世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡名所「末吉宮跡」 

2005年09月23日 | Weblog
那覇市首里に在る末吉公園の山頂に「末吉宮」(すえよしぐう)があります。別名は「末吉の社壇」(しーしーぬさだん)と言われて1,456年の尚泰久王(しょうたいきゅうおう)の頃に天界寺の鶴翁和尚が熊野権現をお招きして祀った時に建立されたと伝えられています。ここは琉球八社の一つで古くから県民の崇拝を集めた処です。本殿は独立し岩盤上に建てられていて”三間社流造り”(さんかんしゃりゅうつくり)の重層、本瓦ぶきの、とても素晴らしい建物です。他の独立した低い岩の上には祭りの場所が造られています。拝殿は本殿の建てられている岩盤と祭場のある岩盤の谷間に石垣を築き、その中央にアーチを造り、そこに石を積み上げて両岸盤を繋いだ上にあります。本殿や拝殿は戦争の時に失われてしまいましたが1,972年に本殿は復元されました。緑が、とても濃い末吉の山の頂上近くに本殿はあり、鮮やかな朱塗りの壁と赤瓦は何ものにも例えようのない素晴らしい建築物です。今では、雄大な眺めを楽しめる展望地にもなっています。ここは昭和47年5月15日に国の史跡として指定されています。(6年 F子)

環状二号線を那覇市首里の儀保町から下っていくと那覇市立松島幼稚園があります。その北の方を望むと豊な緑に包まれた末吉山があります。その緑の中に朱塗りの本殿が美しく見えます。拝殿までは急な坂道で21段の古い石段があります。又、ここは那覇市のオアシスとして末吉公園があり自然遊歩道にもなっていて市民に親しまれている処です。(父 F氏)

<学習の手引き>・・・末吉宮磴道(すえよしぐうとうどう)について調べてみましょう。この磴道は琉球石灰岩で出来ています。どこからどこまで、でしょうか。又、琉球八社とは、どこと、どこでしょうか。調べてみましょう。この様な所を資料から調べていくうちに、昔の沖縄の社(やしろ)やお寺の事が、しだいに分かってくると思います。


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