The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Sherlock S4 SETLOCK : (1) セット編 

2016-03-31 |  ∟SHERLOCK S4 SETLOCK
― Sherlock S4 Setlock : 最初に ―

いよいよ”Sherlock S4” の撮影開始が近づいて来てネット上も騒がしくなり ボツボツ
画像等も出始めました。


(source : nixxies-fic)

これから大忙しになりそうですが、取りあえず最初の情報を載せて置くことに致しました。

何時もの舞台装置監督アーウェル・ジョーンズのツイッター等でも221Bの建設の様子も
出て来たのを見ると ドキドキしてきますね。









SETLOCK関連サイトでは 色々な意見交換がされている様ですが、その一つに「今回
再登場あるいは新たに出演して欲しいキャラクター」ということで投票で順位を取って
いる物がありました。

今日現在では、
1位 :モリアーティー
2位 :シェリンフォード・ホームズ
3位 :アーチー君
4位 :アイリーン・アドラー
となっています。

アーチー君は兎も角、S3放映直後から何度も繰り返して入た様にモリアーティーは掟破
り(?)だと感じていました。ただモリアーティーの人気が未だに根強い様なので ある
とすれば双子の兄弟あるいは又もやマインドパレスの中のみ・・・位の可能性ならありう
るかな?と考えます。 正典でもモリアーティーはライヘンバッハ以降ホームズの心の中
のみの存在でしかなかったのですから。

シェリンフォードに関しても、S3以降噂が出ては消える状態がしばらく続きましたが 
このキャラクターも正典には出ていないし・・ただ、トム・ヒドルストンではないかとの
噂が有った為、この期待値も又復活しているようですね。

アイリーンもモリアーティと同じく再登場させない方が良いのではないかと(全く個人的
な意見ですが)思っています。正典でも「ボヘミアの醜聞」のみの登場だったからこそ 
読者は何時までも強い印象を持ち続けていると思うし、彼女もシャーロックのマインドパ
レスのみ、が良い様に考えていました。

その他、ワトソンベイビーの誕生に関しても、ファンは喧々囂々で意見を出し合っていま
すね。
有り得ない、とか、いやだとか、チラッと見ただけなのですが否定的な意見が多い様に思
いますが、あそこまで行っちゃったら(?)一応誕生させないと収まりがつかないでしょ
うね。 メアリーの立場、存在と共に一番気になるところではあります。

それともう一点、S3の直後モファティス両氏の言葉に「S4ではメンバーの1人の悲しい
別れがあり、それを聞いたメンバーが涙した・・・」って記事があったのですが、この点
はどうなったのか? 心配。 普通に予想されるのはメアリーだけど、一体誰の事?

又、一番の関心事はS4が正典の何をモチーフにしているか?って事でしょうね。


最後にゲイティス御大のツイッターから、


相変わらず楽しんでいる様ですねぇ。




~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


ところで、The Abominable Bride 「忌まわしき花嫁」が早くもTV放映されるようですね。
 何と、今回は早かった! (と言ってもS3の時と同じ4か月遅れ)
NHK BS プレミアムにて 5月9日 夜09:00からだそうです。
(もしかして、又吹き替え?)
いずれにしても映画をご覧になっていない方には朗報ですね。








『Dr. Who 』 S8E1 : ”Deep Breath" 感想少し

2016-03-26 |  ∟Doctor Who
― ”ドクター・フー” S8E1 ”Deep Breath”『深呼吸』感想少し  ―



いよいよHuluで ”Dr. Who” のS8(ピーター・カパルディ―版)の配信が始まりました。
予想以上に早かったんで、早速E1~E4迄を観ましたよ~!

又ネタバレして居りますのでご留意くださいませ。

ピーター・カパルディ―は12代目のドクターとなり、本国では2014年8月の初放映でした。
脚本はやはりスティーブン・モファット御大です。
新ドクターはいきなり年齢が高くなった為 以前からどうなるんだろう?とチョットノリが悪かったんですが、
追々慣れて行くかも知れませんデスね。



何しろ今迄慣れ親しんだオープニングシーン・タイトルロールが一新されています。


 
 

凄くSFっぽく、時計とアンモナイトの様な象徴的でカッコ良い出だしに変わりましたね。
(個人的にはこれまでのアナログ風オープニングが慣れ親しんでいたし好きだってんですけど これも慣れる
かも・・・)

カパルディ―ドクターはスコットランド人でスコティシュ訛り。(良く聞き分けられん!)
どうやら普段のカパルディ―のしゃべり方とは全然違うらしい。

で、今回は記念すべき(?)カパルディ―版デビューエピソードであるE1 ”Deep Breath” に少しだけ触れて
みたいと思います。

冒頭はヴィクトリア朝ロンドンに突然恐竜が現れる! といったインパクトのあるシーンから始まります。
(ここで恒例の脱線ですが、このヴィクトリア朝の設定を見た時に モファット氏はこの時代設定が好き
なのか、或はこの直ぐ後に制作されたSherlock Specialへの前哨戦、お試しだったのか・・・と気になり
ましたけどね)。

時空を超えて出現した恐竜がターディスを吐き出し その中から再生したドクターが現れる。 
まだ新しい自分に混乱し、記憶も薄れがちな白髪と皺だらけ(セリフにある表現です、誤解が無いように)の
姿にクララも混乱、戸惑いと不安に満ち溢れて納得できない状況。

そして、このエピソードでの敵は51世紀からタイムトラベルでやって来た人間とアンドロイドのミックス。
タイムマシンが壊れて自分の時代に帰れなくなった為色々と画策をしている・・ってヤツで、この敵と再生
したばかりの混乱状態のドクターが戦うもののなかなか何時ものパワーが発揮出来ない。
そこでクララのお助けが必要なんですね。
クララは学校の先生をしており、ボーイフレンドも出来る模様。
でも、慣れ親しんだ11代目マット・スミスドクターとの年齢差、性格の変化に困惑するクララには共感して
しまいますね。
未だキャラクターが確立していないドクターも次第に進化して新ドクターとしてのキャラクターが立って
くることでしょう。

最初の頃は外見とは裏腹に弱気ですっかりクララを頼りにしている模様。
このドクターがふと一言、「エイミーが居てくれたら…」って言うんです。 ローズじゃないんだ!
あんなにローズ一筋だったのに 結局記憶に残っていたのがエイミーの方だったのね。 まぁ、エイミーは
子供の頃からの長いお付き合いだったから当然なのかしら、と一応納得したのですけど。

最後に そんなクララに再生直前のスミス・ドクターから電話がかかって来るシーン。
これは泣けましたよ。



 

再生したドクターの助けになってくれと頼まれたクララが再び新ドクターとのコンビを決心する。これから2人の
息の合った活躍が観られるでしょう。

チョット嬉しかったのは、このドクターの合言葉(掛け声)も ”ジェロニモ!”でしたよ!
今後独自のフレーズが出来るのか・・・

もう一点気になるのが、ドクター自身も呟く「何故この顔になったのか?」、ですよねぇ。
何やら理由があるのではないかと妄想しています。
と云うのも、カパルディ―は以前の10代目テナント・ドクターの ”The Fire of Pompei” に出演していたん
ですよね。 これが何か繋がりがあるのではないかしら?と勝手に憶測巡らしている所です。


↑ ”The Fire of Pompei"の時のカパルディ―。 (因みにフィル・デイヴィスも出演していました。)

新ドクターの特徴は、年齢的な事もあるのでしょうか ロングジャケットというかショートコートというか割と
オーソドックスなスタイル。但しジャケットの裏が深紅(派手)。
この深紅の裏を見せた ”ドヤ”ポーズが決めらしい。




↑ ターディスの内部もデザイン一新

で、気になるのが左手薬指に指環(結婚指輪?)をしている。やはりリバー・ソングと結婚しているのかしら?
そして、目をむくと目力が凄い(チョット怖い位)。
等々が気付いて点でしたが、兎に角これから順次確立されていくことでしょう。


↑ クララが共に歩む決心をしてドクターとハグ。
(このドクター、ハグが苦手とのことで、手が・・・・笑)

兎に角、キャラクター達自身が未だ混迷している状態なので、観る側からしても これまでの慣れ親しんだドクター
とのギャップを受け入れるのには少々時間が掛かるのかも知れないと思いつつ、でもやっぱり ”ドクター”は観続け
なくちゃね。と楽しみにはして居ります。









新ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 (2)

2016-03-22 | 海外ドラマ
― ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 内容少しだけ ―



全部には触れられませんので、一部のエピソードに関して感じた事を書いてみました。

ストーリー構成は正典を重視しつつ、大胆にアレンジされている点もありながら ホームズ作品の
雰囲気を壊していない。 
”ナンチャッテ” ホームズではない 非常に上手く作られているクオリティーの高い作品だと思います。



2人が出会って直ぐ、ボクシングを教えると言って、ホームズをボコボコにしてしまったりもしてます。
(さり気なく)← リヴァーノフ版へのオマージュの様です。
ワトソンはボクシングも射撃もかなり上手なんですね。



正典では、ホームズがボクシングが得意なんですけど、この若いホームズはダメです。
ボクシングで思い出すのは ガイ・リッチー版のホームズですね。
ロバート・ダウニーJr.のホームズは格闘家満開でした。

此処で話が逸れますが(何時もの事です。スミマセン)、ガイ・リッチー版の新作が制作されると
言われていましたが その後どうなっているのか・・・
2作目の ”シャドー・ゲーム” の終わり方からして 次作は正典 ”The Empty House”がモチーフ
になるだろうと予測されるのですが、楽しみなので何とか早くお願いします。
(ジュード・ロー、髪の毛心配ですが・・・(禁句)と書いていたら、先にLetters Liveの映像を
見たら何とか大丈夫そうな・・・(暴言)

エピソード毎の内容の違いとは別に、正典と大きく違う点は ハドソンさんが正典よりずっと若く
美人です。 その為、ワトソンが惹かれてしまい遂には結婚という驚きの展開になっているのが面白い。
それと、「あの人」アイリーン・アドラーはホームズと恋愛関係にあります。
ネタばれになりますがホームズとアイリーンの別れは涙です。

又、モリアーティとの対決は E7「ホームズ最後の事件」でほぼ正典通りですが、この作品のライヘン
バッハの滝は凄いです。 他のどのライヘンバッハに比べても一番寒そうでした。凍ってましたね。

色々な点で正典及びリヴァーノフ版へのオマージュが観られるが、もう一点面白かったのが ホームズが
捜査で偽名を使う際 ”ベイジル・ラズボーン”だと名乗っていました。
さり気なくオマージュで 気が付く人は気が付いて大喜び!ですね。

全部のエピソードについて書けないので、一番印象に残っているE8「バスカヴィルの犬」について少し
書き残して置きましょう。
この作品のベースは「ブルースパーティントン計画書」ですが、他にも「空屋の事件」の要素も入って
います。 ライヘンバッハの滝からホームズが生還する訳ですから・・・
ここで、ホームズは付け髭で高級な服装での紳士姿で ”マイクロフト・ホームズ”として登場します。
これまでのエピソードでマイクロフトはほんの少し(或は後姿だけ)の登場でしたけどこの回の伏線
だったのでしょうね。
この ”マイクロフト” がレストレードと共に事件現場に現れ捜査に加わるのですが何故か(笑)
誰もシャーロック・ホームズだと気が付かない。ワトソンでさえも。
そんな訳ないでしょって思うけど、まぁこれもご愛敬で。

この後悪気もない様子でワトソンに死んでいなかった事を告白し、ワトソンは3年間音沙汰なく悲しませた
結果がこれか、とホームズに殴りかかります。
ハドソンさんは気絶! (正典ではワトソンが気絶しますが)
で、この展開で思わず はて?何処かで見た様な?と思った訳でして・・・
付け髭でワトソンの前に現れる +ワトソン怒ってホームズを殴る。
これは、BBC版の ”The Empty Hearse”と同じじゃありませんか!
制作はどちらが先か良く分かりませんが、BBC版へのレスペクトなのかも知れません。(或は逆)

事件の裏にモリアーティの復活があり、女王の命を狙っている。
ビッグベンに仕掛けられた時限爆弾で女王暗殺を企てていた → これもBBC版に似ている点。(女王暗殺
では無く、又仕掛け人はモラン卿でしたけど)

そして、この回のタイトル『バスカヴィルの犬』(→『バスカヴィルの犬』ではありません。)にある
”犬”が全然登場しません。
何故このタイトル?と思っていたら、最後の最後に肩透かしを食らい、おーそう来ましたか!って・・・

他のエピソードも中々ひねりが効いていて それぞれ楽しめるのですが、残念ながらAXNミステリー
以外では放映されていないようです。
又DVD化もされていない様です。

残念だなぁ、と思っていた所、そのAXNミステリーで再び放映する予定が出ていました。
が、『春の一話お試し』ってなタイトルで他の作品と共にこのドラマも1エピソードだけ4月28日
再放映予定との事です。(リヴァーノフ版も同時に)

公式番組案内はこちらです。

http://mystery.co.jp/programs/sherlock_russia

http://mystery.co.jp/programs/sherlock_watson



因みに、この『一話お試し』にはDr. Who ニュー・ジェネレーションのS2も含まれている様ですね。

嬉しいんですけど、けど・・・
『一話 お試し』ってどういう意味なんでしょう?
全部観たくなってしまったらどうしてくれるんでしょうか?
視聴率とかレヴューで判断して再放映を決める。なんて事なんでしょうか?
それとも、今後残りを放映予定あるんでしょうか?
意味不明と云いながら、でも楽しみですよ。 

最後に、ホームズを演じているイゴール・ペトレンコの素顔の写真がありました。
素顔は結構な美形じゃございませんか。








もしも余裕と機会がありましたら 他のエピソードにも触れてみたいとおもいますが・・・難しそうです。




← 新ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 (1)
 













Benedict misc. (34) :  最近の情報少しだけ

2016-03-18 | Benedict Cumberbatch関連
― Letters Live と Sherlock S4情報ちょっとだけ ―

久々のベネディクト関連情報です。
少し遅くなりましたが Letters Liveに関しては昨年も載せずにいましたので、今年は一応
残して置く事に致しました。


↑ 久し振りに又このネクタイ! 余程お気に入りなのかしら?

例年の様に今年も3月10日~3月15日に渡り Freemasons' HallにてLetters Liveが開催され
ました。
ジュード・ロー、ジリアン・アンダーソン、オスカー・アイザック、ピーター・カパルディ
等々毎年の事ながら そうそうたる豪華な顔ぶれでした。
ベネディクトはRG インガ―ソルやマーク・トウェイン等の手紙を朗読した様です。

又最後にサプライズとして ジュード・ローの出番の際に再びソル・レウィットの手紙も朗読
したとの事で、その際は非常にコミカルで表情豊かなパフォーマンスで観客が大喜び
だった様ですね。






今年はティモシーパパも出演していた様です。



Letters Liveで思い出したので 懐かしい画像もついでに・・・


↑ これは2014年。 こんな事してたので印象に残っていたのですが、これが2年前とは・・・
  早いもんです。


↑ これは昨年2015年。 アラン・チューリングの手紙を朗読していました。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

ところで、肝心な重要事項。



シャーロックS4の撮影は4月から、放映は来年2017年との事ですが、又何時もの様にお正月なんで
しょうか?
モファットさんとゲイティスさんが一話ずつ、最後の一話は共同執筆との事。
どうでも良いけど、兎に角、兎に角最初の路線に軌道修正してくれる事だけを祈念しておりますデス。
お願いしますモファティス両御大!

髪の毛(又!)今回大分伸びている様けど、来月に間に合うのかしら?(何時も髪の毛の長さばかり
心配しているバカ)









新ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 (1)

2016-03-14 | 海外ドラマ
― 新ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 少しだけ感想です ―



昨年だったか、AXNミステリーで放映された時 何気なく見始めて嵌りました。
以前放映された同じくロシア版(リヴァーノフ版 ”シャーロック・ホームズとワトソン博士”)
はロシアで制作されたとは思えないほどヴィクトリア朝の雰囲気を描き出して英国女王から最高の
ホームズと称えられていた作品でしたが、確かに素晴らしい出来だとは思うものの個人的には今ひ
とつノリが悪かったのです。

せっかくなので 元祖ロシア版(リヴァーノフ版)に敬意を表して。



今回の”新ロシア版”と言われるシリーズは、2013年にロシアの国営テレビで放送されたテレビ
シリーズで全8エピソードからなる 総製作費1600万USドルと言う映画並みのスケールで制作され
た大作です。

撮影はロシア内のみ(サンクトペテルブルク及び近郊に大掛かりなセットを組んだとの事)で
ヴィクトリア朝のロンドンの雰囲気を出しています。

8エピソードタイトルは :
E1 : ベーカー街221B
Ë2 : 石 ハサミ 紙
E3 : 道化師
E4 : マルブレー卿の愛人
E5 : マスグレーブ家の儀式
E6 : 裏切り
E7 : ホームズ最後の事件
E8 : バスカヴィルの犬
以上の8エピソードからなっています。(原題はロシア語なのでサッパリ分かりません)

主な主演は :
シャーロック・ホームズ : イゴール・ペトレンコ
ジョン・ワトソン : アンドレイ・パニン
フィッツパトリック・レストレード警部  : ミハイル・ボヤルスキー
(何故かレストレード警部のファーストネームが ”フィッツパトリック”?なのです。
正典では ”G” と書かれているので、ジョージもしくはグレゴリーではないかと言われていますし、
BBC版ではグレッグでしたね。
そう言えば、グラナダ版ではどうなっていたかしら? 記憶にありません(汗)



左から、ホームズ、ワトソン、レストレード警部

この作品の大きな特徴は、ホームズが27歳、ワトソンが15歳年上とかなりの年齢差がある事。
若いホームズは メガネを掛け(レンズ汚れて曇ってるし)、無精ひげ、服装、身の回りにも
気を配らない 如何にも変人風だけど躍動感に溢れ 直観力に溢れ頭脳明晰ではあるけれど、
ヤンチャで未だ発展途上風。
飛びぬけて変人風。”High-functioning sociopath” (高機能社会病質者) としてはBBC版と
同じか上回るかも?



一方ワトソンは軍隊経験もある経験豊かな医師であり、あまり表情を変えないでいながら内面は
かなり熱い。
周りを考えずに突っ走るホームズには辟易としながら親子の様な関係を築き何くれとなく世話を
焼くやっぱりいい人ワトソンです。
何よりワトソンを演じているパニンが良いんです。
この作品に惹かれた原因の一つは このワトソンさんでしたね。
チョットした表情やしぐさがBBC版マーティンのワトソンとよく似ているなぁ、と感じる事がありました。

凄く上手い役者さんだと思いますが チョット調べてみたら(何しろロシアの俳優さんの知識は全く
ありませんので・・・)ロシアでは経験豊かで有名な俳優さんだそうですね。

なるほど、さり気なくユーモラスな演技は本当に素晴らしいと思いましたね。
残念ながら2013年に急逝なさったそうで(何と享年50歳という若さ)、とそんな理由もあり続編は
期待出来ない様ですね。 本当に残念です。



このシリーズでのレストレード警部はヴィジュアル的にもキャラクター的にもかなりインパクトが強い
印象があります。
ホームズが若いせいもあるのでしょうけど、他の作品の様に軽視される事も無く 立場的にも大き
な存在になっている様な感じがあります。





エピソード内容に関しては次回に触れてみる事に致します。



→ 新ロシア版 『名探偵シャーロック・ホームズ』 (2)





『ゲーム・オブ・スローンズ』 事始め

2016-03-09 |  ∟ゲーム・オブ・スローンズ
― ”Game of Thrones” to begin with ―



今年は花粉症が酷く、このところ目も鼻もメチャメチャな状態で 頭もボーっとす
るし、目も霞みという惨憺たる有様なので今ひとつ何をする気にもなれません(涙)
とは言え、ボーっとしている訳にもいかず 何かに集中した方が気が紛れるのでは
ないか・・・と以前から興味があった『ゲーム・オブ・スローンズ』を見始めました。
 
これはスターチャンネルのみの放映でしたので 他局での放映を待っていた所 やっと
Huluで配信開始となりました。 待ってました!って感じでしたね。
今の所 S1の2エピソードのみの視聴ですが、これから視聴続けるために 遅ればせ
ながら予習をしてみました。





『ゲーム・オブ・スローンズ』”Game of Thrones" はジョージ・R・R・マーティン著
のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』”A Song of Ice and Fife”を原作にした
HBOのTVドラマシリーズで、2011年春から放送が始まり現在S5迄放映済み。
2016年4月からS6が放映されると発表されています。

(HBOは最低でもS8迄制作する予定であると発表している様ですよ。やっと見始めたばかり
の新参者にとっては道は遠いですぅーーー)。

因みに、原作の ”A Song of Ice and Fire” 『氷と炎の歌』は、1996年に第一部の
”A Game of Thrones” 『七大国の玉座』が発表されて以来、現在も続刊中だそうですが、
私は未だ読んでいません。

内容は、
”A Game of Thrones” 『七大国の玉座』
”A Clash of Kings” 『王狼たちの戦旗」
”A Storm of Swords” 『剣嵐の大地』
”A Feast for Crows” 『乱鴉の饗宴』
”A Dance with Dragons” 『竜との舞踏』
”The Winds of Winter” 『冬の狂風』(予定)
”A Dream of Spring” (予定)

さて、『ゲーム・オブ・スローンズ』ですが、この作品は中世イギリスや薔薇戦争をモチーフ
にしたファンタジードラマです。(此処で又”薔薇戦争”が出てきて、先日触れたばかりなの
で、何かのご因縁か?・・・・)
壮大なファンタジーといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出しますが、LotRがホン
ワリした内容、友情や美しい背景等で子供も楽しめる作品だったのに対し、『ゲーム・オブ・
スローンズ』はファンタジーといえどもかなりドロドロ、ヘビーでダーク(首が吹っ飛んだり
血みどろシーン多し)、子供は観ないでねのきわどいシーンもあり ”大人向けファンタジー”
という感じを受けます。

七つの大国があり、それぞれ特徴のある種族が多彩な外見、扮装で描かれていてヴィジュアル
的には分かりやすい って点もLotRに似ている点もあります。
スタ―ク家当主 エダート・スタークを演じているのが LotRでボロミアを演じていたショーン・
ビーンで懐かしいと共に 改めて上手い役者さんだと再認識させられましたね。
(ボロミアの時より大分風格と貫禄が増してますね)



撮影も世界各地で行われたそうですし、兎に角映像が素晴らしいしスケールがデッカイし、TV
ドラマとしては相当予算を使っている様で 最初のエピソードから惹き込まれてしまいます。
かなり質の高いドラマだと思いますし、未だ観始めたばかりで今後の展開が楽しみではありますが、
兎に角先が長いのです。
纏める時間があり、頭も纏める事が出来る状態になったら又続きを書いていこうかと思っています。


取りあえず入門編をご紹介 ・・・でした。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~




ついでながら、『ロード・オブ・ザ・リング』に関しては、大変お粗末ではありますが、概略を
書き残しましたので興味がおありでしたら下記から覗いて見て下さいませ。


http://blog.goo.ne.jp/ocicat0306/e/8fac2aac8adf51b12db79af74d3dcf1d



The Hollow Crown : Richard III - (2) 

2016-03-05 | The Hollow Crown
― ”The Wasr of the Roses" 「薔薇戦争」 : Richard III (2) ―



「薔薇戦争」ってどんなんだっけ?(汗)と思い、やはり一応書き置かないと・・・・

1455年から1485年まで続いた王位継承を巡るランカスター家とヨーク家の内乱で、前者が紅バラ、
後者が白バラをそれぞれ家紋にしていたところから「薔薇戦争」と言われる。
テューダー家のヘンリーがリチャード3世を破り ヘンリー7世として王位につき 強大なテューダー
朝を実現した。
・・・ってな事でしたね。

ところで、
リチャード3世の遺骨が発見されたのが 2012年8月。 記録された埋葬場所と一致するレスター市の
駐車場の地下から発見されたと言う記事が出ました。

↓ この時の発掘作業の様子です。
https://youtu.be/wR1IjOVWI7Y


遺骨は頭蓋骨に複数の傷があり、又脊柱に強い脊柱側弯症が確認され、レスター大学によるDNA鑑定が
行われた結果2013年2月に遺骨がリチャード3世の物と断定されたとの事でした。
600年以上前の遺骨からDNA鑑定出来るって凄い事です!
その後DNAゲノム解析が行われた結果 リチャード3世は96%の確率で青い目を持ち、77%の確率で金髪
だったとの結果が出たと発表されました。
(source : wikipedia)

↓ リチャード3世の署名です(優雅な書体です)


このDNA判定の結果  スコットランドのダンディー大学が行った判明した結果を元にした複顔術に
より作られていた肖像も新たに修正されました。



そして、現存するリチャード3世の肖像画のうち正しい風貌を描写していたのは一枚のみだったとの事ですが、
この解析後 肖像画も修正されたようです。

 

その後調査が終了した遺骨は 2015年3月26日、レスター大聖堂に再埋葬されました。





再埋葬式に関しては、ベネディクトも出席していましたので、昨年3月28日下記拙ブログに載せてあります。
(他の画像も多いですけど・・・)

http://blog.goo.ne.jp/ocicat0306/d/20150328

又、リチャード3世に関しては、熱烈に名誉回復の為の活動をしているファン(或はオタク)が多く『Ricardian』
(リカーディアン)と言う団体があるそうです。
これは、リチャード3世擁護主義者の事で、幾つかの団体があるそうですが、最も有名なのが The Richard III
Society (リチャード3世協会)でイギリス国内各地、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュー
ジーランドなどに支部があるらしいです。

一方、リチャード3世をテーマに描いた歴史ミステリーとも言える『時の娘』という作品もあります。


ジョセフィン・テイ著 (小泉喜美子訳) ハヤカワ・ミステリー文庫

この本は随分昔に一度読んだ記憶があったのですが、詳細を忘れていたので 久し振りに再読してみました。
タイトルにある『時の娘』(The Daughter of Time) は”Truth is the daughter of time” 或は
”Truth, the Daughter of Time” (真実は時の娘)と言うフレーズの一部であり、「真実は今日は隠されて
いるかもしれないが、時間の経過により明らかにされる」と言った意味だそうです。

内容は、怪我で入院中である スコットランドヤードのグラント警部がふと目にとめたリチャード3世の肖像画
から「この人物は殺人者には見えない」→彼は人間の容貌とその性格についての有効で信頼できる手掛かりと
して使われる ”人相学” を捜査にも有効な手段として取り入れていた為、この肖像画から受けた印象を元
に真実を解き明かそうと決心します。
周囲の友人、知人によって持ち寄られる現存する歴史書を詳細に検証しながら リチャード3世の実像を解き
進めて行きます。
所謂 ”chair detective” ならぬ ”bed detective” ですね。
グラント警部は、リチャード3世悪王説は 勝者であるチューダー朝によって記された虚構が”歴史”として
現在に流布している現実だと言う結論に達します。

ミステリー小説でありながら、歴史書としても詳細に描かれているフィクションですが、リチャード3世の実像
に触れた様な感じを持ちました。
歴史というのは、その時々の勝者、為政者に都合の良い様に解釈、改ざんされるのが当たり前なので、何が真実
か分かりません。
ただ、リチャード3世に関しては、ベネディクトが演じているからという偏った視点(直ぐに感情移入をしてしまい
ますダメ人間なので)もありますが、色々読んでみると魅力的な王だった様に思えます。

最後に、ベネディクトのリチャード様を、





(ほんの一瞬ですが、動くリチャード様です)

https://youtu.be/YP4WPv9A0q4


シャーロックのクルクルヘアーは大好きなんですけど、リチャード様のショートヘアーもキュートで好きですねぇ。
そう言えば、撮影に入った直後の記事に ”セクシーなリチャード3世” って書かれていましたっけ。
いゃ~、誠に、誠に(嬉)・・・・


シェークスピア戯曲のリチャード3世は極悪に描かれているので、観たいけど、観るのが怖い
という気も多少ありますが、でも、何としてでもこの作品は観たいのです。
はたして日本で放映されるかどうか・・・となると又DVDを待つ他ないかしら。