The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

BBCドラマ『 北氷洋』12月初放送

2021-10-31 | 海外ドラマ
”The North Water”

BBC 2021年7月初放送
全6エピソード

12月初放送ドラマの2作目ご紹介です。
前回『ザ・バットマン』で 誰だかわからない・・・と書いたコリン・ファレル主演が奇しくも続きます。

このドラマは、ブッカー賞の候補作となり、ニューヨーク・タイムズの2016年度ベスト・フィクションの
一冊にも選ばれた イアン・マグワイア原作の超大作をAMC+、BBCでローンチ、ドラマ化した作品です。



概要は、
19世紀。地獄のような戦場を体験した元軍の外科医であったパトリック・サムナーは、北極海をめざす捕
鯨船の船医として乗船することになった。しかし、彼の地獄は終わっていなかった。サムナーは野蛮なモ
ンスターのような男ヘンリー・ドラックスと対峙していくことになる・・・。サムナーとドラックス二人
の男の対決を中心に、人間の本性と自然の脅威を描く、想像を超える展開の壮大なスケールのミステリー。
(AXNミステリー公式ページより)

キャスト:
監督・脚本 : アンドリュー・ヘイ
出演:
コリン・ファレル:ヘンリー・ドラックス
ジャック・オコンネル:パトリック・サムナー
スティーブン・グラハム:ブラウンリー船長
トム・コートネイ:バクスター

(ジョナサン・アリスも出演している様です)







氷河や極寒のシーンに満ちた 観るだに寒そうな作品ですが、撮影は北極圏、殆んどのシーンはノル
ウェイの島 スバールバルで行われた様です。

ミステリ、サスペンス、サバイバルに満ちた 映画スケールの大作とされています。

↓ Trailer はこちら
https://youtu.be/x8VZKyHIg70

AXNミステリーでの初放送予定は、
12月4日(土)16:00~ 

コリン・ファレルは、『ザ・バットマン』でのペンギンほどではないにしても、今作でもヒゲヒゲで
やはり”誰?”の感じ。

尚、原作は、
『北氷洋』The North Water (新潮文庫) – 2018/8/29

イアン・マグワイア(著)、高見浩(翻訳)

この原作は未読ですが、これから読んでみようかどうか思案中です。




『ザ・バットマン』2022

2021-10-29 | 映画
”The Batman” 2022


バットマンの新作として、誰がバットマンを演じるのか?から始まり、その後ロバート・パティントン
がバットマンに抜擢され、撮影開始されるもコロナ禍のなか撮影中断、又公開も2度延期されていた
『ザ・バットマン』の公開がようやく本決まり 発表されました。



キャスト:
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、ピーター・クレイグ
出演:
ブルース・ウェイン(バットマン):ロバート・パティントン
セリーナ・カイル(キャットウーマン):ゾーイ・クラヴィッツ
アルフレッド:アンディー・サルキス
オズワルド・コブルベット(ペンギン):コリン・ファレル
エドワード・ナッシュトン(リドラー):ポール・ダノ
ジェームズ・ゴードン:ジェフリー・ライト


クリストファー・ノーラン監督による”ダークナイト トリロジー”(『バットマン ビギンズ』、『ダーク 
ナイト』、『ダークナイト ライジング』)以後初めてのバットマン作品となる今作は、若き日のバット
マンを描いた作品で、ヴィラン達も又ヴィランとして完全になる前の姿として描かれている。
又、バットマンがいかにして”ダークヒーロー”としての道を歩んだのか?の新たなページが開かれようとし
ている。 ミステリ要素の濃い物語になっている様です。

バットマンに抜擢されたロバート・パティントンは、個人的には『トワイライト』シリーズでの青白い顔
のバンパイアのイメージが強いので、果たしてどのようなバットマンになるのか?興味を持っているので
すが、映像を観る限り結構ごついバットマンになっている様です(カッコ良いの声も)。





そして、なぞなぞやパズルを仕掛けて警察やバットマンを弄ぶ愉快犯的なヴィランであるリドラー
を演じるポール・ダノ。 ドラマ版『戦争と平和』でピエール・ベズーホフがとても印象的な俳優さん
です。 どんなヴィランを演じてくれるのか、これも楽しみ。



そして、
何と言っても、ビックリなのが、ペンギンのコリン・ファレル。
これ誰?と行ってしまう様な変貌振りで、普段と全く違う風貌です。メークの威力は凄い!



↓ trailerはこちら
https://youtu.be/KmdCdOws0Ns?t=60

全米公開日は
2022年3月4日(日本公開日は未定)

尚、『ザ・バットマン』の後には2本の続編が予定されていて、『ダークナイト』シリーズと同じく
トリロジーになる予定とか。

(source :WB公式、The River & etc.)

私的には、クリスチャン・ベールのバットマンが好きでしたので、新バットマンもどんな風に表現
されているのか気になりながら、まぁ、観てみなくちゃね。の感じです。

尚、『ダークナイト トリロジー』に関しては、『ダークナイト』のみですがチョット取り上げま
したので、宜しければ下記ご参照下さいマセ。

※ 『ダーク ナイト』2008年:今更ですが・・・



※ 少し前のラリー君のツイートですが、気に入っていたのに載せ忘れましたので追記します。
”New Batman film looks great"



↓ 実はこんな感じ


最高!じゃありません?



『テンペスト教授の犯罪分析ノート』12月独占初放送

2021-10-25 | 海外ドラマ
”Professor T”

2021年7月 英ITV初放送
全6エピソード

このところ目ぼしい新作ドラマがあまりない様な気がするのですが、AXNミステリーにて久々の
新作英国ドラマ放送の予定が出ています。
12月予定という事で、放送日時は未発表ですが・・・・(と書いて、ビックリ!再来月はもう12
月なんですね。 あっと言う間に時が過ぎ去ります)

この作品は、元ベルギーの人気シリーズで、2015年から2018年まで39エピソード放送されたドラ
マのリメイク版です。

ご本家ベルギー版のテンペスト教授


今シリーズは舞台を英国ケンブリッジに移して製作されています。


ケンブリッジ大学法科学犯罪学部のジャスパー・テンペスト教授は、常にゴム手袋をつけている
上に、アルコール消毒は当たり前、一切の埃も許さない潔癖症で、人を寄せ付けない独特の雰囲
気を持つが、犯人の心理を見抜く鋭い洞察力を持っている天才的な犯罪のスペシャリスト。そん
な彼も実は幼い頃に受けたトラウマが原因で強迫神経症を患っていた。
ある日、テンペスト教授は、元教え子であり、現在は現役刑事であるリサの強引な依頼を受けて、
捜査協力をすることになる・・・
(AXNミステリー公式ページより)
と言った内容になっているようです。

主演のテンペスト教授は、『ミステリーinパラダイス』で初代のリチャード・プール警部補を演
じていたベン・ミラーが演じています。







出演者は、
ジャスパー・テンペスト:ベン・ミラー
リサ・ドンカーズ:エマ・ナオミ
ダン・ウィンターズ:バーニー・ホワイト


↓ trailerはこちら
https://youtu.be/KGEobMjz9GU

ベン・ミラーという事もあり、かなり気になるドラマです。 
尚、既にシーズン2も製作されている様です。

AXNミステリーで12月放送予定になっていますが、詳しい放送日は未発表です。
発表され次第追記します。

主演のベン・ミラーのプール警部補は歴代の主演者の中では一番のお気に入りだったのですが、
残念な結果となって寂しい思いをしていました。
『ミステリーinパラダイス』のシーズン10で予想外の姿を見せてくれてビックリでしたし、懐かし
かったですねぇ。




『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』ドラマ製作

2021-10-21 | アガサ・クリスティ
”Why Didn't They Ask Evans?”

2021年
3エピソード

『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』”Why Didn't They Ask Evans?” はアガサ・クリスティに
よる1934年に発表された、いわゆる”ノンシリーズ”とされる、ポアロもミス・マープルも登場しない
作品です。
(但し、ITV版ではジュリア・マッケンジー扮するミス・マープルが登場する形でドラマ化されてい
ます)

原作の概略は、
牧師の息子ボビ―・ジョーンズは、ゴルフの最中に崖下に転落した瀕死の男を発見した。男はわずか
に意識を取り戻すと、ボビイに一言だけ告げて、息を引き取った。「なぜ、エヴァンズに頼まなかった
のか?」 その謎に包まれた言葉と男のポケットに入っていた若く美しい女性の写真を手掛かりに、
幼なじみのお転婆娘フランシス・ダーウェントとともに謎の言葉の意味を追うボビイ。若い男女の
ユーモアあふれる縦横無尽の大活躍。

昨年だったか(?)この作品がドラマ化されると発表されていたのですが、なかなか情報が出ず、
ただ、ヒュー・ローリーが監督、脚本を担当する・・・とだけ発表されていました。

最近ようやくキャストの一部、画像等が出てきました。



今回監督、脚本、製作総指揮を担当、そして自ら出演するヒュー・ローリーは、『ドクター・ハウス』、
『ナイト・マネジャー』等で良く知られる実力派の俳優さんですね。

出演者は、
ボビー・ジョーンズ:ウィル・ポールター
フランシス・ダーウェント:ルーシー・ボーイントン
ジェームズ・ニコルソン(精神科医):ヒュー・ローリー
その他、
メイヴ・ダーモディ、コンリース・ヒル、ダニエル・イングス、ジョナサン・ジュールス等




(source : deadline, 海外ドラマNAVI & etc.)

過去にBBC版として製作されたクリスティ作品は、サラ・フェルプスによる解釈による脚本により、
原作とは大きく変わる内容になっていました。 この点は様々な見解がありますが、個人的には余
りにも手を加えすぎの様な感じを持っておりまして、これ迄何度もひつこく書いてきました。
今回のヒュー・ローリーはどの様な解釈で脚本を書き、どの様な出来になっているのかとても興味
があります。

撮影は未だ途中の様で、順次情報も出てくると思いますので、又追記します。

尚、配信はBritBox(BBCワールドワイドのアメリカ法人とITVの映像ストリーミング配信子会社の
合併で設立された映像ストリーミング配信サービス)予定。
リリース日は未発表です。

原作は、
「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 文庫 – 2004/3/1





ダン・ブラウン『ロスト・シンボル』ドラマ版

2021-10-17 | 海外ドラマ
”Dan Brown's The Lost Symbol”(原題)

4エピソード

先日『9人の翻訳家』記事で久々にダン・ブラウンに触れたのですが、これも偶然に目にとまった
ドラマ化情報です。

『ロスト・シンボル』はダン・ブラウンによる長編小説で、ベストセラーとなった『天使と悪魔』、
『ダ・ヴィンチ・コード』に続く ロバート・ラングドン教授シリーズ第三弾です。

トム・ハンクス主演で映画化され世界中で大ヒットを記録した『天使と悪魔』、『ダ・ヴィンチ・
コード』、『インフェルノ』ですが、原作三作目の『ロスト・シンボル』は映画化が実現していま
せんでした。

この作品が ”Dan Brown's Lost Symbol” (原題)としてドラマ化され、trailerも公開されました。

『ロスト・シンボル』原作の概略は、
世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理で
基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議
事堂の“ロタンダ”でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった!そこに
は第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全
保障に関わる暗号解読を依頼されるが。
(「BOOK」データベースより)

映画作品とは異なり、若いラングドン教授をアシュリー・ズーカーマンが演じています。
トム・ハンクスのイメージが強かったので、若干不安もありますが(個人的感想です)、若く、アク
ティブなラングドン教授がどんな風に仕上がっているのかしら?と期待も大きいのですが・・・・。











製作はNBC Universalが新たに開始したストリーミングサービスであるPeacock で、今作品にはダン・
ブラウンやロン・ハワードも製作総指揮に名を連ねているとか。

現時点では配信開始日はまだ発表されていませんので、日本でのリリースも未定です。
(source : シネマトゥデイ、ダン・ブラウン公式サイト、その他)

↓ trailer はコチラです
https://youtu.be/wkDqc6mifJ4

因みに、原作翻訳本は、

『ロスト・シンボル』上/中/下(角川文庫)

ダン・ブラウン(著) 越前敏弥(翻訳)

私は大昔(10年数年以上前になりますかしら)にハードカバー版を読みました。
得意のフレーズですが、細部は霧の彼方ですので 機会があれば再読しなければ・・・。



『ヨルガオ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ著

2021-10-14 |  ∟カササギ殺人事件 /ヨルガオ殺人事件
『ヨルガオ殺人事件』上・下(創元推理文庫)-2021/9/13

アンソニー・ホロヴィッツ(著)、山田蘭(翻訳)
”Moonflower Murders”

先日『カササギ殺人事件』のドラマ版について書いたばかりでしたが、何というナイスタイミング!
というか、出遅れました(汗)

『カササギ殺人事件』を読み直し始めていた所に続編翻訳本が出版されました。

内容概略紹介は、

主人公は、前作『カササギ殺人事件』に初登場した編集者スーザン・ライランド。
『カササギ殺人事件』から2年後、編集者を辞め、パートナーと共にクレタ島に移りホテルを経営
していた彼女の元に英国から裕福な夫妻が訪ねて来る。
彼等のホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた・・・と連絡して来た直後に娘
が失踪したと言う。
その本とは、名探偵アティカス・ピュント シリーズの『愚行の代償』。かつてスーザンが編集し
たミステリだった。
巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品+英国のホテルで起きた殺人事件。
『カササギ殺人事件』の続編にして、思考の犯人当てミステリ!
(紀伊国屋書店、版元ドットコム)
となっています。

風の噂によれば(?)同じくホロヴィッツ作の『メインテーマは殺人』(この作品も大好きでした)
の香りが漂っている・・・・とか。

大急ぎで『カササギ殺人事件』の再読を終了し、続編に取り掛からねば。
楽しみができました。

取り急ぎご案内ですが、読み終えた後感想を書ければと思っています。

尚、
 先日書きました『カササギ殺人事件』ドラマ版、原作感想等はコチラをご参照下さいませ。
 『メインテーマは殺人』はコチラ




『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

2021-10-10 | 映画
”Les Traducteurs”

2019年
フランス・ベルギー合作

以前から気になっていた作品ですが、ようやく観る事が出来ました。



世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとするダン・ブラウンの小説「ロバート・ラングド
ン」シリーズの出版秘話をもとにしたミステリー映画。シリーズ4作目「インフェルノ」出版時、違法流出
防止のため各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して翻訳を行ったという前代未聞のエピソードを題材に
描く。
フランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売に
向けて、9人の翻訳家が集められた。翻訳家たちは外部との接触を一切禁止され、毎日20ページずつ渡され
る原稿を翻訳していく。
しかしある夜、出版社社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払
わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という脅迫メールが届く。
社長役に「神々と男たち」のランベール・ウィルソン、翻訳家役に「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレ
ンコ、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のアレックス・ロウザー。「タイピスト!」
のレジス・ロワンサルが監督・脚本を手がけた。
(映画.com)

監督:レジス・ロワンサル
製作:アラン・アタル
脚本:レジス・ロワンサル、ダニエル・プレスリー、ロマン・コンパン
音楽:三宅純

出演:
ランベール・ウィルソン:エリック・アングストローム(アングストローム社のオーナー)
オルガ・キュリレンコ:カテリーナ・オニシバ(ロシア語の翻訳者)
アレックス・ロウザー:アレクス・グッドマン(英語の翻訳者)
ハビエル・カサル:エドゥアルド・ノリエガ(スペイン語の翻訳者)
シセ・バベット・クヌッセン:エレーヌ・トゥクセン(デンマーク語の翻訳者)
リッカルド・スカマルチョ:ダリオ・ファレッリ(イタリア語の翻訳者)
フレデリック・チョー:チェン・ヤオ(中国語の翻訳者)
テルマ・アルヴェス:マリア・レイチ(ポルトガル語の翻訳者)
マノリス・マブロマタキス:コンスタンティノス・ケドリノス(ギリシャ語の翻訳者)
アンナ・マリア・シュトルム:イングリット・コルベル(ドイツ語の翻訳者)










「デダリュス」の著者であるオスカル・ブラックの実像はアングストローム社長以外は集められた
翻訳者達も誰も知らない。
それぞれの言語に翻訳を進める途中で発生した強迫事件から 誰が何の為に事件を起こしたのか、
翻訳者達の中でもそれぞれ疑心暗鬼が発生し始める。

犯人捜しが進む中、途中に回想シーン等が交えられながら時制をかき乱しながら物語りが進行して
いく。

犯人捜しがメインのストーリーなのかと思いきや、アッと驚く様な犯人と事件の経過が描かれた後
又新たな展開が・・・。
そして、再びのドンデン返しと、最後にはチョットした感動と爽快感を味わえる様なドンデン返し。
と、
10か国語が飛び交い、随所に文学トリビアを散らしながら家族するスタイリッシュなサスペンスで、
アガサ・クリスティ作品へのオマージュも感じさせられる展開にもなっています。

ヨーロッパ的と言うのか少し冷たい質感の映像とも併せ、見応えのあるミステリだと感じました。

それにしても、
この作品がダン・ブラウンの”ロバート・ラングドンシリーズ”4作目「インフェルノ」の出版時
に実際あった事を元にしているという事は驚きです。

ダン・ブラウンの作品は「ダ・ヴィンチコード」ハードカバー初出版を待ちわびて読みましたし、
その後の作品も全部読みました(勿論映画も観ましたが)。ダン・ブラウンの同意のもととは言え、
出版業界も大変なんだなぁ、と改めて驚いたり感心したりもします。




『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』 Official Trailer ! 

2021-10-06 |  ∟House of the Dragon
” House of the Dragon”

10エピソード
HBO

前回このドラマの製作発表に関して少しだけご紹介しましたが、その後何度か撮影中の画像が
リークされたり、追加の出演者情報が出たりはしたものの 詳しい情報があまり出ていません
でした。

ところが、突然にOfficial Trailerが出まして、嬉しい驚きです。


https://youtu.be/fNwwt25mheo

HOTDには17頭のドラゴンが登場するらしいですよ

又画像の一部も出ていますので、それらを見ながら色々妄想するのみです。


↑ マット・スミス!





リリースは2022年となっていますが、詳しい日時は未発表です。
日本では何時、どの媒体で観られるんでしょう・・・・う~ん楽しみです。

又、前回記事の時点では原作本の翻訳本出版もご紹介しましたが、当時はその”1” の刊行のみ
でした。
その後 その”2”も刊行されています。

『炎と血 1(氷と炎の歌)』早川書房

ジョージ・R.R. マーティン(著)、坂井昭伸、鳴庭真人、水越真麻、、その他(翻訳)

『炎と血 2(氷と炎の歌)早川書房

ジョージ・R.R.マーティン(著)、坂井昭伸、鳴庭真人(翻訳)

原作は翻訳本が出て直ぐに読み始めたのですが、登場人物も多く、頭がゴチャゴチャになるとい
う情けない状態で、敢無く途中脱落という・・・。 もしかしたらドラマを観た後読み直した方
が分かりやすいかな?と思っているところです。

ドラマの詳しい状況、放送日等分かり次第追記致します。



ドラマ版『カササギ殺人事件』First look出ました

2021-10-03 |  ∟カササギ殺人事件 /ヨルガオ殺人事件
”Magpie Murders”

6 episodes
Masterpiece

以前ご案内致しました アンソニー・フォロヴィッツ原作『カササギ殺人事件』ドラマ版の続報が
ようやく出ました。
今回はキャストとFirst lookの一部です。







キャスト、
製作:ジル・グリーン
監督:ピーター・カッタネオ
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ

出演:
レスリー・マンヴィル:スーザン・ライランド(女性編集者)
コンレス・ヒル:アラン・コンウェイ(『カササギ殺人事件』の著者)
ティム・マクマラン:アティカス・ピュント(『カササギ殺人事件』作中の名探偵)


『カササギ殺人事件』は、女性編集者スーザン・ライランドが、作家アラン・コンウェイによる未完
のミステリ小説『カササギ殺人事件』を読むという作中作の構造で展開する長編ミステリ。
作中の『カササギ殺人事件』では、1955年を舞台に、名探偵アティカス・ピュントが、とある屋敷の
家政婦の不審死を追いかける。編集者スーザンの“謎解き”はどのように繋がるのか、そして事件の真相は?
鮮やかなストーリーとアガサ・クリスティーへのオマージュなどが高く評価され、世界的ベストセラー
となった本作は、日本でも多数のミステリ賞に輝いた。

このたびホロヴィッツは、「『カササギ殺人事件』は私の小説で最も成功した作品であり、容易に脚
色できる作品ではありません。しかしながら観客を楽しませ、そして裏切る、完全に独創的なドラマ
になると思います」とのコメントを発表。グリーンは「現実と虚構の危ない橋を渡り、真実を暴くた
めに戦う、強い女性が主人公です。こんな犯罪ドラマはかつてなかったと思います」と記した。
(THE RIVERより)

ドラマ版放送日は現時点では未定ですが、あまり遠くない時期に放送になる様です(希望的観測)
是非日本でも放送なります様に!

(source : Masterpiece & etc.)

尚、
※原作概略、感想は下記に書きましたのでご参照下さい
『カササギ殺人事件』 アンソニー・ホロヴィッツ著

※ 又、ドラマ製作第一報は下記に
アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』ドラマ化