徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

算定基礎届の改ざん

2008-08-19 19:12:05 | 時事
 厚生年金や健康保険の保険料や給付の算出基礎となる、標準報酬算定基礎届の改ざんに社会保険事務所自らが手を染めていたことを、元社保庁の職員が証言したという。次から次と発覚する社会保険行政の不祥事に「またかヨ!いい加減にしろヨ!」という感じだ。
 新入社員の頃、担当していた人事労務の業務には年に何度か繁忙期があり、この標準報酬算定基礎届を作成する7月は、12月の年末調整などとともに最も忙しい時期の一つだった。しかも入社当時はまだコンピュータ処理化されていなく、手作業で200人以上の算定作業を行なうのは大変だった。やっとの思いで作成して社会保険事務所に提出しても、細かいミスで何度もつき返された思い出がある。当時はすべてこのようにシビアなチェックが行なわれているものと信じて疑わなかった。ところが一方では、社会保険事務所自らが今回発覚したようなインチキをやっていたなんて。腹が立つを通りこして情けなくなってきた。


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