ツーリングの帰りしなにタペット音が気になった。
んで、確認してみることに。ちゅうても、嫌いなタペット調整はせせこばしいとこにカバーがあるさかい、難儀や。
いっつもは、作業しやすいようにタンクを外す。
このアルミタンクは、フレームに乗っ取るだけで後ろっ側のボルト1本で固定されとるだけや。もうちょっとこましなやつは、前っ側でもゴムに噛んどるんやけど。
その割には、取るのも手間。
まず、シートを外さなあかん。フレームの下からボルト2本で固定されとるだけなんやけど、いらんもんを付けたるさかい、スパナやないとボルトを回されへん。
シートをはずしたら、タンクのボルトが出てきよる。
ほんで、ガソリンホースとコックの負圧ホースを抜いたら、タンクが外れる。
ここまで外したら、結構作業がしやすい。ほんでもカバーのボルトの片一方はラチェットが入れへん。
バルブクリアランスを測るには、フライホイルカバーを外して、圧縮上死点に合わさなあかん。
EX側のバルブクリアランスを診たら、規定値内(.12~.17mm)の後半やったさかい、心もちせばした。
IN側は規定値内(.07~.12mm)で良しとしとこ。
ついでに、カムチェーンの張りぐわいも見とく。ロッドとスクリューが面一になっとたらえぇ。
今回、タンクを外してタンク止めのゴムが千切れかけとるんが分かった。
さっきも書いたけど、このタンクは出来が悪て、きっちしフレームに収まれへん。せやよってん、いらんとこに荷が掛かるようや。ゴムの端っこから鉄が顔出して、タンクのアルミに食い込んどる。このまんま放っといたら、タンクに穴が開っきょる。
しゃぁないよってん、フレームにスポンジを貼って、タンクをかさ上げして誤摩化しといた。
この後は、Axisの失敗したナビ用電源の配線もやり直さなあかんし、vespacarはちょっと間お預けや。