俳画のお手本用にワラビの絵を描きました。
季節をちょっと先取りです。
そうしたら、思い出しちゃったんですよ、母のこと・・・
もうだいぶ前になりますが、よくドライブのついでに
ワラビとりをしたものです。父と母と私の3人で・・・
母の実家は田舎で(今はすっかり町になりましたが)
幼い頃は野山を駆け巡っていたのでしょうね。
別人のようにいきいきと輝いていましたよ。
きっと小さい頃のことを思い出し、懐かしんでいたのだと思います。
本当に楽しそうな母でした。急な山道も軽やかな足どりで・・・
すっかり若返って、少女のように見えました。
そうそう、ワラビを見つけるのも上手でしたよ。
山の木々や落葉が保護色になって、
私なんかもう探すのに四苦八苦ですのにね。
いつも母の手には、私達の2倍くらいのワラビがありました。
ワラビの絵を描きながら、――ワラビを見つけた時の
嬉しそうな母の顔が、ふと浮かんできて
なんだかしみじみとしてしまいました。
季節をちょっと先取りです。
そうしたら、思い出しちゃったんですよ、母のこと・・・
もうだいぶ前になりますが、よくドライブのついでに
ワラビとりをしたものです。父と母と私の3人で・・・
母の実家は田舎で(今はすっかり町になりましたが)
幼い頃は野山を駆け巡っていたのでしょうね。
別人のようにいきいきと輝いていましたよ。
きっと小さい頃のことを思い出し、懐かしんでいたのだと思います。
本当に楽しそうな母でした。急な山道も軽やかな足どりで・・・
すっかり若返って、少女のように見えました。
そうそう、ワラビを見つけるのも上手でしたよ。
山の木々や落葉が保護色になって、
私なんかもう探すのに四苦八苦ですのにね。
いつも母の手には、私達の2倍くらいのワラビがありました。
ワラビの絵を描きながら、――ワラビを見つけた時の
嬉しそうな母の顔が、ふと浮かんできて
なんだかしみじみとしてしまいました。