The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『JIN-仁-レジェンド』

2020-04-28 | 日本のドラマ


日頃殆ど日本のドラマを観ないのですが、先日偶然にこのドラマの再放送をしているのに気付き
懐かしさの余り見入ってしまいました。
拙ブログで日本のドラマを取り上げるのは初めてです。

『JIN-仁』は2009年から11話、2011年に完結編として11話放送されていたドラマで、珍しくリアル
タイムで観続けていた大好きなドラマでした。

今回”レジェンド”とタイトルされているのは、オリジナルで放送された全22話をディレクターズカット
として再編集した特別編との事。

珍しく観ていた日本のドラマでしたが、出演者(特に 大沢たかおと内野聖陽)がお気に入りだった
事と、タイムスリップ+医療+歴史と興味あるテーマで描かれていたドラマであった為でしたね。

今回久々に(10年振り位になるんですね)観て、大体のストーリーは覚えていたものの、細部は
忘れている様な気がして懐かしさと嬉しさでジックリ観る事が出来ました。

内容は、多くの方がご存知かと思うので概略だけ、
平成12年東都大学附属病院の脳外科医・南方仁が救急で運ばれてきた男性患者の脳から奇形腫を
摘出したが、その患者が集中治療室から脱出し、それを止めようとした南方が階段から転落し気
を失ったが、意識を取り戻すとそこは文久2年(1862年)の幕末だった。
幕末の人々の運命や歴史を変えている事を自覚しつつ、彼らを救う為に現代から持ち込んだ知識
と幕末の人々の協力を得ながら近代医療を実現していく。
ただ、南方が手を加えた事によるバタフライエフェクト、タイムパラドックスにより南方が生き
ていた時代が少しずつ変化していく。
(一部wikipediaから)
南方先生は自分でも云う通り”歴史オンチ”であった為、次々登場する著名な歴史上の人物にビッ
クリしたり、オタオタ、思わず興奮したりする姿が等身大で微笑ましく感じます。

兎に角、出演者が皆素晴らしく、
南方 仁に大沢たかお
橘 咲に綾瀬はるか
友永未来(南方の婚約者)、花魁の野風の二役に中谷美紀
坂本龍馬に内野聖陽
橘恭太郎(咲の兄)に小出恵介



その他出番は多くは無くてもゲストも贅沢でして、
勝海舟に小日向文世
緒方洪庵に武田鉄矢
佐久間象山に市村正親
その他書ききれません
西郷隆盛、土方歳三、皇女和宮、等歴史上の人物が多く登場します。

特に、
過去多くの俳優さんが演じていた龍馬ですが、何と言っても内野聖陽さんははまり役だと感じます。



今回の”レジェンド”がオリジナルとどの部分が異なっているのか良く分からない、って言うかオリ
ジナルを良く覚えていない、ので、最初から観なおしたい・・・・と思っていたら、何とッ!Hulu
で全部配信して居りました。
有難く最初から観なおしている所です。

兎に角、
オリジナルを観た時もそうでしたが、今回久し振りに見直しても もうウルウルなんてものじゃ無く、
毎回の様にボロボロ涙を流しながら観ていますよ。

このドラマの原作はマンガだそうですが、本は読んでおりません。
が、ドラマの完成度が非常に高いとの評判ですので、あえて原作は読まずにいました。

南方を始めとして懸命に医療に取り組む姿、貧しくとも日々生き抜く市政の人々、それぞれの志の
元 命をかけて日本の未来を考え、行動する幕末の志士達の姿などが鮮やかに描かれています。

リアルタイムで観た時もそうでしたが、野風の花魁言葉が妙に耳に残って、”あちきは感動したで
ござりんす” です(笑)

ドラマの内容と共に、テーマ曲、挿入歌も素晴らしいですね。

↓ オープニング タイトル曲(これを聞いただけでもうウルウルしますわ)
https://youtu.be/12hoUh0h9mo

↓ エンディング曲「MISIA – 逢いたくていま」※第一期
https://youtu.be/MYo5alIaUOk

↓ エンディング曲「平井堅 いとしき日々よ」※第二期
https://youtu.be/vBbU1Dr5um8

南方センセイのセリフにある、
「神は乗り越えられる試練しか与えない」(これは聖書からの引用だそうですが)が今この閉塞感
のある厳しい時期にこそ身に染みて胸に迫ります。 今こそその言葉を信じたいですね。


次回放送予定は、
TBSにて
5月2日(土)14:00~ です。

最初から観なおしたい方は Huluまたは他の配信媒体でも可能かと思います。
あるいはTBSオンデマンドでも配信しているかしら?



『ウィッチャーの事件簿』E1 : ”ロード・ヒル・ハウス殺人事件”

2020-04-25 | 海外ドラマ
"The Suspicions of Mr Whicher" : E1

このドラマはITVにて2011年に初放送された全4エピソードのドラマです。

過去何度も放送されていて、時々サラーっと観てはいましたが、先日の再放送で初めてと言って
いいほどちゃんと観る機会を得ました。

原作は、ケイト・サマースケイルの『最初の刑事:ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人
事件」 ”Mr. Whicher”The Suspicions of Mr Whicher or The Murder at Road Hill House ”

第一話の「ロード・ヒル・ハウス殺人事件」は実話をもとにしている作品です。
(その後の3エピソードはオリジナルストーリー)

その第一話の出演は:
ジョナサン・ウィッチャー : バディー・コンシダイン
サミィエル・ケン ト: ピーター・カパルディ
メアリー・ケント : エマ・フィールディング
コンスタンス・ケント : アレクサントラ・ローチ
ドリー・ウィリアム : ウィリアム・ベック


そうなんですよ~、ピーター・カパルディが出ていたんです。
なので、改めてジックリと観なおした次第です。

↓ サミュエル・ケント(ピーター・カパルディ)とメアリー・ケント


↓ コンスタンスと弟ウィリアム


第一話の「ロード・ヒル・ハウス殺人事件」は実際に起きた事件を元にして、

概略は、
1860年6月、長閑な村にある”ロード・ヒル・ハウス”で、この屋敷の主人であるサミュエル・ケント
の3歳になる息子サヴィルが行方不明となり、使用人たちにより遺体が発見されることになった。
サヴィルはケントの後妻メアリーの息子で、前妻の娘であり年の離れたコンスタンスと息子ウィリ
アムが居る。
犯人は家族か使用人かと世間が注目するなか、ジョナサン・ウィッチャー警部が捜査に当たる事
になる。
彼は、1842年にスコットランド・ヤード刑事課が創設された際に刑事になった8人のうちの1人で
ずば抜けた技量を持敏腕刑事だった。

前妻の子供であるコンスタンスと義母のメアリーの関係は良くなく、コンスタンスは義弟にあたる
サヴィルにも辛くあたっていたらしいとの噂を聞き、同時にコンスタンスの寝間着が紛失している
事等から当時としては初めてと言った現場検証を始めるウィッチャー。
コンスタンスは精神を病んでいるとのことで寝間着の事も記憶にないとはぐらかすが、決定的な
証拠もないまま裁判が始まるものの 父親が雇った弁護士等に阻まれコンスタンスは釈放される
ことに。

結果事件捜査の現場から外されたウィッチャーの元に、修道院に入ったコンスタンスが自分が犯
人である事を告解したとの知らせがあり、再び裁判が始まる。
ウィッチャーはコンスタンスと弟と二人の犯行であると考え、コンスタンスは弟を庇い1人で罪を
被っているのだと云うが、結局コンスタンスは情状酌量の上実刑20年実刑を受ける事になる。

コンスタンスは刑を終えた後100歳迄生き、弟ウィリアムは著名な海洋生物学者となり後に
コンスタンスと再会する。

この事件の後ウィッチャーは刑事を辞め私立探偵となります。

殺害の動機等も詳しく語られず、自白内容にも矛盾が多い事から現時点でも謎の多い事件とし
て語られている未解決事件です。
この事件で捜査にあたったウィッチャー警部は、”最初の刑事”と言われ、刑事、探偵の元祖的な
存在としてホームズはじめ様々な刑事、探偵ドラマに影響を与えたと言われています。

地味ではありますが、ヴィクトリア朝を背景に、当時の名家の状況、裁判の様子、加熱する報道に
振り回される様子、何よりウィッチャーの事件に対する真摯な姿などが丁寧に描かれている作品です。

チャールズ・ディッケンズの作品『荒涼館』のバケット警部(先日ご紹介した『ディケンジアン』にも
登場しています)もこのウィッチャーをモデルにしていると言われています。

この第一話の後に続く3エピソードは私立探偵となったウィッチャーを描くオリジナルストーリーに
なっています。
機会があれば又追ってご紹介したいと思います。

原作本は、
『最初の刑事ーウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』ハヤカワ・ノンフィクション文庫)-2016/3/9

ケイト・サマースケイル(著)、日暮雅通(翻訳)


HBO『ペリー・メイスン』official trailerと続報

2020-04-21 | 海外ドラマ
”Perry Mason” (原題)2020


昨年こちらに第一報をご紹介したのですが、先日ようやく続報とofficial trailerが発表されました。

前回書きました様に、このドラマは米国で1957年~1966年に放送された名作法廷ドラマ「弁護
士ペリー・メイスン」のリメイク版として製作され、今回のリブート版は1930年代のロサンゼルス
を舞台に私立探偵としてのペリー・メイスンの姿が描かれているそうです。
私立探偵から刑事弁護士になったという事なんですかね?





出演は、ペリー・メイスンにマシュー・リス
その他、
タチアナ・マスラニー、ジュリエット・ライアンス、マット・フリューワー等

ロバート・ダウニー・Jr.とスーザン・ダウニーの”チーム・ダウニー”が製作に係わり、HBOと
「ファースト・ルック契約」を締結したと伝えられています。

今回のシリーズは、全8話構成で6月21日にプレミア公開されることが発表されました(in USA)

↓ official trailerはこちら
https://youtu.be/CwURtbhpm60

曖昧な記憶とは言え、レイモンド・バーの印象が強く残っているので マシュー・リスはどうなんで
しょう?と思いつつ、実際のドラマを観てみないと分かりません。

又、このtrailerに対して多くのコメントが投稿されていますが、期待も多い中、はやりレイモンド・
バーに比べると・・・・って意見も多い様です。
レイモンド・バーは”濃かった”ですもんね。
マシュー・リスが凄く良い役者さんである事は分かってはいるものの、せめてロバート・ダウニーJr.
自身が演じていたらな~・・・と又もや繰り言。

それと、
何故オリジナルのテーマ曲を使わないのだろう?との意見も。
ですね~、あのテーマ曲はとても印象に残っていますもん。

↓ こちらで聞いてみて下さい。
https://youtu.be/HT4wkkkaFTc
この曲も強く印象に残っています。これを聞くと思いだされる
方も多いかと(古い話ですが・・・)

日本での放送は未定です。

『赤い館の秘密』A.A.ミルン著

2020-04-18 | ブックレヴュー&情報
『赤い館の秘密』(新訳版)創元推理文庫ー2019/3/20

”The Red House Mystery”
A.A.ミルン(著)、山田順子(翻訳)

『内容』≪BOOK≫データベースより)
田舎の名士の屋敷、赤い館で銃声が轟いた。死んだのは、15年ぶりに館の主マークを訪ねてき
た兄。発見したのはマークの従弟と、館に滞在中の友人に会いにきた青年ギリンガムだった。
発見時の状況からマークに殺人の疑いがかかるが、肝心のマークは行方不明。興味を惹かれた
ギリンガムは、友人をワトスン役に事件を調べ始める。英国の劇作家ミルンが書いた長編探偵
小説、新訳決定版。

「クマのプーさん」でお馴染みのA.A.ミルンが1921年に発表した 最初で最後、唯一の推理小説
です。

「クマのプーさん」はミルンの息子クリストファーの為に、そして、この「赤い館の秘密」は推理
小説好きであった父に捧げた作品であると言われています。

ざっとしたあらすじは上記データベースにある通りなので詳細には触れません。

この作品でミルンは、探偵小説(推理小説)に関する見解を述べていて、ホームズに代表される
超人的な推理をする探偵に苦言を呈して居り、探偵は素人であるべき、そして探偵が見た物、感
じた事は全て読者に提示されなければならない。
又、ロマンスの要素は必要ない、ワトソン役は従来良くみられる”間抜け”な役回りであっては
ならない・・・等と述べています。

この作品における探偵は、アントニー・ギリンガム
経済的に余裕があり、世界を観るという目的の為色々な職業に就き人間観察を続けている、
そして見た物をすべて記憶する瞬間記憶という特殊能力を持っています。
ワトソン役は、そのギリンガムの友人でたまたま”赤い館”に滞在していたビル・ベヴァリー。

偶然ベヴァリーを訪ねて来た途端に殺人現場に遭遇したギリンガムは”探偵”となり、この事件を
捜査し始めるのですが、舞台は「赤い館」と呼ばれる屋敷とその周辺のみ。
当時屋敷に滞在していた招待客(退役軍人、上流母娘、女優等)が容疑者となるものの、彼等に
は鉄壁のアリバイが・・・・。
と言う訳で、犯人は絞られて来るものの、それでもその犯人の動機、犯行手段等を推理、捜査し
ながら意見を交わすギリンガムとヴェヴァリーのユーモアと温かみ溢れる会話に癒されます。

殺人事件があるにも拘らず、特に残忍さや陰惨さをあまり感じないのは 全体を通して英国の
カントリーサイドの長閑な情景描写や登場人物に対する優しさに満ちた視点等がこの小説を
特別なものにしているのだと感じます。

100年前の本作は、江戸川乱歩の「探偵小説黄金時代ベストテン」にも含まれていて、又素人
探偵ギリンガムは横溝正史の金田一耕助のモデルになっているとか・・・。(どの辺が?と思う
のは私だけかしら?)

魅力的なバディーとなったギリンガムとベヴァリーの活躍をもっと読みたかったと思わせられ
るのにこの一作だけと言うのは誠に残念です。

この所のずっと続く先の見えない辛いストレスフルな時期だからこそ、この作品の様に癒される
ミステリ(と言うより”探偵小説”、”推理小説”という表現があたるかも)を読んでみるのも新鮮
で良いのではないかと思います。




5月放送予定の英国ドラマ

2020-04-15 | 海外ドラマ
※ 「シェトランド」S4

”Shetland”
BBC One 2018年2月初放送
3エピソード

何だかな~、噂をすればなんとやら・・・・
先日「ドラマ化された英国ミステリ」で取り上げたばかりでした。


早くもシーズン4がAXNミステリーにて日本初放送になるそうです
5月30日(土)16:00~

↓ 番組公式ページはこちら
https://www.mystery.co.jp/programs/shetland

大分記憶が霧の彼方になっているので、この放送を機会に過去シーズンの再放送もお願いした
いところです。

※ 「バティスト~アムステルダムに潜む闇~」

”Baptiste” 
BBC One 2019年2月放送開始
全6エピソード

この作品はスーパー!ドラマTVで放送予定の作品です。

2015年第72回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた「ザ・ミッシング」シリーズのスピン
オフとされています。

とは言え、「ザ・ミッシング」観ていないんですよね、残念ながら。
その「ザ・ミッシング」で事件捜査を担当していて 現役を引退した筈だったたジュリアン・バ
ティスト刑事がある事件をきっかけに再度行方不明者の捜査を開始する。 舞台はオランダのアム
ステルダムとなり、スリリングな展開で目が離せない・・・・といった内容になっているそうです。

キャストは、
ジュリアン・バティスト:チェッキー・カリョ(「ニキータ」、「パトリオット」、「ザ・ミッシング」等)
エドワード・ストラットン:トム・ホランダー(「ナイト・マネジャー」、「プライドと偏見」、「ボヘミアン・ラプソディー」等)
その他、
ジェシカ・レイン、アナスタシア・ヒル、バーバラ・サラフィアン等


第一話に関する英国各メディア評は、「スリリングで見ごたえのある展開」、「トム・ホランダーの演
技が素晴らしい」、「多くのひねりが散りばめられた、緊張感と説得力がある作品だ。チェッキーと
トムの相性は抜群」、「ラストで思わぬ展開が起こるのだが、それが全てを覆すことになる」等 ス
リル満開な展開を高評価しています。





本家の「ザ・ミッシング」を観ていても、観た事が無くても問題なく楽しめる内容になっている様な
ので、久々に重厚な謎解きミステリドラマとして楽しめそうです。

スーパー!ドラマTVでの放送は、
5月3日(日)22:00~(第一話先行プレミア放送)

レギュラー放送は、
5月15日(日)22:00~

↓ 公式ページはこちら
https://www.superdramatv.com/lineup/SN0000001522.html



「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」S3 放送開始

2020-04-11 | 海外ドラマ
”Shakespeare & Hathaway : Private Investigators” season 3


BBC Oneにて2020年2月に初放送されたばかりのシーズン3が日本初放送になります。
随分早い日本放送で嬉しいですね。

シーズン3は10エピソード

E1   How the Rogue Roar'd
E2   See Thyself, Devil!
E3  The Sticking Place
E4   A Serpent's Tooth
E5   Thy Fury Spent
E6   Reputation, Reputation, Reputation!
E7   Best Beware My Sting
E8   All that Glisters
E9  O Thou Invisible Spirit Wine
E10  Teach Me, Dear Creature
(因みに、タイトルにある”Thy”、”Thou”は古英語で、シェイクスピア作品や聖書などにも用いられ
ています。 ”thou” は”you”, “thy” は”your” です。 ”汝”って感じでしょうか)

S3では、新しい女性警官のレギュラー・キャラクターが加わる様です。
ヘビメタルシンガー、シェイクスピア博物館、リア王等に関連する事件がテーマになっているとか。

AXNミステリーにて日本初放送は、
5月23日(土)16:00~

又、それに先だち、過去シーズンの再放送の予定もある様です。

シーズン1 : 4月16日(木)11:00~


シーズン2 : 4月19日(日)11;00~

↓ 番組公式ページはこちら
https://www.mystery.co.jp/programs/shakespeare_and_hathaway

メインの3人は変わらず、

フランク・ハサウェイ : マーク・ベントン
エラ・シェイクスピア : ジョー・ジョイナー
セバスチャン : パトリック・ウォールシュ・マクブライト

ハサウェイさん、ヘアスタイル変わって随分すっきりなさった様で・・・でも、お腹の方は益々
ご立派になられて(笑)

そして、
今シーズンでもセバスチャンの変装が楽しみなところですが、”Sebastian's Best Disguises”という
過去の変装シーンをまとめた動画を見つけました

↓ こちらです
https://youtu.be/Q4jXqcpmckY

役に応じてしゃべり方は勿論、アクセント、発声など全く違った雰囲気を出していて、流石!と思
わせられます。
前回シーズン2のご紹介でこちらに書きました様に、単なるイケメン君ではなく、シェイクスピア劇
の経験もある実力派イケメンですから。

何となく気持ちが滅入ってしまう今日この頃、このドラマでまったり楽しく過ごし 少しでも気分転
換が出来れば良いと思います。
楽しみです。

尚、S3のDVDは既に発売されています(相変わらず regeon 2, PAL版ですが)



『ゴールド・ディガー~疑惑 年下の男』 E1&E2

2020-04-07 | 海外ドラマ
”Gold Digger”

BBC One 2019年11月初放送
6エピソード

E1 Her Boy
E2 Her Daughter
E3 Her Rival
E4 Her Husband
E5 Her Baby
E6 Her Love

何度かご紹介していた『ゴールド・ディガー』の先行放送で2話のみですが視聴しました。

取りあえず、少しだけですが内容と感想を。

元夫と次男レオ

元夫と再婚相手

長男フレデリック

長女ダリア

元夫の母(ジュリア・マッケンジーです。←ミス・マープル)


60歳の誕生日を迎えたジュリア・デイ(ジュリア・オーモンド)。
夫テッド(アレックス・ジェニング)とは離婚。
長男は弁護士で家族を持っているが、妻とは上手くいっていない様子。
長女は同性のパートナーと問題を抱え、売れないコメディアンである為経済的には困っている。
次男は同居しているが、経済的には母に頼り切っている様子。

子供達は何かと理由を付けて祝いに来ないジュリアは 一人でホテルに泊まり寂しい誕生日を迎え
ていた。 博物館を訪れていた時話しかけて来た若い美青年ベンジャミン(ベン・バーンズ)と出会う。
彼は強引とも感じられる態度でジュリアに同行し、遂には彼女のホテルにまで押しかけて来る。
そして、孤独感を感じていたジュリアは息子と同じ年齢のベンジャミンに戸惑いながらも激しい恋に
落ちていく。

子供達にベンジャミンを紹介すると、当然ながら皆唖然とし、息子二人はベンジャミンを金目当てだ
(Gold digger)だと不快感を表す。

自分の事は話したがらないベンジャミンを疑う長男は妹と共に彼の背景を探り始める。

普通に考えるとベンジャミンは明らかにジュリアの資産目当てに近づいて来たとしか思えない状況
ではあるものの、どうもそんな単純な話では無さそうな予感もあり、子供達、元夫の思惑等も絡み波
乱がありそうな2話です。

複雑で謎めいているベンジャミンの思惑は・・・・

時々挿入されるフラッシュバックはジュリア自身、子供達の過去に起こった何かがそれぞれにトラ
ウマとなっているのかも、と思わせています。

家族の為に縛られて生きて来たジュリアが若いベンジャミンとの関係に迷いながら 自分自身の新
たな人生を考える複雑な心理を描いていて、又家族の謎も含めてサスペンスフルな状況になりそう
ですね。
どうも元夫が鍵を握っている様な・・・・。

後のエピソードがどの様な展開になるのか、アッと驚くどんでん返しがあるのか気になるところです。

AXNミステリーでの一挙放送は、
4月18日(土) 16:00~

↓ trailerはこちら
https://youtu.be/N4V7XNarlWA


ドラマ ”Leonardo”(原題)ミニ・シリーズ&エイダン・ターナー

2020-04-04 | 海外ドラマ
"Leonardo"
8エピソード

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500周年を記念して製作され、2020年放送予定のミニ・シリーズは
エイダン・ターナーが主演の新作ドラマです。

ルネッサンス時代の天才を新しい視点で描き、芸術のみならず 様々な分野で成し遂げた偉業を
中心に綴られた作品になっている様です。

製作総指揮 : フランク・スポトニッツ(『高い城の男』等)
脚本 : フランク・スポトニッツ、スティーブ・トンプソン(『SHERLOCK』等)  
監督 : ダニエル・パーシヴァル(『高い城の男』等)

此れを機会に、レオナルド・ダ・ヴィンチに扮しているアイルランド出身俳優エイダン・ターナー
について少し触れてみようと思います。

「ホビット三部作」ではキーリーを演じていました。


BBC放送の「ビーイング・ヒューマン」”Being Human”

2008年~2013年まで5シーズン(37エピソード)放送されていたホラー・コメディーでは ワイルド
でセクシーなヴァンパイアでした。 又、ラッセル・トヴェイが狼男でしたっけね。
(このドラマは途中までしか観られませんでしたが・・・)

BBC版「そして誰もいなくなった」 2016年 ”And Then There Were None”

フィリップ・ロンバート。 このドラマは以前拙記事にも書きましたのでこちらをご参照下さい。

そして、
「風の勇士ポルダーク」”Poldark”

BBCにて2015年~2019年まで5シーズン(全43エピソード)放送されたドラマで、18世紀英国を
舞台に、情熱溢れる若き鉱山主ポルダークが辿る愛と波乱に満ちた生涯を描く大河ロマン。
(とは言え、ほんの一部だけしか観ていないので、順次続きを観ようと・・・・)

そう言えば、007の次期ジェームズ・ボンド候補にも挙がっていたのですが、どうやら本人が否定
している様ですね。 ワイルド系セクシーで結構良いんじゃないかと思いますが、どうなりますで
しょうね。

今回の”Leonardo” は2020年半ば レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年を記念して、先ずヨー
ロッパで放送される予定。 そして、その後は2021年にNetflixで配信されるのではないかと言わ
れています。(又もやNetflixです!) その際は又DVDに頼るしかないかな?

詳細、他のキャスト、正式タイトル等発表され次第続報を書くつもりです。

余談ですが、
”レオナルド・ダ・ヴィンチ”と言えば・・・で思い出したのが、

『ダ・ヴィンチと禁断の謎』”Da Vinci’s Demons”


このドラマは、BBCにて2013年~2015年 3シーズン(全28エピソード)放送された作品で
レオナルドの初期の人生をオリジナルで描く歴史的ファンタジー ドラマシリーズで、トム・ライリー
が主演でした。(但し、このドラマも途中で脱落したままでして・・・)



そう言えば、ララ・パルバーが共演していましたっけね。ララさん美しかったですわ。
このドラマは多分何処かの媒体で今も配信されていると思うので、改めて観なおしてみようかな?
と思っているところです。