”The Brokenwood Mysteries” S1~S3

この所何故かオーストラリア、ニュージーランド製のドラマ放送が増えてきました。
そんな中で、一番気に入ったドラマがこのドラマでした。 2位はオーストラリア製の『ダービーと
ジョーン キャンピングカーの旅事件簿』(個人の好みです)
以前放送前に何度か書いたこのドラマですが、S1~S3迄観終わり、予想以上に面白く楽しめたドラ
マでしたので、少し振り返りとおさらいをしておこうと思います。
前記事と重複しますが、このドラマは日本での放送は珍しいニュージーランドのシリーズドラマで、
本国での放送は2014年にスタートし、2023年にはシーズン9が放送され、2023年の後半にはシーズ
ン10の製作に入ると言われるご長寿超人気ドラマです。

今回の放送はS1~S3迄計12エピソードでしたが、念のためエピソードを書き置いてみました。
S1(2014年本国初放送)
E1 : 「しし座流星群の夜」 ”Blood & Water”
E2 : 「ワインに染まった遺体」 ”Sour Grapes”
E3 : 「ゴルフ場殺人事件」 ”Playing the Lie”
E4 : 「疑惑の銃弾」 ”Hunting the Stag”
S2(2015年本国放送)
E1 : 「孤高のラグビーコーチ」 ”Leather and Lace”
E2 : 「死の舞台」 ”To Die or Not to Die”
E3 : 「悪魔の手」 ”Catch of the Day”
E4 : 「”優しさで殺して”」 ”Blood Pink”
S3(2016年本国放送)
E1 : 「偽りのロケ地ツアー」 ”The Black Widow”
E2 : 「消えた遺体」 ”Over Her Dead Body”
E3 : 「車マニアの闇」 ”The Killing Machine”
E4 : 「真夏のサンタクロース」 ”A Merry Bloody Christmas”
そして、このドラマの魅力の一つはキャラクターの濃さ。
ニュージーランドの俳優さんは殆どお初にお目に掛かる方ばかりですが、
以前も書きましたが、メインのキャラクターは
マイク・シェパード警部 : ニール・リー
クリスティン・ シムズ : ファーン・サザーランド
DS サム・ブリ―ン : ニック・サンプソン
ジーナ・カディンスキー : クリスティーナ・セルバン。イオンダ
ジャレッド・モレフ : バナ・ヘマ・テイラー

中でも、何と言ってもシェパード警部は良いですねぇ。
一見無精ひげでお腹の出たオジサンなんですけど、ツブラナ瞳(?)で、でも、この風貌にごまか
されてはいけません。 こんな風でも優秀なエリート刑事です。
1971年式のクラシックカーを愛し、カセットテープ(!)で好みのカントリーミュージックを聞くと
いう拘りを持ちます。

(因みに、この車はオーストラリア製のHolden Kingswood 1971年製。 奇しくもニール・リーさん
と同い年という・・・)
やや野暮ったい風貌に惑わされそうですが、犯罪現場では遺体と会話して被害者の最後の思いを汲
み取ろうとするなど 変人と思われそうですが、彼なりの優しさで独特の粘り強い捜査をします。
現時点では独身の様ですが、4度(!)の結婚歴がある事が判明。
これまでのエピソードから、別れた妻2人は判明(?)、そして他1人は海の事故で亡くなった(らし
い)ことが分ってきました。

相棒となったクリスティンも男前(?)で仕事も出来る頼もしい女性で、時に身体を張って犯人に
対決する。 シェパード警部も信頼して、良いバディーとなっている。

又もう1人のブリ―ンも、やや残念なところはあるものの、良いチームになっている。
何と言ってもチームの中に ”嫌なヤツ” が居ないって点が不快感が無くて大変宜しいですね。
マオリ人のジャレッドもなかなか良い味で憎めないキャラだが、何故か何時も事件に巻き込まれ
ている。
ロシア人の監察医であるジーナはどうやらマイクさんに興味ありの様子。今後どうなりますか・・・。
と、それぞれが本当に良い味を出していて、何より嫌みが無い所がとても好ましいですね。
勿論、ミステリとしてもキチンと謎解きも出来ており、それに絡む人間模様も味わい深い。
等々
キャラクターの配分を含め、ミステリとして全体的にバランスの取れた非常に味わい深い作品
になっていると感じました。
10年近くも続く人気シリーズになっている事を実感させられました。
ニュージーランド独特の風景、その田舎町での風習、人間関係などを盛り込み、欧米の作品と
は一味違う興味ある場面を楽しめます。
そう言えば、何度か『ロード・オブ・ザ・リング』ネタが出てきますね。
ニュージーランドと言えば、TLOTRのロケ地として良く知られているので、当然なのかも知れ
ませんが、個人的にはとても嬉しくなるポイントの一つです。
番宣では ”ニュージーランドのバーナビー警部”とされていましたが、う~ん、チョット違う
なぁ・・・・と。
今回はシーズン3までが放送されましたが、シーズン9も製作されている様にまだまだ続きが
あります。

↑ 最新シーズンでの2人。 シェパードさん お髭に白いものがチラホラ。
続きのシーズンも何とか早い日本放送をお願いしたいですね。
因みに、S1~S3の再放送の予定もあり、
10月21日(土)11:00am~ となっています。 ”ミステリ―チャンネル”
(”AXNミステリ―”は10月から”ミステリ―チャンネル” と名称変更になるそうですね)
過去記事は、下記に
⇩
※ 『シェパード警部 ブロークンウッドの事件簿』初放送を前に少し予習
※ 『シェパード警部 ブロークンウッド事件簿』放送日等追加

この所何故かオーストラリア、ニュージーランド製のドラマ放送が増えてきました。
そんな中で、一番気に入ったドラマがこのドラマでした。 2位はオーストラリア製の『ダービーと
ジョーン キャンピングカーの旅事件簿』(個人の好みです)
以前放送前に何度か書いたこのドラマですが、S1~S3迄観終わり、予想以上に面白く楽しめたドラ
マでしたので、少し振り返りとおさらいをしておこうと思います。
前記事と重複しますが、このドラマは日本での放送は珍しいニュージーランドのシリーズドラマで、
本国での放送は2014年にスタートし、2023年にはシーズン9が放送され、2023年の後半にはシーズ
ン10の製作に入ると言われるご長寿超人気ドラマです。

今回の放送はS1~S3迄計12エピソードでしたが、念のためエピソードを書き置いてみました。
S1(2014年本国初放送)
E1 : 「しし座流星群の夜」 ”Blood & Water”
E2 : 「ワインに染まった遺体」 ”Sour Grapes”
E3 : 「ゴルフ場殺人事件」 ”Playing the Lie”
E4 : 「疑惑の銃弾」 ”Hunting the Stag”
S2(2015年本国放送)
E1 : 「孤高のラグビーコーチ」 ”Leather and Lace”
E2 : 「死の舞台」 ”To Die or Not to Die”
E3 : 「悪魔の手」 ”Catch of the Day”
E4 : 「”優しさで殺して”」 ”Blood Pink”
S3(2016年本国放送)
E1 : 「偽りのロケ地ツアー」 ”The Black Widow”
E2 : 「消えた遺体」 ”Over Her Dead Body”
E3 : 「車マニアの闇」 ”The Killing Machine”
E4 : 「真夏のサンタクロース」 ”A Merry Bloody Christmas”
そして、このドラマの魅力の一つはキャラクターの濃さ。
ニュージーランドの俳優さんは殆どお初にお目に掛かる方ばかりですが、
以前も書きましたが、メインのキャラクターは
マイク・シェパード警部 : ニール・リー
クリスティン・ シムズ : ファーン・サザーランド
DS サム・ブリ―ン : ニック・サンプソン
ジーナ・カディンスキー : クリスティーナ・セルバン。イオンダ
ジャレッド・モレフ : バナ・ヘマ・テイラー

中でも、何と言ってもシェパード警部は良いですねぇ。
一見無精ひげでお腹の出たオジサンなんですけど、ツブラナ瞳(?)で、でも、この風貌にごまか
されてはいけません。 こんな風でも優秀なエリート刑事です。
1971年式のクラシックカーを愛し、カセットテープ(!)で好みのカントリーミュージックを聞くと
いう拘りを持ちます。

(因みに、この車はオーストラリア製のHolden Kingswood 1971年製。 奇しくもニール・リーさん
と同い年という・・・)
やや野暮ったい風貌に惑わされそうですが、犯罪現場では遺体と会話して被害者の最後の思いを汲
み取ろうとするなど 変人と思われそうですが、彼なりの優しさで独特の粘り強い捜査をします。
現時点では独身の様ですが、4度(!)の結婚歴がある事が判明。
これまでのエピソードから、別れた妻2人は判明(?)、そして他1人は海の事故で亡くなった(らし
い)ことが分ってきました。

相棒となったクリスティンも男前(?)で仕事も出来る頼もしい女性で、時に身体を張って犯人に
対決する。 シェパード警部も信頼して、良いバディーとなっている。



又もう1人のブリ―ンも、やや残念なところはあるものの、良いチームになっている。
何と言ってもチームの中に ”嫌なヤツ” が居ないって点が不快感が無くて大変宜しいですね。
マオリ人のジャレッドもなかなか良い味で憎めないキャラだが、何故か何時も事件に巻き込まれ
ている。
ロシア人の監察医であるジーナはどうやらマイクさんに興味ありの様子。今後どうなりますか・・・。
と、それぞれが本当に良い味を出していて、何より嫌みが無い所がとても好ましいですね。
勿論、ミステリとしてもキチンと謎解きも出来ており、それに絡む人間模様も味わい深い。
等々
キャラクターの配分を含め、ミステリとして全体的にバランスの取れた非常に味わい深い作品
になっていると感じました。
10年近くも続く人気シリーズになっている事を実感させられました。
ニュージーランド独特の風景、その田舎町での風習、人間関係などを盛り込み、欧米の作品と
は一味違う興味ある場面を楽しめます。
そう言えば、何度か『ロード・オブ・ザ・リング』ネタが出てきますね。
ニュージーランドと言えば、TLOTRのロケ地として良く知られているので、当然なのかも知れ
ませんが、個人的にはとても嬉しくなるポイントの一つです。
番宣では ”ニュージーランドのバーナビー警部”とされていましたが、う~ん、チョット違う
なぁ・・・・と。
今回はシーズン3までが放送されましたが、シーズン9も製作されている様にまだまだ続きが
あります。

↑ 最新シーズンでの2人。 シェパードさん お髭に白いものがチラホラ。
続きのシーズンも何とか早い日本放送をお願いしたいですね。
因みに、S1~S3の再放送の予定もあり、
10月21日(土)11:00am~ となっています。 ”ミステリ―チャンネル”
(”AXNミステリ―”は10月から”ミステリ―チャンネル” と名称変更になるそうですね)
過去記事は、下記に
⇩
※ 『シェパード警部 ブロークンウッドの事件簿』初放送を前に少し予習
※ 『シェパード警部 ブロークンウッド事件簿』放送日等追加