世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

その後のNATO(北大西洋条約機構)の現在 

2005年12月16日 | Weblog
●「NATO<北大西洋条約機構>」は1,949年に誕生し当時の英国とフランスが中心となって結成した。当初の目的は”米国を引き込み、ソ連を締め出し、ドイツを封じ込める事”に狙いがあった。「Keep the Americans in, the Russian out,and the Germans down]・・・,91年に「ワルシャワ条約機構」が解散すると、その存在価値を失い米国のイラク参戦で形骸化した。・・・が現在は、どうか?構成国間の「相互抑制と関係維持」の機能に収斂された。NATOの中核にはドイツを抱えている。ナチスドイツの悪夢は加盟国間には現在でも鮮明である。又ドイツとフランスとは歴史的対立もある。そういう現状に、加盟国間は相互の軍事行動の抑制にも、その機能を残した。北大西洋地域を「平和の砦・地域」として米国とカナダの2国も加盟し当面、北大西洋地域周辺は安定エリアになった。しかしロシアはバルト3国(エストニア、リトアニア、ラトビア・・・旧ソ連の一部だった)がNATOに加盟する事に猛反対した。東方進出を警戒したからである。NATOは、その打開策としてロシアとの間に「恒久的共同協議会」を締結し「退役ロシア軍人の生活設計のコンサルティング」のサービスをも提供した。それで当面、安定した。域内の平和維持は元より域外の不安定要因にも対処する事になった。旧ユーゴスラビアへの爆撃である。NATOの最初の軍事行動となった。国際世論は二分された。しかし結果はNATOの存在意義を世界に知らしめる結果となった。・・・
付則:現在のNATO加盟国(26カ国・・・イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、スペイン、ポルトガル、スロベニア、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、トルコ、アメリカ、カナダと旧ワルシャワ条約機構加盟国のリトアニア、エストニア、ラトビア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア)


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