米ぬかオイル、使ってみたくて買ったもののあまりの忙しさにしばらく放置されていました。息子たちがサマーキャンプに通いだして日中少し時間が出来たので、さっそく新しい石鹸を!と鼻歌交じりにノリノリで仕込み。せっかくなので、米ぬかオイルを感じられるよう50%配合しました。が、しかし、オイルと苛性ソーダを合わせて10分後にトレースが出始め、その後もどんどんトレースが進む進む。米ぬかオイルはトレースが速いとは聞いていたのですが、こんなに速いとは!2時間くらいかな~なんて余裕でいたので、まだ型も準備できてなかったし(しかも別の石鹸がまだ型出しもされてない状態で・・・。)焦りましたよ、相当。その間にもどんどんトレースが進むし・・・。
いざ型入れ準備が出来た頃にはもうすっかりぼってり状態。急遽オプションでホホバオイルを投入し、はちみつも予定よりちょっと多めに入れ、エッセンシャルオイルはローズマリー、ペパーミント、レモングラス。祈る気持ちでぐるぐるしてたら、何とか型に流し込める状態まで生地が緩みました。ふー。型の準備は仕込み前に必ず済ませようと誓いましたよ。
米ぬかオイルはさっぱりしつつもしっとり感が残るので、夏向けの石鹸にはぴったりのオイル。はちみつ、スイートアーモンドオイルもたっぷり入って、保湿効果もばっちり。もうちょっとで解禁です。楽しみ~。ピンクはピンククレイで、茶色はココアで色づけしました。
そうそう、白っぽい石鹸になると勝手に想像していたら、かなり黄色い石鹸になってしまいました。オイルと苛性ソーダを合わせた瞬間黄色くなっても、混ぜている間に白っぽくなることがあるのでそれを期待していたのですが、黄色いまま変わらず。白い石鹸にピンクのコンフェで可愛く♪ と思っていたのですが、想像以上の黄色さにまたしても焦りました。でもトレースがどんどん進んでいたので、別の石鹸をカットしてる暇もなく、予定通りピンクの石鹸で模様付け。(涙)これ、絶対白とか茶色の方が素敵だったはずー。
上にはピンククレイでマーブルにしたマルセイユ石鹸を乗せました。ちょっと想像と違ったけれど、まぁこれはこれでいいかな。
下から米ぬかハニー石鹸、マルセイユ石鹸(白)、ココナッツ石鹸(白)、コーヒー石鹸の角切り。この形、コロンと手に納まって使いやすいかな。あ、黒の粒々はポピーシードです。
ずーーーーーっと気になっていた牛脂石鹸、やっと作りました。我が家の食生活は脂肪中心なので、ラードだったり牛脂だったりが常に大量に冷蔵庫に入っています。もちろん放牧豚、グラスフェッド牛の脂肪ですよ。牛脂と苛性ソーダのみのガッツリレシピもあったのですが、まずは最初なので、それにキャスターオイル、蜜蝋が入るものにしました。そして水分の1/3をヨーグルトのホエーに置き換えてます。
トレースが早いのは分かっていたので、下準備もばっちりで作業に取り掛かかり、オイルと苛性ソーダの攪拌も順調に進み、後はどれくらいでトレースが出るかだなーなんて暢気に洗濯物を畳んで戻ってきたら、既にぼってり状態に。ギャー!その間わずか10分でした。攪拌後はあんなにサラサラだったのにー!油断してましたよ。
色々デザインを考えていたのですが、そんなことしている余裕は全くなく、また急遽オプションでホホバオイルを投入し(最近、ホホバオイルはこんな救世主的な使い方ばかりです・・・。)、入れるつもりのなかったエッセンシャルオイル(ゼラニウムとラベンダー)も投入し、それでもギリギリの固さでの型入れとなりました。でも悔しくて、なんとかマーブルには仕上げましたけど。今考えたら、竹炭で黒いマーブルにすればよかったなーとか。もうそのときは考える余裕ゼロだったので・・・。
タネが固かったので、気泡が少し入ってしまったのが更に残念なところ。表面もガタガタでブルーだったのですが、カットしてみたらなんかちょっといい感じかも。
噂どおり、植物オイルの石鹸とは違って、シャッキーンとしてます。角もきっちり。型入れ後、2日後に型出し、その翌日にカットしたのですが、すべて翌日に済ませてしまうほうがきれいにカットできるかも。ゼラニウムのエッセンシャルオイル、初めて使ってみたのですがいい匂い~。お高いだけある?!
どちらにしても牛脂石鹸、近いうちにリベンジします。
米ぬかハニーも牛脂石鹸も相当焦らされましたよ~。ゆっくり2時間~4時間後くらいのトレースが精神的余裕持てていいですね。新しい石鹸を作るときは、型入れが忙しい時間にぶつからないようにするのに一番気を使うのですが、その時間の読みが間違ってる事しょっちゅうで、子供たちがワーワー騒いでたり、足に絡み付いてきている時にデザイン石鹸作らなくちゃならないこともしばしば。そんな時はホント涙出ます。
あっという間にもう7月ですね。もう今年も折り返しかと思うと焦ります。最近焦ってばっかり。
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