです。

手作りのお味噌、やはり市販のものとは全然ちがいます。お豆の「味」がするお味噌。調味料として使うのではなく、お野菜などにつけて直接食べたて味わいたい感じ。もったいないのでちまちま食べます。来年は私も漬けてみようかな。今年は大豆も収穫予定(まだ蒔いてもいませんが・・笑)なので、自家製大豆で自家製お味噌?!想像しただけで美味しそうです。想像だけで終わってしまう可能性も大ですけれど。

そう大豆といえば、大豆は枝豆から出いているというか、枝豆が乾燥したものdだってこと、私はお恥ずかしながらつい最近知りました。確かに英語ではどちらもソイビーンなのですが、そんなことは考えた事もなくかなりの衝撃でした。なので、大豆を蒔けば枝豆が生る・・・らしいです。



今週もまたDIYオンリーの週末でした。彼が屋根に上って何やら作業していたので、私も上ってみると・・・

ぐるっと山が見渡せていい景色。彼のプランだと、10年後に更に増築する際、同時に屋根の上に小さなテラスを作って、山々を眺めながらそこでお茶を飲めるようにしたいのだそうな。とっても素敵な計画だとは思うのですが、私としたらそんな10年後の話に思いを巡らせているよりも先に、この家を早く何とかして欲しい・・・という感じなのですけれど。男のロマンにはついていけません。


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大豆の五目煮

2008年03月01日 | Cooking


体に優しい食事、頑張ってます。
お豆腐は大豆をよりも栄養価の高いと思われ絞ったものなので、おからも一緒に食べないと大豆に含まれる栄養価は取れません。それなら大豆を食べた方が手っ取り早い?と思い、近くの韓国食材店で2.2キロ入りの大豆買ってきました。同時に2.2キロの玄米2袋を購入。何人家族がいるんだって感じですね。日本食材店はありませんが、韓国系、中華系のスーパーは沢山あるので実は結構色々手に入るのです。

こんにゃく、干しいたけなんかが入るともっと美味しいと思うのですが、うちでは彼が食べられるギリギリの食材使用です。これ以上入ってしまうときっと「ムリデス・・・。」となってしまうような気がするので。昆布は大きく2つに切っただけにし、よそうときに彼の方には入らないようにしてみました。昆布もひじきも黒ではなく緑色だったらきっと食べるんだろうなぁ・・・。

レシピ

大豆・・・240g
人参・・・中くらいの1/3本
昆布・・・10センチ
ごぼう・・・1/2本
鶏肉・・・240g

だし汁・・・3カップ
砂糖・・・ 大さじ1
みりん・・・ 大さじ1
酒・・・ 大さじ2
醤油・・・ 大さじ2
塩・・・少々

1. 大豆はサッと洗って豆の3倍程度の水に一晩つけておく。
2. つけ汁ごと中火で蓋をせずに10分煮る。差し水をして再び沸騰したら汁を捨てる。
3. だし汁3カップを鍋に入れ、豆が踊らないよう程度の火加減で柔らかくなるまでゆっくりと煮る。
4.野菜、鶏肉をさいころ切りにする。
5. 大豆が柔らかくなったら具材と調味料を加え、味や堅さを見ながら煮含める。

これは彼には少し和風過ぎたご様子。でも出された分は食べていたのでセーフ!



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