先に物事の基層・基底・根本についての考え方を述べたが今回は入門書・基礎編として哲学者の図書をジャンル毎に紹介する。・・・
●人間
・「幸福論」(アラン)・・・健全なる精神
・「リア王」(W・シェイクスピア)・・・愚かさの魅力
・「方法序説」(デカルト)・・・世間という大きな聖書
●思索
・「饗宴」(プラトン)・・・古代ギリシャのエロス
・「論語」(孔子)・・・序列意識の根深さ
・「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(マックス・ヴェーバー)
・・・歴史の奥を見る目
●社会
・「社会契約論」(ルソー)・・・人間への限りない信頼
・「自由論」(J・S・ミル)・・・自由な社会のむずかしさ
・「死の家の記録」(ドストエフスキー)・・・小説家の獄中生活
●信仰
・「告白」(アウグスティヌス)・・・聖なるドラマ
・「パンセ」(パスカル)・・・隠れた神
・「キリスト教の本質」(フォイエルバッハ)・・・無限なる人間存在
●美
・「悪の華」(ボードレール)・・・美の王国
・「色彩について」(ウィトゲンシュタイン)・・・色の現象学
・「眼と精神」(M・メルロ=ポンティ)・・・世界の誕生
※以上の著者と著書は「哲学の入門編・基礎編」として格好の名著である、と私は確信して紹介する。
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