世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

6・23は 沖縄戦終結の「慰霊の日」菅総理来県!

2010年06月23日 | Weblog

今日6月23日は、あの忌まわしい沖縄戦が終結した「慰霊の日」である。沖縄南部の“マブニの丘”には「平和の礎」(へいわのいしじ)が有り、沖縄戦で散った県民、友軍・日本軍、米兵等々 23万有余の英霊が静かに眠っている。祖国日本の防衛の為、その“捨て石”となった沖縄! 日本で唯一の地上戦となった沖縄! 戦後65年、米軍統治27年、祖国復帰後(1972年)から今日まで怒涛の歴史を刻んで来た。今尚、日本全国の75%の米軍基地が沖縄に在る。日本国の数%の沖縄に、だ。その基地軽減も一向に進まない。県民の苛立ちと差別観は頂点に達した。日米同盟の更なる強固の基、日米共同声明で新たな差別が圧し掛かってきた。例の普天間基地の辺野古崎への移設だ。固定化が永続する。その危機感が県民を「反基地闘争」に駆り立てている。もう、県民の意思は、覆すことは出来ない。我慢の限度を超えている。超党派の選良も決起した。沖縄県民総ぐるみの“反基地闘争”だ。政府は、どうにかなる、と甘く見た態様で沖縄県民を説得しようとする。もう、県民は聴き入れない。菅総理が今日、来県する。沖縄戦で散った御霊の霊を慰める為の来県である。広島、長崎と同様、一国の最高責任者が戦争で散った御霊を慰めるのは当然である。 しかし、沖縄は事情が違う。普天間問題を抱えているからだ。鳩山前政権が辞任に追い込まれた様に菅政権も二の舞を演じかねない。県民の意思は強固に凝り固まっている。もう、どうにもならない。その現実を菅総理は踏まえて善後策を考えるべきである。・・・相手が民主主義国家の米国である。世界が是認、公認している民主主義国の米国である。基地の存続が地元の了解なしに成し得るとは絶対、思っていない。対等な真のパートナーを標榜するなら最優先順位は基地の在る“沖縄県民の意思の了解”である。米国の世界戦略の基に食い込まれた日米同盟、日米共同声明は機能しない。普天間移設先が“辺野古崎である”、という絶対視する公理は有り得ないし成り立たない。中国、朝鮮半島、東北アジア等々のキナ臭い周辺事情を考慮した米国の世界戦略が絶対ではない。日本政府は、米国の世界戦略を無条件に受け入れ絶対視して基地の在る地元を説得しようとする。優先順位がアベコベで逆である。真のパートナーを標榜するなら対等に交渉すべきである。沖縄県民の意思を最大限、尊重して交渉に当たるべきである。それが吾祖国日本の最高責任者の使命でありミッションだ。沖縄県民の意思を尊重して菅政権は勇断を下して米国と再交渉すべきである。


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