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西出丸長塀の修復

2022-01-25 20:11:22 | 熊本
 「西出丸長塀」の修復工事が始まった。熊本城を訪れる観光客のほとんどが、二の丸広場から薬研堀をはさんだ向こうに目にする「西出丸長塀」は熊本城景観の中でも見どころの一つ。6年前の熊本地震では西大手門から戌亥櫓へと続く長塀のほとんどが倒壊。下を支える石垣の一部も崩落した。地震以来、手着かずの状態が続き、見るのが辛くなっていたが、やっと修復工事が始まりホッとした。今度は修復が進んで行くのを見るのが楽しみだ。


復旧工事が始まった西出丸長塀


熊本地震で倒壊する前の美しい西出丸長塀


地震前は、二の丸広場で行われる様々なイベントの舞台背景となっていた西出丸長塀


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2 コメント

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Unknown (小父さんK)
2022-01-26 10:09:03
ほんと倒壊前の「西出丸長塀」は素敵ですね。
天守閣を引き立たせている気がします!

そこに10m近くの金属足場を組んでの復旧工事ですが、一番最初にこの塀の石組みをした時のことを想像すると人の力の凄さを感じます。

真ん中の写真の石垣は下80%くらいが黒ずんでいますが、あの高さまで池の深さがあったんでしょうか?

有難うございました。
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Re:小父さんK様 (FUSA)
2022-01-26 10:53:49
長塀越しに見る一二三の天守の景観がよかったんですけどね~

明治維新後、この長塀も無用の長物として破却されたんですが、昭和期に復元されたものです。明治時代は、いずれ観光資源になるという先見性のある人はいなかったんでしょうね。

ここは茶臼山と呼ばれた山の上になりますので水が出ません。空堀なんですが雨水がたまる程度です。石垣の色の違いは、昭和に積み直した部分だと思います。
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