バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

ダ・ヴィンチ・コード

2006-05-23 08:32:50 | Weblog
最近「ダ・ヴィンチ・コード」という言葉がよく聞かれるようになりましたね。
映画の世界同時公開も始まったようですし・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチがその名画に残した暗号をめぐってお話が展開するミステリー。
原作は結構膨大な量みたいなので、まだ読んでいませんが・・・
なかなか面白そうで、ちょっと興味ありますわ。

それにしても、ダ・ヴィンチってこれまでにもその作品に関して色々言われてきましたよね。
特に「モナリザ」には様々な説があって、モデルが誰なのか、
実はダ・ヴィンチその人であるのでは?とか、モデルは妊娠しているとか、
前に組んだ右手が大きすぎるのでは?とか、背景が特殊な風景になっているとか・・・
専門家の間では、色々議論されているようですけど・・・

そして、今回特に注目されているのが「最後の晩餐」という絵のこと。
キリストが処刑される前夜、12人の弟子達との晩餐のもようを描いた絵。
その弟子達の中に、一人だけ、どう見ても女性と思われる人がいるらしい!
一応ヨハネ(男性)という人物ということになっている、その人が・・・
キリストの左横にいる人物ですけど、ホント一見して女性ですよね。
それも大変美しい人。この女性をめぐって、色々問題が発生しているようです。

ということで、3年程前に訪れた大塚国際美術館で撮った「最後の晩餐」の写真を探してみました。
陶板でできた実物大のものでしたが、その一部を撮ってますので見てください。
この写真は修復後の方の「最後の晩餐」です。
どうですか?やはりキリストの左にいる人は女性に見えますよね。
この女性こそキリストを敬い愛した「マグダラのマリア」と言われている人だそうです。
 
それにしても、絵の中に色々な謎を残しているというダ・ヴィンチはスゴイな~。
絵を描くだけでも大変な作業なのに、その中に様々な思想や自分の考えまで描き込んでいるなんて・・・
はるか遠い昔の名画を通して、私たちにロマンや神秘を掻き立ててくれるダ・ヴィンチって
ア~、偉大すぎるヨ~!
コメント (2)
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