世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

県内一最長の「古宇利大橋」の開通に地元湧く!!

2005年02月10日 | Weblog
村民悲願の「古宇利大橋」が一昨日2,005年2月8日遂に開通した。通行料無料の架橋では日本一最も長い橋になった。長年、喜怒哀楽を共にし苦楽を分かち合った運搬船「第八古宇利丸」とも別れを告げ名実共に村民の新たなる第一歩が踏み出された事になった。歓喜の声は島中に終日、鳴り止まなかったと言う。それ程、宿望・願望が達成されたと言う事だろう。恒例の県知事や村長、関係者の祝賀の辞が述べられ式典・祝賀会は大成功裏に終了したという。古宇利島は人口350人程の小さなである。離島の中の離島で沖縄本島の人に比べ生活の利便性は著しく劣っていた。全長1,960メートルの超近代的な架橋になったのを機に本島との交流が盛んになり生活の質・量ともに向上する事を県民は期待している。最も、その事を一番望んでいるのは古宇利島の人々であろう。・・・懸念される前例もある。平和な小集落が多勢の人間の往来・行き来に拠って乱される事を恐れる。今までは鍵も掛けずに外出でき安心して用件を済ませていのに此れからは施錠しないと出かけられない。大道や小道にも塵が落ちていない小奇麗な集落が、もろに悪しき塵芥の焦土と化したら何のための架橋だったのかと困惑する。これまでの事例で言える事は常識と良識で観光地や施設は利用する事である。心ある訪島者に御願いしたい。観光で自分達が楽しむのは大いに結構だが島の良さや平和な佇まいまでも破壊しない様に心掛けてもらいたい事である。将来、発展的に名実共に観光立県を目指すなら県民一人一人が内外の来訪者に対する良識あるマナーを率先して示すべきである。そういう小さな心遣いの集積が将来の観光立県沖縄を確たるものにする。我が沖縄県の更なる発展を願い此れを機に苦言を呈する次第である。次回は古宇利島や他の集落の旧正月の神事を記述する。・・・