サンタさんに会えるといいな！

クリスマスが近づいてきて、街のイルミネーションが華やかです。
街がこのように美しい光の幻想に包まれるようになったのは、いつ頃からでしょうか？
震災後、神戸でルミナリエが始まって、なお一層盛んになったような気がします。
我が家の近くでも、ところどころのお庭や窓辺でサンタさんやツリーが光の中で
きれいに浮かび上がったりしているおうちが見られます。

私が幼い頃は、今ほどクリスマスがイベントとして盛んではありませんでしたけど、
それでもクリスマスの朝には、私と妹の枕元に色々なクリスマスプレゼントが
置かれていたものです。
もちろん、私はそれをサンタさんの贈り物と信じていましたから、
今年のクリスマスこそ、寝ないでサンタさんに会うんだ！と幼心に誓ったものです。

我が家にはサンタクロースが入ってくるような煙突はありませんでしたから、
きっと縁側のガラス戸をすり抜けて、そーっと入ってくるのだろう、って考えていました。

頑張って起きていよう！と思っても、いつの間にか眠りに着いてしまう私。
そして朝起きたら、やっぱり枕元にはプレゼントが・・・
それが母や祖母のしわざだとわかったのは、いつの頃だったでしょうか？
サンタさんはいない！ という現実を知ったのはいつだったのかしら？
いつの間にか、自然に納得していた自分がいたような気がします。

私たちが眠るのを待って、準備しておいたプレゼントをそっと置いてくれた母達。
きっと早くから準備してくれていたのでしょうね。
ある時はお人形だったり、またある時はままごとセットだったり・・・
そしてその日は、それらのオモチャでおもいっきり遊びましたっけ。
クリスマスがやってくると、いつも思い出す懐かしい お・も・い・で