殺人・事後想像力・家族・思いやりの徹底を！！

後から後から心臓を抉る事件の頻発に心が痛む。特に青少年の殺人には大人の責任と関わりのあり方に、ある種の疑念を痛感する。メディアの報道も唯、事件の事実のみを知らせる事に終始している感がしてならない。少々のコメントで終わり次の報道に移る。特集・キャンペーンが組めないものかと、その度に思う。家庭は一次の最大の責任がある事は言うまでもない。殺人・殺傷について事件後の残された家族の悲しみや社会への責任等について、犯した当人一人では済まされない事を淡々と諭し丁寧に教え良心に訴える普段からの行動を持続的に実施すべきである、と思う。・・・蛇足だが前後不覚に衝動的にただ ”カァー”となったからやってしまった、との言動が多いのに更に驚きヤルセナイ思いがする。家庭でのバランスのとれた正しい「食育」の実施も痛感する。・・・家庭は勿論、学校、地域・コミュニティー、市町村・県、ひいては全国的に関連部署での徹底的な啓蒙・キャンペーンを展開し地道に指導していくべきである、と思う。強調したいことは２点＝「『思いやり』の心」と「事件後の『想像力の欠如』」である。相手を「思いやる心」、「労わる心」ひいては＜人間の尊厳＞への徹底した諭しと教育をあらゆる側面を想定して普段から教育し持続的に育ててやる事である。それから同時に平行して 事件・事故 後 が、どうなるのか、の「想像力」を喚起し育てることである。＜想像力の欠如＞が犯行の一要因である、と思うからである。強調しても強調し過ぎないのはこの事件・事故を起こして後の『想像力の欠如』が決定的要因である、と思うからである。願わくは、それこそ官民一体となって喫緊の最重要課題であるとの自覚で取り組んでもらいたいと切望する次第である。・・・