The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『刑事モース~オックスフォード事件簿』S7 放送日発表(in UK)

2020-01-30 |  ∟新米刑事モース/主任警部モース
”Endeavour” Season 7


この一週間ほど もうそろそろだな~と思っていたのですが、”2月”という事は分かっていたもの
のなかなか放送日の発表が出てきませんでした。
ようやく!です。
2月9日英国内で初放送開始との事。

同時に、一週間位前でしたかに trailerがリリースされたのですが、今回も又英国外では再生さ
れないシステムでして・・・・。
多くの方があれやこれやで頑張った様で、お陰様でワタクシも観る事が出来ました。
ただし、未だここにご紹介できる様式ではないので、後日観られるようになり次第ご紹介します。

シーズン7は、3話構成
E2の ”Oracle” は再びショーン君自身が監督も兼任しています。

追って色々ご紹介するつもりですが、第一弾としてほんの一部だけ画像を



(source : ITV Press Center)


ショーン・エヴァンズ関連として ついでにご紹介をします。

BBC Oneで製作発表された新ドラマ ”Vigil” (原題)にショーン君も出演する事が発表されています。 
このドラマは、BAFTAにもノミネートされた脚本家 トム・エッジ(『The Crown』、『Strike』等)の手
による新ミステリー、スリラードラマ。



ショーン君の他に
サランヌ・ジョーンズ(「女医フォスター』、『ジェントルマン・ジャック』等)
ローズ・レスリー(『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ナイルに死すmovie』等)
アンジ・モハインドラ(『ボディー・ガード』等)
マーティン・コムストン(『ライン・オブ・デューティー』等)


このドラマは、スコットランドでの漁船のミステリアスな消失と、原子力潜水艦トライデントの艦上
での死亡事件を巡って、警察、海軍、英国治安部隊が対立する中、DCI(主任警部?)のエイミー・シ
ルバ(サランヌ・ジョーンズ)は英国の核抑止力の核心を脅かす陰謀に巻き込まれる調査を海と陸で
の指揮することになる。
って感じが大雑把な内容になる様です。

ショーン君の役柄は今のところはっきりした情報は出ていません。

2月にスコットランドでの撮影が開始されるとの事で、これから順次情報が出てくると思います。
ただ、ショーン君は『刑事モース』のS8の撮影がありますもんねぇ。過去の例から考えると2020年
夏ごろ開始になると思われますが、大丈夫なのかな?

なかなか面白そうな内容のドラマで楽しみが出来ました。

取りあえずの第一報なので、情報出次第追記します。
(source ; BBC Press Office)

そして、
ついでながら・・・で話が逸れますが、
ドラマ『ホワイトチャペル』のシーズン4がようやくHuluで配信されました。
S3から随分待たされていたので、S4を観る前にS3のおさらいを、と思い先日観なおした
のですが、ショーン君出演していましたね~。
以前観た時に覚えていなかったのか、見逃したのか定かではないのですが S3E1に出
ていたのを今回しっかり観ました。 モースとは真逆の役ですね。 
そう言えば、このエピソードにはミセス・サースディ―も出演していましたね。

それにつけても、ショーン君はモースという素晴らしい役を得たと改めて感じます。
もし機会があれば、「ホワイトチャペル」ご覧になって下さい。

ついでに、「ホワイトチャペル」S4に関しては、機会と気力があれば改めて書きたいと思って
居りますが・・・・。

BBC版『蒼ざめた馬』

2020-01-27 | アガサ・クリスティ
”The Pale Horse” : アガサ・クリスティー原作

BBC One : 2エピソード

昨年夏頃でしたか 第一報として製作発表記事をご紹介したのですが、先日英国にての放送日
が発表されました。
BBC Oneにて2月9日からの放送との事

前回の書いた事の繰り返しにもなりますが、再度内容をご紹介しておきます。

「蒼ざめた馬」”The Pale Horse”の原作は 1961年に発表されたアガサ・クリスティーによる推理
小説です。
ポアロもミス・マープルも登場しない、いわゆるノンシリーズ作品ではありますが、アリアドニ・
オリヴァー夫人が登場しています。
(ITVによるTVドラマ版ではミス・マープルが登場していましたが・・・・)

今回のBBC版は再びサラ・フェルプスの脚本によるもので、過去作品は、

「そして誰もいなくなった」(2015年) ※概略はこちら
「検察側の証人」(2016年) ※概略はこちら
「無実はさいなむ」(2018年)
「ABC殺人事件」(2018年)

に続く5作品目となります。



キャストは、
監督:レオノーラ・ロンズデール
脚本:サラ・フェルプス
出演:
ルーファス・シーウェル(「女王ヴィクトリア」のメルバーン子爵(首相)、他)
カヤ・スコデラリオ
リタ・トゥシンハム
バーティー・カーヴェル
ヘンリー・ロイド
ポピー・ギルバート








↓ trailerはこちら
https://youtu.be/L7fGhHzRGG4

サラ・フェルプス版は、過去4作品共原作と大きく異なる解釈で描かれているので、原作に親しん
だ者としてはどう反応して良いか迷うところもあります。
個人的な感想としては、あまり原作とかけ離れたビックリする結末やら、犯人迄変えてしまう様な
作品作りはあまり好ましく無い様な気もするのですが、これはこれ、と割り切って観れば又別の面
白さもあるのかなぁと・・・・。
むしろ原作を読んだ事が無い、あるいは内容を知らない方が楽しめるのかと思います。

兎に角、過去4作品共日本で放送されていますので、今回の作品も遠からず放送されるのではな
いかと思って居りますが、又吹き替え版が先になるのかしら? 何れにしても字幕版を待ちます。

ご参考までに、原作本もご紹介しておきます。

『蒼ざめた馬』(ハヤカワ文庫-クリスティー文庫)2004/8/18

アガサ・クリスティー(著)、高橋恭美子(翻訳)

 原作に関する記事はコチラをご参照下さい。




2020年公開の映画色々:その(3)

2020-01-24 | 映画
ー2020年に公開予定の映画からー
・・・・その(3)

※ 『ジョン・F.ドノヴァンの死と生』 ”The Death and Life of John F.Donovan” 2018年


『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウ役で一躍人気者になった キット・ハリントン主演
映画です。

この作品の概要は、
大ヒットTVシリーズに出演して 一躍スターの座に駆け上った 人気俳優のジョン・F.ドノヴァン
が29歳の若さで死亡する。 事故か自殺か、あるいは事件か。 謎に包まれた彼の死の真相が 
11歳の少年ルパートとの間でひそかに交わされていた100通以上に及ぶ手紙によって明らかに
される。
スキャンダラスな世界の表と裏。 若くして世を去ったスター、ジョン・F.ドノヴァンの切なくも
衝撃的な死の真相は・・・・。



監督:グザヴィエ・ドラン
脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ディアニー
出演、
キット・ハリントン
ナタリー・ポートマン
スーザン・サランドン
ジェイコブ・トレンブレイ
キャシー・ベイツ

コスチュームプレイではない現代物でのキット君は初めて・・・かな?

↓ trailer はこちら
https://youtu.be/PmjRhEXLReQ

日本公開は2020年3月13日~

公開されたポスターには「僕を知るのは、世界にただ一人。君だけー。」というコピーが添えられ
ています。

キット君と言えば、
随分前に書いたBBC ドラマの ”Gunpowder” に一週間ほど前から閲覧頂く数が急に増えて
います。
何処かの媒体で配信されているんでしょうか? 
私、未だ観ていないんですけど・・・・

※ 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/私の若草物語』 ”Little Women” 2019年


「若草物語」は1868年発表された 多くの方も読まれたと思う ルイザ・メイ・オルコットの自伝
的名作小説です。
今作は、過去にも何度か映像化された先行作品とは異なる新たな視点で映像化された、又原作には
描かれていなかったシーンも追加されている作品です。
メグ、ジョー、ベス、エイミーの4姉妹が実家を離れた後に焦点が当てられており、次女のジョーに
フォーカスされ、女性が表現者として成功する事が難しい時代に作家になる夢を一途に追い続け、
性別によって決められた人生を乗り越えようと 想いを寄せる幼馴染のローリーからのプロポーズ
にも応じずひたすら夢を追い続ける姿を描いているとの事。

監督:グレタ・ガーヴィグ
出演
メグ:エマ・ワトソン
ジョー:シアーシャ・ローナン
ベス:イザ・スカンレン
エイミー:フローレンス・ビュー
その他
又、
マーチ叔母にはメリル・ストリープが出演しています。


エマちゃんのウェディングドレス姿も


↓ official trailer はこちら
https://youtu.be/FJkJDV1YdkA

又、この作品は惜しくも賞は逸したものの今年第77回ゴールデン・グローブ賞ではシアーシャ・ローナン
が主演女優賞、作曲を担当したアレクサンドル・デスブラスが作曲賞にノミネートされていました。
そして、
今年のアカデミー賞には、
脚色賞、主演女優賞、助演女優賞、作曲賞、衣装デザイン賞等でノミネートされています。

日本公開は2020年3月22日

余談ですが、
「若草物語」と言えば、何故か1949年公開(MGM)された作品を覚えています。
古~いですねぇ。 多分TV放送された時の記憶だと思うのですが、出演者が豪華でした。



ジューン・アリソン
マーガレット・オブライエン
エリザベス・テイラー
ジャネット・リー    が4姉妹で出演
その他、
ピーター・ロフォード
ロッサノ・ブラッツィ

エリザベス・テイラーが本当に美しかったのを覚えています。


・・・・その(4)に続きます (多分)

2020年公開の映画色々:その(2)

2020-01-20 | 映画
ー2020年に公開予定の映画からー
・・・・その(2)

日頃スローペースの更新を続けているのですが、なにやら突然余りにも多くの情報がてんこ盛り
で噴出してきて、もう何から手を付けて良いやら・・・で、アタフタして居ります。

で、その(1)から間が開いてしまったのですが、

本当のところは、このタイトルでの個人的な本命作品から、

※ 『エジソンズ・ゲーム』”The Current War” 2017年製作

この作品は 1880年のアメリカ。 電力の供給方法を巡って直流送電はのトーマス・エジソンと
交流送電はのジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げた電流戦争の様子を描いた伝記映画です。


キャスト:
監督:アルフォンソ・ゴメス
脚本:マイケル・ミトニック
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
出演:
トーマス・エジソン:ベネディクト・カンバーバッチ
ジョージ・ウェスティングハウス:マイケル・シャノン
ニコラ・ステラ:ニコラス・ホルト
サミュエル・インスル:トム・ホランド
マルグリート・アースキン:キャサリン・ウォーターストン


可愛いトムホ君も


ようやく・・・ですね。
この作品に関して最初に記事にしたのは3年程前になります。
そして、2017年9月にトロントのTIFFで上映されてから(この記事も書きました)、”例の事件”で
巻き添え、とばっちりををくらい、もう殆んどお蔵入りになるのでは・・・と半ば諦めていました。
ところが、昨年10月米国で上映解禁となり、それならばもしや日本でも?とうっすら期待をしてお
りましたよ。

日本公開は2020年4月予定
(日本で公開されるのはディレクターズ・カット版です)

↓ official trailer はこちら
https://youtu.be/mEJuG1hKQMk

又、この映画に関連して、
以前シャーロック・ホームズのお誕生日関連でご紹介しました 『シャーロック・ホームズ殺人事
件』の作者である グレアム・ムーアによる作品もご紹介しておきましょう。

『訴訟王エジソンの標的』 早川文庫NV-2019/6/6

グレアム・ムーア(著)、唐木田みゆき(翻訳)
以前書いた事と重複しますが、著者グレアム・ムーアは映画『イミテーション・ゲーム』でアカデミー賞
脚本賞を受賞しています。
そして又、今作も・・・とやはり色々ご縁が深いですわ。

実は、この本は大分前に読みかけたのですが、途中で頓挫していました。
映画を見る前に再挑戦してみようと・・・・。

何と言っても、久々に前髪あり、ヒゲ無しの若く見えるベネディクトを見るのが楽しみです。
それと、アメリカンアクセントもね。

”ヒゲ”と言えば、
他(その(1)にも書きました)『1917』を始め、又々 ”ヒゲ”が続きます。
この後予定されている出演作品は、
”Iron Bank”
”Louis Wain”
”Prisoner 760”
”Rio”
”The Power of the Dog”
”Doctor Strange in the Multiverse of Madness”

こんなに沢山の作品が続くのですが、この中で少なくとも4作品位(?)は”ヒゲ”ですもん。
ホント似合わないんだから・・・(涙)
唯一ストレンジさんだけは例外で、結構気に入っていて好きなんですけどね。

※ 『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』 ”The Aeronauts” 2019年製作

気球で前人未到の高度世界記録に挑んだコンビの実話ベースのアドベンチャードラマ。

1862年、ビクトリア朝時代のロンドン。当時では予測不可能と考えられていた天気の予測が可能
であると唱えていた気象学者のジェームズは、荒唐無稽だと揶揄され、実験の資金も集められず
にいた。そんな中、気球操縦士のアメリアに頼み込み、ジェームズは彼女の気球飛行に同乗する
ことを許される。最愛の夫を亡くしたアメリアにとって、その気球飛行は悲しみから立ち直るため
の決意の飛行でもあった。正反対の性格から対立ばかりしていたアメリアとジェームズは、飛行
していく中で次第に心を通わせていくが、前人未到の高度7000メートル超えに成功した2人に
想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。
(公式サイトから)



ホーキング博士を描いた「博士と彼女のセオリー」”The Theory of Everything”でアカデミー賞、
ゴールデングローブ賞その他で主演男優賞を獲得したエディ・レッドメインが共演したフェリシ
ティ・ジョーンズと再びタッグを組んだ作品です。

監督:トム・ハーバー
出演:
アメリア・レン:フェリシティー・ジョーンズ
ジェームズ・グレンジャー:エディ・レッドメイン

『ルイス警部』のレベッカ・フロントも出演しています。

↓ official trailer はこちら
https://youtu.be/pG6CmoCMqlw

日本公開は2020年1月17日~

因みに、
エディー君のファンタスティック・ビーストの3作目 ”Fantasitic Beasts and Where to Find Them” も
2020年2月製作開始で2021年11月21日公開予定で進行しています。(日本公開は未定)



2作目の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』”Fantastic Beasts : The Crimes of
Grindelwald” に引き続き、ダンブルドアのジュード・ロウ、ゲラート・グリンデルバルドのジョニー・
デップも再登場の様です


・・・・その(3)に続きます

『法医学ミステリー特集』色々放送開始になります

2020-01-18 | 海外ドラマ
AXNミステリーチャンネルで2月に『日・仏・英 法医学ミステリー特集』が放送予定されています。
色々忙しくなってきました。

※ 「バルタザール 法医学者捜査ファイル」

本国フランスで高視聴率を獲得し、2018年ドラマ視聴率TOP10内にランキングされたミステリー
ドラマ『バルタザール 法医学者捜査ファイル(原題:Balthazar)』が、AXNミステリーで2月日本初
放送となる
一話完結型のミステリードラマである本作の主人公は、チャーミングでハンサムな上に料理も上
手、さらに知的で優秀な法医学者のラファエル・バルタザール。一見、プレイボーイでいい加減に
も見える彼だが、実は妻を事件で失うという悲しい過去を密かに抱えている。
そんな彼が、自分とは真逆の女性刑事エレーヌ・バックとタッグを組み、死者と向き合いながら、
優れた洞察力と法医学を駆使して真実を追求し、難事件を解決へと捜査する。
(海外ドラマNAVI)

↓ 詳細はこちらから
https://www.mystery.co.jp/programs/balthazar

※ 「証拠は語る~誰が母を殺したのか」

英国推理作家協会賞(ゴールド・ダガー賞)など数々の文学賞を受賞したスコットランドの推理作
家ヴァル・マクダーミドの原案をドラマ化した、英国のクライム専門チャンネルalibiで12月放送の
最新ミステリー。 主人公エマは、幼少期、母マリーを失うという悲しい過去を抱えていた。 23歳
になったエマは久しぶりに故郷スコットランドに戻り、科学捜査研究所の助手として働き始める。
法科学を学ぶためオンラインコースを受講すると、コースの中の架空の事例が母の事件に酷似して
いることに気づく。 エマは母の事件に関する秘密を探り続け、研究所の教授たちに導かれ、母の未
解決事件の真相を解明していこうとする。 そして、驚愕の真実と向き合うことになる…。
(番組案内から)

↓ 詳細はこちらから
https://www.mystery.co.jp/programs/shokohakataru

両作品共に日本初放送で楽しみです。

しかし・・・・
『法医学ミステリー特集』と銘打つならば 大事な作品を忘れちゃぁいませんか?と思いましたよ。

とても気に入っていたのに今回特集には入ってない(泣)
※ 『Silent Witness 法医学捜査班』


このドラマはご存知の方も多いかと思いますが、BBC Oneにて1996年初放送以来2019年にS22
迄放送されている長寿人気番組です。

アメリカの ”CSI” 等とは異なるリアルな検死シーンや、”silent witness”(物言わぬ目撃者)”から
紡ぎだしていく事件経過、過程、事件解明がBBCならではの重厚で丁寧な描写と共に 法医学者
たちの葛藤、人間模様を取り混ぜながら緻密なストーリー展開で描かれています。

先日『ホワイトドラゴン』で、久々にエミリア・フォックス見て何となく『Silent Witness 法医学
捜査班』を思い出したので 記事でもチョコッと触れたのですが、昨年末たまたまBBC Oneの
ツイッターで、何と!シーズン23の放送予告が出ていたのです。 何というタイミングでしょう。


S23ですよッ! 日本での放送も大分前に途中迄で終わってしまって(S15かS16 位でしょう
か?) それ以来再放送も全く無く残念に思いながら忘却の彼方になっていました。
前にも何度となく書いたのですが、トム・ウォードが居なくなってしまってからどうも力が
入らなくなっていたのも事実です。

トム・ウォードのハリー・カニンガムとウィリアム・ガミナラのレオ・ダルトン(この頃が良かった)


今回シーズン23の情報見て、エミリア・フォックスのニッキ・アレキサンダーだけはずっと続投し
ていた様ですが、他のメンバーは全く分かりません。
ニッキが初登場したのはS8 でしたか? 当時は何となくミステリアスな雰囲気のオネエチャンの感
じ(違うか)だったのが、S23の画像を見ると すっかり貫禄のシニアになっています。
そりゃそうですよね、初登場以来15年位経っている訳ですから。 キャストの中では一番長く続いて
いるキャラクターになりますね。

もう何処かでなるべく早く再放送してくれることを祈るばかりの状態です。

DVDも残念ながら日本版は発売されておらずPAL版(region 2)のみの様です。

ところで、
最近エミリア・フォックスの名前が目に付くのですが、従弟のローレンスは寂しいですねぇ。
ドラマ出演は殆ど無く、アルバム製作、コンサートの情報ばかりが目に入ります。

後は、”ヴィクトリア S3”の放送待ちですね。 早くお願い!

せっかくなので(意味不明)従姉弟のツーショットを


そして、
もう一つ法医学関連のドラマ

こちらはDlifeチャンネルで放送ですが、既に放送開始になっているので 情報を書くのが少し出
遅れまして申し訳ありません。

※ 『法医学者 ダニエル・ハロウ』”Harrow”

オーストラリアABCにて2018年3月にS1, 2019年5月にS2が放送されています。
S3の製作も開始されている様です。

法医学医ダニエル・ハロウは、権威を完全に無視した法医学病理学者のダニエル・ハロウの物語。
彼は、死者に対する絶え間ない共感を持つ。それは、最も奇妙な事件を解決するのをサポートして
くれる。さらに、彼はすべてのルールを曲げて、被害者に声をかけ、彼らに起こったことの「真実」を
明らかにしようと決意する。
その一方で、彼の過去からの恐ろしい”秘密”が彼自身や家族、キャリアを脅かす
(海ドラ.com)

ダニエル・ハロウには『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』でヘンリー・モーガンを演じていた
ヨアン・グリフィスが扮しています。
今回書いたドラマの中では個人的に一番観たい、かなり楽しみなドラマです。 

Dlifeチャンネルでの放送は、
1月16日 21:00~(吹替版)
1月22日 25:00~(字幕版)

↓ 番組詳細はこちら
https://dlife.disney.co.jp/program/drama/harrow.html

そのうちHuluでの配信も開始されるのではないかと・・・。

そう言えば、『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』は面白かったですね。
なのに、何故かS1で放送打ち切りになってしまって・・・本当に残念、無念でした。

”FOREVER”に関しては、以前ほんの少しだけですがこちらにご紹介を書きました。

余裕があれば、それぞれ観た後感想を書こうかと思っていますが・・・。


『The Lord of the Rings』ドラマ版 キャスト発表

2020-01-16 | The Lord of the Rings/The Rings of Power
『ロード・オブ・ザ・リングス』(原題) Amazon Prime TV シリーズ


J.R.R.トールキン原作の『指輪物語』のドラマ版製作発表があり、拙記事にも書いて以来2年以上
経ってしまいました。
その間殆ど情報も出ず映画『トールキン』でご紹介した作品のロゴと中つ国の地図だけが出て
いたのですが、一体どうなったのか・・・と気になっていた所です。





そんな折、数日前にようやくキャスト第一弾がAmazon Studiosから発表されツイッターを含め
ネット上盛り上がっています。


画像一段目、
ロバート・アラマヨ
ナザニン・ボニアティー
ジョセフ・マウル
イスマエル・クルス・コルドバ

二段目
ソフィア・ノンベテ
タイロー・ムハフィディン
トム・バッジ
チャーリー・ヴィッカーズ
モーフィッド・クラーク

三段目
エマ・ホルバス
ダニエル・ウェイマン
マルケラ・カヴェナー
ディラン・スミス
メーガン・リチャーズ
(source :The Lord of the Rings Prime, TheOneRing.net & etc.)

製作総指揮と第一話、第二話監督にJ.A.バヨナ(『ジェラシック・ワールド/炎の大国』)

そして、TVシリーズとしては、映画版で描かれていた『第三期』の前日談『第二期』が描かれて
いるらしいです。

今回発表されたキャストは個人的にあまりお馴染みではない俳優さんばかりですし(私だけかも)
作品中の役柄は現時点では良く分かっていません。
が、唯一モーフィッド・クラークが映画版でケイト・ブランシェットが演じていたガラドリエルの
若き日を演じる事が決まっている様です。
ケイト・ブランシェットのガラドリエル良かったんですけどね~。


『第二期』は『第三期』の2000年前という事なのですが、ガラドリエルは最も力のあるエルフだから
その頃から存在していたという事で?

それにしても、モーフィッド・クラークは最近ブームが来ています。
”Patric Melrose”『パトリック・メルローズ』、”His Dark Materials”『ライラの冒険』、”Dracula”『ドラ
キュラ伯爵』、”The Personal History of David Copperfield”(原題)等(全て拙記事でご紹介した作品です)

それと、一時噂に出ていたサー・イアン・マッケランのガンダルフはやはり登場しないんでしょうか
ねぇ(ガンダルフ大好きなので)

尚、シーズン1は20話構成で、既にシーズン2の製作も決定している様です。

TVシリーズは2020年2月から映画版と同じくニュージーランドで製作開始との事。

楽しみです!
続報は出次第追記します。

Brexitとユリ・ゲラー

2020-01-13 | 猫その他雑記


この数年英国のBrexit問題には少なからぬ関心を持って情報を見ていたのですが、先日気に
なる記事を見つけました。

ボリス・ジョンソン首相の上級顧問であるドミニク・カミングス氏の「変人」募集にゲラー氏
が応じたものです。


カミングス氏によれば、英政府は「さまざまな技能や経歴を持った、普通でない人」を雇いたいと
の考えで、ソフトウェア開発者や経済、政策、広報の専門家、プロジェクトマネジャー等に加え、
「変わった技能を持った奇人、変人」を挙げているとか。

ユリ・ゲラーと言えば、かつてスプーン曲げ等の超能力でマスコミを賑わしましたねぇ。
若い方はご存知ないかと思いますが、子供から大人まで一度はスプーン曲げに挑戦したのでは
ないでしょうか。

そんなゲラー氏の名前を久々に見たのは、昨年でしたか当時のメイ首相に公開書簡を投稿し
「テレパシーを使って英国のEU離脱を食い止める」と宣言したと英メディアが報じた時でした。
(The Guardian,共同その他)

思わず目を疑い、笑ってしまったもんです(失礼)
とは言え、イスラエル生まれで英国市民権も持つゲラー氏ですが、この時は愛する英国の今後を
真面目に危惧する気持ちが表れていたのかも知れません。

そして、今回又・・・ですね。

AFPによれば、ゲラー氏は、Brexit後の英国が数年にわたって直面するであろうEUとの難し
い交渉でも自分の才能を役立てるだろうと提案しているとか。
もはやEU離脱を食い止めるのは無理だと感じて方向転換をしたのか? 
さて、ジョンソン首相、カミングス氏はどの様な対応をするのか・・・。

そのカミングス氏ですが、
2019年放送の TV映画『ブレグジット EU離脱』”Brexit : The Uncivil War” でその活動が
描かれていました。

これは、2016年イギリスEU離脱(Brexit)の是非を問う国民投票の背後で「離脱派」の投票キャン
ペ―ンを指揮していた選挙参謀であったドミニク・カミングスがどの様に国民投票を攻略したの
かを描いています。 (現在は先に書きました様にジョンソン首相の上級顧問に就任しています)

監督はトビー・ヘインズ
ドミニク・カミングスにベネディクト・カンバーバッチ
その他 ロニー・キニア、ジョン・へファーナン、そしてボリス・ジョンソンにはリチャード・グールディ
ング等





何と言っても、最初にこのドラマの情報を見た時に泣きましたね。ベネディクトのあの”頭”ですもん。
勿論ドラマは昨年観ました。
色々感慨はありましたが、
でもまぁ、ドミニク・カミングスという名前、存在も始めて知りましたし、なかなか理解出来なかった
国民投票までの経緯が少しは理解出来ました。

引き続き気になる英国の今後です。 

『黄昏に眠る秋』ヨハン・テオリン著

2020-01-12 | ブックレヴュー&情報
『黄昏に眠る秋』ハヤカワ・ポケット・ミステリー2011/4/8

ヨハン・テオリン(著)、三角和代(翻訳)

《内容紹介》
霧深いエーランド島で、幼い少年が消えた。母ユリアをはじめ、残された家族は自分を責めなが
ら生きてきたが、二十数年後の秋、すべてが一変する。少年が事件当時に履いていたはずの靴が、
祖父の元船長イェルロフのもとに送られてきたのだ。急遽帰郷したユリアは、疎遠だったイェル
ロフとぶつかりながらも、愛しい子の行方をともに追う。長年の悲しみに正面から向き合おうと決
めた父娘を待つ真実とは?スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞に加えて英国推理作家
協会賞最優秀新人賞を受賞した傑作ミステリ。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

スウェーデンの推理作家、ヨハン・テオリンによる≪エーランド島シリーズ≫の第一作目です。
CWA賞新人賞では英語以外の言語で書かれた作品に授与されたのは本作が初めてとの事。

因みに、≪エーランド島シリーズ≫は、
『黄昏に眠る秋』
『冬の灯台が語る時』
『赤く微笑む春』
『夏に凍える船』 
の4作品が出版されています。

最近再び北欧ミステリを読む機会が続いていますが、ヨハン・テリオンは初読みです。

スウェーデンの美しい島エーランド島である霧の深い日に祖父母、母と暮らしていた5歳の少年
が姿を消します。

幼い息子イェンスが行方不明になって以来悲しみに苛まれ、心を閉ざし前向きに生きられなく
なっていた母ユリア。 姉家族、父との間も溝が出来疎遠になっていた。
20年後老人ホームで暮らす元船長である父イェルロフの元にイェンスが掃いていたと思われ
るサンダルが送られて来る。 誰が、何のために・・・。
イェルロフから連絡を受け取ったユリアは久々に父が暮らす故郷に戻る。

80歳になりリューマチの為思う様に身体が動かない苛立ちを抱えながらも、頭脳は明晰である
イェルロフは旧知の仲間の手を借りながら事件の真相を追い始める事になる。

イェルロフとユリアの視点で描かれる現代パートと交互に、1936年から戦争中を経てゼロ時間に
向かって行く 島民には悪魔の権化のように思われていたニルス・カントの人生が挿入されてい
ます。冒頭にイェンスとの出会いが書かれ、ニルスがこの事件とどの様な関わりがあるのか、謎
のピースを散りばめながらじわじわと進んで行きます。
やがて判明した意外な真相。

次第に明らかになる事実を受け入れる事でユリアとイェルロフとの関係に変化も出てきます。
行方不明になった少年の謎を追うというミステリであると共に、ユリアの再生、父と娘、周囲の
人々との関係等を含む深い人間ドラマでもあると感じます。

最後はハッピーエンドではありません。
しかし、喪失を受け入れ、乗り越えた主人公達の再生を感じる深い余韻を感じる感慨深いエンディ
ングになっています。

なにより、戦うおじいちゃんであるイェルロフが斬新で魅力的です。
危険な目に会うのではないかと(実際会うのですが)ハラハラ心配しながらもつい心の中で応援
しながら読み進めていました。
このイェルロフという存在がなければ この作品も生かされなかったのではないかと思う程の
存在感で とても気に入ったキャラクターです。

季節外れの避暑地という美しいけれど寂寥感に溢れた風景描写と共に、北欧ミステリらしい
静かさが漂う、数々の授賞が納得出来る作品でした。

この後、引き続きシリーズ3作品に取り掛かります。
2作目の『冬の灯台が語る時』にもイェルロフおじいちゃんが登場するようです。
機会を見つけて感想を・・・と思いますが、何時になるやら。

又、『黄昏に眠る秋』はスウェーデン語タイトル”Skumtimmen”で2013年映画化されているよう
ですが、日本未公開です。 残念! 何とか観る方法はないかしら?

余談ですが、
同じ北欧ミステリで ユッシ・エーズラ・オールスンの『特捜部Q」シリーズ。
1作目の『檻の中の女』は以前ご紹介しましたが、その後シリーズ7作目『自撮りする女』
まで読み終わりました。
回を追う毎に面白さが加速して、人気の程が窺がわれます。
新作が出ないかと待っているのですが・・・・。
このシリーズも機会があれば再度触れてみようかと思っている所です。


2020年公開の映画色々:その(1)

2020-01-08 | 映画
ー2020年に公開予定の映画からー
約1年前同じテーマで映画ご紹介しましたが、”2020版”で続報です。
個人的好みで偏っていると思いますがご了承下さいませ。

又、既に拙記事でご紹介済の
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『ドクター・ドリトル』
は除きました。

※ 『ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密』”Knives Out”


「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が アガサ・クリスティーに捧げて
脚本を執筆したオリジナル密室殺人ミステリー。

監督、脚本:ライアン・ジョンソン
キャスト:
ダニエル・クレイグ
クリス・エヴァンス
アナ・デ・アルマス
ジェイミー・リー・カーティス

そして、
クリストファー・プラマー

内容がアガサ・クリスティーのオマージュミステリーと来て、その上”007”のダニエル・クレイグが
名探偵ブラン、”キャプテン・アメリカ”のクリス・エヴァンスが一族の異端児ランサム、そして世界
的ミステリー作家のハーラン・クロスビーにクリストファー・プラマーと素晴らしいキャストとなれば
もう見逃す訳にはいかないじゃありませんか。


↓ trailerはこちら
https://youtu.be/ORS2E-RAF2U

日本公開日は2020年1月31日

※ 『1917 命をかけた伝令』”1917”


第一報及びキャストは以前こちらに書きましたのでご参照下さい。

で、現地時間1月6日開催された 2020年第77回ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞となり
ました。
(ナイスタイミング!)
監督賞は惜しくも逸しましたが、アカデミー賞も期待出来そう。

又、BAFTAでも監督賞、作品賞でノミネートされています。



何と言っても、出演者が豪華で、
コリン・ファース、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチ、リチャード・マッデン、
アンドリュー・スコット等
大好物の顔ぶれなのです。
もうどうしましょう・・・の作品です。

概略は、
第一次世界大戦時。若きイギリス兵スコフィールドとブレイクが危険待ち受ける敵の陣地を
抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士達の命を救うべく 作戦中止と
いう重要な伝令をするために立ち向かうという 若き兵士の”一日”を描いた作品です。
サム・メンデス監督による「驚異のワンショット撮影」と言われる長回し映像も見ものですね。

日本公開は2020年2月14日

↓ trailerはこちら
https://youtu.be/GyGosOlFlZE


まだまだ沢山ありますので・・・・
その(2)に続きます

『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』S17 日本初放送開始

2020-01-05 |  ∟NCIS
“NCIS” Season 17

2003年 S1 ~2019年 S17

うっかりして出遅れました。
予想通りというか、予想より随分早かったですね。

このところこのドラマ関連の過去記事を閲覧下さる方が急に増えてきましたので、皆様首を長くし
て待っていらっしゃるのが良く分かります。

いよいよ、
Foxチャンネルにて最新のシーズン17の放送が開始になります。

1月9日(木)22:00~
注 : 1月5日にE1のみ先行放送あるようです

↓ FOX公式ページはこちらです
https://tv.foxjapan.com/fox/program/index/prgm_id/21957

↓ S17のtrailer はこちら(Ziba is Back)
https://youtu.be/nclzeBmqtNM

米CBSチャンネルで9月24日に放送開始となり、2019年12月にエピソード10迄放送終了し、
以後継続放送予定になっています。
過去のシーズンから考えても全部で24(?)エピソードありそうですから、未だ暫らく続くで
しょう。

前S16で予想もしなかった衝撃のジヴァ生還ということになり、S17にも登場すると言われていた
のでこれまでない盛り上がりとなっていました。
ジヴァ好きですので、今回のシーズンは楽しみです。







他のメンバーはこれまで通り続投となっている様です。

ただ一点非常に気になるのが、トニーが登場するのかどうか・・・・。という事なのですが、これが
なかなかはっきりとした情報がありませんね。

とは言え、ネタバレは敢えて見ないようにスルーしているので分かる訳ないんですが。
このドラマに関しては、過去もそうであった様に事前に内容情報は得ずに まっさらの状態で
見る事にしています。

以前同じことを書きましたが、ギブスがジヴァの生存を知っていたのか・・・が大変気になるところ
ではあります。
ただ、
上記のtrailerにもある様に、ギブスがジヴァに ”where you been" と言っているので、やはり
生きている事は知っていたのでは? と思われますが・・・・どうなんでしょう。

ついでながら、このドラマは何度も再放送あるし、放送直後にODやHuluでも観る事が出来るの
で、あまり大慌てしなくて良いのが助かりますね。