世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

参議院の最大野党「民主党」を解剖する!

2007年09月07日 | Weblog

眼が離せない10日からの臨時国会で政権担当能力が試され

る最大野党 民主党の概要を知る事によって論戦の背景を知り議論

の中味が裁定される。そこで、しばしば問題となる党内路線の対立

を、どう収拾し政府・与党と対峙していくのか、そのサワリを概観す

る。・・・

 民主党は2007年7月29日の第21回参議院議員通常選挙で<60

議席>を獲得。結党以来、初めて参議院で第一党となった。党内

の主な路線・・・

1.「対立軸路線(与党との違いを明確にする)」<穏健保守・リベ

ラルグループ>の小沢一郎氏を中心とする。

2.「対案路線(与党と政策で競争する)」若手<新保守主義グル

ープ>、現副代表の前原誠司氏を中心とする。

3.「中道左派グループ」横路孝弘氏を中心とする。

◎キャッチコピー・・・「国民の生活が第一」

◎政党交付金・・・約104億円(2006年)

※現代の自由主義/リベラリズム・・・

現代の自由主義/リベラリズム(英:New liberalism, Reform

liberalism) は、自己と他者の自由を尊重する社会的公正を指向す

る思想体系のこと。単に自由放任にする(自由至上主義)と人々の

自由をかえって阻害するという考え方が根底にある。現代において

個人の自由で独立した選択を実質的に保障し、極度の貧富差にお

ける経済的隷属や個人の社会的自由を侵害する偏見や差別など

を防ぐためには、単に政府の介入を制限する(リバータリアニズム、

新自由主義)のではなく、政府や地域社会による積極的な介入も

必要であるという考えに基づく。~略~よって、リベラリズムは自己

決定を推奨し、国家による富の再配分または地域社会による相互

扶助を肯定する。すなわち、市場原理主義では大企業が利益を最

大化する一連の行為のために、失業問題や構造的貧困や環境問

題など様々な弊害・社会問題が生じ、それは古典的自由主義の意

図に反して 人々の社会的自由をかえって阻害しているとし、古典

的自由主義を修正する思想である。日本語ではそのニュアンスの

違いを表すため、また、混同を避けるためにあえて自由主義ではな

くリベラリズム>と呼ばれることが多い。積極的自由や社会的自由

を重視したり、社会民主主義との親和性を書き表すために英語圏

ではSocial liberalism(社会自由主義)と表現されることもある。

※新保守主義・・・

日本では小泉内閣・安倍内閣や石原慎太郎も<新保守主義>とさ

れる。地方を基盤とするのではなく都市部の人気に依存している。

―親米保守派の主流となりつつあるー。外交的には「憲法改正」と

「日米同盟」の強化、「中国や北朝鮮への脅威論」を唱え強硬姿勢

を取る。自衛隊の自衛軍への昇格など軍備の増強に積極的なイメ

ージがあるが実際には小泉政権は自衛隊正面装備を削減しており

日米同盟による安全保障を中心に据えている。内政的には規制緩

和(国鉄や電電公社などの民営化)と自由貿易・自由経済の推進、

福祉政策・社会保障の削減・縮小という効率重視の政策を取る。地

方自治には消極的であり市町村合併・道州制の推進や地方交付

金の削減など中央集権的な政策を取る。道徳的には女系天皇議

論を始めとした皇室問題、憲法改正論議、愛国心・道徳教育の推

進、ジェンダーフリー・男女共同参画社会への問題提起など<伝統

尊重>を価値観に据えている。・・・日本の新保守主義者は自民党

に多いが民主党にもある程度存在する・・・。

※中道左派・・・

中道左派(ちゅうどうさは 英語:Centre-left)とは、政党あるいは

政党グループの分類。穏健な左派のこと。一般的に中道左派は国

家共同体による富の再分配や福祉・社会保障を積極肯定する勢力

とされている。近年はクリントン政権やブレア政権に見られる様に

<中道右派>政党の「新自由主義・市場原理主義的経済政策」を

ある程度取り入れ、積極的に<民営化>を行うなどかつての社民

主義とは異なっている。現在は社会民主主義と言うよりもイギリス

労働党のブレア政権の第三の道・またはそれに近いドイツ社会民

主党のシュレーダー政権の様な「中道路線(リベラリズム)」を指す

言葉となっている。アメリカでは左派という言葉に抵抗があるため、

「中道左派勢力(米民主党)」は<リベラル>と呼ばれることが多

い。またヨーロッパでは自由主義にルーツを置くリベラル系の中道

左派は社会自由主義と呼ばれることが多い。

□付記:どの政党にも派閥や路線の対立は大なり小なり有る。そ

れをどう収拾して挙党体制、或いは大同団結して与野党が対峙し

ながら国益に寄与していくかが国会の場の論戦の意義である。

■{参考出典}:「フリー百科事典ウィキペディア」より

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/


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