賑やかなお祭り騒ぎだけが能ではない。国民の耳目を惹き付けない。
見え透いた茶番劇には、もう飽きた。政策論争を得て是非を判断してもらうの
が常道だと喧伝するが民主主義は選挙だけが唯一の方法ではない。政策その
ものが国民の為に必要か、どうか、で判断する。それも民主主義だ。無投票で
再選された民主党の小沢代表は選出と同時に政策を提示した。その政策の中
身、内実の是非が問題であって選挙を得ていない云々は問題ではない。政権
交代が現実味を帯びてくると例の得意技、パホーマンスで国民の注目を集める
手法は自公民の最後の足掻きを露呈している。3、4名の立候補による論争な
ら政策も分かりやすい。ところが5,6名も候補に挙がると何が何だかゴチャゴ
チャして分かりにくい。具体的な政策提示は告示後、出されると思うがテレビ、
マスコミ報道では経済政策が争点になると言われている。外交防衛、安全保障
も挙がっている。女性の眼 云々も言われている。何れにせよ従来の主張の範
疇を出ない気がする。新鮮味が無い様相が予測される。もっと骨太の国家像を
示し、その具現の為に個々の政策を提示する。そういう政策論争を期待するが
確とした政治哲学に基づいたそれは期待できない。似たり寄ったりの総花的政
策の羅列に終始する事が予想される。深い学識に裏打ちされた政策なら支持
も得られるであろうが?・・・それも期待、薄である。何時か何処かで見たり聞い
たりした従来の政策提示では、もう、国民は納得しない。期待しない。巷では誰
が総裁、総理になっても同じ、と言う意見が大勢である。政治そのものが見捨
てられている感を強くする。政治家は襟を正して政治に邁進してもらいたい。そ
れは与野党を問わず言える事である。総裁選の候補の政策が告示後、提示さ
れると思うが、総裁になった人の政策が自民党の政策マニュフェストになると
思う。それと先に小沢民主党代表が提示した政策と突き合わせて、その是非で
判断する事になる。財源に裏打ちされた確かな政策の是非で国民は解散総選
挙に臨む事になる。日本の将来が掛かった賢明な国民の判断が勝敗、当落を
制する。一票の重みを噛みしめながら正しい判断をしたいと思う。・・・
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