The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:2023-Sep./2

2023-09-08 | ブックレヴュー&情報
※ 『グレイラットの殺人』M.W.クレイヴン

ハヤカワ・ミステリ文庫 2023年9月20日発売予定

【内容概略】
≪売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。ポーは3年
前の強盗殺人事件との関連を疑い……。≫

今年初頭翻訳待ちの作品の1つとしてご紹介した作品です。
”ワシントン・ポー”シリーズ、

『ストーンサークルの殺人』

『ブラックサマーの殺人』

『キュレーターの殺人』

に続く、4作目になります。

とても好きで楽しみなシリーズです。
刊行を待ちかねておりましたよ。

※ 『夜の蔵書家:古本屋探偵の事件簿』紀田順一郎

創元推理文庫 2023年9月29日発売予定

【内容概略】
≪本の街・神保町で古本屋を営む須藤の元に、著名な蔵書家から30年近く前に失踪したある人
物を探して欲しいという依頼が舞い込んだ。その人物の名は森田一郎といい、闇市の時代に日
本の文化復興に尽力するという名目で稀覯書――猥褻文書出版に携わり、結局は検挙され有罪
となったのち、姿を消したという。左翼劇団の俳優や中国のスパイだったという噂のある謎の
男を、須藤は古書を糸口に探索に乗り出す。ロス・マクドナルドを彷彿させる傑作長編。≫
(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)

初めてお目に掛かった作品なのですが、関連作品が他にもある様で、取りあえずトライしてみ
たい作品です。

※ 『ケンブリッジ大学の途切れた原稿』ジル・ペイトン・ウォルシュ

創元推理文庫 2023年10月20日発売予定

【内容概略】
≪ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジ。その学寮付き保健師イモージェン・ク
ワイの家に下宿する学生が、生涯でひとつだけ目覚ましい業績を上げた、ある故人の数学者の伝記
を執筆することになった。しかし彼女が初めての伝記執筆者ではなかったことが判明。前任者たち
が執筆をやめたのは、その数学者の空白の期間に原因がありそうで……。『ウィンダム図書館の奇
妙な事件』に続くシリーズ第2作。≫


以前ご紹介した1作目の『ウィンダム図書館の奇妙な事件』を読み終えたばかりです(大分出遅れ
ましたが・・・)
余裕があれば感想を・・・と思ってはいるのですが、どうなりますやら。



(source : ハヤカワ、創元社 & etc.)