10年以上トレーニングしても車いす生活

2021-04-21 | リハビリ
社長さんはじめクライアントさんたち、10年以上アスリート顔負けのキツイ(笑)トレーニングを、笑顔でやっても車いすはなんでなんでしょう。

病院の回復期リハビリ病棟(リハビリのトップガン)で、平行棒をつかった立位は、患者一人でやりますが、リハビリをあきらめさせるためかと疑ったほどひどい思いをします。それでも筋肉で、できている脳みそで考え、自分で立てるようにリハビリをしました。一人で立てたときのPTの驚いた顔は、今でも覚えています。

優秀なPTでした。すぐ、平行棒での歩行訓練、歩行器での歩行訓練のどちらで、するかを聞いてきました。平行棒の中で歩いて見せたら、「それは歩行ではない」といって、ブレーキ付き歩行器での歩行訓練がすぐ始まりました。もちろんエアコンがきいた部屋でしたが、汗びっしょりです。

トレーナーさん、トレーニングをしているクライアントさんの後ろで、汗びっしょりで頑張っているクライアントさんがいるのは、間違いではないです。社長さんに怒られました?(笑)。

身動きできない体でした。入浴の時体が大きかったため、看護師・ヘルパー8人ぐらいで、ベッドからストレッチャーに移乗しました。次の日、また8人ぐらい集まりましたが。一人の看護師が「私いいものを知っている」といって、滑る板を持ってきました。

それを見た私は、もちろんストレッチャーの柵をつかんで、体をストレッチャーに移乗させました。その瞬間から、担当看護師一人で、ストレッチャーを使って浴室に行くようになりました。

それを続けているうちに、体が少しづつ動くようになりました。何でも患者本人がやると、リハビリが進んでいくということです。

サポートはいりません。配慮はもっと違うことを配慮したほうがいいです。
コメント
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