The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Sherlock Con. (2) Gallery

2015-04-29 | BBC SHERLOCK
- Sherlock Con. (2) Gallery -

今回Sherlock Con.の情報をチェックしていて気が付いたのですが、さぞネット上
熱狂的な盛り上がりになって居るのかと思いきや、海外のサイト、ブログを観ると
割と冷静に情報も予期したより多くない様な気がします。 予想外でした。
実際に参加したファンと外から眺めていたファンとの温度差があるのかしら?

トークショーの内容も余りに多くて熟読はしていないのですが、殆どが過去に何度
も語られていた内容が多い様な感がありました。

その中で、ルパートさんのレストレード感は今まで余り聞く機会が無かったせいか
なかなか面白い内容でした。 多分何方かが翻訳記事にして下さるのではないかと・・・
dicoさん宜しく!って又もや他人頼みです・・・・・

画像も他に多く溢れているので、どうしようか迷ったのですが やはりお祭りですか
ら残して置こうと思います。
なので、今回も画像ばかりのGalleryとさせて頂きました。


トークショーでのベネディクトです。
 
 


何と言っても今回の一番はこれ!

他でもこの画像が溢れていますが、私も見た途端頂きました。
シャーロックの白シャツは以前も何枚か頂きお宝蔵に貯蔵してあるのですが、今回もお宝蔵入りです。
何故か白シャツ姿がgorgeousなんです・・・



↑ 何か面白くて。 tGGですね。





↑ シャーロックファミリー画像。



↑ 素敵な兄弟ですねぇ。





↑ prom.撮影時の画像。





↑ このシチュエーション画像は以前も沢山出回っていましたが、微妙に違うかな?



↑ これも沢山出ていた画像の追加。



↑ これtGGの時でしょうか? (ジョンのヘアースタイルとシャツから推測)



↑ アンスコ・モリアーティーと。



↑ これは多分今回初めて出た画像だと思うけど、後姿フェチとしては外せません。



お祭りがあったので ”The Empty House” が途中になってしまいました。
次回は最終回を続けます。






Sherlock Con 第1報 その他

2015-04-26 | BBC SHERLOCK
- Sherlock Con 第1報 その他 ー



忙しさに取り紛れていて ふと気が付いたらもうSherlock Conの日になったん
ですね。
昨日からネット上大盛り上がりで久々の活気を見せています。
トークショー等の内容は未だ全部に目を通していないのですが、取りあえず
画像展示ブースからの情報を残して置きましょう。


見える限りでは大部分が既出の物の様な感じですが、中には初めて放出された
画像も何枚かありました。

その中の一番がこちら。

「これ1枚だけでも£44の価値があるわ」って書かれていましたが(その気持ち
よーく分かります。)
この投稿者さんは ”Weekend Pass” で入場だったようですね。

それから、ジョンに関する情報。

↑ 従軍時のIDですね。



この記事の写真はマーティンのプライベートな写真が使われている様です。




↑ それから、こちらの画像
グーグルで検索(ググるって言葉好きじゃないんです)した方が元の画像を
見つけたそうなのですが、凄いですね。
元画像はBBCラジオの戦争番組用の物らしいです。


その他展示された画像色々。








↓ 赤で New picと書かれているのが今回初展示の画像ですね。






トークショー等詳細はこれからじっくり読もうと思っていますが、その中でちょっと
気になった点が、

1つはゲーティス御大(だったと思うけど)が 次回は〝デイム” アンジェラ・
ランズベリーさんを起用するって言っていた様な気がするんだけど・・・
「よござんすか」のジェシカおばさんですよね。(昔ずっと観ていました)
ウナさんと交代でハドソンさんなんて事ないですよね。 まさかね。
かなり高齢だし・・・

それから、ベネディクトが又云ってましたね。
ベルグレービアの最後でアイリーンを救出した後、2人はXXしたんだ。って・・
以前も同じこと言ってましたけど、それはね~、言って欲しくないんですよ。
そこは観る側の妄想に残して置いて欲しいんですけど、って感じ。


これから引き続き色々な情報が溢れかえるのでしょう。
久々のシャーロック旋風で盛り上がります。


これから記事内容等ジックリ読んで、出来れば続報書こうと思います。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



ところで、話は変わりまして、
ベネディクトin Italy です。
「ズーランダー 2」にカメオ出演するそうで、その前に観光客してました。
「ズーランダー」って知らなかったのでチョット調べたのですが、2001年制作
のアメリカ映画で男性スーパーモデルを描くコメディーで 多くの俳優、有名人
が実名でカメオ出演していたそうです。 
今回はその”2” にカメオ出演だそうで、この観光も映画のシーンなのかと
思ったりしたのですが、この後撮影場所に向かった と書かれていたので、
全く私的な観光だったのかな?と思ったりしましたが どうなんでしょう。










↑ 花束を持ってお友達訪問だそうです。 羨ましいです。(何言ってるんでしょう、私は)


↑ 物乞い(?)の老婆に小銭を渡している所。

 


こちらは画像並べるのみで、取りあえず。
後日追加情報が出れば又。












グラナダ版 「空き家の冒険」 (2)

2015-04-23 |  ∟グラナダ版SH
- グラナダ版 「空き家の冒険」 The Empty House (2) -




「空き家の冒険」2回目です。





ホームズはワトソンを訪ねる前にベーカー街に戻っていました。 その様子を覗う
怪しい人物がいます。
(正典ではホームズが死を装って海外に居る間 マイクロフトが221Bの家賃を払い
続け部屋をそのままに残して置いたんですね。)


221Bでは鏡に映るホームズの姿を見たハドソンさんが驚愕します。



(BBC版でモリーちゃんがロッカーの鏡に映るシャーロックを見て驚くシーンは
この場面にインスパイアされているんですね)。


驚き喜ぶハドソンさんを優しく抱きしめ背中をポンポンと叩くホームズ。
良いですねぇ。



そして、懐かしい部屋を感慨深げに眺め、懐かしい椅子に座るホームズを見ると
ほっとします。




その時の様子を語るホームズは、「懐かしい友達のワトソンがもう1つの椅子に座って
居ればと思った」と言うと、ワトソンは「そうあって欲しいものだね」と答えるん
ですね。

どうして連絡してくれなかったんだーーって言いたかったでしょうけど、チョット拗ね
ているワトソンはどんだけ良い人なんでしょう。
BBC版のジョンの様に怒って殴ったり 頭突きしたりしないんですもん。
それでもワトソンが「兄さんほど信頼されていなかったんだ」とちょっとヘソを曲げて
いますが、その位は言いたいですよね。
それに対してホームズは「信頼しているよ。君は優しいからね」、そして「君はちっと
も変っていないなぁ」と言うホームズの本当に嬉しそうな顔は何とも言えないです。


どうして生還出来たのか聞かせて欲しいと尋ねるワトソンにこれまでの経緯を語るホー
ムズの回想シーンとなります。



↑ 書置きを残すホームズです。 何と端正な横顔!

モリアーティー教授との決闘を語る時に言ってます、「日本のバリツを習得していた
お蔭で…」 此処で”バリツ”が出て来るんですよ。

(BBC版では、モファットさん達が 「バリツはナシだろう」って語っていまして、
S3E1ではFallの13 possibilitiesを述べたてるシャーロックに ”Japanese wrestling” 
とぼやかした形で語らせていました。)







で、そのお蔭でモリアーティーを滝つぼに落とす事が出来、自分は辛くも崖の途中
の手掛かりに掴まり生き延びる事が出来たのだと。
モリアーティの手下が見張っているだろう事を考え 自分も死んだことにするのが
良いと考えたホームズは岩棚の陰に身を隠します。






ホームズを探しに来たワトソンが 「ホームズ!」と大声て呼ぶのを聞き思わず
「ワト・・・・」と答えそうになり踏みとどまり、ホームズが墜落死したと結論をだし
後ろ髪を引かれる様に立ち去るワトソンを見送るホームズの表情が本当に辛そうで切な
くなります。

その後ホームズは滝を去ろうとしますが、やはり何者かに銃で狙撃されるなか逃れな
がら森の中に姿を消しました。






その後マイクロフト以外には事実を隠し世界各地を旅行していたが ロンドンにいる
モリアーティの手下が残り1人となり、又その人物がアデア事件の実行犯であると考え
たホームズは遂にロンドンに戻る決心をしたのでした。

詳細を語り終えたホームズは、捜査に出発するまで診療室のベッドで仮眠すると言います。
ワトソンは寝室を使ってくれと言うのに対して 「此処で良い」と言うなり 直ぐに眠っ
てしまいます。



(このシーンもグッときますね。 1人だけでの長い旅を経た後、ワトソンに真実を語り
終え 許しを貰いやっと心安らげる場所を見つけたんだなぁ。 そして眠ってしまった
ホームズを見つめ 優しく毛布を掛けるワトソンの表情も又何とも言えず良いのです)。



・・・・to be continued です。



← グラナダ版 「空き家の冒険」 (1)
→ グラナダ版 「空き家の冒険」 (3)

『グラナダ版シャーロック・ホームズ』 : Index



先程忘れていたので追加です


サー・イアンの ”Mr. Holmes” UK Official Trailerが 発表されました。



↓ こちらから。
https://youtu.be/KSsf17Exa4g



これは観なくてはなりません。
涙腺警戒警報です。(毎度同じ事を書いていますが 未だ原作本読み終わりません・・・)





グラナダ版 「空き家の冒険」 (1)

2015-04-20 |  ∟グラナダ版SH
- グラナダ版 「空き家の冒険」 The Empty House : (1) -



↑ このイントロ画面見ただけで嬉しくなります。


1986年放映

(HDリマスター版を探していたので時間が係ってしまいましたが やっと見つかり
ましたので より鮮明な画像を頂くことが出来ました。)

正典 ”The Adventure of the Empty House" で 邦題は「空き家の怪事件」又は
「空き家の冒険」とされる場合があります。
言うまでも無く、BBC版 ”The Empty Hearse”のモチーフになっています。

正典では「最後の事件」でホームズが転落死したとされるエピソードから10年
後に待ちに待ったファンの熱狂的な期待を受け出版されました。

BBC版もイライラしながら待ち焦がれ 昨年の1月やっとS3E1を観た時は嬉し
くて泣きそうになり鳥肌が立つ思いでした。
そして改めてこのエピソードを観なおすと 多くの点でBBC版に影響を及ぼして
いるかを再認識します。
グラナダ版は「最後の事件」の1年後に放映になった様です。
それでもファンは待ち焦がれていたでしょうね。

「最後の事件」でのホームズの死から3年後という正典の設定そのままです。

このエピソードでワトソンがエドワード・ハードウィックに変更になりました。
ハードウィックはこの後30本に渡りワトソンを演じる事になりました。

さて、いよいよファンが待ちかねたホームズの生還編となります。



ホームズ亡き後、ワトソンは開業医に戻り憔悴の日々を送って居ました。
又同時に警察の監察医を務めていました。
(ホームズの遺志を継いで 医者として犯罪と闘う道を選んでいたんですね。
チョット感激します)。
ベーカー街を通りがかり感慨深げに立ち止まるワトソン ← 寂しいな~。



因みに、正典ではワトソンがメアリーと悲しい別れをして孤独な日々を送って
いる事になっていました。

その頃ロンドンではロナルド・アデア卿殺害事件の話題で持ち切りでした。
アデア卿は自室でカードの掛け金の勘定をしていた所を何者かに背後から殺害され
たのでした。
部屋は鍵が掛かっている密室状態で 凶器はライフル銃でしたが 容疑者の捜査は
困難を極めていました。



殺害現場でレストレードとワトソンは 「ホームズが喜びそうな事件だ」と話あって
いました。
(いつの間にかワトソンとレストレードは友情の様な物が通い合っている様に見えます)。



検死法廷では監察医として証言するワトソンです。
(ライヘンバッハの裁判所のシーンを彷彿とさせるんですね)。

法廷を出たワトソンは古本を大量に抱えた老人とぶつかり 落ちた本を拾って渡します。


(さー、ホームズ帰還ですよ~!!)
(老人に変装したホームズは正典そのままで感動します)。

自宅に戻ったワトソンの元に先刻の老人が無礼を詫びに訪れます。
(このシーンもBBC版にインスパイアされていました。 診療所を訪れ怪しげな本を
勧める患者で ジョンがシャーロックの変装ではないかと疑い帽子をひん剥いた老人
として取り込まれていました。
この様なチョットした場面に正典関連の事項を盛り込まれているのに気が付くと本当
に嬉しくなります)。



書棚を眺め収まるべく幾つかの本を薦められ書棚に目をやる直後 老人に目を
戻すとそこには死んだはずのホームズが・・・・・感動!!



ホームズ瞬間の早変わりです。 凄い!
(感動の再会ですよ~!! ← ”!”マーク多過ぎ)


微笑みながらワトソンに向かって両腕を伸ばすホームズを見た途端、ワトソンは
仰天し、本人曰く「生涯で最初かつ最後であろう」気絶をしてしまいます。



失神したワトソンを心配そうに見つめるホームズの優しい表情とそっと顔を撫ぜ
たり襟を緩めたりする動きがもう何とも言えないシーンです。
もうこのあたりから涙腺弛みます。





気が付いたワトソンの本当に嬉しそうな顔!
(こんな表情のワードウィック・ワトソンは本当に人の良い好人物と言った感じ
が伝わります。 「ホームズ命」って感じで ホームズに対する深い友情と信頼感
に満ち溢れている様ですね。 チョット迫力には欠けるけど穏やかなワトソン・・・)

そして2人の笑顔、胸が熱くなります。
再会を果たした2人の喜びが溢れている大好きなシーンです。



意識を取り戻したワトソンに変装で劇的な演出をして驚かせた事を詫びます。
そしていきなり危険な冒険に誘ってしまうホームズも如何なものかって気もしますが
それに対しても 「何時でも、何処にでも行くよ」って嬉しそうに言うワトソンなの
ですよ。 ワトソン嬉しくてもう何でもやるって感じ。


↑ ホームズもほっとしたのか大きく伸びをしてます。

ワトソンがライヘンバッハの置手紙を大切に飾って「僕の生涯の宝物だ」と見せると
微妙な表情をするホームズです。







・・・・to be continued です。


→ グラナダ版 「空き家の冒険」 (2)

『グラナダ版シャーロック・ホームズ』 : Index




マジック・イン・ムーンライト 感想

2015-04-17 | 映画
-マジック・イン・ムーンライト感想 ー
(Magic In The Moonlight) ー邦題にすると何故”the”を省くのか? 



2014制作
ウッディ・アレン監督

「マジック イン ムーンライト」観て来ました。
ロマンティック コメディーとかラブコメ系はあまり観ないのですが、今回は
ウッディ・アレン監督でコリン・ファース出演と この組み合わせであれば見逃す
事は出来ません。
久し振りに肩の力を抜いて鑑賞しました。
コリン・ファース(以下CF)のロマコメって珍しいかと思ったら、思い出しました。
「ラブ アクチュアリー」もありましたっけ。
オムニバス形式のロマコメだったと思いますが、口下手で不器用な作家を演じて
いて あれも良かったなー。(LAで思い出しましたが、あの時のマーティンの演技
は笑いました)。 雰囲気のある良い役者さんだと思いましたね。

今回のCFは怪しい中国人風の天才マジシャン スタンリー。

↑ 殆どフーマンチュー風

傲慢で皮肉屋、毒舌満開の現実主義者で 何やら面倒な男だのー。
何時もより高いトーンで饒舌で畳みかける語り口で ウィットに富んだセリフは
思わずニヤニヤさせられました。

アメリカ人の占い師 ソフィ(エマ・ストーン)は大きな目でチャーミング。 
凄く可愛い。 如何にもって感じで霊視する姿は怪しげだけどキュートですね。

南仏の美しい風景、又コール・ポーターを始めとする音楽が 舞台となる1920年
代の画面の雰囲気と合っていて素晴らしいです。

衣装も良かったですね。 ソフィの衣装は可愛いし(私は特に帽子が気に入りまし
た)、スタンリーも正装時は勿論、リゾート地らしいサマースーツ姿も又素敵でしたね。
他にも スタンリーの叔母のドレスが上品でエレガントで特に好きでした。


先日インタビュー嫌いのアレン監督が珍しく取材に応じていたのですが、その時に
「この作品は絶対面白いと思う。 もし面白くなかったら電話をしてくれれば 善処
しよう」って語って居ました。 アレンらしい対応でした。



以下内容概略に触れますので ネタバレご注意下さい。


舞台でマジックを終えたスタンリーの元を マジシャン仲間である友人が訪れ
大富豪の未亡人が入れあげるアメリカ人女性霊能者がトリックを使って詐欺を
行っているのではないかと疑い その正体を暴いて欲しいと依頼します。
スタンリーはマジシャンである正体を隠しソフィに会いますが、初対面の時から
色々霊視されてしまいます。
未亡人の亡夫の交霊会があり何とかトリックを暴こうとするスタンリーもなかなか
見破る事は出来ません。
ソフィは未亡人の息子に求愛されているのですが、彼の留守中に2人の時間を過ごす
うちにスタンリーは次第にソフィに惹かれていくのですが へそ曲りな彼は中々
その気持ちを自分で認める事が出来ません。


↑ この時のソフィの帽子も凄く可愛い!

親代わりの叔母に紹介すると誰も知る筈のない彼女の過去を霊視するの聞いて
驚愕するスタンリーはそれまでの現実主義を改めざるを得ないと認めました。
そんな状況の中、2人はお互いに惹かれて行くのですが 素直でない彼は何時も
の毒舌を吐くことしか出来ずにいます。
そんな時、叔母が交通事故で重傷だと聞き病院に駆けつけるスタンリーは今まで
信じていなかった神に祈ります。
そして突然気付きます。
何故ソフィが誰も知らなかった叔母の過去、マジシャンである本性を見抜けたのか
思い返して彼女のトリックを知る事になります。

叔母も無事回復した後、ソフィがプロポーズされた事を聞き 慌てて彼女を訪れ又
もや皮肉な言葉で結婚を留まり自分と結婚する様に言うのですが ソフィを怒らせて
しまいます。


↑ ソフィのドレスもゴージャスだし スタンリーの正装も素敵!

叔母の所へ戻り後悔と愚痴を言うスタンリーに トランプをしながらさり気なくつぶ
やく様にソフィを元の婚約者と比較し 如何に元の婚約者が優れて相性ピッタリな
相手か語る叔母さん、凄いんです。
子供の頃からスタンリーの性格を知り尽くし、へそ曲りなスタンリーが反対意見を述べる
事を知っているからこその叔母の策略に見事に載せられたスタンリー。
婚約者に電話で別れを告げました。

そして、その時・・・・

言ってみればベタなハッピーエンドなのですが、そこはオシャレなアレン風で
終わります。

最後は不覚にも涙してしまう私でございました。
この様な作品で泣くか? と思いましたが 歳のせいで涙腺ゆるんでいるのかし
ら?

可愛げのない面倒なスタンリーが天真爛漫でキュートなソフィに惹かれている
事に気付いてから 自分の気持ちが上手く消化出来ず右往左往させられツンデレ
状態になるに従ってだんだん可愛くなってきます。

でも久々にほっこりした気持ちで観終わりました。
”ウッディ・アレンMagic“ と述べていらした方が多かったのですが、正にその通り
だったと感じました。

そして、やっぱりCF素敵です。
このキャストでなければもっと浮ついた作品になって居たんではないかと
改めて感じさせられました。

それにしてもアレン監督、80歳にしてあの感性。
なんて素晴らしいんでしょう。
これからも年に1本制作したいと語って居ましたが、まだまだ楽しみです。


ところで、ロバの耳の私はつい気になったのです。
元の婚約者オリビア、としてその後ソフィと・・・・・
あれ?何処かで聞いたような オリビア→ソフィ。
本題とは全く別の次元で1人ドツボに嵌り込んでしまった私でございます。






Benedict in Shanghai 色々

2015-04-14 | Benedict Cumberbatch関連
― Benedict in Shanghai 色々 ー

上海到着後色々お忙しい様です。
今回F1 GPに行くかどうかしら?と考えていたら 突然 「GPに居るよ!」とメール
が入ったのですが残念ながらF1生中継見られるチャンネルは未契約で・・・
その代り即ネットチェックしたら殆ど同時に映像、画像アップされていて その速さ
にビックリでした。
でも昨晩再放送は観ました。

で、突然1年前の事が蘇りました。
昨年のマレーシアでのLaures Sports Awardのホストをする事が分かって居たので
その映像に関しては待機していた所 その時もメールが入り(身内協力者からで
す)「GPのピットに居るよ!」と言われ 予想していなかった為この時もビックリ。
そうか、GPにも行くのね。って事で その後のモナコも待機していた事を思い出し
ました。

何年も前から海外遠征時の出発、到着時の画像イッパイ頂いていたのですけど、
この数か月はどうも今ひとつ力が入らず静観状態でした。
今回は上海に出発するヒースローでの画像久々に頂きました(何故? それは
”景色”が良かったからです。 つまり1人だったから ← 根性悪 !)

 
 



GP観戦時の画像もアダムさんとご一緒で珍しかったので、頂きました。













テストドライブ時の画像です。








↓ これはMGプロモ画像ですが、このアングル良いんじゃございません?



それから、Laures Sports Awardのリハーサル時の画像。
この衣装昨年のオーストラリアでのcomiconの時と同じだ!
やっぱり私服に拘らない人ですね。

 



話は違うのですが、ベネディクトは中国では ”Curly Fu ”って呼ばれて居るそうですね。
”Fu”の意味が良く分からないんですけど・・・
インタビューでそう呼ばれている事について、”It's nice !”って答えていました。




~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


Hollow Crown IIのプロモ用新ポスタ―が発表されました。
中断していたRichard IIIのお勉強も再開しなくては・・・
















猫で癒し& Benedict in Shanghai

2015-04-12 | Benedict Cumberbatch関連
― 猫で癒し & Benedict in Shanghai ―


いきなり方向が違う内容になりました。
心身ともに疲れる今日この頃、Healing by Benedictはどうも十分でない寂しさが
あり、そうそう こんな時こそ猫の出番でしょ!と思いつきました。

自他共に認める猫キチであるのですが、17年余り一緒に居た愛猫を亡くしてから
かなり長い間ペットロスから立ち直れず、それ以来猫を飼う事が出来ないんです。
なので、猫欠乏症になると身内やら友人の猫をみたり、又時には猫カフェに行った
りしますがそれだけではなかなか満たされないものがあります。

以前読んでいたリリアン・ブラウンの「シャム猫ココ」シリーズも思い出しました。
田舎町に住む中年男性コラムニストが同居人(?)であるシャム猫のココと
ヤムヤムのちょっとしたヒントを借りて色々起きる事件を解決していく楽しい
シリーズでした。(最もヤムヤムは余りお助けにはならないんですけど・・・)。
そうなんですよ、私の別名”Yam Yam” もこのヤムヤムちゃんの名前を無断
で頂戴したものなんです(原作は Yum Yumですけど)。
久し振りにこのシリーズの続編を読んでみようかなとも思いました。

猫関連サイトを巡る余裕も無いのですが、面白い事にSherlock 、Benedict関連
サイトにも時々猫画像がアップされていて、そんな時にはついついこっそり頂いて
しまい、アーカイブにはかなりな枚数が保存されています。

今回は疲れた心、身体を癒そうと思います。

以前TVで床に円を書くと(或は紐の様な物で円を作ると)猫は必ずその中に入る
と言われていて、試した方達投稿の沢山の映像が紹介されていた事があります。
ホントに入っちゃうんですよね。
これも一時流行っていた「鍋猫」(でしたっけ?)と言い 猫って袋の中とか狭い場所
に入り込むのが好きなんですけど、輪の中ってのは初めて知りました。
笑えます。


↑ この子もしっかり入りました。



↑ Norwagian Forest Catだそうです。 風格があり森の小さなライオンみたい。
   しっかり寒冷地仕様の毛皮です。


 
↑ 一時コーヒーカップに入る犬を良く見たのですが、コップに入る程小さい猫って初めてみました。


 
 
↑ この子良いですよね~(笑) 後姿が又何とも言えません。



↑ 窓ガラスに映った桜の花を内側から皆で舐めているんです。



↑ 海は広いな~! 何を思うのでしょう、この子は。



↑ 植木鉢猫。 すっぽり収まっています。



↑ ジャンプ猫。 凄いタイミングで撮れているのが素晴らしい!


 
↑ この姿参っちゃいます。



↑ コップに入っていた子だと思うけど、どんだけ小さいんでしょう。 欲しいな~、こんな子
  寝ちゃってるし・・・



↑ 抜け毛のシーズンにもコロコロローラーがこんなにあれば心配なし!



さて、この位で大分癒されたかしら。

猫で英気を養って、次回は又何時もの路線に戻ります。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

と思っていたら、ベネディクトが上海にご到着になり 早速MGのプロモーションを
開始しています。
取りあえず一部画像だけ残して置きましょう。
(猫とベネディクト どっちがメインなんだ? 失笑)







何か随分ショートヘアー。





Sherlock Review (9) : Gallery 続き (1)

2015-04-09 | BBC SHERLOCK
― Sherlock Review (9) : Gallery 続き (1) ―

昨日の朝起きてびっくりしましたねぇ。
この時期に雪なんて・・・・ 突然 大昔読んだ三島由紀夫の「春の雪」を思い出し
ました。


ところで、最近Sherlock 及びBenedict関連サイトにはシャーロックの過去の
画像で溢れています。
あまり新たな話題が無い事も然る事ながら クリスマス迄の渇望期で回顧に
なっているのではないかしら? 
私も同じなので 此処は流れに乗って又もやしつこくReview Galleryにしました。
手始めに S3のSpecial版DVDに特典で追加された部分から再開してみます。

特典部分の動画は発売当初から沢山アップされていたので、今回は敢えて静止
画像だけにしてジックリ(?)記憶に残して置きたいと思いまして・・・・


Bloopersからです。


これはDVD発売以前に何度もネットに流されていました。
マーティンが訳の分からない事を言って ベネディクトが吹いてしまい ”Sorry,
sorry・・・”


Outtakesからです :


これはSpecial版特典の中でも一番見たかったシーン。
マーティンと御大最初は手を貸さず笑って見てるんですよね~、冷たいな、と思ったら
流石に最後は助けてましたけど。



同じく転倒シーンで レストレードがコケた場面(暗くて分かりにくいけど)



その髭マジ?に対して、ジョンの「メアリーが好いている」を聞いたシャーロックの表情。



マインドパレスの法廷シーンで又踊ってます。



”アクション!”の前のジョンとメアリーの表情。
さすが長年のパートナー、同じような表情するんだって変な事を感心。



マーティン、”Call an ambulance!”と言うべき時に ”Call a cab!”でありゃ~・・・



焚火の中のジョンを救出するシーンでのベネディクト。 ”(焚火の中に)入れるんだよ、
だけど危険だよ”と言い訳するベネディクト。



ジャニーンとのシーンで何故か吹いてしまったベネディクト。



ビスケットか何か?を頬張りすぎておこぼしをしたシャーロック。


Deleted Sceneから、


マグヌッセンがシャーロックの病室を訪れるシーンでした。



本編よりお見舞いのお花が多い様に思いますが、マグヌッセンが全部自分が
送った花だといっていました。



 


この時のマグヌッセン気味が悪いです。



例の話題になった黒いバラです。




ただただ画像陳列になってしまいましたが、自分でも懐かしいな~と思いながら貼っています。
なので、又続きます。(ホント、しつこいですね)。


(グラナダ版「空き家の冒険」がなかなか纏まらないんです、汗)





「名探偵ポアロ」ファイナルシーズン放映を前に

2015-04-06 | アガサ・クリスティ
- 「名探偵ポワロ」最終章放映を前に -



名探偵ポワロ(原題 Agatha Christie's Poirot) は1989年から2013年にかけてロンドンのウィー
クエンド・テレビで制作されました。
2013年6月 第13シリーズをもって放送開始から24年にしてシリーズ完結となりました。
25年に渡り同じシリーズを続けてきた事は改めて凄い事だと実感しましたし、偉業を成し遂げた
感じがします。感慨深いものがあります。






エルキュール・ポワロ (デビッド・スーシェ)
アーサー・ヘイスティングス (ヒュー・フレイザー)
ジェームズ・ハロルド・ジャップ (フィリップ・ジャクソン)
ミス・レモン (ポーリン・モラン)


全シリーズ(13シリーズ)全70話はほぼ原作通りの映像化で日本でもずっと放映されていましたが
今月AXNでいよいよファイナルシーズン放映予定と言う事で、現在傑作選再放送中です。

 


アガサ・クリスティーの原作は ン10年前にミス・マープル物を含め全巻完読したのですが、
ごちゃごちゃになっていて全部の詳細は忘却の彼方になってしまっているのですが、TV放映も
何度も観ていてもこれ又忘れてしまっていて改めて見直さなければならないと思っている所です。

最終話「カーテン」を読んだ時は衝撃的であった事は覚えているのですが、放映前に原作を読み
直そうと考えている所です。
ACDが正典でホームズを葬ってしまったと同様に クリスティーもカーテンでポワロを終わら
せてしまったのは悲しかったし残念ではありましたが、引き際の潔さを感じてある程度は理解し
た事を覚えています。 

TVドラマのポワロを演じるデビット・スーシェは原作のイメージに一番合っていると思いまし
たし、なにしろ24年も続けばすっかりポワロとして定着してしまいました。

映画版ではアルバート・フィニー版、ピーター・ユスチノフ版も観ましたが、フィニーは少々
アクが強すぎ、ユスチノフは体格が立派過ぎ等々で結局スーシェ版が一番イメージに近いので
はないかと思えました。
因みに、ミス・マープルはジョーン・ヒクソン版以外はダメです(独断と偏見私見)。

 
↑ アルバート版ポアロです     ↑ ピーター・ユスチノフ版ポアロ


ポワロと相棒のヘイスティングスは 退役軍人であり穏やかな風貌で 一見頼り無い感じでもあり
時にポアロから痛い言葉を浴びせられながらも 常にポアロに寄り添い助けとなる関係は丁度
ホームズとワトソンの関係に似て 天才探偵ではあるが独断と自信過剰とも思える”灰色の脳細胞”
を駆使するポワロにとって普通の感覚を持つヘイスティングスが緩衝材となり 手綱を引いてい
る関係と思います。
ホームズがワトソンを評して言っていた 「自分自身では光り輝かないが 閃きを与える存在」な
んですね。
ヘイスティングス大尉は一時牧場を営む為アルゼンチンに行って入た時以外は常にポワロと行動
を共にする掛け替えのない相棒、親友であります。



又秘書のミス・レモンは存在感は余り大きくはないのですが、ポワロを知り尽くし時に事件解決の
手助けをする役割です。(原作ではあまり多く登場していないと思います)。 少しとぼけている
様でもあり、時に母親の様な立場で接する姿はかなり好きなキャラクターになっていました。

ジャップ警部はホームズに於けるレストレード的な立ち位置ですが、ポワロを良く理解し 時に利
用しながら良い関係を持っている様に描かれています。

TV放映も随分前から続いていましたが、ずっと吹き替え版でした。
ポワロの声の熊倉一雄氏は割とイメージに合っていた様な気がしていましたし、何より長い間馴染
んでしまっていたのですが、 最近字幕版を放映してくれる様になりました。
やはり字幕版は良いです。
本当は字幕無でもOK!と言いたい所ですが、やはり字幕無くては辛いですよね。 
ポワロのフランス語訛りの英語で雰囲気が良く分かるし、全部字幕版で見直したいと思いますよ。

ファイナルシーズンを前にデビッド・スーシェのインタビューを流していたのですが、全くの英国英語
でした(当たり前か)、で 改めてポワロのフランス語訛りのセリフで演じたのは大変だったろうと
感じさせられました。


↑ インタビュー中のお髭無しのスーシェです。

グラナダ版SHも含め 原作のイメージは字幕版で観るとご本人の声、しゃべり方を含め雰囲気、
感じ方が全然違います。


↑ ポアロ髭メーク中


最終話「カーテン」は観るのが辛くなりそうです。
番宣で見聞きするだけで涙が出そうになるので、作品を観たら泣けそうですね。


↑ 「カーテン」の画像です。 これを見ただけでも涙腺弛みます。



又ファイナルシーズンを観た後感想等書いてみるかも知れません。



グラナダ版 「最後の事件」 (3)

2015-04-02 |  ∟グラナダ版SH
- グラナダ版 「最後の事件 」: The Final Problem (3)  -


私事ですが、身内の入院でバタバタしておりまして 昨日の手術が取りあえず
順調に終わりホッとしたところなのですが、さすがに心身ともに疲れ果てました。
病院までかなり遠いのですが、連日通う中思いもしなかった副産物と言うか、
予想外のお花見を楽しむことが出来ました。
道中の街道沿いもさることながら、市ヶ谷、靖国神社、千鳥ヶ淵とお花見の
ベストスポットをベストのお天気の中、沿道は足の踏み場も無い程の人出で
したが、お花見渋滞もあり車中からじっくりと桜を鑑賞する事が出来疲れた
心が少し安らぎました。
昨晩は帰宅が遅くなった為、又もや夜桜まで観る事が出来、もう何年分かの
お花見を堪能しましたが、これも慰労して頂いたのだと思い込んでいます。

そんな訳で、PCの前に座る時間も無かったのですが、取り合えず山を越えたので
今日は割と早く帰宅出来まして 久々にPC立ち上げる時間が出来ました。

それは兎も角、閑話休題。





そんな訳で 大分時間が空いてしまいましたが「最後の事件」の続きです。

 

マイリンゲン村の”イギリス館”に到着した2人は 宿の主人からライヘンバッハの
滝の観光を勧められました。

早速滝に向かいますが 滝は雪解けのせいで水量が増え轟音を立てて流れ落ち
ています。


そこに1人の若者が宿の主人からワトソン宛の手紙を届けに来ました。
「英国人の女性が喀血した為 医者が必要だ」と書かれていた為、やむなく
ワトソンは宿に戻る事に。
宿に戻ると その様な女性も居らず、宿の主人も手紙は渡していない事が判明
します。 偽の手紙で誘き戻されたと知ったワトソンは慌てて滝に戻りました。

その頃ホームズの元にモリアーティー教授が姿を現し遂に2人の対決が始まり
ました。


↑ 滝に向かうモリアーティー教授らしき姿。


滝に戻ったワトソンですが、ホームズの姿はなく 愛用のシガレットケースが残され
ていて そこに手紙が挟まれていました。









 「ワトスン君 教授の好意でこ れを書き残す。 彼は最後の話し合いをしようと
待っている。社会から彼の害悪を取り除けて僕は満足だが、代償に友人に苦痛を
与えるのがつらい。 特にワトスン 君。君にはすまない。承知の通り、僕の仕事は
死に直面していた。 これ以上僕らしい大詰めはない。実はすべてを打ち明けるが、
あの手紙は偽と分かっていた。  僕の財産は出発前に整理し兄に預けてきた。
さようなら君の真実の友 シャーロック・ホームズ。」

このホームズの遺書は痛切な言葉なので、参考までに正典に書かれている文章を
記してみました。


My dear Watson 〔it said 〕、I write these few lines through the courtesy of
Mr.Moriarty, who awaits my convenience fo the final discussion of those
questions which lie between us. He has been giving me a sketch of the
methods by which he avoided the English police and kept himself informed
of our movements. They certainly confirm the very high opinion which I had
formed of his abilities. I am pleased to think that I shall be able to free society
from any further effects of his presence, though I fear that it is at the cost
which will give pain to my friends, and especially, my dear Watson, to you.

I have already explained to you, however, that my career had in any case
reached its crisis, and that no possble conclusion to it could be more
congenial to me than this. Indeed, if I may make a full confession to you, I
was quite convinced that the letter from Meiringen was a hoax, and I allowed
you to depart on that errand under the persuasion that some development of
this sort would follow. Tell Inspector Patterson that the papaers which he
needs to convict the gang are in pigeon hole M., done up in a blue envelope
and inscribed “Moriarty.” I mad every disposition of my property before
leaving England, and handed it to my brother Mycroft. Pray give my greetings
to Mrs. Watson, and believe me to be, my dear fellow,

Very sincerely yours,

Sherlock Holmes

(最後に 「Mrs.Watsonにもよろしく伝えて欲しい」と書かれていますが、グラナダ版ではワトソンは
結婚していないので、この部分は省略されていました)。

この遺書を書いているホームズが一瞬微笑む様な表情をするのですが、それが何とも切ないです。



この手紙を残し、ホームズは宿敵モリアーティー教授と共にライヘンバッハの滝に
姿を消したのです。
そして2人の遺体は遂に見つからなかった・・・ とされています。




事件の後221Bに戻った傷心のワトソンは、今回の件はどうしても記録を書く気持
ちにはなれないと語ります。
そして、最後に、〔彼ほど最高の友であり 最も理知的な人間を今迄知りえたことは
無い」と言って結びます。

”・・・・whom I shall ever regard as the best and the wisest man whome I have
ever known.”





正典翻訳本で延原謙氏版では 「私が生涯で最も愛し かつ尊敬した一人物」と
訳されていました。 さすがですね。 素敵な表現だと思います。 

ワトソンが語ったこの最後の言葉は以前から何時も心に残っているのですが、
BBC版でも The Empty Hearseでジョンも言っていました。
爆弾の仕掛けられた地下鉄の中で もう助かる見込みがないと感じたジョンが
シャーロックに告白したセリフでした。

”You were the best and the wisest man I have ever known.”


大分前に書いたReviewの時の 「心の残ったセリフ」でもしつこく書いて
ありますが、このセリフが好きで以前から拘っています。
それから、これも以前書いたのですが、パスティーシュ版「神の息吹殺人事件」
でも tEHと同じ様に地下鉄の場面でジョンがこのセリフを言っていました。
嬉しくて感動だったですよ。


その昔 最初にTVでこのエピソードを見た時は衝撃的でした。
悲しかった事を覚えています。
実際にはそれ以前のもっと昔に正典で読んだ筈だったのにすっかり忘却の彼方
だったのと映像で観るともっとショックを受けました。
ACDはこのエピソードでホームズを葬り去るつもりだったそうですが、熱烈なファン
の要望もあり12年後に短編集「シャーロック・ホームズの帰還」の中での「空き家
の怪事件」でホームズの生還を書く事になったんですね。(ストーリー上は3年後の
設定になっています)。

BBC版の順序に合せてグラナダ版に触れているので、次回は ”The Empty
House” (空き家の怪事件)について書いてみるつもりです。(出来れば)


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


以前ジェレミーの若かりし頃の出演作”戦争と平和” と”マイ・フェア・レディー”
の美しい画像を載せたのですが、今回もっと若い頃の物凄~い美しい画像を
見つけたのです。
超絶美形です! 唖然としてひっくり返る程の美しさです。








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