The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Laurence Fox 色々 : その(2)

2015-08-30 | Laurence Fox
― Laurence Fox 色々 : その (2) ―


「ルイス警部」のS9 本国での放映が10月からとの事ですが、日本放映は何時に
なるんでしょう? 何とか早くお願いしたいものです、AXNさ~ん!!
そしてS9で終わりなんでしょうか? S10は?

大分前になりますがS9の撮影時の画像を頂いてありましたので 今回は画像集
に致しました。








今回は又髪の毛長めですね。
で、三つ揃い? ハサウェイ何時もオシャレで良いスーツ着ているなぁ。
ルイスのスーツも質は良いのかも知れないけど何となくくたびれて見えるのは中身
の違いって事? わ、ごめんなさい!ケヴィン父さん。



それから、ローレンスのツイッター何時も楽しいのですけど いくつか頂きました。
(日付け順序不同です)


↑ 8月22日付け。クリケット観戦のようです。 ルイスの為かプライベートなのか・・・ 


↑ 8月25日付け。 ルイスのキャストとクルーに感謝のコメント。 クランクアップ
  したのかしら?


↑ 7月29日付け。 これはルイスの撮影中の様ですね。


この2人本当に何時も仲良しですねぇ。
もう9年位「ルイス」一緒にやっているし 何時も仲良しでいるからこそ ルイス&
ハサウェイのあの絶妙な間合いでの掛け合い漫才、阿吽の呼吸でのやり取りが成り立つ
んでしょうね。

それにしても 以前から気になっているのが 何故 ”ドナルド” なんでしょう?
しゃべり方がドナルドダック? 口の形が?(暴言) 理由が分かりません。

最後に美しい写真を!
漫才コンビとは別人の様です。


↑ 7月9日付け。オックスフォード大学のオリオル・カレッジでスタインウェイを弾いています。
  モノクロが良い雰囲気で好きな画像です。



ローレンス・ギャラリー又続くかもしれませんです。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



所で、いよいよ今晩からBSプレミアムで「刑事フォイル」放映開始になりますね。
私の友人達も今まで観られなかったので楽しみにしているそうですけど、問題は
吹き替えって事で一抹の不安がありますが、中身が良いから大丈夫かな?




Sherlock Christmas Special 推測妄想

2015-08-25 | SHERLOCK Spc. Setlock
 ― Sherlock Christmas Special 推測妄想 ―



朝晩大分涼しくなってきて随分楽になったと感じると共に 毎年ながら夏の終わり
に感じる寂しさもあり 何となく最近黄昏ている今日この頃です。
夏バテのせいか、年のせいか・・・・ テンション下がりっぱなし、盛り下がっています。

この数か月AXNミステリーのドラマが盛り沢山だった為シャーロックから今までには考えら
れない程触れていませんでしたので、これはもしかしてシャーロック切れ、禁断症状かと
思い至り どれどれ久し振りにシャーロック回帰致しましょうかと考えました。



今年の一月にSpecialの撮影開始以来 Setlock画像から色々内容想像巡らしてはいたのですが
放映迄4か月余りとなり(日本放映はどうなるか・・・)画像と情報から推測するストーリー
内容全く個人的な妄想を書き出してみます。
しつこいですが、”全く個人的独断と偏見”ですのでお含みおき下さい。

先ず、何故いきなりヴィクトリア朝設定なのか? に関して :


↑ このシーンはHis Last Vow の最後に空港シーンと同じ扮装です。

次に、車のクラッシュ場面がありました。


この2点から推測した妄想は :
1. 空港からの帰路車の事故発生でジョンかシャーロックが瀕死の重傷を負い 昏睡状態の中で
  見た夢。(この場合はジョンの可能性が大かな? 何故ならジョンがボーア戦争に従軍して
  いたらしき場面、スタンフォードが出ていた etc. でジョンの気憶って感じもするんだけど・・・・・)
2. 同じく事故に遭った衝撃でヴィクトリア朝へタイムスリップ。
   又はパラレルワールドへ、か?。
  
まぁ、個人的な妄想、妄想ですから。

それから内容に関しては、例の短いtrailerからは全く全容が見えませんです。
Specialの制作発表後 ”The Blue Carbuncle”(青い紅玉)がモチーフではないかと言われていましたが
その線は無さそうですね。


↑ このポスターだけ?

モファットさんは「クリスマスエピソードではない」と語っていた様ですが、クリスマス
シーズンではあるようですよね。 モミの木を運び込んでいたし。
ただ、Belgraviaでも His Last Vow でもクリスマス時期を描いていたし その程度って
ことでしょうか。
「青い紅玉」がナシとなった場合、正典どのエピソードがモチーフになっているかに
関しての妄想。

”Ghost”はS4に関してのキーワードだと思うのですが、ヴィクトリア朝となるとやはり
不気味で怪奇的な要素が含まれるのではないかと想像致しまして。

で、正典からの引用を想像してみた場合、
The Sussex Vampire (サセックスの吸血鬼)
The Veiled Lodger (ヴェールの下宿人)
The Cardboard Box (ボール箱)
The Dancing Men (踊る人形) → これは既に使われているけど。
The Creeping Man (這う男)
等が考えられるんですけど、他で「這う男」説を挙げている方がいらっしゃる様です。
それと、前述の交通事故に拘ると The Dyig Detective (瀕死の探偵)も捨てがたいかな。

ただ、Moffat & Gattis 御大によれば、Specialはシャーロックとジョンにとって
最後の明るいエピソードだ、つまりS4は兎に角より陰鬱で辛い内容になりそうだって
事を語って要る様なので(何度も脅さないで下さい。本当なら余り聞きたくない言葉
なんですけど)Special自体は内容的に余り恐ろしくないって事なんでしょうか。

こんな風に妄想巡らすと次々有らぬ事が湧き出ます。
いずれにしても、個人的妄想(しつこい!)ですので・・・・
さて、実際の内容はどうなりますか。
Dr. WhoのChristmas Specialも楽しい内容になっているので シャーロック版
でも遊びの要素が入って居るのかも知れませんね。
Trailerを見る限り グラナダ版へのオマージュ満載感がありますが、他の作品へ
のオマージュもあるのかも・・・・
ビーリー・ワイルダー版の様にカッ飛んだ内容だったりして(笑)

そう言えば、trailerでのベネディクトのしゃべり方がジェレミーにそっくりだった!と書かれて
いる方がありましたが うーん、私は気が付きませんでした。

あれこれ妄想しても 全く予想外の内容でビックリ!なんてこともありうるかも。
こんな風に想像、妄想巡らすのも楽しい事です。

それより既にS4の推測が出始めています。
心配なのは ちゃんと予定通りに撮影開始してくれるんでしょうね、って事でして。

何卒宜しく、パンパン←柏手


こんな姿早く観たいです!!




   

「刑事フォイル」 S7 感想等

2015-08-20 |  ∟刑事フォイル
”FOYLE'S WAR”: S7


何度も触れていたのですが、「刑事フォイル」再放送中で連日観なおしている中で
いきなりですがS7に触れてみようと思います。

現在も放映中の為 なるべく内容細部には触れない様にしますが、実際に観る前
には封印なさりたい方は申し訳ありませんが回避お願い致します。 


何故いきなりS7かと言うと 内容が何時にも増して心に染みる作品であったし、色々
な点で心に残る点が多かったので、記憶に新しいうちに書き残して置こうと考えました。

何れも2010年制作のエピソードです。
S7E1 「帰れぬ祖国」 ”The Russian House”
S7E2 「差別の構図」 ”The Killing Time”
S7E3 「反逆者の沈黙」 ”The Hide”

前回英国ミステリーリストアップ時は余り細かく触れていなかったので 改めて。

以前名前だけは聞き及んでいたものの 詳細は良く知らなかったので、今回遅まき
ながら今更ですが、企画・脚本を手掛けるアンソニー・ホロヴィッツについて少し
調べてみました。
ホロヴィッツはミステリー界注目の小説家、脚本家で、コナン・ドイル財団公認で
シャーロック・ホームズの続編「絹の家」を執筆し、又「バーナビー警部」、「名探偵
ポアロ」等の脚本も手掛けているようです。
(大変!「絹の家」読んでいません(汗) 何てことでしょう! パスティーシュは
色々読み漁っていたのに失格ですね・・・・ 早速手に入れます。)
そして2014年にはOBEを授与されているそうです。
ホロヴィッツ自身もイギリス在住の裕福なユダヤ人家庭の生まれだそうで、ナチス
のホロコーストやユダヤ人の問題にも特別な思いが有ったのではないかと感じます。
作品中も色々なシーンで触れられています。


これも今更ですが、主要登場人物ご紹介です :

Christopher Foyle (Michael Kitchen)
ヘイスティングス警察署の警視正(DCS=Detective Super Intendent)
温厚な性格ですが人一倍強い正義感を持ち、戦時中と特殊な状況下にも決して
犯罪を許さない信念の人です。
スコッチを愛し、時には釣り、ゴルフを楽しみます。
妻を亡くし、一人息子のアンドリューはオックスフォード在学中に空軍に召集され
パイロットとして従軍していました。

Paul Milner (Anthony Howell)
大戦で片足を失いという不運に見舞われ 失意の中フォイルに出会い生きる希望を
見出し、フォイルの片腕となって活躍する事に。
生真面目で頭が固い印象だが 緻密な捜査で事件に取り組みます。
心の余裕が出来ると共に次第に柔軟になってきた印象もあります。

Samantha Stewart = Sam (Honeysuckle Weeks)
フォイルの運転手。
若く積極的な女性で 事件に関しても臆せず自分の意見を述べ 時に捜査にも赴きます。
大昔の死語で言えば ”おきゃん”、 同じく死語 ”チャキチャキ”(いやー古いですねぇ)。 
サムの物怖じしないで健気に生きて居る姿はややもすると暗くなりがちなテーマの中での
救いになります。


S7に関しては、終戦となり色々な面でこれまでとは違う変化が描かれています。
市政の人々は喜びと共に崩壊した家、街並みの中 元の生活に戻る戸惑い不安も
感じています。
従軍していた兵士たちも帰国し始めますが、生きて帰国した罪悪感、トラウマ、
昔の生活に戻る不安を抱えて誰もが落ち着かない状況下、迎える家族達も戦争前、
戦時中とは違った状況で家族を迎える戸惑い。
ソ連に対する疑心暗鬼、変わらぬドイツに対する憎しみ、ユダヤ人や外国人に対する
(共に戦ったアメリカ人に対する複雑な感情も含め)人種偏見等々でそれぞれが色々
な思いを胸に秘め、それらの事が原因で事件が起こってきます。

登場人物それぞれにも変化が訪れます。
フォイルはいよいよ警察を辞職する意志を固めます。
その為サムは職を失う事となり、日々求職中。
政治家の秘書に応募したり、帰国兵士のケアーをするボランティア、その後ウェインライト
が経営する下宿屋の手伝いをするようになります。
ミルナーはフォイルが去った後、警察に残り部下を持つようになり捜査を続けます。



そんなシリーズ中、私が一番気になったのが E3の「反逆者の沈黙」で、この回には
アンドリュー・スコットが出演していました。


アンドリューが扮するジェームズ・デベローは貴族の家に生まれ高学歴を持ちなが
らナチスのシンパである自由軍に入って居た罪で投獄され裁判を待つ身でありました。
彼は自分の身の潔白を示す反論、弁明は何もしないし、全く口を閉ざして ただひたすら
死刑となる筈の判決を待って居ます。
彼の行動を不審に思ったフォイルは辞職した身でありながら調査を開始するのですが、
何故彼に関心をもったのか?
警察官の身分を離れた為困難に会いながらも 同時に起こったジェームズの父の秘書
殺害事件を受けてのミルナーの登場、協力を得て調査を続け次第にジェームズ・デベローの
過去が明らかになるのです。
そして最後にフォイルの意図が明らかになるのですね。
その間サムは戦時中荒廃した建物を復興すると言う意図で土地開発を進める業者と対立して
下宿屋と周囲の環境を守る運動を始めます。

アンドリューは以前から良い役者さんだとは思っていたのですが、今回のデベロー
は本当に感動しました。 上手い役者さんです。
動きの少ない、押さえたセリフまわしと表情のみでデベローの心の痛み、苦しみ、心の奥底に
仕舞い込んだ悪夢、葛藤、諦観等虚ろな眼差し、繊細な演技で胸を打たれる演技でした。

因みにデベローの判決時法廷のシーンは 被告席に立つ姿、傍聴人席を見上げる
姿等はシャーロックのあのシーンとそっくりで 又別の意味で感激したりして・・・・
それと、以前書いたMI-9 の存在がこのエピソードで言及されていました。

余談ですが、デベローを助けようとする隻眼の弁護士役はシャーロックのThe Sign of
Threeで近衛兵の上司である大佐(ジョンが名刺を投げ返された)の方でした
(お名前は調べていません、スミマセン)。

共演者に触れますと、サムが手伝いをしている下宿屋の経営者であるウェインライトを
演じているのはマックス・ブラウン。 後のMI-5でデミトリーを演じていました。


この作品は細部に迄拘り 配役に関しても些末な役にも経験豊かな有名俳優を
起用しているし、内容の深さも相まって本当にクオリティの高いドラマだと感じます。
何と言ってもマイケル・キッチン素敵ですもの。 髪の毛チョット残念だけど全く気に
なりませんし・・・良い役者さんは髪の毛関係ないですね(独断と偏見)。
ショーン・コネリー然り!
だからジュード・ロー頑張って欲しい!って、どさくさ紛れに何言ってるんでしょう。


最後についでながら、S1の再放送を観ていたらデヴィッド・テナントが出ていました。
ドクターの前ですね。





「ルイス」と共に今一番気になるドラマなので 取り留めも無く長々となってしまいま
した。





やっぱり英国ミステリー (4)

2015-08-14 | 海外ドラマ
- やっぱり英国ミステリー (4) -


テナント版ドクター・フーについて書こうと思って あ、そうそう英国ミステリーの続き
が残っていた事に気付き(暑さの為のボケ! としておきます)、リストアップ続けます。

その前に、以前も書きましたが 今月は英国ミステリードラマの新作が多く放映され めじ
ろ押し状態なのですが、忙しさの為ゆっくりTVの前に座る時間もあまりなく先日触れまし
た ”The Game” もやっと最終回までたどり着きました。
いや~、緊迫感が溢れる内容でした。 最後までハラハラさせられ 「モグラ」の正体も
二転、三転、あれ?四転位したかしら・・・ 中々面白いドラマでした。

”The Game" もMI-5でしたが、先日MI-9と言うセクションがあったと教えて頂き全く知
らなかった為 少しだけ調べてみたのですが、MI-9 = British Directorate of Military
Intelligence section 9” で捕虜を脱走させると同時にスパイとして活用していた部署の
様です。 
と言う事は MI-7, MI-8もあったのね? と思ったら、何とMI-19位存在していたらしい
ですね。
現在はMI-5 とMI-6に統合されているらしいですが 詳細は良く把握できていません、い
い加減な情報でスミマセン。
兎に角、MI-5自体 長くその存在が秘匿されていたようですが、MI-6も世間にその存在
が知られる様になったのはイアン・フレミングが007を書いたころからでしょうか。
その後MI-5,MI-6に関連するドラマも増えているようです。


ここでやっと本題に戻ります。
リストアップ続きです。


「フロスト警部」”A Tourch of Frost”

1992年12月6日に開始し、2010年4月5日まで放映された、英国のTVシリーズ。全42話。
これも随分昔に原作本を読んでいた記憶があるのですが、良く覚えていません。
リンリ―警部と同じく 原作本で自分の持っていたフロストのイメージがチョット
異なる様な気がするのですが、このドラマ自体大変良く出来ていると思います。
ただ、どういう訳か再放映の度 通してジックリ観る機会が無く 何時も中途半端に
なってしまうので 次回再放映の際は今度こそちゃんと観たいと思っています。

勝手気ままで管理能力に欠ける警部フロストですが、型破りな調査で事件の謎に取り
組む姿勢は並々ならぬものがあり、茶目っ気があるので憎めないキャラクターです。
骨太な刑事ドラマであり、本格的なミステリーと言って過言ではないと思います。
デヴィッド・ジェーソンがフロスト警部を演じています。
余計な一言、私どうしても”スーパーマリオ”に見えてしまうんです、フロスト警部。


「ダルジール警視」”Dalziel & Pascoe"

現代を代表する本格推理小説家の1人 レジナルド・ヒルの原作のドラマ化です。
ヨークシャー州警察犯罪捜査部の叩き上げベテラン警視のダルジール。
人使いが荒い上にマナーも口も悪い 下品で傍若無人だけど どこか憎めない所
もある。 事件に立ち向かうと動物的カンと鋭い洞察力で実力は評価されている。
このダルジールの部下で相棒のピーター・パスコー部長刑事は対照的な大学出の
エリート、ハンサムで上品な好青年。 このコンビの掛け合いが絶妙です。
ただ、個人的な好みですが、このダルジール(ウォーレン・クラーク)の外見が
余りにもガサツでお下品なのでチョット・・・・・なのです。


「MI‐5英国秘密諜報部」 ”Spooks”

2002年~2011年 全10シリーズ
大分前から何となく観ていたのですが、何と言ってもS7からリチャード・アーミ
テージが出演してからですね、嵌ってしったのは・・・
派手なスパイアクションものでは無く、情報部員達それぞれの裏に隠された個人
的な葛藤、秘密、悩み等を深く掘り下げた重厚な作品でした。

ただ、この作品惜しげも無く(?)次々とメンバーが殺害されてしまうんですね。
勿体ない!と思うほどあっさりと。

リチャード・アーミテージ扮するルーカス・ノースは陰のある、秘密を抱えている
雰囲気を持っていました。 演技は素晴らしかったし、美しかったし・・・なのに
S9の最終話はショックでした。 余りにも哀しい最後でしたよ。 滂沱の涙。

S10からララ・パルバーがエリン・ワッツ役で出演して このドラマが随分華やか
になりました(個人的感想)。 ララさん美しいです。
エリンは切れ者の諜報部員である一方 幼い女の子を持つシングルマザーでもあり
ました。
諜報員でありながら 母親でもあり二つの立場を両立していく難しさ、葛藤、苦悩
をジックリ演じていました。

S10で終了になりましたが、ボスのハリー・ピアースは魅力的なキャラクターでした。
この作品も又ゆっくり観なおしてみたい物の1つです。


「法医学捜査班」 ”Silent Witness”

1996年~2015年現在S18 E10まで製作されているようですが、日本での放映はどの
シリーズ迄だったか・・・
実は私は途中から見始めたのですが(サム・ライアン教授が去る少し前から)恒例
の事でハリー・カニンガムを演ずるトム・ウォードに惹きつけられ熱心に観る様に
なりましたのです。
全く何時もながらイイ男を見ると直ぐに食いつく私でございます。
何故かポショポショ無精ひげでしたけど・・・・

法医学捜査班となっていますが、警察組織では無く大学の研究室に属する部署でCSI
シリーズやBonesの様に派手で架空の技術を使うことなく地道に捜査する学者ではあ
りますが時折捜査にも出かけています。
やはり他の英国ドラマにも共通する様に、アメリカの捜査ドラマと異なる表現方法で
事件その物が現実的で 登場人物それぞれの心の闇、葛藤、苦しみ等が描かれていて
胸に迫る内容になっています。
部長になったレオ・ダルトンを始め ハリー・カニンガム、サム・ライアンの後加
わった若いニッキ・アレクサンダー等それぞれの登場人物が抱える問題とも相まって
ジックリ観られる内容でした。


又話がそれるのですが、トム・ウォードと書いていて思い出したのですが、先日久し
振りに何気なく「ミス・マープル=ジュリア・マッケンジー版」を観ていたら、件の
トム・ウォード出演してましたねぇ。
”口ひげ”だったので直ぐに気付かなかったけど、おッ!と思わず見直しました。
でも”髭”あまり好きでないので、微妙でしたけど・・・

キャストは :
サム・ライアン (アマンダ・バートン)、レオ・ダルトン(ウィリアム・ガミナラ)、
ハリー・カニンガム(トム・ウォード)、ニッキ・アレクサンダー(エミリア・フォックス)


ニュー・トリックス 「退職デカの事件簿」 ”New Tricks”

2003年~2010年迄 7シーズン放映されたようですが、日本では以前少し、最近新シリー
ズが又放映されていました。

未解決事件捜査専門の新設部署ユーコス(UCOS)は女性警視サンドラを筆頭に退職
した元刑事が経験と持ち味を生かして難事件を解決していくドラマでです。ゆったり、
まったりではありますが結構嵌る内容です。
何しろ、殆ど高齢者と言っていい程のベテランオヤジ達なので スピード感とかハラ
ハラ、ドキドキではないのですが、ゆったり、まったりではありますが結構嵌る内容
です。

タイトルの ”New Tricks” は英語のことわざ "you can't teach an old dog new
tricks"(老犬に新しい技は教えられない、の意)から取られた様です。
ついでながら、テーマソング ”It's Alright” が ドラマの内容にピッタリで楽しい
曲です。


多分他にも記憶から脱落しているドラマもあるかと思いますが、今回はこの位に
して 思い出したら再度書き出してみようとおもいます。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



何度か触れました 「刑事フォイル」がBSプレミアムでも放映される事になった
様です。
8月30日からとなっていますが、やはり吹き替え版らしいですね。
吹き替え版になるとどんな風になるんだろう? イメージ湧かない。




Dr. Who テナント版雑記(1) & その他雑感

2015-08-09 |  ∟Doctor Who
― Dr. Who テナント版雑記 (1) & その他雑感 ―


暑いです! って言うのももう飽きたって感じです。
連日の猛暑日が少し落ちついて(と言っても32度とか33度ですが)心持楽かな
と思えるのですが、考えてみると昔子供の頃は30度で”今日は凄い暑さで・・・”と
言っていた位なので やはり日本の気候が変わって来ているんでしょうね。
日本のみならず世界中の気候が変になっている様で、先日スイスから帰国した友人が
「あのスイスでさえ40度近くあった!」と言っていたのを聞きビックリしています。
とは言え現地は湿度が低いので日陰に入れば大分楽になる為日本の暑さとは全然違う
と言っていました。
30年以上ドイツに住む友人も 以前は普通の家庭で夏にエアコンは必要ないと言って
いたのが この数年の暑さで流石に冷房の必要性を感じたとの事でしたっけ。

そう言えば、仕事で何度か訪れたエジプトでも勿論真夏は避けて初秋とか春の時期では
ありましたが それでも日中は40度近くなり 特に南部のアスワン等はもっと暑かった
のですが、やはり湿度の違いか 日陰は楽でしたね。


↑ 因みに、Aswanです。
私も泊まったOld Cataract Hotelは由緒ある格調高く重厚な雰囲気の良いホテルでした。
ポアロの”ナイル殺人事件”にも使われていたと記憶していますが、テラスから見るナイ
ル河の彼方に沈む夕陽は何とも美しく、涙が出る程感動物です。

それと現地の人はそんな暑さでも 「熱中症」になるって聞いたことが無く やはりそ
れなりに適応した体質になって居るのだと感じました。
現地人スタッフのお宅でご馳走になったスイカが美味しかった事! 普段スイカは余り
好みではないのですが 何か違ったものの様に感じるまさに気候に合った食べ物って感
じで身体に染み入りましたね。
あっ それからモロヘイヤのスープ。 以来夏になると私のメニューにゴーヤに加えモ
ロヘイヤも多く入ります。

個人的にも湿度に全く弱い私としても 梅雨から夏にかけての時期は殆ど使い物になら
ず活動休止状態になりヘバッテいます。

そんな暑さ、この所の忙しさに加え 何となくモヤモヤした鬱積状態が続きかなり落ち
込んでいるのですが、いやいやこんな時こそ文句無に楽しい事に取り掛かれば気分も変
わるかしら? と思い 「ドクター・フー テナント版」に触れてみる事にしました。

数年前にも放映していて一部観た記憶はあるのですが 良く覚えていませんでした。



 
10代目ドクターを演じるのはデヴィッド・テナントで何度も”これまでの中で最高のド
クター"と評されていました。

外観はスリムな肢体にピンストライプのスーツに何故かスニーカーを履き、長いコート
(シャーロックのコートよりかなり長いです)、時折黒いセルフレームの眼鏡をかける
(もしかして老眼? 何しろ900歳超えてますしねぇ)ギークシック。



感情が激しく、表情豊か、アクティブで強いし頼りがいのある面がある一方多面的で
複雑な性格の持ち主でありますが 時折心の奥底の陰が垣間見える。
怒ると激しく怖いです。
これまでの中で一番セクシーなドクターと言われていたのですが、回を重ねて観るう
ちにこの言葉も納得出来る様になってきました。
因みに、マット・スミスドクターは一番フォトジェニックなドクターと言われていま
すがこの表現も微妙で・・・でも観ているうちに可愛いと思える様になりましたよ。
瞳が子供の様に澄んでいる人ですね。

テナント版10代目ドクターは2006年~2008年迄3シリーズ(S2, 3 & 4)+
Specialsが放映されています。
現在AXNミステリーでS2放映中で(同時にニュージェネレーションS5も放映中です)。
S2にはS1から引き続きコンパニオンのローズ・タイラーが出演しています。
ドクターとローズに絆がより深くなり、2人の愛情を感じさせられるし、ローズはます
ます逞しくドクターのサポート役としての役割が大きくなっています。
ドクターとローズのハグの回数増えてるぞ。
テナントドクターは女性に弱いと言われていますけど、成程女性との絡み多いですね。
モテモテって感じです。 その都度ローズの表情が微妙に揺れ動きます。


余談ですが、テナントドクターが使用しているソニックスクリュードライバー式の学習
リモコンが発売されているようです。


BBCのDr. Whoライセンス商品でTVやDVDプレーヤーのリモコンとして使える実用
グッズだそうです。 光や音も出るらしい。
楽しそうだな~! でも結構なお値段です(19,800円)し操作は音声ガイド付きらし
いけど
全て英語だそうで子供にはチト無理かな?

詳細はこちらです。

http://www.links.co.jp/item/doctorwho-sonic/ 



各エピソード概略に触れようと思っていたのですが、話が飛びまくりの雑感が多く次回
に回す事に致します。





Sherlock Review (10) : Gallery (5) & 関連雑記

2015-08-03 | BBC SHERLOCK
― Sherlock Review (10) : Gallery (5 ) & 関連雑記 ―


毎日の猛暑で脳も機能停止状態でまともに思考する事が出来ません。


そんなこんなで(意味不明)、久々にシャーロック関連にしました。
Christmas Specialに関して、グラナダ版、ビリー・ワイルダー版へのオマージュを
感じたのですが、他の記事でラスボーン版も取り入れている様だと述べられていましたが
残念ながら私は気付きませんでした。ラスボーン版も観ていたんですけどねぇ。
ところで、Specialの本国放映がクリスマス前後と発表されました。 現在の所正確な放映日は
未定だそうですが 兎に角年を越す事は無くなった様ですね。


そんな事を書き連ねながら ふと思い立ち又回顧Galleryしてみる事にしました。
シャーロック欠乏状況の中、tumblr 上にも懐かしい画像が再度噴出しています。
この猛暑の中、頭もボーッとしているので シャーロック画像でも見れば少しは
元気が出るかしら?


Study in Pinkの時の物です。





多分Unaさん(カタカナ表記にすると ”ウナ”or ”ユナ” どちらが適正なのか良く
分からないので ”Una” さんとさせて頂きます)クランクアップシーンでしょうか。
Unaさんと言えば、先日珍しいお若い時の画像がアップされていました。


ダンスをなさっていたんですね。 これを見ると シャーロックのセリフにある
”Exotic dancer” も当たらずとも遠かずって感じでしょうか。

もう一つ、Unaさん絡みで 随分前の物で仕舞い込んでいたのですが Unaさんが
描かれた ベネディクトとマーティンの肖像画です。


下手ウマ(?)で2人の特徴を捉えていると思いました。 特にベネディクトの瞳の色が・・・・


↓ ベルグレーヴィアでアイリーンの携帯パスコード推理シーン :






↓ The Sign of Three 結婚式シーンのベネディクト :


 

  



↑ これはS2の撮影時だと思うのですが 当初から何のシチュエーションか分からないままずっと
  仕舞い込んでいました。
  多分ライヘンバッハではないかと推測していたのですが、本編ではないし 何だったんでしょう?
  気になる画像なんです。



何だか脈絡も無く並べ立てただけの様になってしまいました。
手抜き状態です。

次は英国ミステリーの続きを書こうと思っていますが、暑いし・・・