※ 『北斎殺人事件』新装版 高橋克彦

講談社 2025年5月15日発売
【内容概略】
≪ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か。一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵
師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は陰密だった? 日本とアメリカを
結ぶキーはどこか?≫
『写楽殺人事件』に続く浮世絵推理の傑作。日本推理作家協会賞受賞作。
1986年初版のこの作品はその前作『写楽殺人事件』と共に当時読んでいるはずなのですが、恒例
のフレーズですが、細部は殆ど記憶にございません。
新装版発売だそうなので有難く再読したいと思います。
※ 『テスカトリポカ』 佐藤究

角川文庫 2024年6月13日発売
【内容概略】
≪メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。
生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の
裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎
でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやっ
てきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま
育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミ
ロとコシモは邂逅する。 ≫
目を引くカバー, タイトルと共に、メキシコ関連のクライムノベルとのことで、珍しい作品ですが、第
165回直木賞受賞作品です。
尚、”テスカトリポカ”とは、
多神教のアステカ王国において信仰されていた強大な神の一人。 ケツアルコアトルのライバルともされ
ている。
ナワトル語で「煙を吐く鏡」を意味し、闇を支配するとされる。毎年5月の乾季、この神をたたえる盛
大な儀式がとりおこなわれ、生贄として少年の心臓が捧げられた、と伝えられている。アステカ王国で
は「夜と風」(ヨワリ・エエカトル)、「われらは彼の奴隷」(ティトラカワン)とも呼ばれていた。
昨年発売時から気になっていたにも拘らず 今更ですが遅ればせながらの初読みになります。
※ 『罠』 キャサリン・R・ハワード

新潮文庫 2025年5月28日発売予定
【内容概略】
≪アイルランドの片田舎。人気のない道路を彼女はひとり歩いていた。そこへ男の運転する車が近づいてき
て声をかける……。約一年前の深夜、ダブリンのパブを出たまま行方不明となった妹の行方を捜し続ける女
性、ルーシー。この数年、アイルランドでは不可解な失踪事件が続いていた。警察の捜査にしびれを切らし
たルーシーは、危険をかえりみず独自に拉致犯を突き止めようと決意する。斬新な構成の妙でサスペンス小
説の新潮流を作り出してきた作家の最先端サスペンス。≫
多分(?)初読みの作家さん作品です。
”最先端サスペンス”とありますので、一応押さえておきたい作品です。
(source : 講談社、角川、新潮社 & etc.)

講談社 2025年5月15日発売
【内容概略】
≪ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か。一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵
師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は陰密だった? 日本とアメリカを
結ぶキーはどこか?≫
『写楽殺人事件』に続く浮世絵推理の傑作。日本推理作家協会賞受賞作。
1986年初版のこの作品はその前作『写楽殺人事件』と共に当時読んでいるはずなのですが、恒例
のフレーズですが、細部は殆ど記憶にございません。
新装版発売だそうなので有難く再読したいと思います。
※ 『テスカトリポカ』 佐藤究

角川文庫 2024年6月13日発売
【内容概略】
≪メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。
生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の
裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎
でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやっ
てきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま
育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミ
ロとコシモは邂逅する。 ≫
目を引くカバー, タイトルと共に、メキシコ関連のクライムノベルとのことで、珍しい作品ですが、第
165回直木賞受賞作品です。
尚、”テスカトリポカ”とは、
多神教のアステカ王国において信仰されていた強大な神の一人。 ケツアルコアトルのライバルともされ
ている。
ナワトル語で「煙を吐く鏡」を意味し、闇を支配するとされる。毎年5月の乾季、この神をたたえる盛
大な儀式がとりおこなわれ、生贄として少年の心臓が捧げられた、と伝えられている。アステカ王国で
は「夜と風」(ヨワリ・エエカトル)、「われらは彼の奴隷」(ティトラカワン)とも呼ばれていた。
昨年発売時から気になっていたにも拘らず 今更ですが遅ればせながらの初読みになります。
※ 『罠』 キャサリン・R・ハワード

新潮文庫 2025年5月28日発売予定
【内容概略】
≪アイルランドの片田舎。人気のない道路を彼女はひとり歩いていた。そこへ男の運転する車が近づいてき
て声をかける……。約一年前の深夜、ダブリンのパブを出たまま行方不明となった妹の行方を捜し続ける女
性、ルーシー。この数年、アイルランドでは不可解な失踪事件が続いていた。警察の捜査にしびれを切らし
たルーシーは、危険をかえりみず独自に拉致犯を突き止めようと決意する。斬新な構成の妙でサスペンス小
説の新潮流を作り出してきた作家の最先端サスペンス。≫
多分(?)初読みの作家さん作品です。
”最先端サスペンス”とありますので、一応押さえておきたい作品です。
(source : 講談社、角川、新潮社 & etc.)