世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

麻生首相 失言の撤回・謝罪の連続 政権末期の症状を呈す!

2008年11月22日 | Weblog

一国の総理の発言は、国内外を左右し決定的影響を及ぼす。従って慎重

にも慎重を期して行われるべきである。麻生首相と官邸・側近との意思統一が

雑で、与党との事前調整もないままに単発的に所構わず何処でも日頃の思い

の丈を言い放っている。それが即座に閣内や与党身内を苦境に陥れている。

身内からも批判が続出した。「麻生降ろし」が公然と囁かれる様になった。――

森元総理や安倍元総理や与党幹部が、麻生総理を支える事を申し合わせた

程だ ――。麻生首相の迷走振りは、止まることを知らない。総理の資質が疑

われる。失言の骨子を時系列に辿ってみよう。

●「道路特定財源の配分」・・・19日、「1兆円は地方が使いやすい地方交付税

だ」。翌日の20日には「自由に使えるなら何でもいい。交付税でなくても構わな

い」。

●「郵政民営化見直し」・・・19日、「株は高くなったときに売る。(売却)凍結し

た方がいい」。20日、「安いときに何で売るのという話をしただけ」。

 「定額給付金」の配分方法に端を発し、「地方交付税の使途」で揺れ、道路族

の批判・反発を買った。公言した直後に撤回と謝罪の連続!その無様振りは

何たる事か? 国民の不信を招いている。極め付きは全国医師会批判、――

「医師は社会常識がかなり欠落している人が多い」―― これには堪忍袋の緒

が切れたのか全国医師会の会長 唐沢祥人氏が官邸に押しかけ発言の撤回を

申し入れた。唐沢氏は「耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯な

努力を踏みにじるもので、奈落の底に突き落とされた思いだ」と抗議。 麻生総

理は「言葉の使い方が不適切だった。発言を撤回し、謝罪する」と述べた。自

民党の有力な支持母体の医師会の抗議とあって身内からも批判が続出した。

医師会の中川俊男理事長は「何が何でも自民党を支えるわけではない」と言い

放った。衆院解散総選挙に影響がでる事が懸念されている。それにしても麻生

首相の言辞は総理の資質に関わるものだけあって見過ごす訳にはいかない。

庶民派を自認するにしても、あまりにも言葉が軽い。一国の総理に相応しい言

動が望まれる。

 


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