”State of Play”

BBC One 2003年5月初放送
6エピソード
少々古いドラマですが、配信されているのを偶然見つけました。
ジョン・シムが出ているからと言うだけで観始めたのですが、これが何とも凄いんです!
何が?って、良くみれば その他の出演者が皆ツボに入る超豪華版で、ビックリと嬉しさ
でしっかり腰を据えて観る事にした次第で。
その上ドラマ自体も(順序が逆?)予想以上に面白く、あっという間に6エピソード観終わ
りました。
内容概略は、
ロンドンで、15歳の少年ケルビン・スタッグが男に射殺され、そこを通りかかったバイク便
の運転手も銃撃されてしまう。
同じ頃、政府のエネルギー特別委員会委員の調査官ソニア・ベーカーが地下鉄路線に転
落し死亡。自殺かと見做された。 彼女は下院議員スティーブン・コリンズの部下であった
が、2人は愛人関係にあったと暴露されてしまう。
ヘラルド紙の記者カル・マカフリーは窮地に立たされたスティーブンと友人関係にあった
こともあり、取材を進めるうちに 何の関係も無い様に見えた二つの事件に接点がある事
が判明し、ある陰謀が浮かび上がってくる。
といった社会派サスペンスドラマです。

監督:デビッド・イェーツ
出演;
カル・マカフリー(ヘラルド紙記者):ジョン・シム
スティーブン・コリンズ(下院議員):デヴィッド・モリッシー
デラ・スミス(ヘラルド紙記者):ケリー・マクドナルド
アン・コリンズ(スティーブンの妻):ポリー・ウォーカー
キャメロン・フォスター(ヘラルド紙編集部長):ビル・ナイ
ダン・フォスター(フリーランス記者、キャメロンの息子):ジェームズ・マカヴォイ
ベル警部:フィリップ・グレニスター
ドミニク・フォイ:マーク・ウォーレン
その他、ベネディクト・ウォン、トム・バーク等が出演しています。

先に書きました様に、何と言ってもジョン・シムに釣られて観始めたのですが、17年位前の作品
なので、他の出演者も含め当然ながら若いです。 私が最初にジョン・シムを知ったのは多分
”Life on Mars”『時空刑事1973』だったかな? その後、『ドクター・フー』、等々多くの作品に出
演しています。 一番新しいところでは、『ホワイト・ドラゴン』(感想を書くつもりでしたが頓挫
しています)でしょうか。
お気に入りさんです。
新聞記者としてのカルは スティーブンとの友情、彼の妻アンへの愛情の板挟みになりながらも、
陰謀を昭かにしようと突き進みます。
最後のシーンでのカルの表情は辛い。
ビル・ナイは、経験豊かな実力派ですから多くの作品に出演しています。このドラマでのフォス
ターも安定感バッチリでカッコ良いんです。
そして、
ジェームズ・マカヴォイも本当に若いお兄ちゃん風ですが、ダンは良い加減風でもなかなか気
が利き、良い視点を持っていて、記者魂は親譲りって事なんでしょう。ただ、編集部長の息子で
ある事は他の記者には秘密になっている様で。フリーランスであったが、ヘラルドでカル達と
一緒に事件を追う事になる。
ベル刑事を見て、おッ!となりましたね。
フィリップ・グレニスターは、ジョン・シムとは『時空刑事1973』で共演していました。
その後又もや”Mad Dog”『マジョルカの罠』でも共演。
そう言えば、『マジョルカの罠』では、マーク・ウォーレンも共演していましたっけ。
マーク・ウォーレンは何時も癖のある役どころが多いように思っていたのですが、
このドラマでも・・・・。
余りにも怪しすぎ、軽すぎ、ケバすぎで笑えちゃうのです。
ついでながら、先日ご紹介した マーク・ウォーレン主演の『警視ファン・デル・ファルク』
3エピソード一気に観終わりました。このドラマではクールでカッコ良かったですけどね。
これについては後日機会があれば再度触れたいと思います。
同じくヘラルドの記者を演じていたベネディクト・ウォンも『ドクター・ストレンジ』以来お馴染みに
なっていますね。
そして、何と言ってもビックリ!だったのは、
トム・バーク見っけました。 ほんの少ししか出ていませんが、気が付きましたよッ! 若くて細いです。
”Third Star”『君が星になる前に』より前の作品ですね。
役柄のせいで かなり太目で貫録のある”ストライク”とは全然違うので、直ぐには気付かないかもです。
(でも直ぐに分かったワタクシ!←エバる?)
珍しくチョットオタクっぽい面白いキャラクターで、言動がウケます(笑)
↓ マーク・ウォーレンとトム・バーク

繰り返しになりますが、17年前のドラマとは言え 少しも古臭さを感じさせず ストーリーも細や
かにしっかり作られており、政治の世界、マスメディア(新聞)、警察という三極の思惑が絡み合い、
二重三重に隠蔽された事件を真相へ導く、重厚な社会派サスペンスになっていると思います。
俳優陣の演技も勿論見応え十分でラストまで飽きさせない 雰囲気のあるドラマになっていると
感じました。
この作品は、2009年アメリカに舞台を移し、『消されたヘッドライン』として映画化されたそうです。
出演はラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
(この内容の作品としてはBBC版には勝てないんじゃないかと・・・←私見)
DVDはPAL版のみの様です

※現在Huluで配信中です

BBC One 2003年5月初放送
6エピソード
少々古いドラマですが、配信されているのを偶然見つけました。
ジョン・シムが出ているからと言うだけで観始めたのですが、これが何とも凄いんです!
何が?って、良くみれば その他の出演者が皆ツボに入る超豪華版で、ビックリと嬉しさ
でしっかり腰を据えて観る事にした次第で。
その上ドラマ自体も(順序が逆?)予想以上に面白く、あっという間に6エピソード観終わ
りました。
内容概略は、
ロンドンで、15歳の少年ケルビン・スタッグが男に射殺され、そこを通りかかったバイク便
の運転手も銃撃されてしまう。
同じ頃、政府のエネルギー特別委員会委員の調査官ソニア・ベーカーが地下鉄路線に転
落し死亡。自殺かと見做された。 彼女は下院議員スティーブン・コリンズの部下であった
が、2人は愛人関係にあったと暴露されてしまう。
ヘラルド紙の記者カル・マカフリーは窮地に立たされたスティーブンと友人関係にあった
こともあり、取材を進めるうちに 何の関係も無い様に見えた二つの事件に接点がある事
が判明し、ある陰謀が浮かび上がってくる。
といった社会派サスペンスドラマです。

監督:デビッド・イェーツ
出演;
カル・マカフリー(ヘラルド紙記者):ジョン・シム
スティーブン・コリンズ(下院議員):デヴィッド・モリッシー
デラ・スミス(ヘラルド紙記者):ケリー・マクドナルド
アン・コリンズ(スティーブンの妻):ポリー・ウォーカー
キャメロン・フォスター(ヘラルド紙編集部長):ビル・ナイ
ダン・フォスター(フリーランス記者、キャメロンの息子):ジェームズ・マカヴォイ
ベル警部:フィリップ・グレニスター
ドミニク・フォイ:マーク・ウォーレン
その他、ベネディクト・ウォン、トム・バーク等が出演しています。

先に書きました様に、何と言ってもジョン・シムに釣られて観始めたのですが、17年位前の作品
なので、他の出演者も含め当然ながら若いです。 私が最初にジョン・シムを知ったのは多分
”Life on Mars”『時空刑事1973』だったかな? その後、『ドクター・フー』、等々多くの作品に出
演しています。 一番新しいところでは、『ホワイト・ドラゴン』(感想を書くつもりでしたが頓挫
しています)でしょうか。
お気に入りさんです。
新聞記者としてのカルは スティーブンとの友情、彼の妻アンへの愛情の板挟みになりながらも、
陰謀を昭かにしようと突き進みます。
最後のシーンでのカルの表情は辛い。
ビル・ナイは、経験豊かな実力派ですから多くの作品に出演しています。このドラマでのフォス
ターも安定感バッチリでカッコ良いんです。
そして、
ジェームズ・マカヴォイも本当に若いお兄ちゃん風ですが、ダンは良い加減風でもなかなか気
が利き、良い視点を持っていて、記者魂は親譲りって事なんでしょう。ただ、編集部長の息子で
ある事は他の記者には秘密になっている様で。フリーランスであったが、ヘラルドでカル達と
一緒に事件を追う事になる。
ベル刑事を見て、おッ!となりましたね。
フィリップ・グレニスターは、ジョン・シムとは『時空刑事1973』で共演していました。
その後又もや”Mad Dog”『マジョルカの罠』でも共演。
そう言えば、『マジョルカの罠』では、マーク・ウォーレンも共演していましたっけ。
マーク・ウォーレンは何時も癖のある役どころが多いように思っていたのですが、
このドラマでも・・・・。
余りにも怪しすぎ、軽すぎ、ケバすぎで笑えちゃうのです。
ついでながら、先日ご紹介した マーク・ウォーレン主演の『警視ファン・デル・ファルク』
3エピソード一気に観終わりました。このドラマではクールでカッコ良かったですけどね。
これについては後日機会があれば再度触れたいと思います。
同じくヘラルドの記者を演じていたベネディクト・ウォンも『ドクター・ストレンジ』以来お馴染みに
なっていますね。
そして、何と言ってもビックリ!だったのは、
トム・バーク見っけました。 ほんの少ししか出ていませんが、気が付きましたよッ! 若くて細いです。
”Third Star”『君が星になる前に』より前の作品ですね。
役柄のせいで かなり太目で貫録のある”ストライク”とは全然違うので、直ぐには気付かないかもです。
(でも直ぐに分かったワタクシ!←エバる?)
珍しくチョットオタクっぽい面白いキャラクターで、言動がウケます(笑)
↓ マーク・ウォーレンとトム・バーク

繰り返しになりますが、17年前のドラマとは言え 少しも古臭さを感じさせず ストーリーも細や
かにしっかり作られており、政治の世界、マスメディア(新聞)、警察という三極の思惑が絡み合い、
二重三重に隠蔽された事件を真相へ導く、重厚な社会派サスペンスになっていると思います。
俳優陣の演技も勿論見応え十分でラストまで飽きさせない 雰囲気のあるドラマになっていると
感じました。
この作品は、2009年アメリカに舞台を移し、『消されたヘッドライン』として映画化されたそうです。
出演はラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
(この内容の作品としてはBBC版には勝てないんじゃないかと・・・←私見)
DVDはPAL版のみの様です

※現在Huluで配信中です