思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

'24春バラ 「ルイ14世」

2024年05月19日 12時06分58秒 | 薔薇
 

ルイ14世(Louis XIV) オールドローズ チャイナ系 ティー系
中輪半剣弁八重咲き 低木横張り 1859年フランス(Guillot et Fils)作出
General Jacqueminotの実生

クリムゾンレッド(黒赤)で表面がベロアタッチの名花。香りはダマスクとティーを併せ持つ。
花弁が解けた後は黄色いしべが見え、花色との対比が美しい。
名前はフランス王国に絶頂期をもたらした国王ルイ14世から。政治的手腕が凄かったそうだが、
「太陽王」のあだ名を貰った切っ掛けが「太陽神アポロンのコスプレをやったから」と知って
以降、芸の道はキビシー!と思ってしまっている。

この品種も、バッチリ良い花姿の時に観る事がなかなか…ここら辺は自分で育てて日々愛でる
レベルじゃないと難しい。

※当品種は、'10春 バラ「ルイ 14世」にて過去に掲載しておりますが、解説付きで更新掲載
 致します。写真は'24年春撮影のものです。

https://blog.goo.ne.jp/o-peke/e/7f3c76c98372f2a785434d67cfdf353e
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'24春バラ 「ルイ・フィリップ」

2024年05月19日 11時11分33秒 | 薔薇


ルイ・フィリップ(Louis Philippe) チャイナ系 小~中輪カップ咲き 低木木立
1834年以前 フランス(Modeste Guérin)作出
交配親:不明 別名:Florida Rose , King of France

チャイナ系(赤バラの祖先の発見地とされる)の特徴でもある赤い花で、
小輪カップ咲きながらもうつむき気味に咲く。四季咲きなので、秋まで
花を付ける。樹高は最大で1.5m程度だが横張り性をもつ。
どの資料を見てもウドンコ病に注意とある。

花名の由来は、ナポレオン追放後に民衆側として即位した最後のフランス王、
ルイ・フィリップ1世(1830年即位)から。尚、この方も後に追放され、
イギリスで客死となります。

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チャイナ系・カップ咲きといえばツダンホンシン(赤胆紅心)が有名ですが、
花保ちが悪いんですよね。花が開いていく端から花弁が乾燥して丸まったり、
雨に打たれて型崩れしたり。その代わりに時期の間はボツボツ咲いていき
ますので、訪れた日に咲いていれば見られるという次第。
これは、あらゆる花に共通ではあります。なにせ、自分チで育てている訳じゃ
なく、見せて貰っている立場なので。
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'24春バラ 「ソフィーズ・パーペチュアル」

2024年05月19日 10時57分54秒 | 薔薇


ソフィーズ・パーペチュアルSophie’s Perpetual:チャイナ系:ロゼット咲き:
1928年登録(広島市植物公園名板)/1905年以前フランス:W. Paul

トゲが少なく半つる性を持ち耐寒性も強い人気品種とのこと。強く甘い香りを放ち、
花の色も赤~紅桃~白桃と赤系の様々なものが咲き、特に外縁側は赤みが強い。

「ソフィーの永遠」の意味だが一種の比喩的表現として用いられており、色んな
意味を持つようです。

※当品種は、'22春バラ 「ソフィーズ・パーペチュアル」の再掲載です。
 写真のみ'24年春撮影のものとなります。

https://blog.goo.ne.jp/o-peke/e/db7367f5ea72a83e10ccea08815a6f1a
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'24春バラ 「マジョリー・フェアー」

2024年05月19日 10時16分14秒 | 薔薇


マジョリー・フェアー(Marjorie Fair) シュラブ系 1977年イギリス(Harkness)作出
交配親:ベイビー・フラックス×バレリーナ 別名:レッド・バレリーナ

あまり大きくならないシュラブ系(低木で横に誘引可能な、ツル性を持つバラの総称に近い分類)。
赤と白に黄色のシベで彩りも鮮やか。小ぶりな花を房状につけ、特に春は賑やかに咲く。
また、秋まで咲き続けるため繰り返し咲きに分類される。
大変丈夫で病気にも強く、玄関やフェンス周りに植栽している愛好家も多いようです。
但し、寒冷地では育成が遅くなる傾向があるとのこと。

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去年は色々あって掲載出来なかった春バラ。今年はバラの時期に広島市植物公園へ行って
撮影出来ましたので、ボチボチ載せていこうかな、と。

尚、同園では、珍しく貴重な品種の育成保存と、可能であれば展示を実施する方針なので、
現代の育成しやすく華やかで人気のある品種は少ないとしています。
また、昨年のバラシーズン以降、近年では大きな品種の入れ替えやレイアウト変更が為され
ましたので、観られなくなった品種や見るのが少し難しい(要するに、遠い場所に植栽された)
ものもあります。古い品種は病気に弱いものも多く、不特定多数の入園者から距離を置いて
少しでもリスクを減らしたいという意図もあるようです。
なにせ、雨粒に含まれる菌が原因で病気(障害)を発する品種もありますし。学芸員や
技師、職員、ボランティアの方々の努力のお陰で、私みたいな横着者でも様々なバラを観る
ことが出来ている。ありがたいことです。

コメント (2)
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