徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

暑中お見舞い申し上げます!

2024-07-12 19:28:55 | 日本文化
 暑中お見舞い申しあげます。
 各地で続く猛暑の一方、豪雨災害のニュースもありますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 激しい気候の変化に既に夏バテ気味の方もいらっしゃるかと思いますがどうぞご自愛くださいます
 よう願いあげます。
筆者 敬白

 今日はお盆の墓参りを済ませてきました。わが家の墓地は三方を放置された無縁墓に囲まれ、笹や葛が侵食してきて除去に大変な手間がかかってしまいました。無縁墓の増加は社会問題になりつつあると聞きますが今のところ手の出しようがありません。
 それはさておき、「暑中お見舞い申しあげます」と聞きますと、われわれの世代はすぐにキャンディーズ のヒット曲を思い出します。今から16年前、妻とともに薄命の少女詩人・海達公子のルーツを探して徳島県美波町を訪ねた時、温かく迎えていただいた郷土史家の真南先生のお話で、公子の父親は美波町阿部地区の名家・喜多條家の出であり、有名な作詞家喜多條忠氏(2021年没)も同じ一族であることを知りました。
 喜多條忠氏が作詞したのは「暑中お見舞い申し上げます」の他、かぐや姫の「神田川」、「妹よ」、「赤ちょうちん」。キャンディーズの「やさしい悪魔」、柏原よしえの「ハローグッバイ」、梓みちよの「メランコリー」などがあります。公子のルーツを訪ねた旅先で不思議な縁を感じたものです。