The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『Doctor Who』: S11 放送開始になります! 

2018-10-03 |  ∟Doctor Who
“Doctor Who” : S11


いよいよ13代目ドクターの新シーズン(S11)の放送開始日が近づいて来ました。
この所ずっとBBC One, BBC Americaその他がツイッター等で連日物凄い勢いで情報を流して
います。





で、初回放送日は、10月7日(日)(BBC One) となっています。
(日本放送は未定。多分来年?)

そんな訳で、新シーズン、新ドクターの追加情報を少しだけ。
(以前書いた物と重複している部分もありますのでご了承下さいマセ)

13代目ドクター・フーのキャストは、
脚本・製作:クリス・チナブル(『ブロードチャーチ』等)


出演;
13代目ドクター : ジョディ―・ウィテカー
グレアム(コンパニオン) : ブラッドリー・ウォルシュ
ヤスミン(コンパニオン) : マンディップ・ギル
ライアン(コンパニオン) : トーシン・コール

何てったって、初の女性ドクターに加え、コンパニオンが3人ッ!と初めて尽くし。

S11は全10エピソード+クリスマス・スペシャルという構成になりそうです。
エピソードタイトルは、
E1 : ”The Woman Who Fell to Earth”
E2 : ”The Ghost Moment” 
と2エピソード分だけ発表されています。

13代目のスクリュー・ソニック・ドライバーは以前も載せましたがこんな感じ。


ターディスの内部新仕様は未だにリークもされずベールに覆われています。
やっぱり女性らしい雰囲気になるんでしょうかねぇ。

女性ドクターが未だにピンとこないでいるので、こればかりは実際に観てみないとね~。
さて、吉とでますか凶とでますか・・・・。

取りあえず、再びtrailerを
https://youtu.be/FEc-OQ_oqDk


放送後は色々と感想や情報が出まくると思いますので、その時は又改めて。




『ドクター・フー』12代目ドクター最後の言葉

2018-09-02 |  ∟Doctor Who
“Doctor Who” : S10 Christmas Special “Twice Upon a Time”

2017年12月放送

13代目新ドクターの情報がポツポツと小出しになされているところではありますが、どうしてもその
波に乗り切れないワタクシは未だに12代目ドクターが脳裏に残っている所です。
思えば、S8で12代目ドクターでピーター・カパルディ―が発表された時も今ひとつ不安があり、
あの溌剌とした11代目マット・スミス・ドクター からいきなりオジイサン、もとい、オジサンに
代わって大丈夫なんだろうか・・・・と心配であったのですが、これが次第に良くなったんですね~。
そして、外見も白髪となり、髪の毛が長くなって(爆発)何となく柔らかな雰囲気も感じられ益々
チャーミングさが増し、セクシーに見えてきました。
終わってみれば、誰よりもドクターらしいドクターであった様な気がしている所です。


”Twice Upon a Time”「戦場と二人のドクター」でいよいよ”regenerate”(再生)した訳ですが、
この再生シーンがこれまで一番印象深く何度観ても涙、涙です。

12代目ドクターは再生を拒み続けるのですが、これは現在の姿が変わるのが嫌であると言う意味で
はなく、再び再生して生を続ける事を拒否していたと言う事でした。
大切なコンパニオンであるクララを失い、時空を超えた最愛の妻 リバー・ソングも亡くなり、宿敵
であり親友であったミッシー/マスターも、新しいコンパニオンのビルも、大切な人々を全て失って
しまった為生きる意味を見出せなくなったんですね。

ただ、その後色々あり(このエピソード概要は又追って書きます。書ければ)、再び再生を受け入れ
る決心をするのですが、その際の遺言、又は次のドクターに向けての申し送り(?)が泣けるんです。

長いですけど下記に、
(姿が変わる苦痛に耐えながら ターディスの音に応えるように)


”Oh, there it is. Silly old universe. The more I save it the more it needs saving. It's a treadmill”
ー 『あ~、又だ。宇宙は変わらない。1つ救うと次の危機。その繰り返しだ』

“Yes, yes I know they'll get it all wrong without me.
ー『分ってる。私が居なくては立ちゆかない』

“Well, I suppose...one more lifetime won't kill anyone. Well, except me.”
ー『そうだな...もう一度くらい生きても誰も困りはしないだろう。まぁ、私以外は』


“You wait a moment, Doctor. Let's get right. I've got a few things to say to you. Basic stuff first. ”
ー『少し待て、ドクター。 ちゃんとやろう。いくつか伝えたい事がある。 まずは基本的な事』

“Never be cruel, never be cowardly. And never ever eat pears ! Remember – hate is always foolish・・・
and love, is always wise..”
ー『冷酷にも臆病にもなるな。 そして絶対梨は食うな。 覚えておけ、憎悪は常に愚かだ。
そして、愛は、常に賢明だ』

 
“Always try, to be nice and never fail to be kind. Oh, and...and you mustn't tell anyone your
name. No-one would understand it anyway. Except・・・ 
ー『何時も出来るだけ感じよく、そして優しさだけは忘れるな。 そして、もう一つ、本名は
誰にも言うな。どうせ誰にも理解出来ない。ただし・・・』

”Except...children. Children can hear it.. Sometimes -if their hearts are in the right place, and
the stars are too. Children can hear your name.”
ー『ただし、子供達は別だ。 子供達には時に聞き取れることがある。 もしその子の心と星たちが
正しい場所にあれば』

“But nobody else. Nobody else. Ever.”
ー『他はダメだ。他の者には言うな。絶対に』

“Laugh hard. Run fast. Be kind.”
ー『良く笑い、早く走り、心は広く』



“Doctor – I let you go”
ー『ドクター、お前を手放そう』
 日本語訳は概ね字幕に準じています)

そして再生。

その時ずっと左薬指にはめていた指輪がポロンと落ちます。これが又切ない。
リバー・ソングとの思い出が・・・・と悲しくなります。
で、再生したドクターは、モニターに写った姿を見て、”Oh,Brilliannt !” 『良いじゃない!』

12代目ドクターの遺言はそれぞれ過去のエピソードにリンクしている(筈?)ですが、何処で云って
いたのか全く記憶にありません(汗)
特に、『梨』は余程嫌な思い出がある様で、過去にも何度か口にしていたのは覚えているものの、これも
記憶喪失。

もう一点、当初からドクターの再生は12回迄と言われていたのですが、この後どうするんだろうか?と
心配(?)ていたところ、モファット氏は11代目が”New Generation”という事でここで一旦リセット
したんだ・・・みたいな事を云っていた様な・・・・。

12代目ドクターのエピソードはS8E1を書いたきりになっていましたので、いずれ機会があれば他のエピ
ソードを書きたいと思ってはいますが・・・どうなりますか。







『Doctor Who』S11 : First Official Trailer出ました! 

2018-07-20 |  ∟Doctor Who
「ドクター・フー」 S11 : First Official Trailer


現地時間昨日(7月19日)からSan Diego Comic-Con 2018が開催されましたが、それに合わせ
先日の予想通り ”Doctor Who” S11の First Official Trailer が発表されました。

↓ こちらです
https://youtu.be/0roQK2ZAAKI


又、パネルディスカッションも開催され、製作総指揮のクリス・チナブルを始め、13代目ドクターの
ジョディ―・ウィテカーと共にコンパニオンも出席しています。

それはそれとして・・・(流す)

新しいポスターも発表され、同時に13代目用の新しいスクリューソニックドライバーも発表されま
した。





何と言うか、女性ドクター仕様の為か微妙な曲線を持つこれまでとは全く異なる斬新なデザイン。

ターディスの内部は未だベールに隠されていて公表されていませんね。
現時点でも初放送は10月かな?のままですし、「クリスマス・スペシャル」もあるのかどうか・・・・
って所の様です。
なんか、いやに引っ張ってるなって感じもしますがね。

それはそれとして、未だにピンとこない13代目ドクター。
何と言っても現在『ブロードチャーチ』のS2でジョディ―・ウィテカーを観ているもんで、なおさら
なんですけどね。
実際に観てみなければ何とも言えませんが、全世界的には期待感で大変な盛り上がりになってきてい
る様です。
もしかしたら、目からウロコで物凄く気に入るかも・・・かしら? どうだろう。 と言いつつ今はまだ
静観しているところ。




『ドクター・フー』13代目ドクターとS11に思う事

2018-06-30 |  ∟Doctor Who
"Doctor Who": S11 with 13th Doctor


約1年前に13代目ドクターとしてジョディ―・ウィテカーが発表されて以来、「ドクター・フー」の13
代目登場となるS11に関しては、小出しにボチボチと情報が出ています。
その前に、これ迄観られなかったエピソードを全部観終りました。

2015年クリスマス・スペシャル : ”The Husbands of River Song”
2016年クリスマス・スペシャル : ”Return of Doctor Mysterio”
2017年 シリーズ10 : 12エピソード
2017年クリスマス・スペシャル : ”Twice Upon a Time”

で、最後の”Twice Upon a Time”で12代目ドクターがregeneration(再生)し、13代目登場となった
訳ですが、以前から発表があった為驚きはしなかったものの やはり女性のドクターは複雑な思いを抱
きました。

13代目に触れる前に、
12代目カパルディ・ドクターの再生シーンでは泣きました。
次のドクターへのメッセージ(長い!)の後、”Doctor, I let you go” このシーンとセリフは10代目
テナント・ドクターの再生シーンと”I don't want to go"のセリフと共に甲乙つけがたい印象的な名再
生シーンでありましたよ。

そして、初の女性ドクターとしてジョディ―・ウィテカーの13代目ドクターのS11ではこれまでと多くの
点で異なる設定がある様です。
なにしろ、これまでの人気キャラクターであった リヴァー・ソング、マスター、ミッシーはいなくなって
しまったし、当然ながらコンパニオンも変更になっています。


ブラッドリー・ウォルシュ(ITVのクイズ番組「ザ・チェイス」のホストとして知られ、これまでも噂に
なっていた方です)がグレアムを、そしてマンディップ・ギルがヤスミン、トーシン・コールがライアン
という役柄でコンパニオンを務める事になるそうです。(3人も?)
しか~し、せめて若いイケメンさんでも出してくれればねぇ←これって、1年前にも云ってた(汗)

又、一時キャプテン・ジャック・ハークネスが復帰するのでは?という噂が出ていたもののこれは噂倒れ
になりそうですね。
でもね、キャプテン・ジャックでも出れば少しは眼玉になるんじゃないかとフト思うのですが。


↓ こちらが新しいイントロロゴ

当然ですが、ターディスの内部も変わっているんでしょうね。
全体的に女性仕様に変えた様な気がします。

又制作総指揮にあたるクリス・チナブルは、2005年からずっと「ドクター・フー」の音楽を手掛けていた
Murray Gold からSegun Akinolaへ変更したという情報も入っています。
あのテーマ曲や挿入曲も変わってしまうのか、はぁ~。

↓ 新しいイントロテーマ曲
https://youtu.be/uC0xoO2McIU

そんなこんなで、あらゆる点でこれまでのドクター・フーのカラーが変わってしまうS11は一体どうなる
んでしょう?
本国でも賛否両論。 
個人的には全くピンと来ていないし、はっきり言って未だ女性のドクターはねぇ・・・・の気持ちなんで
すけど、吉と出るか凶と出るか・・・。 実際に観てみなければ分かりません。
S11の初放送は2018年の10月という説が有力ではあるものの 未だはっきりした日時は発表れていません。
又 first official trailerも近々発表されると云われながら未だペンディング(これはどうやらサッカーの
ワールドカップの試合中継に影響しているとか・・・)。
或はSan Diego Comic-Con 2018 でお披露目となるんでしょうか?


何れにしても、日本で観られるのは早くても来年夏位ですかね。




『DOCTOR WHO』S10 : 配信開始になります 

2018-03-04 |  ∟Doctor Who
『ドクター・フー』:シーズン10


何時になるかなぁと待って居りました。
やっと
3月31日(土)からHuluで配信されることが発表されました。


S10 は、英国放送がApr.~Jul.2017で、全12エピソード(+Christmas Special)
(因みに、本題には関係ないのですが 本国では”Series”表記なのを 日本では”シーズン”表記に
なっているんですよね。 何故なんだろう?)
S10は12代目ドクターであるピーター・カパルディ最後のシリーズです。


そして、このシリーズではコンパニオンがビル・ポッツ(パール・マッキー)に変わりました。
なんかね、慣れないせいかもしれないけど ちょっとアレなんですが・・・。
見慣れて馴染めばそれなりに、って感じなのかも知れませんけどね。
ちゃんと観てから又感想書きましょうね。(書ければ)

そう言えば、S10のドクターの画像を見ていて、髪の毛が・・・・随分変わりました。
左がS8最初の頃、右がS10 爆発してます!


それから、以前(大分前ですが)ご案内したのですが、S10にはポアロのデヴィッド・スーシェが
ゲスト出演しています。

S10E4 ”Knock Knock”(日本語タイトルは未定)にランドロード役です。
楽しみですね。

そして、最後のクリスマス・スペシャルでいよいよ12代目のRegenerationになります。
なので、是非今回はクリスマス・スペシャルも含めて配信して頂きたいのですが・・・・。
以前もチラッと書きましたが、今回のregenerationはこれまでのドクターとは大分趣が違っています。
どのドクターのregenerationも見ていて辛くなってしまうのですが、今回は再生までのモノローグが
長いんです(5分位ありますよ)って余計な事言っちゃいましたね。 (実は観ちゃったのです←汗)

そう言えば、”クリスマス・スペシャル”の未放送の分が幾つか残っています。
これらの配信はどうなるんでしょう? 何とか早くお願いしま~す。

S10のofficial trailerはこちら ↓
https://youtu.be/j4e50iHelW8
 
ところで余談ですが、このPeter Capaldiなんですが、最初の頃から”カパルディ”表記が多かったもの
でそれに合わせて書いていたのですが、最近 ”キャパルディ” 表記も増えてきました。
(”パディントン”のサイトでは ”キャパルディ”表記です)
迷ってしまって色々発音を聞き比べてしまいました。
同じUKの方々の中でも ”カパルディ” もあり、 ”キャ”に近い方もあり、 ”キャパルディ”
と聞こえる方もあります。
Moffat氏は、『彼はスコットランド人であり、”カパルディ” なんだ』と云っています。
同じ英国の中でも色々なので、 取りあえずこれまで通り ”カパルディ” 表記にさせて頂きます。
(何時も云っている事ですが、外国語をカタカナ表記するのは本当に難しい。 悩、悩)









『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(3) 

2017-12-24 |  ∟Doctor Who
『ドクター・フー』S5E14 クリスマス・スペシャル ”クリスマス・キャロル” : (3)

(2010年12月25日 英国初放送)



・・・・その(3)最後です。



カズラン青年は父の仕事を助け 折しもクリスマスイブの日に機械が完成しようとしていた。
雲と霧、魚を操れば人間は意のままになると云う父の言葉に疑問を抱いたカズラン青年はドク
ターから渡されたスクリュードライバーの半分を手に取ると窓の外にドクターが現れる。
しかし、カズランはカーテンを引いて拒絶してしまいます。


相変わらず大統領からの救助依頼を断る老カズランの前にエイミーのホログラムが現れる。

エイミーは「クリスマスの幽霊よ」と云うのです。(これは、原作の”3人の幽霊”を踏襲して
いるんでしょうね)。
エイミーのホログラムがカズランを冷凍室に導きますと そこには大勢の人々が歌っているホ
ログラムが現れます(「きよしこの夜」を歌っています)。 それは、今まさに墜落しようと
している宇宙船の乗客たちの姿です。


「何故歌っている」と問うカズランに、「生きる為よ」とエイミー。
ドクターが善人に変えようとしたが 人間の本質は変わらないとはねつけるカズラン。
ドクターが勝手に自分の過去を変えなければエビゲイルと出会う事はなかった。 彼女を好き
な時に出してあげられるが、彼女は病気で死ぬ直前に冷凍され そのまま中に居れば生き永ら
えられたのを自分達とイブを過ごしたために寿命を使い切ってしまったのだと悲し気に言うカ
ズラン。

アビゲイルの命は後一日しか残っていないのです。 冷凍装置の数字はアビゲイルに残された
日にちを示していたのです。


そこで、エイミーは、今度はカズランのホログラムを宇宙船に送り込み現状を見せるのです。
ドクターのアイデアで乗客たちの歌を雲に共鳴させ船を安定させようとしたもののパワーが足り
ないのだと云います。
皆生きるために必死で歌っているのだと言われても、人は皆いつか死ぬものだと言い切るカズ
ランですが、冷凍室に戻るとドクターが現れます。


アビゲイルの寿命の事を知らなくて悪かったと謝るドクターに、過去を変えられる前の自分は
心無い人間であったのに変わってしまった自分を忌まわしく思うと云うカズランに、「傷つい
た心でも無いよりましだ」と云うドクター。

そして、ドクターは、これまで現在と過去は見せたが 今度は未来を見せようと云うと、人は皆
同じだから見た所で仕方ないと突っぱねます。他人が生きようが死のうが知った事ではないと。


と、そこに子供のカズランが現れます。
つまり、現在のカズランにとっての未来では無く、カズラン少年にとっての未来、現在のカズ
ランの姿を見せる事。これが”未来”だという事。 (これも ディッケンズの”クリスマス
キャロル”に描かれている”クリスマスの幽霊”、「現在」、「過去」、「未来」を見せる3人
の幽霊の引用ですね)。

ドクターは、幼いカズランに現在の老カズランの姿を見せ、こんな風になりたいか?と尋ねま
すと、子供カズランは父親の姿を見たと思い怯えます。 老カズランは思わず子供カズランを
叩きそうになり 瞬間自分が父親から殴られた事を思い出します。 泣きじゃくる子供カズラ
ンに謝り抱き合う2人(この辺チョット混乱)


宇宙船に残された時間はせいぜい5分。
悔い改めたカズランは機械を作動させる決心をします。 ところが、機械が作動しません。

不審に思うドクターがハッと気付きます。 カズランが余りにも変わりすぎてしまった為 彼の
脳波に同調する機械がカズランを認識できなくなってしまっていた。
(この間、子供のカズランもずっと一緒にいるのです)

ドクターが思い付きます。 
カズランの手元にあるスクリュードライバーの半分。 そして残りの半分はサメの体内に残って
いる事。そのドライバーと共鳴させて雲を安定させることが出来るだろう。 但し、これには雲
が反応するものがもう一つ必要である事。 そうすれば雲が反応して天気を安定させることが出
来るであろう・・・・その一つの物がアビゲイルの歌声なのです。


それはアビゲイルに残された一日を使わなければならないのです。 カズランは思い悩みます。


すると冷凍装置から出て来たアビゲイルはカズランを見て「すっかりオジイサン。きっと長く待
ち過ぎたのね」。そして、イブはもう十分に楽しんだ。私の最後の一日だからクリスマスを迎え
る時だわ。と。


スクリュードライバーを持ち歌うアビゲイルの声が宇宙船にも届きます。
すると、雲間が開き宇宙船も安定してくるのです。


雲間が開くことにより、今までのこの星に起こり得なかった奇跡がおきます。

雪が降り始めたのです。 それに気づいた住民たちが喜び集まりだしました。
あのサメが空を泳いているのに気付いたカズランは懐かしそうに空を見上げます。


歌い続けるアビゲイルと傍に寄りそうカズランを残し、ドクターと子供カズランはターディスに
乗り消えました。が、その跡にはあのそり(馬車?)が。

アビゲイルの歌声により救われた宇宙船の人々、そして街の住民は初めての雪でホワイトクリス
マスを楽しんでいた。


ドクターに合流したエイミーとローリーは、新婚旅行にお薦めの場所を訪ねます。 ドクターは
蜜で出来た月に行こうと。 まさに ”Honey Moon”(但し、正確には月では無く肉食の生物
だが絶景が見られるって)。
ターディスに入ったローリーが、「マリリンと言う女性から電話だ」と(まだマリリン・モン
ローから追っかけられていたドクター。(笑)


そして、カズランとアビゲイルはあのサメに曳かれた馬車(そり?)で 2人にとって最初で
最後のクリスマスを楽しんだのです。


その姿を仰ぎ見ていたドクターは、”We 're half way out of the dark” 「闇は半分抜けた」
と云うのですが、聖書に関連する言葉の様ですが、何故ここでこのセリフが出るのか 浅学な
者で今ひとつ分かりません(汗)

 
最初にも書きましたが、このエピソードはディケンズの「クリスマス・キャロル」を絶妙にアレ
ンジしているばかりでなく、ホロリとさせられるラブストーリーも織り込んだ絶妙な脚本だと
思わされました。
子供のカズラン、アビゲイル、ドクターの3人がクリスマスイブを楽しんではしゃぐ場面はホノ
ボノとさせられるし、ドクターによって改ざんされた結果の過去の写真を懐かしそうに眺める
老カズランの姿は涙をそそられるし、最後のシーンはハッピーなエンディングではあるが思わ
ず胸が締め付けられる様なハートウォーミングな形を取っています。 何度観てもウルウルして
しまいます。
マイケル・ガンボンの演技が良かった!
今回はエイミーとローリーは影が薄かったけど、ドクター・フーとしての世界観は十分に展開
されていた作品で素晴らしい出来上がりだったと思わされます。

思えば、この作品は「シャーロック」のS1を書いていた時期と被っていたのではないかと思うの
ですが、モファット氏絶好調の時期だった様な気がします。 良い仕事してます←エラそう!
だったのに・・・・・それにつけてもS4はねぇ・・・・(又繰り言)


最後に、キャサリン・ジェンキンズ扮するアビゲイルの心に響く歌声をお聞き下さい。
”When you are alone, silence is all you know” 「孤独な時 知るは静寂のみ」
https://youtu.be/Radrh60tAUk


← 『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(2) 



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~



それとディッケンズ、クリスマス・キャロル関連として、以前ご紹介した映画 ”The Man who
Invented Christmas ” は他国では既に公開済ですが、日本での公開は未定。
この時期に観たかったんですけどねぇ。

↓ 追加のtrailer(behind the scene付き)はこちらから ↓ 
https://youtu.be/eGSIioEjcq0




☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡




 May all the joys of Christmas fill your heart throughout the New Year !








『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(2) 

2017-12-16 |  ∟Doctor Who
『ドクター・フー』S5E14 クリスマス・スペシャル ”クリスマス・キャロル” : (2)

(2010年12月25日 英国初放送)



・・・・その(2)



この星には霧の中を泳ぐ魚が生息していると言われ、カズラン少年も魚を撮影しようとしていた所
丁度その日病気で学校を休んでいた為その魚の大群を見る事が出来なかったと悲しんでいます。
ドクターはカズランの為に スクリュードライバーを餌にして魚を呼び寄せてあげようとするが、
小魚を餌にしたサメを呼び寄せてしまい スクリュードライバーをもサメに飲み込まれてしまう。

サメは次第に弱っているが、その喉にはスクリュードライバーの半分がある為、何とか取り戻そう
とするドクター。

一方サメも雲の外では長く生き延びられない事を知ったか二人は、カズランの思いつきで冷凍保存
して空に帰そうとするのだが、冷凍保存室に入るためには暗証番号が必要だった。
カズラン少年もドクターもその番号を知らない。
焦る2人の映像を見ていた老カズランは思わず”7258”だと叫んでいた。 一瞬現代に戻った
ドクターはその番号を聞き直ぐに過去に戻りセキュリティーを解除。 カズランと共に冷凍室に入
ります。


冷凍装置を使う為には その中の1つを空けなければならない。 つまり人質を1人起こさなければ
ならないという事。

カズランはアビゲイルの装置を解除する。 そんな時、覚醒したサメが後を追って来て2人を攻撃する。

(その映像を見ていた老カズランも思わず、隠れろ、逃げろ・・・等声を送っていた)
あちらこちら逃げながら隠れていた2人がふと気付くとサメの気配が静まっていて美しい歌声が聞こ
えて来る。

静かに横たわるサメの横に座り優しく歌い続けるアビゲイル。
サメはアビゲイルの歌声に反応するらしいと云うドクター。

そして、サメを冷凍装置に入れ ターディスで運び空に放してやると嬉しそうにサメが泳ぎ(飛び?)
去って行く。ターディスの内部を見てビックリ驚き興奮する2人。

この光景を眺めていたアビゲイルの横顔を持っていたカメラで写すカズラン。



その映像を見ていた老カズランは、フト思い出した様に部屋の隅に置いてある古びたブリキ缶を持ち
出してくると 中からその時の写真を見つけ出し懐かしそうに思い出に耽る。(これは実際の過去に
存在しなかった記憶や過去が増えている。既に過去が改ざんされているという事にカズランは気付い
ていないらしい)


冷凍装置にあるカウンターの数字に気が付いたドクターに アビゲイルは自分に関する数字だと云い
ます。その意味は流石のドクターも理解していなかった。この時数字は”8”を示しています。

サメを逃がした後再び冷凍装置に戻るアビゲイル。又来て欲しいというアビゲイルに、毎年イブに来
る事を約束するカズランとドクター。 だが、その扉にある装置の数字が1つ減っている事には気付
いていなかった。

翌年のクリスマスイブ、再びアビゲイルを目覚めさせ交流するドクターとカズラン少年は、空飛ぶ
ソリに乗って夜空を舞飛びイブを楽しむのです。 引手はトナカイならぬ例のサメでした(笑)

そして、その後も毎年クリスマスイブになると ドクターとカズラン少年がアビゲイルの元を訪れ、
冷凍装置から出した後 3人は世界各国を飛び回る。


各地で撮った記念写真を懐かし気に見る老カズランは それらが新しい記憶だと思いながらも表情
が柔らかく変化してきている。


何度も楽しい交流を深める中、ドクターもアビゲイルも全く齢を取らず変化がないが、成長し青年
となったカズランは次第にアビゲイルに対して異性としての想いを抱き始めていた。


この年のイブにアビゲイルのリクエストで姉の家族の家を訪れる事になる。
窓の外からひっそりと家族を眺め涙するアビゲイルの為に ドクターは家族の皆と過ごす機会を作り
カズランも含め皆で楽しいイブを過す事が出来た。

そして、冷凍装置の数字が又1つ減ります。

翌年のクリスマスイブ。 3人は1952年のハリウッドを訪れていた。

ドクターはフランク・シナトラとデュエットをしたり、マリリン・モンローと婚約する破目になった
りしている時、悲し気なアビゲイルはカズランに重要な告白をしていた。

(ドクターは白いタキシード姿、ほっぺにキスマーク付けてる(笑)

再びアビゲイルを冷凍装置の戻した後、カズラン青年はドクターに 今年でイブに出掛けるのを最後
にしようと云います。 子供の為の祭りだと・・・。


カズランが何か隠していると感じたドクターは、計画が上手くいかなかったと思いつつも、スクリュー
ドライバーの半分を渡し、必要になった時はすぐ呼ぶようにと。
冷凍装置のカウンターの数字は”1”になっていた。
涙を流すカズラン青年の映像を見ながら、老カズランの目にも涙が。




.....to be continued です。



← 『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(1)
→ 『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(3) 




『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(1) 

2017-12-12 |  ∟Doctor Who
『ドクター・フー』S5E14 クリスマス・スペシャル ”クリスマス・キャロル”:(1)

(2010年12月25日 英国初放送)

監督 トビー・ヘインズ
脚本 スティーブン・モファット
キャスト
マット・スミス : ドクター
カレン・ギラン : エイミー・ポンド
アーサー・ダーヴィル : ローリー
マイケル・ガンボン : カズラン・サーディック、エリオット・サーディック
キャサリン・ジェンキンズ : アビゲイル 
ローレンス・ベルチャー : カズラン子供時代
ダニー・ホーン : カズラン青年時代

先日も書きました様に、毎年クリスマス時期に放送されているクリスマス・スペシャルですが、どの
エピソードもクリスマスに相応しい心温まる、ホッコリする内容であったり、胸が切なくなる様な
内容であったり いずれもこの時期に相応しいテーマ、内容で製作されています。

過去のクリスマスス・ペシャルのリストはこちらに書きました(2015年時点のリストです)

幾つか好きなエピソードはあるのですが、今回取り上げる”クリスマス・キャロル”は 個人的にその
中でも1.2を争う好きなエピソードです。
何年か前から取り上げようと思いながら、やはり”季節モノ”ですからふさわしい時期に・・・と思い
つつ毎年時期を逸していた為随分遅くなってしまいました。
今年はやっとタイミングが合いそうです。

この”クリスマス・キャロル”は『ニュー・ジェネレーション』 マット・スミス版ドクターとしての
初クリスマス・スペシャルとなっています。

今回のテーマは、タイトルからすぐに気づく様に、チャールズ・ディッケンズの「クリスマス・キャロル」
をモチーフにした内容です。 ひねくれモノの因業ジジイのスクルージを彷彿とさせるカズランを演じる
のはマイケル・ガンボン。『ハリー・ポッター』シリーズでダンブルドア校長(2代目)を演じた名優です。
あ、それから 先日書きました『キングスマン:ゴールデン・サークル』にも出演していますね。
それから、当初は全く知らなかったのですが、アビゲイルを演じているのが美人ソプラノ歌手として良く
知られる(スミマセン、私は知らなかったんですけど)キャサリン・ジェンキンズです。彼女の心に染み
入る美しい歌声がこのエピソードを一層盛り立てています。

このエピソードが放送された12月25日、英国での視聴者は100万人以上、同じく米国では72万人以上だった
との事。


さて、ストーリー概略は :


4千人を超える(実際は4,003人と言っています)乗客を乗せた巨大宇宙クルーズ船が不思議な雲に覆われて
制御不能となり墜落の危機が迫っています。そこには新婚旅行中のエイミーとローリーが乗っています。
エイミーがドクターに助けを求めると宇宙船のフロントガラスの前にターディスが。
そして、フロントガラスには ”COME ALONG POND” 「がんばれポンド」の文字が。


(新婚旅行中なのに 何故かエイミーは警官のコスプレのまま、ローリーは古代ローマ兵士の衣装のまま。
↑ これは前のエピソードの絡みのままなのですが 理由は書く余裕がないので・・・)


雲の下の惑星エンバーに不時着の許可を求めるが、惑星の雲を制御する有力者カズラン・サーディックはこの
求めをはねつける。

クリスマスなんか大嫌いだというサーディック




エンバーでも丁度クリスマスを迎えるこの日、カズランの元に住民家族が訪ねて来て クリスマスの時だけ
妹に会わせてくれと懇願している。
カズランは貧しい住民の借金の担保として家族を冷凍保存していたのだった。



(冷凍されているのがアビゲイルなんですが、この時点ではカズランにとって彼女は単なる人質、担保で何の感慨
も持っていないことに注意!)



そんな時、突然暖炉の煙突を伝って落下して来たドクター(サンタクロース?)は全身ススまみれ。



雲を操る機械で霧をコントロールして宇宙船を着陸させるように説得するドクターに ガンとして協力を拒否
するカズラン。 ドクターがスクリュードライバーをもってしても機械を作動させることは出来ない。カズラ
ンだけが機械を動かせるのです。


その時、意気消沈して帰ろうとしていた家族の子供が自分に危害を加えようとしたのに気付いたカズランは怒
り 子供を殴ろうとしてもどうしても手を下せなかった。
その姿をみたドクターは、カズランが子供の頃父親を恐れていた事(壁には父親の肖像画が掲げてあるが幾つ
もある椅子は全て背を向けておかれている)、そして父親にぶたれた事がトラウマになっているのだろうと推
理します。

そんな中、宇宙船からドクターに必死に助けを求めるエイミーとローリー

街に出たドクターはクリスマス・キャロルキャロルが流れるなか、残り一時間のうちに宇宙船を救わなければ
ならない事に気付き、カズランの元に戻り説得する為彼の過去の映像を映し出して見せるのです。


老カズランの目の前に映し出される過去の映像では、

幼いカズランは父親に冷たい仕打ちを受け クリスマスにも拘らず一人ぼっち。 父は家庭教師を手配すると
云うのみ。 
泣きじゃくる幼いカズランの元に窓から飛び込んできたドクター。

カズランの目の前に投影している過去の映像の中にドクターが現れると、実際には無かったことだ、ありえない
事だと驚く老カズランに映像の中から話しかけるドクター。
ドクターはカズランの過去に干渉して彼の心を変えようとしているのです。
(過去に干渉したり、変えたりすることはドクターにとっては禁じ手なのですが・・・)




・・・・・to be continued です。



→ 『Dr. Who 』S5E14 "Christmas Carol” あらすじ:(2)





『Dr.Who」Christmas Special 2017 情報少し

2017-11-26 |  ∟Doctor Who
『Doctor Who』Christmas Special 2017 ”Twice Upon a Time”


毎年年末恒例の「ドクター・フー」”クリスマス スペシャル”が近づいてきました。
今年のスペシャルは、12代目カパルディ―・ドクター最後のエピソードであり、同時に2010年以
来脚本を担当していたモファット氏の最後の作品にもなる訳です。
英国放送は12月25日(木)の予定で、その前に何か所でスクリーニングも予定されている様です。


今年のスペシャルのタイトルは 『Twice Upon a Time』で内容詳細は分かっていませんが、12代
目ドクターのリジェネレーションもあり、何と初代ドクターとの共演という事の様です。



Trailer はこちらから ↓
https://youtu.be/YCkDXegqjR0
 最初にトレーラーと違うものを載せていたので訂正しました)

キャスト :
監督 : レイチェル・タラレイ(『シャーロック』”6つのサッチャー”)
脚本 : スティーブン・モファット
出演:
ピーター・カパルディ : ザ・ドクター(12代目)
デヴィッド・ブラッドレイ : ザ・ドクター(初代)
マーク・ゲイティス : ザ・キャプテン
パール・マッキー : ビル・ポッツ(コンパニオン)
ジョディ―・ウィティカー : ザ・ドクター(13代目)

と、ドクター三代が揃い踏みという賑やかさです。 尤も13代目ドクターは12代目がリジェネレー
ションした後チョコッとの出演になるのでしょうけどね。

↑ 初代、12代目ドクターとそれぞれのターディス

今回ドクターはリジェネレーションの気配に抵抗している様です。
リジェネレーションして記憶はそのまま受け継がれるにしても、そのドクターとしての性格、アイ
デンティティは失われてしまうので、これまでのドクターがそうであった様にリジェネレーション
は寂しいものがあります。
何と言っても忘れられないのが、10代目テナント・ドクターの ”I don't want to go” には泣き
ましたっけ。

ところで、初代と12代目が初対面(?)でお互いに名乗る時、12代目は”I am the(”ザ” ðə, Doctor”
と言うのですが、初代は”I am the(”ディ”ði )Doctor”と言っているのです。 つまり、初代の特別
感を表しているんでしょうかね? 
これは、シャーロックがアイリーンの事を”The(”ディ”ði )Woman”と呼んでいたのと同じ意味なの
かな? モファット氏使い回し?(笑)
(それにしても発音をカタカナで表示するのはホントに難しい)


マーク・ゲイティス扮する”ザ・キャプテン”というのはどういう役柄なのか分かりませんが、予告編
を見る限り某国の某独裁者の様な風貌ですし、セリフの一端に第一次世界大戦に触れられているので 
もしかしたらそのあたりに纏わる内容なのかな?

又は、RadioTimesにある様に、実際に第一次世界大戦に従軍経験があり、警察署を考案した建築家
であり、1963年以来ターディスとして使われているブルーのポリスボックスのデザインに影響を与
えたというギルバート・マッケンジー-トレンチがモデルなのではないか・・・とも言われていま
すが、どうなんでしょうね?

初代のドクターを演じるデヴィッド・ブラッドリーは”ハリー・ポッター”、”ゲーム・オブ・ス
ローンズ”、”ホロウ・クラウン”等多くの作品にも出演していて 結構あちこちで見かけるベテ
ラン俳優さんです。


(この13代目ドクターのコスチュームに関しては、サスペンダー、長めのコート、インナーの縞柄、
ブーツ等過去歴代のドクターのコスチュームを色々取り混ぜたオマージュだとも言われています)

13代目ドクター登場新シーズンは2018年夏ごろになるとか。 しかし・・・
どうもイメージ湧かないんですよね、女性のドクターってのは。

何れにしてもクリスマス・スペシャルも日本で見られるのはかなり先の事になりそうです。

クリスマス・スペシャルに関しては 2年程前になりますが過去の作品をザッとリストにしました
ので覗いて頂ければ幸いです。(そのうち新しい作品も加えた修正版を書くつもりですが・・・・)

Dr. Who Christmas Specials リストと雑感など







『Dr. Who』 13代目ドクター発表

2017-07-18 |  ∟Doctor Who
7月16日 BBCは”Dr. Who”の13代目ドクターを発表しましたね。

ウィンブルドンの後発表された様で 昨日はネット上かなり盛り上がっていました。

これまでも次のドクターは女性になるのではないかと囁かれていたのですが、やっぱり、と言うか、
恐れていた様にと言うか・・・・

結局 ジョディ・ウィッタカーに決定したという事です。

既に戸惑いとか賛否両論吹き荒れていますね。







↓ こちらが初登場チラッとの予告編
https://youtu.be/q1IczjLYCIM

今迄色々取りざたされていた下馬評には一度も名前が出ていなかった女優さんです。
この女優さんは あれ?何処かで見た事が・・・と思ったら、『ブロードチャーチ』に出演していた方
でした。

↑ こちらが『ブロードチャーチ』の時。 髪の色が違うので大分イメージ変わって見えます。

S10の制作をもってスティーブン・モファット氏が降板し、S11からはクリス・チナブル氏にが制作
総指揮を務める事になっています。このチナブル氏が『ブロードチャーチ』の制作・脚本を手掛け
ていた訳ですから お馴染みさんを起用したという事なんでしょうか?

ドクター・フー史上初の女性タイムロードになる訳ですが、何ともピンと来ないのですよ。
流石の国民的長寿人気ドラマも陰りが出てきていた所で 一気にイメージチェンジ、人気回復を
狙ったのかもしれませんが、奇をてらった感じを受けるだけの様な気もします。
偏見と予断で決めつける事は出来ないのですが、今のところ今ひとつ・・・って感じです。
「ブロードチャーチ」組で纏めるならば テナント・ドクター復活を~!!と心の中で叫びましたが、
こればっかりは可能性皆無ですわね。 もう残念。
こうなったら、コンパニオンにカッコいいイケメンさんでもキャスティングしてくれればなぁ、と再び
心の声(ミーハー!)

個人的には テナント版が最高だったと感じているし、スミス版も可愛かった。偏った見方かも知れま
せんが、「ニュー・ジェネレーション」で終わったな・・・と言う感じも受けます。

兎に角、13代目新ドクターは 今年12月放送のクリスマス・スペシャルで初登場となる様です。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

尚、『ブロードチャーチ』に関しては、昨年少し触れていますので興味がおありでしたら
覗いてみて下さいマセ。

http://blog.goo.ne.jp/ocicat0306/d/20160829

http://blog.goo.ne.jp/ocicat0306/d/20160901