感覚

2019-07-26 | リハビリ
感覚が戻らないと何もできないと思うのは、脊髄損傷のことを何も知らないと自分からいっているのと同じです。訓練で何でもできるようになりますが、できないことも多くあります。できないことのほうが多いというほうが当たっています。

「金」目的でないから、こんなことが書けます。

初めのころは、平行棒の中で立っても「目をつぶる」と立っていられません。ロフストランドクラッチで、歩いていても同じです。目をつぶると何もわかりません。

そうなんです。何もわからないというのが、脊髄損傷です。重症の証拠です。

漫画「リアル」で、両足が焼けるように痛いというのは「ウソ」です。「痛い」といって、リハビリができないという言い訳の「元」ですかね(笑)。

リハビリのことをわからない人が、TVドラマのアドバイスをすると、無理に両松葉で歩いて、病院のロビーのソファーに倒れこむのを見ていたものすごい美人の看護師が、「○○さんまだ早いですよ」なんていう演出をします。一般の病棟でそんなことをしたら、ナースステーションからリハビリを一生懸命やっているという評価はされません。「転院」「退院」の「対象患者」になるだけです。



吉本問題で言っていました。バイク便に芸人を乗せて、現場に送ったそうです。バイク便に人間が乗っていいのかな(笑)。やりたい放題ですね。
コメント
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