
これまでも何度か書いていた「ドクター・フー」ですが、ふと気づいたら「New Generation」
のエピソードにつては書き漏らしていた様です。
(因みに、”ニュー・ジェネレーション”という表記は日本だけの様で、オリジナルは ”newly
regenerated Eleventh Doctor” 「新たに再生した11代目ドクター」という表現になっています)
順不同で12代目カパルディ―ドクターの最初のエピソードについては以前粗筋を書いたのですが、
何で11代目ドクターを抜かしていたのか分かりませんです(大汗)
で、大分間が開いていた「ニュー・ジェネレーション」としてのS2がやっとAXNミステリーで放送開始
と言われて(それにしてもS1の後随分時間が経ってましたねぇ)、それを機会に改めて11代目マット・
スミスドクターの最初のエピソードについて大雑把に書いておきましょう。
私メは待ちきれずにhuluでコンプリートしたのですが、既に大分時間が経ってしまったのでおさらい
しながら・・・・
その前に11代目ドクターとは・・・についてざっと書き出しました。
以前何度も書きました様に、デヴィッド・テナントが最高のドクターと言われ2005年S2から2009年迄
S4迄4年余り10代目ドクターを演じていたのですが、S4で降板、11代目ドクターとしてマット・スミス
が選ばれた訳ですが この時も次は誰になるのか随分騒がれていました。
候補者(というか、ファンの希望する候補)の中にはベネディクトやローレンスも入っていたんですね。
で、結局マット・スミスに決まった時は 若過ぎるとかテナント・ドクターの人気と比べて・・・とか
大分危惧されたようですが、確かに最初観た時はギョッとしましたね、正直。
それまでマット・スミスの事を知らなかったし、それこそ”エイリアン顔”で、なんだかなぁ?と一縷の
不安もありました。
マット・スミスを起用したモファット氏の眼力って凄いと思います。

↑ これがドクターに決まった時の画像。なんかイメージ違ってる。

↑ で、こちらがドクターになった姿。 違うじゃん。
「つぐない」のベネディクトを見てシャーロックに決めたって、信じられなかったですものねぇ。
あの時のベネディクトから どうひっくり返ったってシャーロックのイメージは重ならないし、想像も
出来ないですもの。 やはり観る目が違うというか 特別な嗅覚を持っているんですね。あの方達は。
全く話が逸れますが、久々に思い出したので・・・


↑ 左が「つぐない」のベネディクト。 誰がこの姿からシャーロックをイメージ出来ます?
モファットさん有難う!(支離滅裂)
で・・・・
見始めると面白いんですね。
心配された”若さ”も、スピード感や子供っぽさ、キュートさが十分補い、より新鮮な感じを受けます。
「あご男」←私が言ったのではないですよ作中のセリフにあるんです(言い訳)、エイリアン顔も見慣れ
て来ると妙に可愛いし(暴言)、テナント・ドクターのクールでセクシーな雰囲気とは全く異なり、ハチャ
メチャでありながらお茶目で兎に角キュート(ひつこい)癖になりますです。
以前書いたかもしれませんが、テナント・ドクターの世界は太陽、スミス・ドクターの世界は月と言われて
対比される事があるようです。
ドクターが持つ光と影を際立たせたのが11代目スミス・ドクターだと言われています。
新しいコンパニオンのエイミーも可愛いし、エイミーのボーイフレンドのローリーと共にエイミーの生涯
に渡り付き合い続けますね。
前のドクターの時も 時々コンパニオンのボーイフレンドが同行する事があったのですがスミス・ドクター
の場合はローリーが殆どの場合一緒に行動します。
ドクターが若い為に力不足を補う意味もあるのかもしれないけど、前ドクターの時の様にコンパニオンとの
そこはかとない微妙な関係、ロマンスを感じさせる雰囲気も良かったんだけど・・・・

そして これまでのシリーズにも時々現れていたリヴァー・ソングも再度登場となりますが、このリヴァー・
ソングとは何者なのか、ドクターの敵なのか味方なのか、その正体とは・・・
次第に明らかにされ かなり驚きの展開となります。
これも以前書きましたが、ドクターが死に瀕すると「再生」して外見が変わるのですが記憶だけは残る
ものの、以前のアイデンティティーは無くなってしまう訳で、死ぬ訳ではないと分かって居ながらも再生
シーンは見ているのが辛いです。
特に、テナント・ドクターの再生シーンでのセリフ ”I don't want to go” 「行きたくないよ」と云うシーン
は思わず涙・・・でした。






そんな経緯で11代目スミス・ドクターの誕生となるのです。
次の回に最初のエピソード ”The Eleventh Hour” 「11番目の時間」の内容について
書いてみようと思います。