那覇市首里当蔵(とうのくら)バス停で下車し、歩いて三分の処
に琉球大学体育館(当時30年前―今は西原町キャンパスに移転
<国立琉球大学>)が在り、その横に「円覚寺総門」(えんかくじそ
うもん)があります。それは尚真王(しょうしんおう)が1,492年に
建てたもので、父の尚円王(しょうえんおう)の霊を祭るために造ら
れました。面積は5,950平方メートルあり高い石垣で取り囲まれて
います。そこは”琉球三大寺”の一つと言われています。総門を入
いり、橋を渡って階段を上ると、お寺の建物が建っていたはずです
が30年前は琉球大学のグランドになっていました。(当時の昭和5
6年頃)昭和47年5月12日県の史跡に指定されています。
(6年 K.M)
文化財に恵まれた首里に住んでいながら、その意義を知らずにい
ました。ここ円覚寺見学を機会に、まだ行っていない処を廻って子
供と共に認識を深めたいと思います。
―(父 K)―
<学習の手引き>・・・円覚寺の事については詳しい資料がありま
すから調べてみましょう。
{参考資料}・・・琉球王朝随一の寺院。素朴ながらも荘厳な門「円
覚寺跡」。琉球における臨済宗の総本山で、1492年第二尚氏王
統歴代の菩提寺だった。これは琉球随一の寺院で、名前の通り鎌
倉にある円覚寺を模して造られた。かつては仏殿、山門、鐘等、戦
前国宝として指定された重要文化財であったが、沖縄戦で大半を
破壊されてしまい、現在では総門と池のみが復元されている。
{出典:那覇市教育委員会文化財課}
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