金銭的処置も有力な 少子化対策・支援 となる事は言うまでもないが、社会情勢の変化に対応した 価値観に根ざした施策 も必要ではなかろうか。・・・戦争前は 国家の価値観 を目指して国家総動員で「生めや増やせよ」との大号令の基に7~8人は普通に生み育てた。殖産興業との連動で多産が奨励された。良くも悪くも兎に角、国家目標が在った。社会風潮が 生み育てる 環境だった。夫唱婦随で、ある側面では男が働き女は家庭で家事育児に勤しむのが当時の社会の在り方だった。(人口動態の比較は意味をなさないが)言える事は「価値観が変化し多様化してきた事」である。経済的に男女に差異はなく、むしろ逆でさえある。『 "生きる" という人間の根源的な在り様』に、問題の所在がある様な気がする。平たく言えば『子を産み、育てる事だけが "人生の目的" ではない』と割り切り、生活のバリエーションを考える。・・・と価値観が多様化し変化してきた。生涯、独身で通す人も居り、結婚しても 子供を生まず 夫婦二人きりで生活をエンジョイする。晩婚で 子供を生まない・産めない夫婦 だっている。養子縁組で跡継ぎを確保する夫婦だっている。兎に角、価値観が多様化し、子供を生む必然性が希薄になった。・・・それでは、どんな「施策・対策」が考えられるのか。・・・一つには『生む生き甲斐としての "楽しさ" と 生む生き甲斐としての "意義・価値" 」をトコトン論議し納得させる事から始めてもいいのではないのか。スタートしてもいいのではなかろうか、と考える。出発は極ありふれた事柄から、卑近なところから手掛けてもいいのでは、と思う。何でも金銭で処理する事だけが解決の方法ではない、と思う。諸氏の御高説を拝読したい。承りたい。・・・
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