地震の時のスプリンクラー

2012-03-14 | リハビリ
3・11イベントも終わりましたね。余震の続く中、ケーズ電気の駐車場から出てきた車両は、全部真っ白でした。スプリンクラーからでた、化学消火剤ではないかと思います。ヨークベニマルの中は水が出ました。息子から聞いた話ですが、学校などの避難所は人でいっぱいだったそうです。それを聞かなくとも、避難所にいく気は最初からありませんでした。体が不自由なのが理由です。

「情報がない」という人たちは自分自身で、治療したんでしょうか。目の前に医師や看護師は、いなかったみたいですね。それとも医師、看護師は自分より馬鹿だと思ったんでしょうね。そういう態度は相手に伝わっていて、大変なリハビリは無理だと判定されたのかなと思います。

「日本の医療は貧困」 ないです。自分で勝手に頭がいいと思っている人が、一夜づけで医学書を読んでわかった気になっているだけです。もちろん経験がないのは致命的です。結果はアメリカの病院でリハビリをして、どうなったんだか尻切れトンボみたいです。それでもすごいと思ったのは、十時間以上飛行機に乗ってアメリカまで行ったことです。私は一時間半のフライトで、グロッキーになってしまいましたから。

県立病院での私の担当PTは茶髪でしたが、真剣さが伝わってくる仕事ぶりでした。すぐにマインドコントロールされ、「車椅子に乗れ」といわれれば、すぐやりました。「平行棒でたて」といわれれば、しがみついて必死で立ち上がりました。歩行器を持ってきた時は、何も言われなくともぶら下がりました。5・4病棟のリハビリ室には、彼のスナップ写真が置いてありました。上下白衣でウンコ座りをして、木刀を肩にしょってガンを飛ばしているポーズでした。わたしは意味もなく「上等じゃねえか。かかって来いや」と思いました。男って馬鹿ですね。

宇野理学療法士はまじめで真剣でしたが、労災であった若いPTも、やる気満々で真剣さが伝わってきました。残念だったのは私のやる気が、なえてしまっていた事です。
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