世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

年金の運用は安定的に且つ慎重に!

2014年06月10日 | Weblog
利息優先のリスクの伴う賭博的運用は厳に慎むべきである。安定的な運用は、これまで通り「国債」を主とすべきである。それから、いろいろな方策を講じて運営していく事になる。年金は老後の生活を保障する最大の収入源である。高齢者の収入の格差は有るものの低所得者も多い。一律に高齢者は所得が多い、と決めつけるのは現状を理解していない机上の空論である。さて、前置きはその位にして本論に入る。公的年金は<人口構成>や<経済環境>にも左右される。「所得代替率」(現役男性会社員の平均手取額の割合)、つまり、モデルは“40年会社に勤めた男性の平均収入と専業主婦が貰う額”をいう。現時点の「所得代替率」は62.7パーセントである。中間地点は50パーセントを目標としているから当面は安泰である(~2044年までの30年間)が、しかし、現在より<2割>目減りする。この試算は今後、中長期的に物価が毎年1.2パーセント上昇し、賃金は2.5パーセント伸びると仮定しての試算である。最悪のケースでは39パーセントまで落ち込む(あらゆる対策が講じられる所以である)。その事を見越して“保険料に上限を設け、その範囲内で年金を支給する”ことに変更した。例えば「厚生年金」の場合の保険料率は現在17パーセントだが3年後には18.3パーセントまで引き上げられる(マクロ経済スライド・・・まだ発動されていない、理由は省略する)。そこで年金の安全運用の対策を考えよう。例えば「年金を支える担い手を増やす」、「パート労働者年金加入者を促進し保険料を負担してもらう」、「年金の受給年齢を引き上げる」、「高齢者の雇用を促進する環境を整える」等々、多々、考えられる。しかし、拙速で安易な“<株価>の投資”には慎重にも慎重を期して取り組むべきである。年金に纏わるその他の制度の改革も必要である。その他、多々考えられるが省略する。・・・