The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

公開延期になっていた映画色々:公開情報(その1)

2021-08-29 | 映画
※ 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

”NO NEED TO DIE”

シリーズ最新作であり、ダニエル・クレイグのボンド最後にして集大成でもあるこの作品は、最初に
製作情報をご紹介してから2年近く経っていました。
当初2020年4月公開を予定されていて、その後諸事情により3度の公開延期が発表されていたのですが、
この度、遂に日本公開日が決定発表されました。



2021年10月1日(金) との事。
(何だか未だ不安もありますが、今度こそ何とか公開して欲しいもんです)

過去記事でも紹介しましたが、念のため再度キャスト等を、

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:
ダニエル・クレイグ
レイフ・ファインズ
ナオミ・ハリス
レア・セドゥ
ベン・ウィショー
ラミ・マレック


↓ Trailerはこちら
https://youtu.be/fpI6fgwrVss

ボンドは勿論ですが、個人的な特推しは ”Q" と ”M” でして。




↓ 関連過去記事はコチラ
✩ 『Bond 25』(原題)
✩ 『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』

※ 『キングスマン:ファースト・エージェント』

”THE KING’S MAN”

2015年の『キングスマン』、2018年2作目となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』に続く三作目
となるこの作品についても、1年以上前公開日ご紹介を書いて以来諸事情により2回公開延期されました。
が、この度最新公開日が発表されました。

2021年12月24日(金)←クリスマス・イブです!





前2作とは時代が異なり、第一次世界大戦を背景とし、世界最強のスパイ組織『キングスマン』誕生の秘
話を描いています。
国家に属さない秘密結社である彼らの最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった。1914年、世界
大戦を裏でひそかに操る闇の組織に対し、英国貴族のオックスフォード公と息子のコンラッドが立ち向
かう。人類破滅へのカウントダウンが迫るなか、彼らは仲間たちとともに闇の組織を打倒し、戦争を止
めるために奔走する。
彼等の前に立ちふさがる敵は怪僧ラスプーチン。

監督、脚本、製作はシリーズ全作を手掛けるマシュー・ボーン

出演者は、
オックスフォード公のレイフ・ファインズをはじめとして、ハリス・ディッキンソン、リス・エバンス、
マシュー・グード、トム・ホランダー、ダニエル・ブリュール、チャールズ・ダンス
等、豪華な顔ぶれです。

↓ Trailerはこちら
https://youtu.be/Vu0J5D0JNy0

↓ 関連過去記事はコチラ
✩ 『Kingsman:The Great Game』 情報少し
✩ 『キングスマン:ファースト・エージェント』Official Trailer
✩ 『キングスマン・ファースト・エージェント』公開日&最新trailer

謀らずも(謀ったかも・・・)、両作品共レイフ・ファインズ出演作という事でした。

尚、
日本公開日時は現時点(2021年8月29日)での情報です。

『私立探偵ストライク』5作目 ”Troubled Blood” 製作発表

2021-08-25 |  ∟私立探偵ストライク
C.B.Strike ”Troubled Blood”

Robert Galbraith



ロバート・ガルブレイス(=J・K・ローリング)による私立探偵ストライクを主人公とするシリーズ
第5作目 ”Troubled Blood”のドラマ製作が正式に発表されました。

原作出版に関しては昨年コチラでご紹介してありますのでご参照下さい。

現在pre-production段階で、2022年放送を予定。
4エピソード(各1時間構成)と言われています。
楽しみですね~!

とは言いながら、
日本では4作目の ”Lethal White”の放送も未だですし、それよりも、それよりも・・・・
何故翻訳本が出ないんでしょう、もう何度も何度もひつこく繰り返しているんですが。

原作は、上記最初の2作以降も
”Career of Evil” 『悪しき者たち』
“Lethal White”
“Troubled Blood”
と全5作品刊行されているんですけど・・・・。


日本での出版済は
『カッコウの呼び声』”The Cuckoo's Calling”
『カイコの紡ぐ嘘』 “The Silkworm”
の2作品のみ。 何か問題があるんでしょうか?とお尋ねしたい位です。

それじゃ原作を読めば?と云われそうですが、これも何度も繰り返している様に、最近はとても面
倒で(齢のせいもあるか?)とても手が出せない状態で・・・。
もうただただ翻訳をお待ちするのみ、という事で。

ローリング女史によれば、このシリーズは少なくとも10作品は続けるつもりだとか。
何時までお待ちできるか。

以前の情報の繰り返しになりますが、
↓ DVD日本版はコチラ


↓ PAL版はコチラ(”Leathal White” も)

(source : The Rowling Library, The Tottenham)
 

おまけ

珍しいブロンドのトム・バーク
これは、2021年ヴェネチア映画祭で初公開予定 ルース・ウィルソンと共演の”True Things”と言
う映画作品からです。
この作品については機会があれば追って又。


『エターナルズ』最終Trailerと続報

2021-08-21 | 映画
”ETERNALS”

Marvel Studio 2021年

以前コチラで第一報をご紹介しました、マーベル新作『エターナルズ』の新ポスターと最終trailer
が発表されました。

↓ 最終trailer(日本語字幕版)はこちら
https://youtu.be/n8GynADN_l4

”エターナルズ”とは、
不死身に近い身体と不屈の精神力を持つスーパーヒーロー。
百万年前に地球にやって来た 宇宙の始祖的存在であるセレスティアルズが遺伝子操作で生み出し
たのが”エターナルズ”
超能力的な力に加え、読心・マインドコントロール、爆風や熱波の放射、飛行、テレポート等様々
な能力を持つ。 エターナルズによってそれぞれ異なる個性を持っている。
因みに、アベンジャーズに登場するサノスの父親は、アラースと呼ばれるエターナルズの一人で
ある。
「我々はずっとこの星を見守り人類を導いてきた」という言葉の通り、紀元前ともおぼしき太古の
地球で人々が生活する様子から始まる映像からは、アベンジャーズが戦ってきた現代よりも、はる
か昔からエターナルズが存在していることもうかがえる。

一方ヴィランにあたるディヴァイアンツは、エターナルズと同じセレスティアルズから生み出され
た存在であるものの、遺伝的に不安定であり、非常にグロテスクな外見を持正反対の存在。
18,000年前のセレスティアルズの来訪時には、生みの親である彼等を攻撃、その際に反撃を受けて
敗れて以来地下に潜んでいた。

新たな脅威が迫る地球滅亡迄残された時間は7日間。
エターナルズの再結集が余儀なくされる。

最新Trailerは最初のTrailerに比べ、よりスケールが大きく、これ迄のMCU作品と比べても壮大な世
界観が描かれている様です。
(IKEAの秋の新作があっと言う間にペシャンコという残念な場面も・・・・)

繰り返しになりますが、キャストを、

監督:クロエ・ジャオ(『ノマランド』)
脚本:マシュー&ライアン・ファーボ
出演:
セルシ:ジェンマ・チャン
セナ:アンジェリーナ・ジョリー
イカリス:リチャード・マッデン
ギルガメッシュ:ドン・リー
キンゴ:クメイル・ナンジアニ
マッカリ:ローレン・リドロフ
デーン・ウィットマン:キット・ハリントン




兎に角、他に個人的なツボとして、GOTのスターク兄弟であったリチャード・マッデンとキット・ハリ
ントンの共演(絡みはあるのかな?)という点でして(←ひつこい)。

公開日は11月5日(金)日米同時公開

こういう壮大なスケールの作品は映画館の大きなスクリーンで観たいとは思うものの、
コロナ禍以降映画館には全く行っていなかったので、どうなりますでしょうか・・・・。

(source : マーベル公式、THE RIVER , FASHION PRESS & etc.)


『ダークハート 猟奇殺人捜査班』

2021-08-18 | 海外ドラマ
”Dark Heart”

ITV 2016年初放送
全6エピソード

ちょっと怖ろし気な日本タイトルが付いていますが、興味があるドラマです。
(サブタイトル程は怖くない様です)

過去に何度か放送あった様なのですが、何故か見逃していました。

概要は、
主人公のウィル・ワグスタは、若くして警部補に抜擢されたワーカーホリックな刑事。
殺人事件の解決にプライベートな時間までも注いでしまう彼には、16歳の時に両親が何者
かに殺害されたという壮絶な過去が。
そして、その事件が未解決であることも、彼の人生に暗い影を落していた。
そんなウィルが率いる捜査チームは、ロンドンで巻き起こる残忍な殺人事件の真相に挑ん
でいく。
暗い過去を背負った刑事が、
ロンドンで巻き起こる残忍な殺人事件に迫る―。

ウィル・ワグスタッフの小説が原作の本格捜査ミステリー!!



監督は、コリン・ティーグ
出演は、
トム・ライリー、アンジリ・モハインドラ、シャーロット・ライリー、ミランダ・レーソン




主演のトム・ライリーは、以前チョット触れましたが、『ダ・ヴィンチと禁断の謎』”Da Vinci's 
Demons” で主役のレオナルド・ダ・ヴィンチの若き日を演じていました。
(数年前に観始めたものの 途中で脱落したままなのですが・・・・)



放送は、
WOWOWプラスにて、
8月18日(水)朝5:15~(1話~3話)
8月25日(水)朝5:15~(4話~6話)

何でこんな朝早くの放送なのか・・・。
勿論後でODでの試聴をするつもりです。

因みに、
何故かBS11でも同時に放送になっている様です。

(source:WOWOWプラス、海外ドラマNAVI & etc.)



『はみ出し刑事ベックストレーム』原作本

2021-08-14 | 海外ドラマ
最近 ”これツ!”と言える海外ドラマがなかなか見つかりません。
そんな中、唯一期待出来そうなのが、先日ご紹介した『はみ出し刑事ベックストレーム』



スウェーデンのミステリ重鎮と言われるレイフ・GW・ペーションの作品を原作とした初放送ドラマです。
かなり癖のあるキャラクターであるベックストレームもさることながら、破天荒ながら優秀な刑事と
小さな相棒の組み合わせというのも 北欧ドラマとしてはかなり斬新な設定です。



何と言っても”小さな相棒”エドヴィンがメチャメチャ可愛いので、もう堪りませんですね。
どんな内容になっているのか、楽しみにしている所です。

ところで、
北欧ミステリは好きで 色々読んではいたのですが、この作家さんの作品は読んだ事がありませ
んでした。
で、原作を探しましたので、ご紹介しておきます。
"ベックストレーム警部シリーズ”から、

『見習い警官殺し』上/下 創元推理文庫ー2020/1/22

レイフ・GW・ペーション(著)、久山葉子(翻訳)

《内容紹介》 (上)
被害者の名はリンダ、母親が所有している部屋に滞在していた警察大学の学生。強姦されたうえ
絞殺されていた。ヴェクシェー署は腕利き揃いの国家犯罪捜査局の特別殺人捜査班に応援を要請
する。そこで派遣されたのはベックストレーム警部、伝説の国家犯罪捜査局の中では、外れた存
在だ。現地に入ったベックストレーム率いる捜査チームは早速捜査を開始する。CWA賞・ガラス
の鍵賞等5冠に輝く『許されざる者』の著者の最新シリーズ。

《内容紹介≫ (下)
被害者は警察官の卵。国家犯罪捜査局の面子にかけて、迷宮入りは許されない。だが有力な容疑
者は挙がらず、センセーショナルな見出しを掲げるマスコミの餌食になるばかり。そこに乗り出
したのは新たに局の長官に任命された“角の向こう側を見通せる男"ラーシュ・マッティン・ヨハン
ソン。尻を叩かれたベックストレームらは、被害者の男性関係を洗い直す。英国ペトローナ賞受賞、
スウェーデン・ミステリの重鎮による警察小説シリーズ。

『平凡すぎる犠牲者』創元推理文庫ー2021/1/9

レイフ・GW・ペーション(著)、久山葉子(翻訳)

《内容紹介》
殺されたのは、社会的に孤立し、アルコール依存症で年金生活者の男性だった。きわめてありふ
れた犠牲者。捜査にあたるのは、かつて精鋭揃いの国家犯罪捜査局殺人捜査特別班に所属してい
たベックストレーム警部以下、一癖も二癖もあるソルナ署の刑事たちだ。だが、被害者と同じア
パートの住人や競馬仲間たちと、関係者は一筋縄ではいかない連中ばかり。さらに、有力な容疑
者で第一発見者の新聞配達員が死体で発見されるに至り、捜査は混迷を極める。スウェーデン・
ミステリ界の重鎮、『許されざる者』で5冠を獲得した著者の、シリーズ第2弾。

以上2作品、これから読み始めるところです。
原作とドラマがリンクしているのか、何らかの形で引用されているのかわかりませんが、兎に角
放送が始まる前に読み終えられるかな・・・・?

AXNミステリーでの放送は、
8月28日(土)4:00pm~


↓ trailerはこちら
https://youtu.be/tHPOMw8rU9c

原作又はドラマに関して後日感想を書ければ・・・と思っていますが、どうなりますが(得意の
フレーズ)

↓ 以前ご紹介した初放送情報はこちら
8月初放送『Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム』



『I'm Your Man』 ダン・スティーヴンス新作映画 

2021-08-11 | 映画
”I'm Your Man“ (“Ich bin dein Mensch”)

2021年
ドイツ

ダン・スティーヴンスの新作映画 ”I'm Your Man”(原題)の情報少しです。
今作はドイツの映画で、ドイツ語原題は ”Ich bin dein Mensch”。

ダン・スティーヴンス何となくお久し振りの感じです。

”I'm Your Man” は、2021年 第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品で、
マレン・エッゲルトが主演俳優賞(銀熊賞)を受賞しています。

内容は、
ベルリンの有名な博物館であるベルガモン博物館で科学者として働くマリアは、彼女の仕事の為
の研究資金を募る為 特別な実験に参加する様に説得されます。
それは、3週間AIロボットと一緒に生活するというものでした。
トムと名付けられたAIはマリアにとって完璧なライフパートナーになる様に、マリアを幸せにする
ためだけに設計され、プログラムされているのです。
愛、憧れ、そして何が人間を人間にするのか、等新たな気付きをもたらしてくれる様な物語。
との事。





監督は、ドイツ出身のマリア・シュラーダー
主演は、マレン・エッゲルト、ダン・スティーヴンス

ドイツの作品ですので、勿論全編ドイツ語です。
ダン様もとても流暢に聞こえるドイツ語で話しているのがとても新鮮です。実は英国英語訛りが
入っているドイツ語だそうで・・・
”英国英語訛りのドイツ語”って・・・聞き分けられないのが残念。
(ドイツの企業に勤めていたことがあるくせに ドイツ語良く分かりません(泣)ボスもドイツ人
だったのに社内では英語で通していたもので、勉強していなかった事が今更ながら悔やまれます)

シュラ―ダ―監督はインタビューで、リアル感を出す為に、敢えて外国訛りのあるドイツ語を話
せる、ドイツではあまり知名度が高くないキャストをAI役に選びたかったそうで、脚本段階で
は英国語圏の俳優である必要は無かったからヨーロッパ中を探し回ったとの事。 そして、勿論
顔立ちの整った人で、バービーのケンのイメージが頭の中にあった。
と語っている様です。

SFの要素、人間ドラマの要素も含むロマンティック・コメディーでもある様です。
どの様な結末なのかがとても気になる。

コピーは、
『このAIの役目はただ一つ”実験相手の女性を幸せにすること”』

↓ trailerはこちら
https://youtu.be/ARxpqS9DQyA

Rotten tomatoes でも91% と高い評価を得ています。

(source : BBC America, 海外ドラマNAVI & etc.)

日本での公開は未定ですが、是非観たい作品です。

『ロード・オブ・ザ・リング』ドラマ版/ファースト・イメージ

2021-08-08 | The Lord of the Rings/The Rings of Power
“The Lord of the Rings” (正式タイトル未定)

Amazon Prime Video

最初にこのシリーズ製作情報のご紹介をしてから既に3年半以上経ってしまいましたが、途中で
ボチボチと情報が出たものの なかなか進展状況が伝わって来ませんでした。
ニュージーランドでの撮影開始が伝えられてはいましたが、殆んど霧の中でした。

そんな中、ようやくファースト・イメージが発表されました(たったこれ一枚なんですが・・・)
発表されたのは4日程前ですが、世界中で盛り上がっています。



ちょっと分りにくいのですが、中央に佇む女性(らしき)後姿。
又、右光の中に見えるのが”Two Trees”(”二本の木”又は”二つの木”)が ”Two Trees of Valinor”
ではないかとの見方があり(私は気付きませんでしたが、ファンの目は凄いです!)『シルマ
リルの物語』に繋がるのではないかとのこと)
そして、女性は若き日のガラドリエルではないかと・・・・。
兎に角、色々想像、憶測が飛び交っています。

フォーカスして画像拡大して下さったのを拝借しました。
↓ こちらです。

成程~~!ですね。
(By TheOneRing.netさん)

当初から伝えられていた様に、このドラマシリーズは、J・R・R トールキン原作の「ロード・オブ・
ザ・リング」の中つ国の第二紀を舞台とするシリーズと言われています。
(因みに、第二紀は3441年間の歴史がある長い時代区分紀です)

映画版の『ホビット』、『ロード・オブ・ザ・リング』の遥か数千年昔の物語です。

平和な時代から始まり、お馴染みのキャラクターと新たなキャラクターが、「中つ国」で長い間恐
れられていた邪悪なものに立ち向かう物語となる。
との事。

このドラマ化プロジェクト発表時にも書きましたが、このシリーズには巨額の投資がされており、
伝えられるところによれば、シリーズ最初のシーズンだけでも製作に約4億6500万ドルかかったと
言われています。

そして、今回正式にリリース日が発表され、
2022年9月2日(金曜日)アマゾンプライムヴィデオでのリリースとなり、240を超える国と地域で
独占初配信されます。 (全8エピソードと言われています)

又、既にシーズン2の更新も決定されたとの事。

脚本とショーランナーは、ジョン・D・ペイン、パトリック・マッケイ(『スター・トレックBEYOND』
コンサルティング・プロデューサーにはブライアン・コグマン(『ゲーム・オブ・スローンズ』の脚本)

出演者に関しては、前回の記事(と言っても一年半以上前ですが)にも書きました様に 第一弾と
して顔ぶれが発表されて、その後も順次追加されてはいましたが、モーフィッド・クラークがガラド
リエルを演じるという以外の役柄が未発表です。
なので、出演者と役柄がしっかり分った時点で追記していこうと思います。

随分長く待たされましたが、ようやく配信日も判明で、一年以上先の事ですが楽しみが出来ました。

(source : The Lord of the Rings on Prime, TheOneRing.net、海外ドラマNAVI & etc.)

余談ですが、
昨日(8月7日)全く偶然に”ホビット”三部作放送しているのを見つけまして、随分久し振りに
観る事が出来ました。映画館で見て、その後も何度か観ましたが、それでも何年振りでしょう。
当時 ”スマウグ様(笑)” で随分盛り上がった事も懐かしく思い出しました。
何というタイミング!とチョット感動・・・・なのでした。

そして、ついでながら
ザ・シネマチャンネルでは 夏休み特集との事で
『ロード・オブ・ザ・リング』三部作&『ホビット』三部作の再放送ある様です。
ご覧になりたい方は番組表でご確認下さい。



『ヴィクトリアン・ホテル』下村敦史著

2021-08-04 | ブックレヴュー&情報

実業之日本社ー2021/2/26

内容紹介(出版社より)
事件、誘惑、秘密の関係……すべてを見ているのは、このホテルだけ。
張り巡らされた伏線、交錯する善意と悪意に一気読み&二度読み必至!

伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」は明日、その歴史にいったん幕を下ろす。ホテル
を訪れた宿泊客それぞれの運命の行方はーー? 
『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』など、話題作を次々発表する社会派ミステリの旗手がエンター
テインメントを極めた、感動の長編ホテルミステリー!!

~ ~ ~ ~ ~ ~

タイトルに惹かれ何となく軽い気持ちで読み始めた作品。

都心にある超高級ホテル『ヴィクトリアン・ホテル』が改修の為、長い歴史に一旦幕をひき一時
休業する前夜。
このホテルにそれぞれの思いを持つ客が集まる。
悩みを持つ人気女優、社会に不満を持つ自暴自棄なスリ、作家、敏腕宣伝マン、弁当屋夫婦、
そこにベテランのベルマン岡野が少しからみます。

それぞれの登場人物に視点を当て章立てて話が進行しますが、読み進めるうちにそれらの人間
関係が次第に繋がっていきます。
しかし、途中から「ん? あれ?」と言う何とも云えない違和感を持ち始めます。

時代設定、時間軸に惑わされ始め、混乱する事も。

超高級ホテルを舞台にした人間ドラマ?、群像劇?なのかな・・・と悩みながら読み進め、最後に
辿り着いた事実で途中抱いた違和感の正体に気づかされます。
成程ね~、そういう事でしたか。
『二度読み必至!』と言ううたい文句は正しくその通りだと思います。
途中に敷かれていた伏線の数々は人間の思い込みの心理を鮮やかに突いたものでした。

ミステリとしては何とも言えない部分もあると思いつつ、様々な視点からの「人間の優しさ」とは、
「思いやり」とは…についての議論は興味深く読みました。

メインの登場人物ではないのですが、小説家の三鷹コウさん、ベテランベルマンの岡野さんの
キャラクターが興味深く、彼等の言葉が記憶に残ります。
又、新人賞受賞作家に対するベテラン作家達の言葉も面白く興味深い点です。

そして、最後はホッとさせられる結末。

ネタバレは避けるつもりなので、意味不明の点もあるかと思いますが、ただ一点
注意すべき事柄、単語にはルビで強調されているので、この点に注目です。

100年余り続いた超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」の様子は、大好きで馴染み深かった帝国
ホテルやホテルオークラの雰囲気を思い起こさせられ、歴史あるホテル大好き人間としてはこの点も
注目点でした。

又、この作品の設定は、以前読んだミッシェル・ビュッシ「黒い睡蓮」も彷彿とさせられます。
(そう言えば、拙過去記事の「黒い睡蓮」何故かこの所お訪ね下さる方が増えています。古い記
事にも拘らず有難いと感謝しております)


『The Green Knight』(原題)情報

2021-08-01 | 映画
"THE GREEN KNIGHT”

2021年
アイルランド、カナダ、アメリカ、イギリス合作
A24作品 

中世(1300年代後半)書かれた英文学最古の物語の1つと言われている”The Green Knight”
『ガウェイン卿と緑の騎士』を元にしたファンタジーアドヴェンチャー作品。



キャスト:
監督:デヴィッド・ロウリー

出演:
デヴ・パテル:ガウェイン卿
ラルフ・アイネソン:緑の騎士
ジョエル・エドガートン:アーサー王
ケイト・ディッキー:グイネヴィア妃
その他
アリシア・ヴィキャンデル、サリタ・チョウドリー、ショーン・ハリス、バリー・コーガン等

実はこの作品の事は全く知りませんでした(汗)が、7月30日全米公開された様で 昨日あたり
からネット上賑わっていました。何気なく見たら 何と、面白そうな好みの作品ではありませんか。
子供の頃からアーサー王伝説関連大好きでしたから・・・・。

概要は、
アーサー王の甥で、円卓の騎士の1人であるガウェイン卿が主人公。
突如現れた全身緑色の大男”緑の騎士”に「首切り」のゲームを持ちかけられたガウェイン卿の
一年に渡る旅路を描いている。
首を切られても死なない緑の騎士や、しゃべるキツネ等が登場している様です。
ちょっとダークな雰囲気もある様ですが、なかなか面白そうな作品です。







↓ trailerはこちら
https://youtu.be/VoJc2tH3WBw

ところで、浅学なので「A24」という名前は初めて知りました。
2012年設立された映画やテレビ番組製作、配給などを専門とするアメリカ合衆国のインディペン
デント契エインターテインメント企業(ニューヨーク拠点)
だそうですね。

それにしても、デヴ・パテルさんの活躍は目覚ましいです。

↓ ニイル・ゲイマン氏(”グッド・オーメンズ”の原作者)お褒めのツイート

”デヴ・パテルはマジックだ”と・・・

↓ A24のツイート


日本公開は未定です。

ところで又余談ですが、
”グリーン・ナイト”って、「ゲーム・オブ・スローンズ」のホワイト・ウォーカーに似ている様な・・・
(って思うのは私だけ?)