各選挙区に帰り次期衆院選に備えて運動が展開されている。今日21日
に衆院解散、8月18日に公示、8月30日に投開票される。40日間の暑い政
治の夏が、やって来た。今回の選挙は日本の命運を決する選挙になる。自公
民・与党の現政権を維持するのか、それとも、民主党を中心とする政権が誕生
するのかの一大決戦となる。争点も明確になってきた。政府・与党は経済政策
の功績を強調し政権担当能力をアピールする。財源(自公民・与党は、民主党
案は不明確と言っているが説得力は皆無。それより自民党の政権公約を早期
に確定する事が先決。民主党案を攻めるより自党の政権公約の提示が先
決・・・)で民主党案を衝く構えである。1100人が立候補し300議席を争ってレ
ッドヒートが展開される。全ての世論調査では民主党が倍以上離して有利に立
っている(民意の反映である)。自民党の両院議員懇談会も非公開とする事に
決まった。民主主義の常道に反する暴挙と言う外はない。反麻生派も敢え無く
封じ込められ撃退された。党内抗争を国民の眼から反らす狙いがある。麻生
降ろしを公然と開けだす醜態を隠す狙いがあるからである。もう、何をか言わ
ん也!である。地方選でも都議選でも大敗した敗因の分析を行い総括する事
が先決であり、それが次期衆院選に備える事になるし政党政治の使命でもあ
る。だのに単なる麻生首相の反省の弁で終わる公算である。それでは絶対、
衆院選に勝てない。下野するのが目前に迫ってきた事を印象づける効果しか
ない。政権末期の様相が色濃くなり既定事実になりつつある。敵失・エラーを期
待するしか、成す術は無いのか・・・。鳩山民主党代表の非核三原則の言辞と
か政治資金虚偽記載による違反云々で攻める。外交防衛、インド洋給油の継
続とか、憲法、教育で攻めて有利に立つ。でも、それでは、支持率向上は望め
ない。民主党の追い風が和らぎ、秋風がそよぐ頃を待つしか術はないの
か・・・。40日の長き選挙戦の間に経済効果も徐々に出て来る?それしか期待
が持てない自公民・与党の現状である。さあ、暑い選挙の夏も到来し日本列島
がオーバーヒートする季節となった。その成り行きを観て投票する事になる。
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