goo blog サービス終了のお知らせ 

The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:May/04(2025)

2025-05-29 | ブックレヴュー&情報
※ 『人盗り合戦』 レックス・スタウト

創元海外ミステリ 2025年6月27日発売予定

【内容概略】
≪探偵ウルフと助手のアーチーは今日も事務所内で口喧嘩。女性嫌いのウルフに嫌がらせする
ため、アーチーは身元を伏せる謎めいた美女を「女人禁制」の西35丁目の家に受け入れた。
しかし、その女性が殺害される非常事態に、ウルフとアーチーは否応なく殺人事件に巻きこま
れていく。≫

レックス・スタウトは以前随分読んでいたのですが、このところ何冊か新訳、改定版などが出
ている様です。
久しぶりにネロ・ウルフとアーチ―の活躍(?)を楽しみにしています。

※ 『不等辺五角形』 貫井徳郎

東京創元社 2025年6月12日発売予定

【内容概略】
≪避暑地の別荘で、事件は起こった。三十歳を間近に控え、久しぶりに顔を揃えた五人の男女。
インターナショナルスクールで出会って以来二十年以上の付き合いになる重成、聡也、梨愛、夏
澄、雛乃は、海外赴任が決まった重成の送別も兼ねて、葉山にある聡也の別荘で旧交を温めてい
た。ところが深夜、雛乃が頭から血を流した状態で死体となって発見される。続けて梨愛が「私
が殺したの」と告げ、警察に連行されてしまう。五人の関係は、一夜にしてひとりが被害者に、
ひとりが被疑者になる悲劇へ転じた。幼馴染みの面会も拒否し、殺害の動機を語ろうとしない被
疑者。弁護士は、残された関係者三人の証言をあつめる。しかし、同じ出来事を語っていても、
当事者たちの思惑は三者三様に異なり、証言を重ねるごとに人物像と関係性はめまぐるしく変貌
していく。果たして五人の間には何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか。関係者の証
言のみで構成された、息を呑む心理劇の結末は。 ≫

関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇

とあります。
楽しみにしていた作品です。

※ 『マサダの箱』 越ナオム

知道出版 2025年4月18日発売

【内容概略】
≪東京と出雲で発見された二人の男の遺体。この事件の始まりは西暦73年のイスラエルにあった。
エリート警部補・小坂柚月と、イケメン歴史学者・南雲光の捜索のヒントは、古代ヘブライ文字が
記された銅鐸。
出雲の国譲りと安曇野・穂高神社の伝説…。二千年の時を超える人間たちの宿命の物語。衝撃のラ
ストにあなたも必ず騙される。 ≫

ユダヤの秘宝「マサダの箱」とは!
グローバル歴史ミステリー第一弾

とのこと。
全く偶然に見つけたこの作品。

勿論初読みの作家さんですが、これまでもこの系統を色々読んでいるので とても楽しみな作品です。
正にドンピシャ好みの作品ではないかと・・・。

因みに、
浅学につき ”知道出版”も初めて知る出版元ですが、”本の街「神保町」にある実用書の出版社”
とのことです。




(source : 東京創元社、知道出版 & etc.)






『クリミナル・レコード』英国ドラマ

2025-05-25 | 海外ドラマ
”Criminal Record”

S1 : 8エピソード(2024年)

”何とか日本で放送をお願い・・・!” 作品の第三弾です。

なのですが・・・
英国初放送は2024年1月、そして現在はすでに日本でも某媒体で視聴可らしい・・・

なので、”日本での放送” というより ”視聴可の媒体での放送待ち” になりますか。





この作品の注目点(個人的な)は出演者でして、
先ずは、”ドクター・フー” 12代目ドクターのピーター・カパルディ
”ヴェラ”のベサニーを演じていたクシュ・ジャンボ
”ポアロ”その他多くの作品でお馴染みの ゾイ・ワナメイカー
等が出演しているクライム・ドラマとの事で、大変注目作品です。

キャストは、
脚本:ポール・ラトマン
監督:ジム・ローチ
製作総指揮:ポール・ラトマン、エレイン・コリンズ、に加え ピーター・カパルディとクシュ・
ジャンボも名を連ねています

出演:
ピーター・カパルディ:DCIダニエル・ヘガティ
クシュ・ジャンボ:DSジューン・レンカー
ゾーイ・ワナメイカー:モーリーン・レンカー
チャーリー・クリード=マイルズ:DSトニー・ギルフォイ
キャシー・タイソン:ドリス・マシス








内容概略は、
【ある匿名の電話をきっかけに引き合わされることとなった、キャリアの浅いジューン刑事と人脈の
広いダニエル刑事。二人の優秀な刑事が、古い殺人事件の誤審を正すための闘いに巻き込まれていく。】
(海外ドラマNAVI)

ピーター・カパルディは先にも書きましたが、ドクター・フーとしては10代目のデヴィッド・テナント
ドクターに次いでお気に入りのドクターでした。
ドクターの時も感じましたが、大変目力が強くて 演技は勿論ですがヴィジュアル的にも印象深い俳優
さんです。
クシュ・ジャンボは”ヴェラ”では犯人に銃殺されるという 本当に残念な殉職でしたが、記憶に残る俳
優さんです。

今作ではこの二人が製作総指揮にも参加しているとの事で、又特別の興味も沸いてきます。

Official trailer は

https://youtu.be/G_sohSQWHvg

シーズン1は大変良い評価を得た様で、既にシーズン2の製作も決定されている様です。

何とかなるべく早く観たい作品なんですけど・・・・




(source : Apple TV, The Guardian, IMDb, 海外ドラマNAVI & etc.)






アガサ・クリスティ『終わりなき夜に生まれつく』BBCドラマ製作

2025-05-21 | アガサ・クリスティ
”Endless Night”

BBC:3 episodes

アガサ・クリスティによる作品のドラマ化として、BBCにより”Endless Night”『終わりなき夜に生ま
れつく』の製作が発表されました。

『終わりなき夜に生まれつく』(原題:”Endless Night” はアガサ・クリスティが1967年に発表した長
編小説で、このタイトルは、ウィリアム・ブレイクの詩『無垢の予兆』の一節 “Some are born to sweet
delight, Some are born to Endless night” から採られていると言われています。

この作品はいわゆる”ノン・シリーズ”で、ポアロ、ミス・マープルは登場しませんが、グラナダTV版
ではジュリア・マッケンジーのミス・マープルを登場させて製作されていました。

当然ストーリーは原作とは異なる部分があるのですが、ドラマ版としての目玉はトム・ヒューズが出
演している点・・・ここだけですね。(ジュリア・マッケンジー版は殆ど観ないので・・・)



今回製作発表されたBBC版は、何とッ!再びサラ・フェルプスが脚本を担当するとの事。
う~~ん、一瞬思わず固まりました。
何と言っていいのか言葉が出ませんが、どうしましょう・・・・。

アガサ・クリスティのadaptationに関しては、過去何度も書いていますが 一応念のため

『そして誰もいなくなった』(2015年)
『検察側の証人』(2016年)
『無実はさいなむ』(2018年)
『ABC殺人事件』(2018年)
『蒼ざめた馬』(2018年)

以上5作品がサラ・フェルプス脚本で製作されました(何度も書いてきましたので今回は省略
します)が、原作とは大幅に異なる解釈で書かれた内容で、好みにもよるでしょうけど その
都度椅子から転げ落ちる(得意フレーズ)解釈になっていました。

そして、その後
『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』
『殺人は容易だ』
の2作品が別の脚本により製作されました(これもそれぞれ過去に書きました)

そして、今回再びのサラ・フェルプスです。
チョット驚きました。
どうなるのか観るのが怖い!ってな感じです(←個人の感想です)

現時点では出演者は発表されていませんが、順次色々出てくると思います。
なので、取りあえず(驚きの?)第一報です。

原作は、
『終わりなき夜に生まれつく』(クリスティー文庫)– 2011/10/7

(何度も色々な版が出ていますが、これが取りあえず最新版かな?と)

【内容概略】
≪謎また謎が蠢く、呪われた地へようこそ
クリスティーが実験的文体で描く異色作
誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。だが、僕は魅了
された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。
彼女と僕は恋に落ち、やがて……クリスティーが自らのベストにも選出した自信作。サスペン
スとロマンスに満ちた傑作を最新訳で贈る。≫

ところで、クリスティ作品ドラマと言えば、
これも何度もご紹介した、

『ゼロ時間へ』の日本放送待ち


そして、
『The Seven Dials Mystery』(七つの時計)は一向に続報が出てきませんね。

一応2025年夏リリース予定とされているんですけど・・・・。

尚、
『Endless Night』は2025年半ばに撮影が始まり、2026年初頭にBBC、続いてブリットボックスで
公開される予定、とのことです。 

(source: BBC, Telly Visions, Facebook & etc.)

※ 上記関連過去記事に関しては、
→ 右カテゴリー欄: アガサ・クリスティ
又は最下段、
→ #アガサ・クリスティ

をご参照下さい



これから読む予定のミステリ:May/03(2025)

2025-05-17 | ブックレヴュー&情報
※ 『北斎殺人事件』新装版 高橋克彦

講談社 2025年5月15日発売

【内容概略】
≪ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か。一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵
師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は陰密だった? 日本とアメリカを
結ぶキーはどこか?≫

『写楽殺人事件』に続く浮世絵推理の傑作。日本推理作家協会賞受賞作。

1986年初版のこの作品はその前作『写楽殺人事件』と共に当時読んでいるはずなのですが、恒例
のフレーズですが、細部は殆ど記憶にございません。
新装版発売だそうなので有難く再読したいと思います。

※ 『テスカトリポカ』 佐藤究

角川文庫 2024年6月13日発売

【内容概略】
≪メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。
生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の
裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎
でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやっ
てきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま
育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミ
ロとコシモは邂逅する。 ≫

目を引くカバー, タイトルと共に、メキシコ関連のクライムノベルとのことで、珍しい作品ですが、第
165回直木賞受賞作品です。

尚、”テスカトリポカ”とは、
多神教のアステカ王国において信仰されていた強大な神の一人。 ケツアルコアトルのライバルともされ
ている。
ナワトル語で「煙を吐く鏡」を意味し、闇を支配するとされる。毎年5月の乾季、この神をたたえる盛
大な儀式がとりおこなわれ、生贄として少年の心臓が捧げられた、と伝えられている。アステカ王国で
は「夜と風」(ヨワリ・エエカトル)、「われらは彼の奴隷」(ティトラカワン)とも呼ばれていた。

昨年発売時から気になっていたにも拘らず 今更ですが遅ればせながらの初読みになります。

※ 『罠』 キャサリン・R・ハワード

新潮文庫 2025年5月28日発売予定

【内容概略】
≪アイルランドの片田舎。人気のない道路を彼女はひとり歩いていた。そこへ男の運転する車が近づいてき
て声をかける……。約一年前の深夜、ダブリンのパブを出たまま行方不明となった妹の行方を捜し続ける女
性、ルーシー。この数年、アイルランドでは不可解な失踪事件が続いていた。警察の捜査にしびれを切らし
たルーシーは、危険をかえりみず独自に拉致犯を突き止めようと決意する。斬新な構成の妙でサスペンス小
説の新潮流を作り出してきた作家の最先端サスペンス。≫

多分(?)初読みの作家さん作品です。
”最先端サスペンス”とありますので、一応押さえておきたい作品です。






(source : 講談社、角川、新潮社 & etc.)










これから読む予定のミステリ:May/02(2025)

2025-05-13 | ブックレヴュー&情報
今回は偶然日本の作品ばかりになりました。

※ 『電報予告殺人事件』 岡本好貴

創元社 2025年5月30日発売予定

【内容概略】
≪時はヴィクトリア朝。チャーチゲートの電信局で十年に亘って研鑽を積んだ女性電信士ローラ・
テンパートンは、結婚と職業のキャリア、どちらを選ぶかで日々悩んでいた。ある晩、彼女は局長
アクトンを訪ねてきたアクトンの甥ネイト・ホーキンスと出会う。だがアクトンは直後、密室内で
死体となって発見された。警察は遺産相続人となったネイトを疑うが、彼の無実を確信したローラ
は、自らの職能を活かして真犯人を追うことに。黄金期本格の楽しみを現代に蘇らせる第33回鮎川
哲也賞受賞第一作。≫

『帆船軍艦の殺人』で第33回鮎川哲也賞受賞後第一作の作品です。

↑ こちらは18世紀末の英国海軍の帆船軍艦で起こる殺人事件でしたが 今作はヴィクトリア朝の
英国での電信局が舞台との事。
今回も楽しみな作品です。

※ 『不可解事件請負人火垂柚葉』 安萬純一

南雲堂 2025年5月22日発売予定

【内容概略】
≪助かる寸前で無言のままみずから墜落死した男。食料を持ちながらひとりきりで脱水死した麻薬
取締官。連続する不可解な事件に挑む謎めいた女性探偵 探偵火垂柚葉と助手の油杵島はある日、団
地の10階に人がぶら下がっている という情報を得る。訪れた現場でなぜか刑事のようにふるまう
火垂。不可解な 表情を浮かべた男は近づいた油杵島たちの目前でみずから転落してしまう。 ≫

初読みの作家さん作品です。
先ず、本のタイトルで悩み・・・・
”ふかかいじけんうけおいにん ほたるゆずは” と読むそうで、最初中国語かと(汗)

(島田荘司・二階堂黎人監修)とあり、”本格ミステリー・ワールド・スペシャル”とうたれています。
これだけで十分釣られてしまいました。

※ 『桜待つ、あの本屋で』 浅倉卓弥

ハーパーコリンズ・ジャパン 2025年5月28日発売予定

【内容概略】
≪奇蹟、あります。
それは、桜の季節にだけ現れる不思議な本屋――

世界のどこともわからない場所に、その本屋はある。
店の前には神秘的な桜が一本たたずんでいて、なかでは少女と三毛猫がコーヒーを淹れながら、次
の客が来るのを待ちわびている。
この店に来られるのは、後悔や悲しみを抱えている人だけ。
店と客をつなぐのは、一冊の本――桜の季節、そのページをめくったときに
店への扉は開かれる。 ≫

タイトル、概略、カバー、どれを見ても優しさを感じる作品です。
時期的には少し遅れて残念な気持ちもありますが、たまにはこんな心癒す作品が必要です。





(source : 創元社、南雲堂、ハーパーコリンズ・ジャパン & etc.)






“ART DETECTIVES”(原題): Season 1

2025-05-09 | 海外ドラマ
”何とか日本で放送をお願い・・・!” 作品の第二弾です。

”ART DETECTIVES”(原題)

6 episodes

2025年6月9日(月)に米国とカナダで初放送を予定されている新作ドラマです。

色々な探偵作品がありますが、今作は タイトルに”Art Detectives” とあるように警察の文化遺産
犯罪課(”Heritage Crime Unit”) のメンバーと彼らが捜査する事件に焦点が当てられています。

このチームは、芸術を愛するミック・パーマー警部補を中心に 骨董品や芸術作品に関する犯罪、
又それに関わる殺人事件等を専門に捜査していきます。

キャスト:
監督:ジェニー・パドン
脚本:ダン・ガスター、ウィル・イング、ポール・パウエル、エマ・グッドウィン 等

出演:
ミック・パーマー:スティーヴン・モイヤー
ジャジア・マリク:ニーナ・シン
ローザ:サラ・アレクサンダー
ロン・パーマー:ラリー・ラム


アートを愛する刑事ミック・パーマーは相棒刑事のシャジアの助けを借りながら、偽のフェルメール、
バイキングの金、中国の花瓶、タイタニック号から救出された品々からバンクシーのストリートアー
トなど全ての芸術品や骨董品に関連する殺人事件を捜査する。









それに加え、博物館の学芸員ローザとミックの恋や、イギリスで最も悪名高い贋作師の1人であるカリ
スマ的なミックの父親の登場などが絡み 事態はより複雑な様相を呈してくる・・・・
ってなところが大雑把な流れになっているようです。

人間の欲、それが元に起こる事件と言った興味深いストーリーラインに加え、著名な芸術作品、に
ちょっとした歴史を巧みに織り交ぜて大変魅力的な内容の作品になっている様です。

芸術作品に関する蘊蓄も勉強できそうですし、個人的にはかなり好みの内容ではないかと・・・・。

Official trailer が出たばかりでナイスタイミングでした。

https://youtu.be/0SlIrMdndWw

6月にリリース後何か情報が出れば追記するつもりですが、兎に角何とか日本での放送を!と
待っております。



(source : Acorn TV, The British TV Place, Telly visions, & etc.)





これから読む予定のミステリ:May/01(2025)

2025-05-05 | ブックレヴュー&情報
※ 『黒猫のいる回想図書館』 柊 サナカ

ハーパーBOOKS文庫 2025年5月15日発売予定

【内容概略】
≪結婚式を目前にして恋人に振られた千紗は、同時に仕事も住む場所もなくして不幸のどん底
にいた。そんな千紗に声をかけてきたのは、路地裏の一匹の黒猫――人生最悪の日かと黒猫に
訊かれ、やけくそ気味に「そうだ」と答えた千紗は、気がつくと不思議な図書館に。自分の人
生を一冊の本に書きあげるまで出られないと言われるが、そこには千紗同様迷い込んできた、
個性豊かな人たちがいて……≫

「人生最悪の日ですか?」

街角で黒猫に訊かれたら、
それは不思議な図書館への招待――

初読みの作家作品です。
”黒猫”に導かれる図書館・・・・これは惹かれるフレーズです!

※ 『#ニーナに何があったのか?』 ダーヴラ・マクティアナン

ハーパーBOOKS文庫 2025年5月23日発売予定

【内容概略】
≪休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。
別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審なうえ、その後ニーナの姿を見た者はいない。
謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を
雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に
暴かれたのは恐るべき真実で――。 ≫

今時らしいタイトルです。

初読みの作家作品ですが、
全豪1位ノンストップミステリー !
NYタイムズ紙のThe Best Thriller Novels of 2024 !
と、良い評価を得ている様です。

※ 『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』 ロバート・ロプレスティ

創元推理文庫 2018年5月11日

【内容概略】
≪「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャン
クス。
しかし実際は、彼はいくつもの謎や事件に遭遇して、推理を披露し見事解決に導いているのだ。
取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、逮捕された作家仲間のため真相を探ったり、犯
人当てイベントで起きた『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を頼まれた大学で殺人事
件に巻き込まれたり……。≫

少し前の作品で、この作品も又初読みの作家さん作品です。
著者は図書館司書とのこと。
何となく惹かれる内容で、短編集らしいので気分転換に読むのも良さそうです。


今回はどの作品も初めての作家作品で、偶然ですが何となく何時もとは異なる雰囲気の作品
ばかりになりました。






(source : ハーパーBOOKS, 創元社 & etc.)








『木曜殺人クラブ』ドラマ版:リリースデイト&ファーストルック

2025-05-01 | 海外ドラマ
“The Thursday Murder Club”

10 episodes
Aug. 2025  Netflix

リチャード・オスマンによるベストセラー小説『木曜殺人クラブ』を原作とするドラマ化作品製作情
報は約一年前に発表されました。

トップ画像は撮影開始時の画像です。
後段中央が原作者のオスマン氏ですが、2メートルを超す身長だそうで、デッカイです。

その後メインキャストが発表されて以来殆ど何の情報も出ないままで、気をもんでいたのですが、
ようやくファーストルックとリリースデイトが発表されました。

リリースデイトは、
2025年8月28日~ Netflix(又もやNetflixです・・・・)

念のためもう一度キャストを、








 
監督: クリス・コロンバス(『ハリーポッターと賢者の石』、『ミセス・ダウト』、『ホーム・アローン』等)
脚本:クリス・コロンバス、ケイティ・ブランド
プロデューサー:スティーブン・スピルバーグ、ジェニファー・トッド
原作:リチャード・オスマン

出演:
ヘレン・ミレン:エリザベス(元スパイ)
ベン・キングスレイ:イブラヒム(元精神科医)
ピアース・ブロスナン:ロン(元労働組合のリーダー)
セリア・イムリ―:ジョイス(元看護婦)
デヴィッド・テナント:イアン・ヴェンサム(不動産開発業者、施設の共同経営者)
ジョナサン・プライス:スティーヴン・ベスト(エリザベスの夫)
ナオミ・アッキー:警察官ドナ・デ・フレイタス
ヘンリー・ロイド=ヒューズ:ボグダン
トム・エリス:ジェイソン・リッチー(ロンの息子)

そして、ダニエル・メイズの参加も発表されているのですが、役名は不明です。

途中でテナントさん出演が追加発表され、大喜びをしたのですが、イアン・ヴェンサムだそうで、
微妙ですねぇ。

ようやく出てきた撮影中のショットから



原作のキャラクターの中では ボグダンが気に入っているのですが、ドラマではどの様になってい
るのか気になるところです。

今回の映像化に関しては、殆ど原作のキャラクターのイメージに重なり、他作品の様に残念・・と
思うことが少ないように感じるのですが、兎に角、ドラマとしてはもったいない素晴らしい豪華な
顔ぶれです。

現時点ではOfficial trailerは出ていませんが、今後追加情報なども出てくると思います。
その都度追記できれば・・・と思ってはいますが。

★ 過去記事は

※ 『木曜殺人クラブ』豪華出演者で映画化
※ 『木曜殺人クラブ』追加キャスト情報





(source : Netflix, BBC, The British TV Place, IMDb & etc.)