※ 『邪悪なる大蛇』ピエール・ルメートル
文藝春秋 2024年7月22日発売
【内容概略】
≪夫を亡くして独りで暮らすマティルド、63歳。殺し屋。戦争中は冷血の闘士として知られ、戦後
は凄腕の殺し屋として仕事を請けてきた。だが彼女には認知症が少しずつ忍び寄りつつあった。
それに気づいたのは、彼女に殺しを依頼している戦中からの同志アンリ。マティルドの殺しが必要以
上に過激になっていたのだ。一方マティルドの中では、かつて抱いていたアンリへの恋心が甦り、暴
走は加速してゆく! 最悪の事態が雪ダルマ式にふくれあがる! マティルドを愛していたアンリは、そし
て事件を追う真面目な刑事ヴァシリエフは、彼女を止められるのか? ≫
『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』『死のドレスを花婿に』……
ミステリーランキングを制覇し、フランス最大の文学賞ゴンクール賞も獲得。
鬼才ルメートル、最後のミステリー。
邪意地悪に、ブラックに、酷薄に、最・悪・の・事・態が加速する
↑
とあります。
ルメートルですから、一筋縄ではいかないのでしょうね。
頑張って読まねば・・・。
※ 『雪山書店と嘘つきな死体』クリスティ書店の事件簿 アン・クレア
創元推理文庫 2024年8月30日発売予定
【内容概略】
≪雪山のおかしな殺人事件。被害者が最後に残したのはクリスティ『春にして君を離れ』のサイン
入り初版本だった──舞台は謎と雪が降り積もる書店。新ミステリシリーズ第一弾!≫
この作品も以前”翻訳出版待ち”リストでご紹介した作品(”Dead and Gondola”)ですが、ようやく
刊行されます。
”新シリーズ”第一弾ですが、第二弾も翻訳待ちです。
※ 『料理からだどるアガサ・クリスティー:作品とその時代』カレン・ピアース
原書房 2024年7月26日発売
【内容概略】
≪本書では、クリスティーが物語をある方向に導くため、または登場人物の特徴を際立たせるため
に食べ物をどう利用しているか、またペポカボチャやマーマレードなどの食材にも着目し、その作
品ごとに登場する飲食物について紹介しています。調べていくうちに、クリスティーの時代に地理
的な特徴や気候、使用人、戦争、テクノロジーが世界の変化、そして食文化にいかに影響を与えた
かに気がつきました。クリスティーの小説の舞台も初期は数多くの使用人が働く田舎の屋敷でした
が、世界大戦を経て、最新の時短器具を備え、専門職を持つ中流階級の家庭へと変化していきます。
(本文より)≫
ミステリの女王にとって食事は、創作においても、実生活においても大切なものだった。作中の晩
餐会で、登場人物の故郷の味として、殺人の凶器として登場する料理から見えるものとは。当時の
手法に沿ったレシピと解説でたどる。
↑
とあります。
クリスティの作品を読んでいると、作中に出てくる料理が気になることが多々あります。
ストーリーに欠かせない材料としてか、又は何か影響を与える材料なのか・・・。
どんなレシピなのか? 等々興味があります。
この作品はミステリではないのですが、クリスティ関連として一応押さえておきたい本です。
(source : 文藝春秋、創元社、原書房 & etc.)
文藝春秋 2024年7月22日発売
【内容概略】
≪夫を亡くして独りで暮らすマティルド、63歳。殺し屋。戦争中は冷血の闘士として知られ、戦後
は凄腕の殺し屋として仕事を請けてきた。だが彼女には認知症が少しずつ忍び寄りつつあった。
それに気づいたのは、彼女に殺しを依頼している戦中からの同志アンリ。マティルドの殺しが必要以
上に過激になっていたのだ。一方マティルドの中では、かつて抱いていたアンリへの恋心が甦り、暴
走は加速してゆく! 最悪の事態が雪ダルマ式にふくれあがる! マティルドを愛していたアンリは、そし
て事件を追う真面目な刑事ヴァシリエフは、彼女を止められるのか? ≫
『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』『死のドレスを花婿に』……
ミステリーランキングを制覇し、フランス最大の文学賞ゴンクール賞も獲得。
鬼才ルメートル、最後のミステリー。
邪意地悪に、ブラックに、酷薄に、最・悪・の・事・態が加速する
↑
とあります。
ルメートルですから、一筋縄ではいかないのでしょうね。
頑張って読まねば・・・。
※ 『雪山書店と嘘つきな死体』クリスティ書店の事件簿 アン・クレア
創元推理文庫 2024年8月30日発売予定
【内容概略】
≪雪山のおかしな殺人事件。被害者が最後に残したのはクリスティ『春にして君を離れ』のサイン
入り初版本だった──舞台は謎と雪が降り積もる書店。新ミステリシリーズ第一弾!≫
この作品も以前”翻訳出版待ち”リストでご紹介した作品(”Dead and Gondola”)ですが、ようやく
刊行されます。
”新シリーズ”第一弾ですが、第二弾も翻訳待ちです。
※ 『料理からだどるアガサ・クリスティー:作品とその時代』カレン・ピアース
原書房 2024年7月26日発売
【内容概略】
≪本書では、クリスティーが物語をある方向に導くため、または登場人物の特徴を際立たせるため
に食べ物をどう利用しているか、またペポカボチャやマーマレードなどの食材にも着目し、その作
品ごとに登場する飲食物について紹介しています。調べていくうちに、クリスティーの時代に地理
的な特徴や気候、使用人、戦争、テクノロジーが世界の変化、そして食文化にいかに影響を与えた
かに気がつきました。クリスティーの小説の舞台も初期は数多くの使用人が働く田舎の屋敷でした
が、世界大戦を経て、最新の時短器具を備え、専門職を持つ中流階級の家庭へと変化していきます。
(本文より)≫
ミステリの女王にとって食事は、創作においても、実生活においても大切なものだった。作中の晩
餐会で、登場人物の故郷の味として、殺人の凶器として登場する料理から見えるものとは。当時の
手法に沿ったレシピと解説でたどる。
↑
とあります。
クリスティの作品を読んでいると、作中に出てくる料理が気になることが多々あります。
ストーリーに欠かせない材料としてか、又は何か影響を与える材料なのか・・・。
どんなレシピなのか? 等々興味があります。
この作品はミステリではないのですが、クリスティ関連として一応押さえておきたい本です。
(source : 文藝春秋、創元社、原書房 & etc.)