徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

漁業ストに思う

2008-07-15 14:35:15 | 時事
 今日は全国の漁業者が一斉に休業している。いわばストライキだ。政府や農林水産省はあわてて燃料費補填の検討をしたり、若林農水大臣が「漁業に使う燃料の使用を減らすような構造的な対策を進めたい」というコメントを出したりして沈静化に躍起だ。しかし、燃料費高騰で経営危機に陥っているのは漁業だけではない。農業、酪農業、林業などの第一次産業を始め、第二次産業、第三次産業など全産業に及ぶから燃料費の補填も簡単な話ではないだろう。「燃料の使用を減らすような構造的な対策」って言ったって、いったいいつ実現するんだよ。みんな今日明日の生活に困っているというのに。こうなることはだいぶ前から多くの人が警告していたのに結局、こうなるまで政府・行政は手を拱いていたと言われてもしかたがない。ヘタすると漁業だけにとどまらず、全国的なゼネストに発展する可能性だって否定できない。ひょっとしたら農業漁業の危機は、神が日本人にもう一度、食べるものが無いという試練を与えようとしているのかもしれない。


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